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陣内が先週読んだ本 2018年1月第五週 『アメリカ福音派の歴史』青木保憲 他6冊

2018.07.24 Tuesday

+++vol.050 2018年2月6日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■4 陣内が先週読んだ本 
期間:2018年 1月第五週 1月28日〜2月3日
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

先週私が読んだ本(読み終わった本)を紹介していきます。
一週間に一冊も本を読まない、
ということは、病気で文字が読めなかった数ヶ月を除くと、
ここ数年あまり記憶にないですから、
このコーナーは、当メルマガの
レギュラーコーナー的にしていきたいと思っています。
何も読まなかった、という週は、、、
まぁ、そのとき考えます笑。

ただ紹介するのも面白みがないので、
twitterに準じて、
140文字で「ブリーフィング」します。
「超要約」ですね。
(どうしても140字を超えちゃうこともあります。
 140文字はあくまで「努力目標」と捉えてください笑。)

忙しい皆さんになり代わって、
私が読んだ本の内容を圧縮して紹介できればと思います。
ここで紹介した本や著者、テーマなどについて、
Q&Aコーナーにて質問くださったりしたら、
とても嬉しいです。


●歩き続ければ、大丈夫

読了した日:2018年1月28日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:佐藤芳之
出版年:2014年
出版社:ダイヤモンド社

リンク:
http://amzn.asia/hzrnVXp


▼140文字ブリーフィング:

サブタイトルは、
「アフリカで25万人の生活を変えた日本人起業家からの手紙」です。
1939年生まれの著者は、30代でアフリカにわたり、
ケニアでナッツビジネスを創業して成功に導いた、
「社会起業家」の「はしり」みたいな人です。
彼はスタートアップしていないと気が済まない人のようで、
ケニアのビジネスは現地に譲り、
現在はルワンダで微生物ビジネスを立ち上げています。
「とにかく行動してみなきゃ上手く行くかどうかも分からない。」
「たくさん失敗して、その中のいくつかがたまたま上手く行く。
 やってもないのに失敗したときのことを考えるのは愚の骨頂。」
成功した創業者はだいたい同じ事を言います。
本田宗一郎も言っています。
「失敗した奴は偉い。
何もしない、というのが本当の失敗だ。」
彼は映画「フィールド・オブ・ドリームズ」の、
「作れば、彼らはやってくる」という「啓示」を引用していますが、
この原型は「ノアの箱舟」だと読みながら気づいたのは、
私にとって「アハ体験」でした。

→P77 
《新規プロジェクトを始める時、私は良く社員にこう言います。
「If you build it, they will come.(つくれば、人はやってくる。)」
 新しい農園に木を植える時も、新しい工場を建てるときも、
私はみんなにこう声をかけるようにしています。
1989年公開の映画「フィールド・オブ・ドリームス」
によって広く知られるようになった言葉で、
この言葉を耳にした主人公は周囲に馬鹿にされても構わず、
トウモロコシ畑を切り開き野球場を作り始めます。
要は、つべこべ言わずに、さっさとつくってしまいなさいということ。》

現在の世界は「複雑系の世界」であり、
古典力学よりも量子力学に近いです。
なので、「成功へのアルゴリズム」や、
「成功するための方程式」を定式化することは不能です。
ひとつだけ「秘策」があるとしたら、
「とにかくいろいろやってみる」ことです。
その人が成功するとは限りませんが、
成功している人は例外なく、
「とにかくいろいろやってみて」います。
したり顔で他者の挑戦や失敗を批評する人や、
失敗のリスクばかり恐れる事なかれ主義の人が成功することは、
永遠にありません。
(900文字)



●そのノブはひとりの扉

読了した日:2018年1月28日
読んだ方法:図書館で借りる。

著者:劇団ひとり
出版年:2012年
出版社:文藝春秋

リンク:
http://amzn.asia/8JYAkLr

▼140文字ブリーフィング:

私と同じ年生まれの芸人、劇団ひとりの自伝です。
帯に「こんに泣けない自伝があったとは」とあります。
めちゃ面白かったです。
劇団ひとりの文才に舌を巻きます。
自分を相対化し自虐できる高度な知性に感服しました。
「文章で人をうならせる」よりも
「文章で人を泣かせる」ほうが難しく、
「文章で人を笑わせる」のはもっと難しいです。
つまり「笑い」が文章技術の最高峰なのです。
「本を読んでいて笑う」ことって多くはないですが、
彼はそれをやってのける数少ない天才です。
(220文字)



●時間の比較社会学

読了した日:2018年1月31日 速読
読んだ方法:図書館で借りる

著者:真木悠介
出版年:1997年(初版1981年)
出版社:岩波書店

リンク:
http://amzn.asia/8YhBqT9

▼140文字ブリーフィング:

メルマガ読者に教えてもらって手に取りました。
結果的に、内容が私にはかなり難解で、
「まだ早かったかな」と思いました。
いちおう中身には目を通しましたが理解度は4割に満ちません。
もう少し理解力がついたら再トライしてみたいと思います。

私が理解した範囲で無責任にも概説しますと、
ヘブルは直線的で質的な時間、ギリシャは円環的で量的な時間、
近現代は直線的で量的な時間、原始やアフリカの土着民、
古代日本の時間は非直線的(反復的)で質的な時間、
という「時間のマトリックス」の発想は面白かったです。
また、現代の「直線的で量的な時間」が、
共同体の解体(ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへ)をもたらし、
貨幣と同じように「時間の阻害」を引き起こしているという指摘も新鮮でした。
(326文字)



●ザ・フィフティーズ 1

読了した日:2018年1月31日 最後の3章は飛ばし読み
読んだ方法:図書館で借りる

著者:デイヴィッド・ハルバースタム
出版年:2015年(英語初版)
出版社:ちくま文庫

リンク:
http://amzn.asia/aW7wGac

▼140文字ブリーフィング:

アメリカのジャーナリストデイヴィッド・ハルバースタムによる、
50年代のアメリカを素描する試みです。
なんとこの本日本語訳では500ページ×3巻の大著で、
一章ごとにひとりの人物(や現象)が取り上げられています。
1巻をなんとか読みましたが、ものすごいボリュームなので、
2巻、3巻はちょっとほとぼりが冷めてから手を出す、
もしくは永遠に手を出さないかもしれません笑。

でも内容はとても面白い。
なぜか。
「50年代のアメリカ」こそが、
現代世界のデファクトスタンダードを作ったからです。
現代の世界の基礎は50年代のアメリカで作られたのです。
確かにそうです。
水爆、マッカーシズム(共産党狩り)、
一戸建ての大量生産とマイホームの夢、
マクドナルドのハンバーガー、
「ホリデイ・イン」というフランチャイズモーテル
(とフランチャイズという概念)、
ラジオの時代からテレビの時代へのメディアの変遷、
テレビと政治の結婚、などなど、
現在の「効率化され脱人間化された社会の光と闇」は、
すべて1950年代、アメリカ生まれです。

問題はそれから70年が経過した現在、
その大きな枠組み(パラダイム)が耐用年数を迎え、
崩落した笹子トンネルのごとく、
ミシミシと鈍い音を立てているところです。
未来は混沌としてかすんでいます。
そんなときは過去を見るとヒントがある。
そういう意味で、50年代アメリカを学ぶことは、
現在の世界で非常に意義深いことだと思います。
(597文字)



●アメリカ福音派の歴史

読了した日:2018年1月31日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:青木保憲
出版年:2012年
出版社:明石書店

リンク:
http://amzn.asia/9lp0fcJ

▼140文字ブリーフィング:

この本は、昨年秋の「よにでしセミナー@伊勢志摩」の、
参加者の書いているブログで知り、
「面白そうだ」と思い手に取りました。

結果、めちゃくちゃ面白かったです。
ここに概説は不能なので、
いつか「本のカフェラテ」で紹介したいと思っています。
私は福音派と呼ばれる教会で洗礼を受けて、
キリスト教徒になりましたので、
「それが絶対的に正しいものだ」と、
あるところまでは疑いもなく信じてきました。
しかし、「なぜ福音派が福音派になったのか」を知ると、
必ずしもそれ「だけ」が唯一の見方ではない、
ということにうっすら気づいてくるわけです。

「だから、余計な知識は入れない方が良い」
というのは、言っちゃ悪いけどバカの所行です。
そうじゃなくて疑うところまで疑った先に、
「本当に価値のあるもの」が浮かび上がってくるのです。
「疑うことを経ずして本当の信仰には至らない」
というのは信仰の真理です。
聖書に「疑うこと」は奨励されています。
咀嚼することなく鵜呑みにして信じる態度のほうこそ、
聖書は何度も警告しているのです。

では、「疑った先にある信仰」とはどんなものか?
著者はそれを後書きで、
「スターウォーズ」に喩えて上手に表現しています。

著者も私と信仰的背景が似ていて、
幼い頃から福音主義の宣教師が開拓した教会に通っていた著者は、
スター・ウォーズを初めて見たときと同じで、
「世の中には善と悪しかない。そして自分は善の側にいる」
と疑ったことなどなかった、といいます。
しかし、後のスター・ウォーズシリーズが告げるのは、
ダース・ベイダーとならざるを得なかった
アナキン・スカイウォーカーの生身の人間としての葛藤であり、
善と悪は簡単に切り分けられないという事実です。

著者が同志社大学で学んだのはまさに、
スター・ウォーズシリーズだったといいます。
福音派は善、という単純な世界観から、
「福音派がそう主張するようになった経緯」を学ぶとき、
そこにアナキン・スカイウォーカーの姿がある、と。
矛盾と間違いに満ちている福音派の歴史を紹介したことで、
もはや「自分たちは善」と思えなくなるかもしれないが、
福音派の人にも本書を読んでもらいたい、と著者は言います。
だからといって「敬虔でありたい」と願う、
その真摯な姿勢が色あせることはないと。
逆に「福音派は悪」と決めつけている人にも本書を読んで欲しい、と。
薄っぺらな原理主義批判を持っていた人も考え直す、
きっかけになるだろう、と。
私は著者のスタンスに好感を持ちます。
500ページに及ぶ大著ですがずっと面白かったです。
定本となる良書に出会いました。
(1,060文字)

▼参考リンク:ブログ「ちょうをゆめみるいもむし」
https://memorandomeyo.wordpress.com/



●木を見る西洋人 森を見る東洋人

読了した日:2018年1月31日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:リチャード・E・ニズベット
出版年:2004年
出版社:ダイヤモンド社

リンク:
http://amzn.asia/cJx57Lj

▼140文字ブリーフィング:

この本も飛び抜けて面白かったです。
私は「東洋と西洋の出会い」ということを、
人生の隠れたテーマのひとつにしています。
私が河合隼雄やユングや鈴木大拙に惹かれるのも、
彼らが東洋と西洋の思想のぶつかる「潮目」にいると思うからです。

この本のタイトルが示しているのは、
東洋人は包括的に物事を捉え(森を見)、
西洋人は分析的に物事を捉える(木を見る)、
という東西の世界観、考え方の「クセ」の違いです。

そのほかにも東洋ではこう考え、西洋ではこう考える、
という実例が実証的な実験結果とともにたくさん紹介されるのですが、
私がもっとも面白かったのは第六章の議論で、
それは、「東洋人は世界を動詞で、西洋人は世界を名詞で捉える」
という話です。

こんな実験があります。
アジア人の子どもとアメリカ人の子どもに、
二枚のカードを見せます。
ニワトリの描かれたカードと、草が描かれたカードの二枚です。
三枚目に牛の絵が描かれたカードを見せて、
「これはどちらの仲間?」
と聞くと、アジア人の子どもの多くは、
牛と草をセットにし、
アメリカ人の子どもの多くは、
牛とニワトリをセットにします。

なぜか?

西洋人の子どもの多くは分類学上の理由から、
ふたつとも動物だから、ニワトリと牛をセットにし、
東洋人の子どもの多くは
「牛は草を食べるから」牛は草の仲間だと言っているのです。
西洋人は世界を名詞の集合として、
東洋人は世界を動詞(関係性)の集合として捉えている、
ということを示す非常に面白い実験です。

著者は「プロローグ」の結語で、
今後の文化はフランシス・フクヤマが、
『歴史の終わり』という本に書いたように、
世界が全部アメリカになるのでもなく、
サミュエル・ハンティントンが書いた『文明の衝突』のように、
西洋化は挫折し、多元主義の世界が訪れることもない、と予測します。
そうではなく東洋と西洋は互いに「出会い」、侵襲し合い、
相互に影響し合い、溶け合っていく未来を彼は描きたい、と。

曰く、シチューの具は具のままだが全部変化する。
そしてそのシチューにはそれぞれの具の
一番おいしいところが含まれている、というように。
私も著者の意見に同意します。
(883文字)



▼▼▼リコメンド本「今週の一冊」▼▼▼

陣内が過去一週間に読んだ本の中から、
「いちばんオススメだったのは?」という基準でリコメンドします。
「いちばん優れていた本」というよりも、
「いちばんインパクトの大きかった本」という選考基準です。
皆さんの書籍選びの参考にしていただけたら幸いです。


▼今週の一冊:『木を見る西洋人 森を見る東洋人』

コメント:
本当は「アメリカ福音派の歴史」も同じくらいリコメンドしたいですが、
こちらはかなりの大著で、手を出す人は限定的になると思いますので、
より広い読者が面白いと思えるだろう、
『木を見る西洋人、森を見る東洋人』をオススメします。
私たちはグローバル化する昨今、
人生において「西洋的なものの考え方」と出会わずに生きるのは、
もはや不可能です。
必ず西洋的な世界観と私たちは出会います。
そのときに、「彼らの靴を履いて」世の中を見ることができ、
さらに「自分の世界観は東洋的なのでこうなのです」、
というようにメタの視点でそれを説明できる知性というのは、
世界に影響を与えようとしたら、「必須」になってくるでしょう。
実は「テクニックとしての英語のスキル」なんかより、
こちらのほうが異文化コミュニケーションを考える上で、
はるかに大事なんじゃないかと私は思っています。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■5 編集後記
1年間のご愛読ありがとうございました。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

まだまだ東京は寒い日が続きます。
今週は私は毎日のようにミーティングがあり、
土日は(多分)東京よりも寒い、新潟に出張です。
「読むラジサロン」も5名のメンバーで開始しました。
参加者の地域も職業も性別もライフステージも様々で、
多様性に富んだ良いメンバーが集まったなぁと思っています。
まだ始まったばかりですが、
これからどんなやりとりや学びあいがなされるか、
主催者の私が一番、楽しみにしています。
メルマガ読者の皆様にも追ってご報告しますので
お楽しみに。

というわけで、今号で1年間続いた私のメルマガの、
「シーズン1」も最終回です。
ご愛読いただいた皆様には感謝を申し上げます。
多くの皆様に楽しんでいただき、
今は感謝に満たされています。

次に「シーズン2」を開始するのがいつになるか分かりませんが、
そのまえに「号外」の配信もありますのでお楽しみに。
その日まで、皆様もお元気でお過ごし下さい。
ご愛読、ありがとうございました!


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【Q】どのように人を育てるのか?

2018.07.24 Tuesday

+++vol.050 2018年2月6日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3 Q&Aコーナー

皆さんからお寄せ頂いた質問にお答えするコーナーです。

日頃の悩み、疑問、今更誰かに聞けないギモン、、、、
質問の種類は問いません。お気兼ねなくご質問をお寄せください。
ご利用は下記に基づいてご利用いただけると幸いです。

【Q&Aについて】
▼全てのご質問にお答えすることはできません。予めご了承ください
▼いただいたご質問は、ブログ・FVIメディアルームに掲載される可能性があります
▼本名での投稿の場合は「ペンネーム:無し」となります
▼必ず下記フォームからご質問を送信ください

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

【Q&Aコーナー専用フォーム】

▼URL
https://www.secure-cloud.jp/sf/1484051839NyovBkYI

※大変お手数ですが一つの1メール1質問を原則とさせてください。
ご協力宜しく御願い致します。

※頂いたメールはすべて目を通しております。
陣内俊への要望やメルマガの感想、激励などももちろん大歓迎です!

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

●【Q】どのように人を育てるか?
ラジオネーム:ラス・コリナス(男性)
お住いの地域:海外

Q.

テキサス在住のラス・コリナスです。
私は教育機関で働き教える仕事をしていますが、
陣内さんの教育論を聞きたいです。
特に、「クラスの中でどのように人を育てるか」
ということを、陣内さんが教育者なら、
どのようになさるか知りたいです。
教会や学校で教える働きもする、
という広い意味では「教育者」である、
陣内さんに聞きたいです。


A.

ラス・コリナスさん、
ご質問をありがとうございます。
教育というものはたいへん広い概念ですので、
「人を育てる」ということといっさい関係の仕事など、
世の中には存在しないと言って良いほどです。

私もそのご多分に漏れず、
普段教会で話すメッセージや、
インタラクティブな形のワークショップなどを通して、
私は広義には「教育」に関わる仕事をしています。
また、このメルマガ発信も、
ものすごーく広い意味では「教育」の範疇でもあります。

私の「人生のメンター」のひとりである、
ボブ・モフィット氏は「第二の家は空港」みたいな人で、
一年の半分以上は国外にいる宣教師ですが、
彼はいろんな面倒を避けるために、
出入国カードの職業欄には「Teacher」と書く、
と言っていました。
「嘘じゃないしね」と笑。
じっさい彼はイスラエルの大学で、
成人教育の博士号を取っています。

ラス・コリナスさんのご指摘のとおり、
ですから私もまた「Teacher」のひとりです。
ただし、「クラスルームでの教師」という、
プロフェッションに関しては、
私は専門的な教育を受けたこともないですし、
実務経験もありません。
ですから、私がそれらについて、
ラス・コリナスさんに教示するというのは、
もはや「釈迦に説法」、「キリストに垂訓」、
もしくは「Zeebraにラップバトル」なわけです。

しかし、私のしている「教育」と、
ラス・コリナスさんの携わっている教育現場とで、
「要素が共通」するかもしれない抽象概念の領域が、
少なくとも二つあるかと思われます。

ひとつは、「スキルとしての講義」、
もうひとつは、「クラスでの学習のダイナミズム」です。
前者が「講義型のスタイルにおける技術」で、
後者が「実習型・ハンズオンにおける技術」です。
前者と後者はかなり違う技術が要求されます。
一方的にしゃべる講義が上手な人が必ずしも、
学習のダイナミズムが起きる場を作る、
良いファシリテーターとは限りませんし、
逆もしかりです。

私はここ10年、零細な活動をしていることが幸いして笑、
基本的に、何から何まで、
全部自分でやらなければいけませんので、
「全部」できます。
人は零細な活動を続けると器用貧乏になるのです笑。

なので、まずは「トークスキル」といいますか、
与えられた時間において自分が話すことで、
大切なことが相手に伝わるための技術を紹介します。
これは牧師ならば毎週日曜日にしていることですし、
高校教師なら毎週の授業で何十回も繰り返しています。
私の前職の市役所職員ですら、
「衛生講習会」などの形で、
市民に食育や食品衛生のイロハを分かり易く説明する、
という業務がありました。

そのサイズが5分なのか30分なのか60分なのか90分なのか、
参加者がお金を払って授業を受ける生徒なのか、
自発的に礼拝に参加している老若男女のクリスチャンなのか、
そこに来ることを苦痛と感じている、
半強制的に集められた飲食営業者なのかで、
これまたまったく組み立て方は違ってきます。

なので、「序論・本論・結論」といった構成の仕方とか、
話すときに気をつける「間」や「テンポ」、
笑いを入れ込むとか、身近な経験に引きつけるとか、
そのあたりのことはここではあえて立ち入りません。

ひとつだけ、おそらく教育に携わる人でも、
多くの人があんまり意識していないけれど、
私が10年以上の経験から大切だと気がつくようになった、
「なるべく意識するようにしている要素」をご紹介します。

これはラーメン屋でいうと「秘伝のスープ」でして、
本当はあまり教えたくないのですが、
私はもう次の秘伝のスープの開発に移っていますので、
特別に今日はは紹介しちゃいます笑。

それは構成にかなり深く関わってきますが、
ゴール地点(結論)で、
かならずスタート地点(序論)に戻ってくる、
というループ構造です。
これを文章で説明している「話し方の本」を、
私は目にしたことがありませんが、
私はこの10年、こういったことを意識して、
「発話」するようにしてきました。
文章を書くときも、
学校で講義するときも、
礼拝でメッセージを語るときも、
教会でセミナーをするときも、
4日間のワークショップをデザインするときも。

この「ループ構造」というのは、
本当はループではありません。
閉じた円環というより、
「上に上るらせん構造」と言った方が正確です。

どういうことか?

T.S.エリオットという作家がこういう言葉を残しています。

「我々のすべての探求は、
最終的に初めにいた場所に戻り、
その場所を初めて認識することである。」

ここでエリオットが言っているのは、
もっと一般的な言葉では「再定義」と言います。
「再定義」というのは、
「今までAというものはこういうものだと思っていたが、
実はそうではなく、こういうものだったのか!」
という再発見です。
物語で言うとメーテルリンクの「青い鳥」や、
「オズの魔法使い」がこの構造になっています。
パラダイム(視点)が変わることで、
最初に見ていたものが別の見え方をするようになる、
というのが「再定義」と共に起きることです。

パラダイム転換によって、
同じものが別の見え方をするようになる、
ということを最も綺麗に説明した人の一人は、
「7つの習慣」の著者スティーブン・コヴィーです。
彼はその著書の中で、「パラダイム転換」とはこういうものだ、
という例話を紹介しています。

《あなたはある日、地下鉄に乗っていた。
 ある駅で2人の小さな男の子を連れた30代ぐらいの男が乗り込んできた。
 2人の男の子はギャーギャーとはしゃぎ回り、
 つねりあいを始め、片方が大声で泣き始めた。
 周囲の乗客たちは明らかにその親子に迷惑をしていたが、
 男は乗り込んでから子どもたちなどいないかのように、
 ずーっと窓の一点を見つめていた。

 その車両に乗っている全員が、
 男に非難の目を向けているのは明らかで、
 子どもたちの声は大きくなるばかりだった。
 あなたは使命感と義憤を覚え、
 意を決して、なるべく慇懃に男に話しかけた。
 「たいへん失礼ですが、
 あなたの二人のお子さんが騒いでいて、
 他の乗客の迷惑になっているようです。
 なぜ注意なさらないのですか?」

 男はあなたに答えた。
 「すみません。
 たった今、この子たちの母親、
 あ、つまり私の妻が天国に行くのを、
 病院で看取った帰り道でしたので。
 この子たちも不安定になっていますし、
 私もちょっと、呆然としていました。
 たいへん失礼しました。」

 あなたの男への非難の視線は消え、
 とっさにあなたは言った。
 「それは何も知らずに失礼しました!
 なにか助けられることはありますか?」》

「あなた」が最初に男に向けていた非難の視点が、
パラダイム転換によって「深い同情の気持ち」になりました。
これをパラダイム転換と言います。

私が何かを話すとき、
「再定義」を意識している、
というのは、こういうことが聞いている人の内面で起きるように、
構成を考える、ということです。

これを私が着想したのは実は、
「映画鑑賞」からです。
映画の構成っていうのはとても勉強になります。
多くの映画で使われる手法なのですが、
まずド頭にあるシーンを流します。
たとえば、そうですね。
身なりの良い主人公が橋の上から、
身を投げようとしているシーンとしましょう。
観客は思います。
「この順風満帆に見える人が、 
 なぜ身投げなどしなければならないのだ?」
このシーンはなるべく違和感を与えるようなものであったほうが、
より効果的です。観客の心に「ひっかかり」を与えるためです。
そのシーンの後に「タイトルコール」ですね。
そして、何の関係もないシーンが始まります。
90分ほど、めくるめく人間ドラマが繰り広げられ、
観客は主人公に完全に感情移入しています。
映画のラストシーンに近いところで、
最初の「身投げシーン」につながります。
もはや観客はそんなシーンが最初にあったことなど、
忘れかけているころに。

そのとき観客は「既視感(デジャヴュ)」を覚え、
そして最初に見た時と今見ているのとで、
その「身投げ」の意味がまったく変わっている、
というのを発見するわけです。
観客の中で「再定義」が起きているのです。

映画の構成で非常に多く使われる技術ですが、
私は自分が話すときにこの技術をよく応用します。

、、、で、私はこれを経験的に自分なりに「開発」したわけですが、
それを「根拠づけられ、確信を深められる」体験をその後にしました。
英語で言う「アファメーション」を与えられたのです。

ひとつめは、先ほど登場したボブ・モフィット氏です。
彼は成人教育の博士号をイスラエルの大学で取った、
と書きましたが、彼に一度私は聞いたことがあります。
「成人教育において一番大切なことは何ですか?」と。
彼は言いました。
「それは、『自分で発見すること』だ」と。
「成人教育と幼児教育の一番の違いは、
 成人は一方的に知識を詰め込まれても学ばず、
 『自分で発見した、自分でつかみ取った』と思うものだけを学ぶ。
 そのときに大切な概念は『再定義』なんだ」と。
私は「我が意を得たり」と思ったわけです。
自分のしてきたことは間違ってなかった、と。

もうひとつは、聖書です。
本田哲朗というカトリックの神父は、
「悔い改め」というギリシャ語が多くの場合、
誤訳され間違って解釈されている、
とその著作に書いています。
イエスは「悔い改めなさい」と言って宣教を始めました。
その「悔い改め」と訳されているギリシャ語は、
「メタノイア」と言います。
本田神父によればこの言葉には、
よく誤解されているような
「自分のしたことを悔いて、更生して正しい生き方をする」
というような意味は「まったく」ないそうです。
そうではなく「メタノイア」の直訳は、
「視点の転換」なのだ、と。

今までAだと思っていたものが、
実はAではなく別の意味だったのだ、
と物事を別の視点で見始めることを、
「メタノイア」というのだ、と。
だからイエスが「悔い改めなさい」と言って宣教を開始したとき、
それは先ほどのスティーブン・コヴィーの例話のような、
「視点の転換」を呼びかけていたのだ、と彼は言っています。
なので、隣人愛に関しても
「人に優しくなりなさい」という道徳的な教えではないのだ、と。
そうではない。
「神の視点で、あらゆる物事を見るようになりなさい」
というのが「メタノイア」の本来の意味だから、
「神の視点で、今目の前にいる貧しい人を見なさい」
というのがイエスの言われたことなのだ、と。
本当に神の視点で世の中を見たら、
あなたの心は傷ついた隣人のために張り裂けないはずがない、
というのがイエスが本当に言われたことの意味なのだ、と。

「再定義」と「メタノイア(悔い改め)」は、
言葉においてかなり近い概念です。
これも「自分のしてきたことは間違ってなかった」
というアファメーションのひとつになりました。

では、具体的に、どうやって「円環構造」を作るのか、
ということですが、これは「結論」から組み立てます。

たとえば、そうですね。
「話すときに構造が大切だ」
という「結論」があったとします。
その結論から「ちょっとずらした導入」を考えます。

エリオットは、
「我々のすべての探求は、
最終的に初めにいた場所に戻り、
その場所を初めて認識することである。」
と言いましたね。

「最後にそこに帰ってくる場所」を、
結論から逆算して設定するわけです。
この場合、そうですね。
めちゃくちゃ下手な構成のアメリカンジョークみたいなのを、
紹介しても良いでしょう。
構成がぐだぐだなので、「パンチライン」が、
まったく機能せず、鬼のようにスベります笑。
「ちょっと冒頭からスベっちゃいましたけど、、、
 気を取り直して、授業を始めます。」
といって講義が始まります。
内容はきわめてまっとうな発話の構成だとか、
話し方の技術の話をします。
当然、構成の重要性も指摘します。
授業の最後に、
「そういえば一つジョークを思い出したんだけど、、、」
といって最初のジョークを、
完璧な構成で披露するわけです。
「このように『構成』っていうのは、
 とても大切なんだよ。」
といって授業を閉じる。

こういった感じですね。
(もちろんクラスの雰囲気だとか、
 自分のキャラクターだとか、
 そういった要素が相まって成立するものですから、
 具体的な適用はこのままやればOKというわけではありません)

、、、と、ここまで書いたところで、
「グループの学習のダイナミズム」を説明する文字数が、
足りなくなりました笑。
相変わらず構成が下手ですね笑。

これに関しては最近読んだ本が非常に参考になりましたので、
そちらを紹介して、
エッセンスだけを要約したものを紹介することにとどめます。
もっと詳しく知りたいという人は、
次期読むラジサロンに参加するか、
もしくは「Q&Aオーナー」に、
「もっと教えて」とご質問下さい。


▼参考リンク:『なぜ人と組織は変われないのか?』ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー
http://amzn.asia/gkXvA1i


この本のまとめを、私のEvernoteメモから引用します。

《組織のリーダーはどのように道を示すべきか
1.大人になっても成長できるという前提に立つ:
メタ視点、思考様式の変容

2.適切な学習方法を採用する:
そのトレーニング(学習)はオンジョブ的か?

3.誰もがうちに秘めている成長への欲求をはぐくむ:
「よい問題」とは、それを通して成長できる問題である。
全員が取り組んでいる問題は、
それによってその人が成長できるような問題か?

4.本当の変革には時間がかかることを覚悟する:
変革には時間がかかる

5.感情が重要な役割を担っていることを認識する

6.考え方と行動のどちらも変えるべきだと理解する:
洞察思考のアプローチと
行動変容思考のアプローチの二者択一は、
両方正しくない。
二つのアプローチを一体化させることが大切。

7.メンバーにとって安全な場所を用意する:
「試練と支援」をセットで与える。》

不親切きわまりないですが、
これ以上解説は加えません。
しかしこの本を読んで、私は昨年11月に開催した、
「よにでしセミナー」との類似性に驚きました。

中途半端な回答になってしまいましたが、
「教える」ことについての話でした。
ご参考までに。



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陣内が先月観た映画 2018年1月 『君のためなら千回でも』 他11本

2018.07.24 Tuesday

+++vol.050 2018年2月6日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 陣内が先月観た映画 2018年1月

月に一度のお楽しみ、
「陣内が先月観た映画」のコーナー。

タイトルそのまんまの企画です。
先月私がいろんなかたちで観た映画を、
一挙に紹介しちゃうというコーナー。

5本以上観た月だけの限定コーナーとなります。
先月はけっこう観たので、
けっこう紹介できます。

もともと映画を観るほうではありますが、
Amazonプライムのストリーミングで観るようになって、
観る本数が3倍ぐらいに増加しました。
移動中に観れるというのが大きいです。
電車の中やバスの中で本を読むのは少し疲れますが、
映画はノーストレスです。
長時間移動がある月なんかは、
往復の移動だけで4、5本観れたりします。

観るだけではもったいないので、
皆様に紹介しちゃおう、
というのがこのコーナー。

世界一小規模の映画賞、
「月間陣内アカデミー賞」もやります(笑)。

「おもしろそうだな」と思うやつがあったら、
それをレンタルして観てみる、とか、
あとこれを読んで、観たつもりになって、
誰かに知ったかぶりする(笑)などの
使い方をしていただければ、これ幸いです。

「陣内が先週読んだ本」の
140文字ブリーフィングが好評なので、
映画評論も140文字で試みます。

時短は正義(!)ですから笑。

「読んだ本」コーナーと同じで、
140文字はあくまで「努力目標」です。

*どうしても「ネタバレ」要素をいくらか含みますので、
絶対にネタバレしたくない作品がありましたら、
器用に読み飛ばしてくだされば幸いです。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

●君のためなら千度でも

鑑賞した日:2018年1月2日
鑑賞した方法:義理の兄に貸してもらう

監督:マーク・フォースター
主演:ハリド・アブダビ他
公開年・国:2007年(アメリカ)
リンク:
http://amzn.asia/d6QFQfp

▼140文字ブリーフィング:

義理の兄が貸してくれたDVDを、
正月に妻が実家に3日間帰ったとき、家で一人で見ました。
うるっと来たとかじゃなく、ラストシーンでは普通に泣いてましたね。
こんなにまんまと映像で泣かされたのは「北の国から」以来です。

この作品は背景が入り組んでいますので説明します。
筋立ては東西冷戦下のアフガニスタンで生まれ育った、
幼なじみ(お坊ちゃんと召し使い)のその後の話です。
小さい頃は親友だけど、「身分が違う二人」が、
その後どうなったか、という話です。
家庭環境の異なる二人の少年の友情とその後、
という意味では、「北の国から」の、
純と正吉の話にも少しだけ似ています。

↓↓【注意】これ以降明確なネタバレがあります↓↓

お坊ちゃんの主人公の名前はアミール、
その家の召使いの子どもであるアミールの「親友」はハッサンと言います。
二人はアフガンで少年時代に凧揚げをして遊んでいました。
地元の凧揚げ大会で、二人は優勝します。
優勝したとき、遠くに落ちた凧を取りに行くハッサンは、
そのときは「平等」だった主人公のアミールに、
「君のためなら千回でも」と声をかけ、走り去る美しいシーンが、
前半にあります。この友情にまず胸が熱くなる。

その後にハッサンは年上のチンピラに虐待され、
それを主人公は見ていたが勇気がなく助けられませんでした。
その事件をきっかけに、二人のの距離は離れていきます。

ときは経ちアミールが大人になった頃、彼はアメリカに住んでいます。
家族はアフガンに侵攻してきたソ連に追われ、
家族とともにアメリカに逃亡したからです。
大金持ちだったアミールの父はアメリカでは雑貨店を営む労働者となり、
苦労してアミールに大学を卒業させます。
卒業後アミールは作家として成功しますが、
ある知人を通して、
生き別れた幼なじみのハッサンの消息を知るのです。
ハッサンは既にタリバンに殺されており、
彼には男の子がいることが分かります。
そしてその子どもは監禁され、
タリバンの兵士たちの性の奴隷にされていたのです。
アミールはハッサンの子ども探しだし、
引き取ってアメリカに連れ帰ります。
そしてかつての親友ハッサンの子どもに、
アメリカで凧揚げを教えてあげるのです。
ハッサンの子どもの凧が遠くに落ちたとき、
大人になったアミールは凧の方にかけだしてこう言います。
「君のためなら千回でも!」
そりゃ、泣くでしょ。
(903文字)



●神は死んだのか

鑑賞した日:2018年1月2日
鑑賞した方法:DVDを知り合いに借りて鑑賞

監督:ハロルド・クロンク
主演:チャック・コンゼルマン他
公開年・国:2014年(アメリカ)
リンク:
http://amzn.asia/5R7pDz3

▼140文字ブリーフィング:

所属する教会の牧師である、
「ちゃんちゃん」こと横田先生に貸していただきました。
「キリスト教的とされているけど、
 僕はちょっと全面的には賛同できない映画なので、
 それを踏まえた上で見た感想を教えてよ」と。

結果から言いますと、
人生で過去に見てきた中で「ワースト1」の映画でした。
もうね、これは本当に、
「この映画のどこがひどかったか」を、
後でディスカッションしたら勉強になるレベルです。
そういう意味では「大名作」です。

この映画は「福音的」との触れ込みですが、
私から言わせたら「聖書に反する世界観」に基づく映画です。
この映画を作っている人の世界観は、
いったいどうなってしまっているんだろう、
と驚愕しました。具体的には以下のような点です。

▼「イスラム教徒は悪」というステレオタイプな描き方。
イスラム教徒にも良い人がいるし、
クリスチャンにも悪い人はいる、
という事実はまったくなきものとして描かれています。

▼環境保全のブログを運営する女性の描き方。
その女性は動物愛護の観点から
「動物を大切にしないビジネス」をする、
星条旗バンダナをした著名な、
キリスト教徒の実業家の男を取材します。
言外に「動物愛護は悪であり聖書的でない」というメッセージを、
作り手は込めています(最低)。
女性は何の脈略もなく癌に冒されますが、
それはおそらく「神からの裁き」です(最低)。
環境を気にかけない原理主義的キリスト教徒のビジネスマンは、
最後にコンサート会場で、勝ち誇り、
「神は生きている!!」と宣言します(最低)。
「いや、少なくともお前の言ってる今神は死んだよ」
と言いたくなる。

▼極めつけは、ニーチェなどの哲学者の言葉を引用して、
学生に「神は死んだ」という近代思想を教える哲学教授が、
(作り手の意図としておそらく神罰として)交通事故で死ぬのです。
そのシーンで「牧師とクリスチャン(この映画における正義)」の二人が、
交通事故現場に居合わせるのですが、
二人は「もう間に合わない」とか言って、
「イエス様を信じれば天国に行ける、信じるか!!?」と、
息も絶え絶えの教授に迫ります。
教授が辛うじてうなずくと、二人は言います。
「ハレルゥヤァァ!!!」
「一人の魂が天国に行ったぞぉ!!」
と、歓喜の雄叫びを上げます。
いや、死んだんだよ、人がひとり。
っていうか、まずはそこは人工呼吸と心臓マッサージだろ、
とか、もう、何か悪夢を見せつけられているような、
世界がぐらぐらとゆがんで吐き気を催すシーンです。

本当になにもかもひどいです。
この映画を観てキリスト教信仰を捨てようと思う人はいても、
新たにキリスト教に入りたいという人は皆無ではないでしょうか。
ひたすら不快な映画だでした。ゴミ以下です。

しかし、「反面教材」としての価値は非常に高い。
教材としてDVDを買って持っておいても良いとすら思う。
この映画を観たのは宝物でした。
ちゃんちゃん、ありがとう(ゴミなのか宝なのかどっちだよ!)
という、「ものすごい映画」でした。
二周半まわって、「大傑作です」(だからどっちだよ!)。
しかしこれから見ようと思う人は、
それなりの心の準備と、
AEDの用意しておくことをオススメします。
(1,191文字)



●リアル 完全なる首長竜の一日

鑑賞した日:2018年1月7日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:黒沢清
主演:綾瀬はるか、佐藤健
公開年・国:2013年(日本)
リンク:
http://amzn.asia/c6Ny354

▼140文字ブリーフィング:

黒沢清の映画は結構好きです。
『CURE』、『クリーピー』などを12月に観て、
その不気味な世界観にちょっとハマってしまい、
Amazonプライム特典で観られたこちらも鑑賞。
ジャンルで言うと「ファンタジーホラー」の作品です。
「フィロソフィカルゾンビ」という脳内に存在する、
ゾンビの撮り方はオリジナリティがありました。
(151文字)



●アメリカン・サイコ

鑑賞した日:2018年1月12日 途中早送りして鑑賞
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:メアリー・ハロン
主演:クリスチャン・ベイル他
公開年・国:2001年(アメリカ)
リンク:
http://amzn.asia/a2VGFiI

▼140文字ブリーフィング:

早送りしながら全部で30分ぐらい観ました。
まったく面白くなかったです笑。
サイコパスの男が殺戮を重ねる話ですが、
レビューなどを観るとどうやら、
「全部が彼の妄想だった」説もあったりしますので、
原作はもうちょっと面白いのかもしれません。
私に意味が分からないだけかもしれませんが、
無意味に不愉快なシーンだけが続く駄作でした。
オススメしません。
(158文字)



●メッセージ

鑑賞した日:2018年1月15日
鑑賞した方法:TSUTAYA DISCUSでレンタル

監督:ドゥニ・ヴィルムーヴ
主演:エイミー・アダムス他
公開年・国:2016年(アメリカ)
リンク:
http://amzn.asia/fa3IDBc

▼140文字ブリーフィング:

これは去年日本で公開されたのヒット作です。
原題は『Arrival』で、
原作はテッド・チャンの小説『あなたの人生の物語』です。
時系列が錯綜したりするのでけっこう難解な映画ですが、
平均以上には面白かったです。
何よりこのSFはただの「こんなの撮れるんだぜ」
というタイプの映画ではなく、明確なテーマがあります。
それは「言葉とは何か」ということです。

主人公は言語学者として宇宙人の書く「表意文字」と格闘します。
アルファベットは表音文字ですが漢字は表意文字です。
つまり宇宙人は宇宙人なりの「漢字」を書いているわけです。
じっさい墨汁のような感じで宇宙人は字を書いていきます。

▼参考画像:映画のなかで宇宙人の描いた「文字」
https://goo.gl/qQLtKz

↓↓【注意】これ以降明確なネタバレがあります↓↓

ではその宇宙人は何を伝えに来たのか?
それは「ノン・ゼロサム・ゲーム」です。
彼らが到来した場所にも意味があります。
外部から来た知的生命体は、
各地域に部分的なメッセージを発しました。
その機密情報を明かし合い協力したとき、
はじめてメッセージの全貌が解読できるようになっているのです。

つまり人類が互いに競合するのでなく協力しないと、
このままだと破滅しますよ、と彼らは警告しに来たのです。
なぜなら、今から数千年後に我々は人類に助けられるから、
ここで滅びてもらっちゃ困るんだよね、ということです。
宇宙人たちはですから、「未来を思い出すことが出来る」
という能力をも持っているわけです。

全体に静謐な映像や作品全体のトーンも好きでした。
アドレナリン系ではなく、副交感神経系というか。
キューブリックの名作『2001年宇宙の旅』に出てくる、
「モノリス」への明確なオマージュである宇宙船の造形を考えた所で、
この作品は勝利しています。
日本人からすると完全にお菓子の「ばかうけ」ですが笑。

▼参考画像:「宇宙船とばかうけ」
https://goo.gl/C5neCq
(712文字)



●SING

鑑賞した日:2018年1月18日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:ガース・ジェニングス
主演:マシュー・マコノヒ他
公開年・国:2016年(アメリカ)

リンク:
http://amzn.asia/5HQqMOJ

▼140文字ブリーフィング:

「良くあるフルCGアニメーションでしょ」という気持ちで、
移動中の暇つぶしのつもりで観たら、意外や意外、
期待以上に面白くて驚きました。
最後のシーンではちょっと泣きそうになりました。
電車の中の細切れの時間ですらこうですから、
映画館なら号泣していたかも。
コッテコテのストーリー展開ですが、
「それがコテコテだ」ということを分かった作り手達が、
リズムや曲やテンポや「巧さ」で、
非凡なものにまで高めている作品です。
「肉じゃが」なんだけど、
めちゃくちゃ美味いんですけど!というような。
変哲もないストレートなんだけど、
160キロ出てるんですけど!みたいな。
やられました。
(277文字)



●野火

鑑賞した日:2018年1月18日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:塚本晋也
主演:塚本晋也、リリー・フランキー他
公開年・国:2015年(日本)
リンク:
http://amzn.asia/1surPYO

▼140文字ブリーフィング:

同名小説の映画化です。
日本軍のフィリピンでの撤退戦で餓死する兵士たちを、
これでもかというぐらい、ひたすらにグロテスクに描きます。
人肉を食らうシーンにも「慣れてくる」ほどにむごい。
あまりにも悲惨で、見るに堪えないほどです。
「戦争の悲惨さ」という一点だけを描いた作品。
多分「特に面白くもない」というところも含め、
監督は戦争のくだらなさを訴えたかったのではないかと思います。
(184文字)



●レボリューショナリーロード

鑑賞した日:2018年1月2日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:サム・メンデス
主演:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
公開年・国:2008年(アメリカ)
リンク:
http://amzn.asia/86m0tVV

▼140文字ブリーフィング:

アカデミー作品賞の『アメリカン・ビューティー』を撮った、
サム・メンデス監督の作品です。
アメリカン・ビューティーと本作では、
時代設定などはまったく違いますがテーマは似ています。
つまりそれは「フォニーな、張りぼての幸福と、虚構の家族」
という「金ぴかのアメリカのダークサイド」です。

レボリューショナリーロードというのは、
ブランド化した高級住宅街の名前で、
日本ならば「世田谷区」とか「タワマン」とか、
言い換えてもだいたい同じ意味です。
記号的な「幸せで裕福で外見も良く優秀な夫婦と子どもたち」は、
実は絶望的に不幸なのかもしれない、、、
という現実をこの映画は突きつけます。
日本だと湊かなえとかの小説で描かれているような、
上流階級の夫人たちの過酷なカースト制度、
みたいなテーマが一番近い感じです。
(341文字)



●フォックスキャッチャー

鑑賞した日:2018年1月1日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:ベネット・ミラー
主演:スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ
公開年・国:2014年(アメリカ)
リンク:
http://amzn.asia/2q5ZB9N

▼140文字ブリーフィング:

実在した財閥の御曹司ジョン・デュポンの、
実際に起きた事件の映画化です。
「デュポン」はアメリカ最大の財閥のひとつで、
化学の分野で莫大な富を築きました。
南北戦争時代の火薬の製造によって財閥の礎石は作られ、
現代だと日本人にもなじみ深い、
「テフロン」や「ゴアテックス」の技術を持っている。
つまり皆さんがテフロン加工のフライパンを買ったり、
ノースフェイスのゴアテックスパーカーを買うたびに、
そのいくらかは今でもデュポングループの収入になるということです。

そのデュポンの御曹司のジョン・デュポンは極度のマザコンでした。
母親は馬術を「上流階級のスポーツ」として敬愛しており、
息子のジョン・デュポンが研究していた鳥類学や切手収集や、
彼が愛好していたレスリングを軽蔑していました。

デュポンは母親の注意を惹こうとして、
84年のロス五輪のチャンピオン、マーク・シュルツを、
自分のレスリング・チーム「フォックスキャッチャー」に引き入れます。
ところがマーク・シュルツの兄ディヴ・シュルツを引き入れたことが、
マークの自尊心を傷つけマークはデュポンの元を去ります。
最後に悲劇が起きます。
マークに去られ、母親にも拒絶され、
精神のバランスを崩したジョン・デュポンは、
衝動的にディヴ・シュルツを殺害し投獄されたのです。
ジョンと母親のマザコン、マークとディヴのブラコンが絡み合うことで、
そして承認欲求をこじらせた現代人の苦悩が上手に描かれており、
かなりの秀作でした。
(577文字)



●ハクソー・リッジ

鑑賞した日:2018年1月24日
鑑賞した方法:TSUTAYA DISCUSでレンタルして鑑賞

監督:メル・ギブソン
主演:アンドリュー・ガーフィールド他
公開年・国:2017年(アメリカ)

リンク:
http://amzn.asia/9sVQtcr

▼140文字ブリーフィング:

こちらも去年映画館で見たかったけど見逃した映画。
、、というより、
2017年は一度も映画館で映画を観なかった、、、気がする。
結論から言うとすばらしい映画でした。
実話に基づく映画で、最後に「本人登場」のパターンです。
あれは泣いてしまいます。
主人公のデズモンドは、
セブンスデーアドベンティストという教団の敬虔な信徒で、
彼は「殺すなかれ」を文字通り守る、
「絶対平和主義 pacifism」の信念を持っていました。
他にも確か、アナバプテスト派やメノナイト派が同じような立場です。
日本では創価学会が博愛の精神にのっとり、
戦争中も引き金を引かなかったことで有名です。

デズモンドはそれだけでなく、
アルコール中毒で母親に暴力を振るう父の姿を見て育ったので、
「暴力への禁忌感」の強い人でした。
地元の仲間が「国のため」に太平洋戦争に志願していったとき、
彼は軍に志願します。
ただし、「銃は握らない」というポリシーのもとに。
衛生兵として入隊した彼は、
仲間の兵士や上官から陰湿ないじめに合います。
「銃を握れない臆病者と一緒に戦えるかよ、バカ」
というわけです。

彼らの隊は「ハクソー・リッジ」という作戦名で知られる、
沖縄本土上陸作戦に参加します。
ここは崖になっていて、崖を登ったところに、
日本兵が塹壕を掘って待機しているわけです。
この戦いは熾烈を究め、崖の上からバラバラになった、
米兵の死体や身体の一部が「降ってくる」。

その「死体の雨」に内心びびりながら、
デズモンド含む彼の隊は「死の崖」を上ります。
結果的に、デズモンドは、
良心的兵役拒否者として史上初めて勲章をもらった兵士として、
歴史にその名前を刻みました。

彼は何と、銃弾飛び交う中、
負傷した兵士を探して、
(瀕死の日本兵も含めて)一人ずつ、
崖からロープで下ろしていったのです。
彼は「主よ、もう一人、もう一人の命を救わせて下さい。」
と祈りながら。
最後には一人で、結果的に75名の命を救出しました。
最も臆病者とバカにされいじめられた男は、
人よりも100倍も勇敢でした。
この映画を観ると「攻撃する人間」よりも、
「攻撃しない人間」の方が「強い」ということがよく分かります。
言葉でも腕力でも、暴力に訴えるのは弱い人間です。
弱い犬ほど良く吠えるのです。
北朝鮮の指導者を見ればそれは分かります。

あと、戦争映画を観るたびに思いますが、
人間の営みとしてこれほど痛ましいことはありません。
デズモンド含む若者たちも日本兵も何も悪くないですが、
あんなことををおっぱじめた当時の政治家たちや、
あんなになっても自分の保身とメンツのために、
降伏を遅らせた陸軍の上層部、
それから戦争に向かう民意をあおった大手新聞社は、
本当に、万死に値すると私は思います。
(1,072文字)



●それでも夜は明ける

鑑賞した日:2018年1月28日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:スティーブ・マックイーン
主演:キウィティル・ウィジョホー他
公開年・国:2013年(アメリカ・イギリス)
リンク:
http://amzn.asia/8vq0IVW

▼140文字ブリーフィング:

アカデミー作品賞受賞作品です。
この映画は製作経緯からして面白い。
「奴隷制という南部の恥部を描いた映画」ということで、
大手配給会社のパラマウントに断られ、
「じゃあ、オレが作るわ」と、
俳優のブラッド・ピットが自分でお金を集めて作ったという作品なのです。
ブラピの男気が作った映画なのです。

原題は12 Years of Slaveという同名の伝記です。
著者はソロモン・ノーサップという北部に住んでいた、
「自由黒人」です。
北部には奴隷制度はありませんでしたので、
ソロモンは自由黒人として、白人と同じ権利を持ち、
白人と同じような生活をしていました。

ところが彼は騙されて奴隷の不足している南部に売られてしまいます。
そこで12年間奴隷として生活した後、北部の彼の友人と、
やっと連絡が取れたため「救出」される、というのが、
筋書きというか、本当に起こったことです。
ソロモンのように北部に帰れたのはごく一部で、
多くのソロモンのような北部の黒人が南部に売られ、
そのまま奴隷として一生を終えたそうです。

奴隷という制度による、
吐き気がするほどの人権の蹂躙が露骨に描かれています。
男性は主人の「持ち物」なので殺しても罰せられませんし、
虫の居所が悪いと皮のムチで背中の肉がはみ出るほど叩かれます。
女性も過酷な労働と性の奴隷にされます。
こういった「過去の歴史の自分たちの恥部」を、
自ら積極的に描けるのが、アメリカという国のすごさだと、
私はこういうのを見ると思います。

私はラッパーのライムスター歌多丸のラジオのファンですが、
彼がラジオでこの映画のことを解説していました。

この映画に出てくる南部の白人は「人でなし」に見えます。
「このクソ野郎たちは地獄に落ちろ」と。
しかし、それでは駄目なんだ、と歌多丸師匠は言うわけです。
この南部の白人たちにある、
「弱さ故の差別、無知故の虐待、他者への想像力の欠如」
これらは過去の白人の話ではなく、現在の自分の話なのだ、
私たちの話だ、と思えるかどうかが大切だ、と。

「あら、ひどい話だわ」で終わらせてはならない、と。
私たちは弱い故に差別してしまう、
無知故に人にひどいことをしてしまう。
私たちは他者が血の通った人間なのだということを、
簡単に忘れてしまう、想像力の足りない人間なのだ、
あの冷血な白人は、私の姿でもある、
と思えることが大切なのだ、と。
本当にそうだと思います。
(958文字)



▼▼▼月間陣内アカデミー賞▼▼▼

世界一小さな映画賞、
「月間陣内アカデミー賞」を、開催いたします。
主催者、プレゼンターは陣内がつとめます。

作品賞、主演(助演)俳優賞、そしてもうひとつ、
という感じで、ぬるーくやります。
皆さんの映画選考の参考にしていただければ幸いです。


▼作品賞
「君のためなら千回でも」

コメント:
今回は名作ぞろいでしたが、
この作品が一番泣いたので、「作品賞」です。
日本の映画には非常に珍しく、
原題よりも邦題のほうが良いのではないかと思いました。
原題はthe Kite Runnerです。
「凧を上げて走る人」という直訳。
「君のためなら千回でも」という邦題は、
実は「ネタバレ」なのですが、
最後の最後に2回目の「君のためなら千回でも」
を聞いたとき、タイトル込みで伏線が回収され、
もう、涙腺崩壊ですね。
松本大洋の「ピンポン」とか「鉄コン筋クリート」など、
幼なじみをめぐる切ない友情系が好きな人は、
この映画は絶対に泣きます。



▼主演(助演)男優賞
アンドリュー・ガーフィールド(ハクソー・リッジ)

コメント:
この人は『アメイジング・スパイダーマン』で、
ピーター・パーカーを演じた人です。
つまり、弱っちいひょろっとした体系と顔つきなので、
今回の役は完全にはまり役です。
彼が戦場で誰よりも気迫に満ちていく様は、
鬼気迫るものがありました。


▼主演(助演)女優賞
該当なし


▼その他部門賞「油断して泣きそうになった賞」
「SING」

コメント:
電車の中でタブレットで鑑賞していて、
危なく泣きそうになりました。
完全に油断していた。
音楽の力って、やはりすごいな、と思います。



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「シーズン1」最終号

2018.07.24 Tuesday

+++vol.050 2018年2月6日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
「シーズン1」、今回が最終回です。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼一年間、ご愛読ありがとうございました!▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
予告していたとおり、今回がこのメルマガも「最終号」です。
「さみしい!」と思ってくれる人がどれぐらいいるのか分かりませんが、
「惜しまれながらも」
(と言うことに一応しておきます)、
約一年間続いた「シーズン1」もこれにて終了です!
メルマガ「ロス」になる人が果たしているのかどうか分かりません。
少なくとも私は誰からもそのような、
フィードバックはいただいていません。
「終わるんだね」とも言われませんから、
もう誰も読んでないのかもね笑。

まぁ、いいんです。
1年間、書きに書きましたね。
最初は試験的な取り組みとして始めました。
「あんまりしっくり来なければ、
 2ヶ月ぐらいで止めようかな」ぐらいに思っていました。
そんな不埒な気持ちで始めたメルマガも、
私のルーティーンとしてすっかり定着し、
一日30分〜1時間の執筆は毎日の日課になりました。
そういう意味では私自身が一番メルマガ「ロス」なのかもしれないです。

何にせよ当初の目的であった、
こういうペースで、こういう文字数で書く、
ということを私は体得しましたし、
「メルマガというメディアの特性や可能性」も、
うっすら見えてきましたので、
最初の目的は十分に果たしたと言えます。

なので、いったん、
ルーティーンを「破壊」するために、
「シーズン1」を、今号をもって終了いたします。
「破壊なくして創造なし!」と、
プロレスラーの橋本真也も言っていましたし。

お知らせにも書きましたように、
「シーズン2」は、読者数の増加に応じて、
開始時期を早めたいと思います。
いつ始めるかは、今のところ未定ですが、
2018年中には必ず再開する予定ですので、
楽しみにお待ち下さい。
次はさらにバージョンアップしたメルマガをお届けする予定です。



▼▼▼シーズンオフ中の号外の配信(質問募集!)▼▼▼

シーズンオフ中は何をするかと言いますと、
病気療養中から現在にかけて、
足かけ5年ぐらいまったく手を付けてこなかった、
SNSを含めたいろんなコミュニケーションを、
再開するかもしれませんし、
もうひとつのブログを充実させるかもしれませんし、
翻訳中の本を完成させて出版できるように頑張るかもですし、
その他のインプットに集中したり、
今までしてこなかったような活動を始めるかもしれません。
あるいは、この全部、口だけで、
実際はできないかもしれません笑。

今月から始まった「読むラジサロン」は、
2ヶ月間やっていきます。
これもどんなものになるか分かりませんが、
活動内容を皆様に「号外」にてお知らせします。

そう。

シーズンオフ期間中は、
「号外」を、時々配信します。

号外の内容は、
1.陣内からの告知
2.読むラジサロン活動報告(次期参加者募集も?)
3.Q&Aコーナー
4.その他、どうしても配信したい内容があったとき

という感じで考えています。
「Q&Aコーナー」は、
ですのでシーズンオフ中も、
質問を受け付けます。
質問がなければ配信もありませんので、
どうぞ、どしどしご応募ください!

最終号ですが、
オープニングトークは短めにして、
早速本編に入ります。
どうぞ、最後のメルマガをお楽しみください!


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