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陣内が先週読んだ本 2017年11月第五週 『安全保障は感情で動く』潮匡人 他4冊

2018.05.24 Thursday

+++vol.041 2017年12月5日配信号+++


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■4 陣内が先週読んだ本 
期間:2017年11月第五週 11月26日〜12月2日
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

先週私が読んだ本(読み終わった本)を紹介していきます。
一週間に一冊も本を読まない、
ということは、病気で文字が読めなかった数ヶ月を除くと、
ここ数年あまり記憶にないですから、
このコーナーは、当メルマガの
レギュラーコーナー的にしていきたいと思っています。
何も読まなかった、という週は、、、
まぁ、そのとき考えます笑。

ただ紹介するのも面白みがないので、
twitterに準じて、
140文字で「ブリーフィング」します。
「超要約」ですね。
(どうしても140字を超えちゃうこともあります。
 140文字はあくまで「努力目標」と捉えてください笑。)

忙しい皆さんになり代わって、
私が読んだ本の内容を圧縮して紹介できればと思います。
ここで紹介した本や著者、テーマなどについて、
Q&Aコーナーにて質問くださったりしたら、
とても嬉しいです。


●最貧困女子

読了した日:2017年11月27日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:鈴木大介
出版年:2014年
出版社:幻冬舎新書

リンク:http://amzn.asia/2OyHENj

▼140文字ブリーフィング:

私と同世代の著者、鈴木大介さんはこの本を執筆後、
脳梗塞になりその闘病を記した
「脳が壊れた」という本を書きました。
私は自分自身も「脳の器質異常」のひとつである、
バーンアウトと鬱病を経験したので、
彼の闘病記は大きな共感をもって読みました。
フリーランスのジャーナリストとして貧困の現場を自分の足で取材し、
後ろ盾なく「筆一本」で食べていくというプレッシャーの大きさは、
想像に難くないですし、その取材対象の「貧困の現実」はあまりにも過酷で、
それも脳梗塞の遠因になったのではないか、
と同書で分析しています。
、、、で、取材するだけで彼に病因を与えた、
日本の「最も虐げられた弱者」のひとつである、
「再貧困女子」の現状を訴えるのが本書です。
その現状はあまりにも壮絶で過酷すぎて、
読み進めるのがつらいほどでした。
書き進めた鈴木さんはもっとつらかったでしょう。
(何度も言うようにそれは彼の健康を蝕むほどでした)
、、、しかし、「声なき者の声」となって、
社会的弱者に「ヴォイス」を与える代弁者としての彼の姿勢を、
私は尊敬しますし、大いに共感します。
彼の魂の叫びとも言える「あとがき」から引用します。

→P209〜210 
〈助けて下さいと言える人と言えない人、
助けたくなるような見た目の人とそうでない人、
抱えている痛みは同じでも、後者の傷みは放置される。
これが、最大の残酷だと僕は思う。
観念的なことを書いてしまったが、
現代の日本ではこうした最悪の残酷が拡がりつつある。
格差社会、若者の所得の低さ、特に貧困が単身世帯の女性や、
ひとり親(特にシングルマザー)に集中しているという報道は、
昨今否応なく耳に入ってくる。
だがそんな中、その貧困や抱えた痛みが「不可視化」され、
それどころか差別や批判の対象とすらなってしまう女性や
未成年の少女らがいること、
それがセックスワーク(売春・性風俗)周辺に
集中していることを本書では描いた。

本音を言えばルポラーターとしての僕の心情は、もう限界だ。
売春する相手への嫌悪感を消すために薬物中毒になった少女がいた。
「身体が売れなくなったら死ぬときだ」と真顔で言う16歳の少女は、
初めての売春は小学5年生の時だと言った。
その身体中に、虐待の傷痕があった。
街娼する母親の元に生まれたが、
いまは売春で得た金で母と弟たちを養っていると
誇らしげに語る中学3年生がいた。
知的障害を抱える母親の元から家出し、
同じく知的障害を持つ姉と二人で
路上生活と売春を1年続けたという少女がいた。
義父からの性的虐待を看過してきた母親に殺意を抱き続ける少女がいた。
風俗店5店舗に連続で面接落ちし、
その週のうちに売春相手が見つからなければ
「肝臓を売れるところを教えて欲しい」と言う20歳がいた。
取材期間中、幼娘を残して自殺してしまった売春シングルマザーもいた。
彼女は売春相手とホテルに向かう際、
愛娘が児童養護施設で作ってくれた折鶴を御守りのように財布に入れていた。

何も与えられず、何にも恵まれず、
孤独と苦しさだけを抱えた彼女らは、
社会からゴミくずを見るような視線を投げかけられる。
もう、こんな残酷には耐えられない。
繰り返す。抱えた痛みは同じなのに、
なぜ彼女らを救おうとするものがこれほどまでに少ないのか。
彼女らを放置することとは、
例えば病院の待合室で同じ病気で苦しむ人々がいるとして、
一方を診察室に入れ、一方を放置する状態と何ら変わりない。
果たしてこれが正しい社会とはとても思えないし、
それを見過ごすことは絶対的に悪ではないのか。〉

、、、私は公務員時代に教会の仲間と共に、
愛知県で「聞き屋ボランティア」という、
人の話を無料で聴くボランティア活動をしていました。
月曜日と金曜日の夜8時から10時まで、
仕事が終わった後に豊橋駅に看板を掲げて座ります。
「あなたのお話無料で聴きます」と書かれた看板です。
OLさんや酔っ払ったサラリーマンや年配のホームレスの話も沢山聞きましたが、
私たちが最も多くの時間を割いたのが鈴木さんがこの本で紹介しているような、
「貧困の再生産」のなかで生まれ育った少女たちでした。
私はデリバリーヘルスの「従業員」寮(ヤクザが取り仕切っている)から、
十代の少女が夜逃げするのを自分の軽自動車で手伝ったこともありますし、
リストカットの傷痕で両腕がいっぱいの少女の「母親」は、
彼女が「家」に帰るとリストカットをしていました。
それを観たくないから彼女は毎晩駅にたむろし、
そして泊めてくれる友人の家を渡り歩いていました。
多くの少女たちは身体にあざがあり、
家に帰ると母親の恋人に暴力を振るわれ、
常にドラッグの危険と隣り合わせでした。

鈴木さんの取材対象のルポを読みながら、
私は過去に出会った何人かの少女たちの顔を思い出していました。
鈴木さんがこの本で書いているのは、
こうした人々に寄り添うことの大切さというよりも、
(それももちろん必要ですが)
もっと構造的な問題に社会が注目することの必要性です。

鈴木さん曰く(私の経験からも同意するのですが)、
セックスワークに搾取される「最貧困女子」たちは、
何らかの障害「知的障害、発達障害、精神障害」を抱えていることも多く、
さらに彼女らは「家族の縁・地域の縁・制度の縁」からも切れています。
日本には公的なセーフティネットが確かに充実していますが、
そういった制度と彼女らは、「絶望的なほどに相性が悪い」のです。
結果として彼女らの最後のセーフティネットが、
性風俗産業になってしまっている、という現状がある。
鈴木さんの提言は、公的な制度がもっと柔軟に対応することと、
民間の援助者が彼女らの「自由」を奪わない形で
「安心して寝られる場所」としてのシェルターを提供すること、
といったことです。私も同意します。
(2,310文字)

▼参考リンク:「脳が壊れた」鈴木大介
http://amzn.asia/5SNQGrB



●残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

読了した日:2017年11月28日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:橘玲
出版年:2010年
出版社:幻冬舎

リンク:http://amzn.asia/f6F8WUG

▼140文字ブリーフィング:

橘玲(たちばな・あきら)さんは、
夏頃に「(日本人)」という本で初めて知りました。
勝間和代に代表される、
(アンドリュー・カーネギー、ナポレオン・ヒルなどから連なる)、
「成功哲学」は、「やればできる」という前提に立っています。
筆者はしかし、「やってもできない」というのが、
現在の科学が私たちに告げる残酷な現実だ、と指摘します。
つまり、
「人間の能力は生まれたときにかなり決まってしまっている」
という身も蓋もない現実であり、
スティーブン・ピンカーらの著作で論証されています。
しかし、現在の民主主義政治と自由主義経済の
「世界の仕組み」を維持するためには、
この「不都合な真実」はあまりにも「政治的に正しくない」ために、
誰もそれを口にしません。
(口にしたら一発退場のタブーです)
しかし、だかといって「やればできる神話」を前提に人生を構築しても、
結果的に殆どの人は幸福になれないよ、と橘さんは指摘しています。
私たちに今必要なのはタブーに踏み込み、
「やっても出来ない(能力は生まれつきほぼ決定している)」
という前提に立つ「新たな成功哲学」を構築すべきだ、
というのがこの本の骨子です。
面白かったです。
(490文字)



●安全保障は感情で動く

読了した日:2017年11月28日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:潮匡人
出版年:2017年
出版社:文春新書

リンク:http://amzn.asia/dVi30sp

▼140文字ブリーフィング:

「トゥキュディデスの罠」という言葉があります。
こえれは歴史家のトゥキュディデスが、
「スパルタが新興国アテネを恐れたことが戦争の原因になったのだ」
という分析をしたことから生じた命題で、
「新興国の急激な勃興が、
究めて高い確率で現覇権国との戦争に帰結する。」
という「歴史の法則」であり、
第二次世界大戦(欧州)ならば、
ドイツという新興国を覇権国のイギリスが恐れたこと、
第二次世界大戦(太平洋)ならば、
日本という新興国を大国アメリカが恐れたことが、
戦争の原因と言えます。
このトゥキュディデスの罠のポイントは、
戦争の引き金を引く「恐れ」が論理や分析ではなく、
「感情」だということを著者は指摘しています。

現在の国際情勢が「一触即発」なのは、
北朝鮮のトップだけでなくアメリカのトップまでが、
きわめて感情的に行動する「偶発的行動」が多い、
「先の読めない指導者」だからです。
2台の車が交差点で交わる際、
片方が無免許の暴走族でも、片方が優良ドライバーなら、
事故の危険性はまだ低いですが、
片方が無免許の暴走族で、
もう片方が認知症が始まっている老人の場合、
きわめて高い可能性で「事故」が起きます。
北朝鮮情勢での「事故」が起きた場合、
第二次朝鮮戦争が始まり、朝鮮半島ではもちろん、
横田基地が米軍の拠点となる日本本土でも多数の死者が出ますし、
アジア経済全体が壊滅的なダメージを受けるので、
日本は無傷でいられないどころか、戦後最大の国難となり、
最悪の場合、破局のシナリオも考えられる、
と元外交官の佐藤優さんは警告しています。

日本の首相は「異次元の圧力」かのように、、
「圧力一辺倒」を続けていますが、
この場合何よりも避けるべきは戦争なので、
トランプに同調するばかりというのは危険だと私は考えます。
(ちなみに先月私は拉致被害者の家族・横田早紀江さんですら、
 安倍首相に「圧力一辺倒は止めて」と発言している、
 というネット記事を読みました。)
▼参考記事:ついに横田早紀江さんも、「圧力一辺倒」に異論
https://www.excite.co.jp/News/politics_g/20171123/Gendai_428124.html

著者の本に話を戻しますと、
著者はキリスト教徒でもあり、
「戦争は感情で起こる」ということを理解することが、
今の局面にもっとも大切だと主張しています。
私もこれに同意します。
米ソが核兵器を本当に使う一歩手前までいった「キューバ危機」のときに、
J・F・ケネディの側近だったマクナマラ氏が回顧録を出版していて、
著者は彼のことばを紹介しています。
曰く「キューバ危機の最大の教訓は、
『相手の靴を履いて考える』ということの大切さだ。
ケネディ大統領は最も長い時間をかけて、 
『フルシチョフならどう考えるか』を考え抜いた。
そしてフルシチョフの自尊心を傷つけないように、
面目をつぶさないように、恥をかかせたりしないように、
細心の注意を払い最大の努力をした。」と。
トランプにケネディのような知性は期待できませんから、
どうかせめて、安倍さんには冷静であってほしい、
と願わずにいられません。
(1,245文字)



●反省させると犯罪者になります

読了した日:2017年11月30日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:岡本茂樹
出版年:2013年
出版社:新潮新書

リンク:http://amzn.asia/6tUp3dF

▼140文字ブリーフィング:

著者は刑務所での累犯受刑者の更生支援の経験から、
「反省文」は逆に抑圧を強め孤立を生み出し再犯の可能性を高める、
と主張しています。
むしろ大切なのは被害者の立場に立つまえに加害者としての
「被害者や両親への怒り、憎しみ、不満」を吐き出させることだという。
そうすると自然に彼らは被害者の気持ちにも気がつき本当の反省に至るのだと。
同じことが「いじめ教育」にも当てはまり、
「いじめをすることがどれほど被害者を傷つけるか」を教え込む、
というアプローチが現在推奨されているのですが著者によれば、
それは逆効果を生む、と。
なぜか。
いじめをする生徒はたいてい、自分が傷ついているからです。
家で虐待を受けていたり、プレッシャーで追い詰められていたりする。
まずはそれを吐き出す場を設けなければ、
「形だけの反省文」と同じで、より「よい子バイアス」を与え、
もうひとつの抑圧を追加しているだけなのだ、と。
引用します。

→P163 
〈さらに言えば、親から虐待されていたり
厳しいしつけを受けていたりする子どもたちにとって、
「いじめられた子どもの気持ち」を考えさせることは
とてもしんどいことにはならないでしょうか。
そうした子どもたちは心の中にいつも鬱積した否定的感情が渦巻いています。
彼らは、自分の心の中にある否定的感情のはけ口を求めています。
それは、具体的にはいじめという形に発展する場合もあるでしょう。
そうした子どもたちにとって、
いじめられた子どもの気持ちを考えさせることは、
さらに抑圧を強めることになり、
結果として大きな爆発をもたらすことになるのではないかと危惧します。
彼らにとって本当に必要なことは、
いじめられた被害者のことを考えることよりも、
自分自身が親から受けた「被害」を語る(吐き出す)ことなのです。〉
(738文字)



▼▼▼リコメンド本「今週の一冊」▼▼▼

陣内が過去一週間に読んだ本の中から、
「いちばんオススメだったのは?」という基準でリコメンドします。
「いちばん優れていた本」というよりも、
「いちばんインパクトの大きかった本」という選考基準です。
皆さんの書籍選びの参考にしていただけたら幸いです。


▼今週の一冊:該当なし

コメント:
最近ずっと、「該当なし」ですね笑。
あまり冊数も読めていないし、
軽いものばかり読んでいたので。
11月もけっこう忙しかったので。
敢えて言えば、「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」は、
けっこう面白かったです。
橘玲さんの著書の悪いところは、
引用されている本が興味深すぎて、
読みたい本が雪だるま式に増えて行くことです笑。
まぁ、良いところでもあるんですけど。



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【Q】安息日を守るとは?

2018.05.24 Thursday

+++vol.041 2017年12月5日配信号+++


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3 Q&Aコーナー

皆さんからお寄せ頂いた質問にお答えするコーナーです。

日頃の悩み、疑問、今更誰かに聞けないギモン、、、、
質問の種類は問いません。お気兼ねなくご質問をお寄せください。
ご利用は下記に基づいてご利用いただけると幸いです。

【Q&Aについて】
▼全てのご質問にお答えすることはできません。予めご了承ください
▼いただいたご質問は、ブログ・FVIメディアルームに掲載される可能性があります
▼本名での投稿の場合は「ペンネーム:無し」となります
▼必ず下記フォームからご質問を送信ください

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

【Q&Aコーナー専用フォーム】

▼URL
https://www.secure-cloud.jp/sf/1484051839NyovBkYI

※大変お手数ですが一つの1メール1質問を原則とさせてください。
ご協力宜しく御願い致します。

※頂いたメールはすべて目を通しております。
陣内俊への要望やメルマガの感想、激励などももちろん大歓迎です!

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

●【Q】安息日を守るとは?

ラジオネーム:そら(女性)
お住いの地域:栃木県

A.

初めまして。
毎回火曜日の配信を楽しみにしています。
「情報化社会における信仰者の生き方」という
先生のyoutubeをみさせていただきました。
本当に情報が多い時代にクリティカルになることって大切ですよね。
異端かどうかを定める判断を
「私をイエス様に似せるか」どうかであることも納得しました。

ただ、なおも私を混乱させているのは、
海外に住んでいた期間に土曜礼拝の教会に通っていたことがあり、
安息日(土曜日)を守るという体験をしました。
日本では守ることはできていないのですが、
安息日を守ることは祝福であると実感しました。

実際に安息日を守ることはイエス様がしていたことですし、
もちろん守れないから救われないという律法主義に
至ってはいけないと注意を払っていますが、
クリティカルに考えた上でも
やはり安息日を守ることは異端だとは思いません。
また、安息日を守りたいと思いつつ、
自分の通っている日曜の教会を変えたいとは思いません。
先生でしたらどうお考えになりますか?


Q.

そらさん、ご質問ありがとうございます。
そしてYouTube動画を観ていただきありがとうございます。
(私は非常に限定された空間以外では「先生」ではないので、
 どうぞ、陣内さんとか俊君とか、
 キミとかお前とか、そう呼んでいただけたら感謝です笑。)

▼参考動画:「情報化社会における信仰者の生き方」
https://youtu.be/QjLVHvaXmDA

、、、で、ご質問の件ですが、
私は按手礼を受けたキリスト教の正式な教職者ではない、
つまりいわゆる「キリスト教の先生」ではないという前提の上で、
あくまで「公式な見解」としてではなく、
いち信仰者として、私が安息日についてどう考えるか、
ということを語らせていただきます。

ご質問を拝読させてえいただいて、
まず「整理」する必要があると感じました。

それは、そらさんが、
「安息日を守る」という言葉で意味しているものと、
私が普段「安息日を守る」というときに意味しているものが、
もしかしたら違うのかもしれない、ということです。

文章から拝察するにそらさんは、
「土曜日に教会で礼拝を捧げる」
ことを「安息日を守る」という言葉で、
意味しているように思われます。

私にとって「安息日を守る」というのは、
「週に一回、完全に心身を休める日を設ける」ことを意味します。
それは「教会での礼拝」とは関連がありません。
つまり「安息日」という概念と、
「教会で捧げる礼拝」という概念は、
別のものだと私は認識しています。
(異論・反論は受け付けます。)

しかし私がそう考えるのには理由がありまして、
十戒に記されている「安息日(シャバット)」は、
ユダヤ教では土曜日のことです。
正確には金曜日の日没から土曜日の日没までです。
メシアニックジューといわれる人々のなかには、
「ユダヤ教からキリスト教に改宗した」のではなく、
「イエスを信じるようになったユダヤ教徒」という、
アイデンティティを持つグループがあります。
(私たちが「パウロは(私たちが考えるような意味で)クリスチャンだ」
というのは実は時代認識の捨象がもたらす誤りで、
ユダヤ人であった使徒たちやパウロも、
このアイデンティティに近かったと信じています。)

、、、で、とにかく「安息日」というのは、
いかなる意味においても「土曜日」なのです。
キリスト教徒が「安息日は日曜日だ」と言ったとしたら、
それは事実誤認か、もしくは定義の誤りです。
聖書に「日曜日が安息日だ」と明確に読める記述は、
どこにもないですから。

では、なぜ日曜日にキリスト教会はミサや礼拝を持つようになったのか。
2つの理由があります。
ひとつは、原始教会がシナゴーグに共に集まり主を礼拝したのが、
「主の復活の日」だったということ。
イエス様が十字架にかけられたのが金曜日、
その最初の安息日の次の日が復活の日ですから、日曜日です。
彼らは主の復活を覚えて、
日曜日にパンを割き祈りをし礼拝していました。
これが多くのキリスト教会が、
日曜日を「聖日(安息日ではない)」と定義している、
理由のひとつです。

もう一つの理由は歴史的で政治的です。
コンスタンティヌスがキリスト教をローマ帝国の「国教」としたとき、
その礼拝の儀式を異教の人々の生活様式に合せる必要があったからです。
「ミラノ勅令」が出された時点でローマ帝国の全人口に占める、
キリスト教徒の割合は1割〜2割と言われていますから、
まだ「マイノリティ」なのです。
当時、ローマ帝国の多くの人々は太陽神を崇拝しており、
日曜日に太陽神に礼拝を捧げていました。
ローマ帝国の公式な国教にキリスト教を導入するにあたり、
スムーズに人々が適用できるように、
キリスト教の公式の礼拝の日を日曜日と定めました。
ちなみに日曜日は「Sunday」ですが、
この「Sun」の語源は太陽神です。

さらにさらに。
なぜプロテスタント教会の日曜日の「朝」なのか。
日曜日の夜でも、夕方でも良かったのではないか?
それは、アメリカの歴史と関係があります。
アメリカはピューリタンと呼ばれるプロテスタント教徒が建国しましたが、
彼らの多くは農家でした。
小麦を栽培したり牛を飼ったりしていたわけです。
そして西部を開拓する旅を続けながら所々に小さな街を形成しました。
その街の求心力というか、中心にあるフォーカスは教会でした。
、、、で、農作業に休日はないですから、
農夫は教会で礼拝を捧げた後に農作業に出かけるために、
あるいは朝の搾乳作業と午後の作業の間に礼拝できるように、
「朝10時」になった、という説が有力です。
日本のプロテスタントはアメリカ経由で伝わっていますから、
その影響を強く受けた日本の教会の多くは、
「朝10時」を踏襲している、というわけです。

、、、こう観てきますと、
「日曜日の朝10時」に特段重い宗教的意義が、
あるわけではないのが分かります。
(主の復活を祝う、という意味はもちろんありますが、
 それは毎日祝えば良いわけです。)

むしろ宗教的意義が重いのは土曜日のほうです。

間違っていたらすみませんが、
おそらくそらさんが海外で行っていたという教会は、
セブンスデーアドベンティストの教会だったのではないかと拝察いたします。
私も立川のセブンスデーの教会の建物に入ったことがありますし、
荻窪のセブンスデーの衛生病院にも、
家族や身近な方が多くお世話になっています。

、、、で、
セブンスデーアドベンティストの公式ホームページを観ますと、
こう書いてあります。

〈セブンスデー・アドベンチスト教会(以下アドベンチスト教会と略す)は、
聖書主義に立つキリスト教・プロテスタントの教会です。
アドベンチスト教会は、
聖書に示されている神の愛による救いを全人類に伝え、
その愛を、人々の必要に応えるさまざまな活動を通して
実践しようとしています。

アドベンチスト教会の名称の由来ですが、
「セブンスデー」とは、「第7日」の意味で、
これは週の第7日である聖書の安息日を
聖日として守る教会であることを表しています。
また「アドベンチスト」とは、聖書の重要な教えである、
キリストの再臨(アドベント)を待望する人々を意味します。
そのほかにも、アドベンチスト教会を特徴づけるいくつかの教えがあります。
その教えは多くの点において、プロテスタント諸教会と共通しています。〉

私はプロテスタント教徒として、
上記の記述に関してだけ言えば、
いかなるポイントにも「引っかかりません」。
ですので、土曜日に主を礼拝することは、
まったくもって素晴らしいことと思います。

先に挙げたメシアニックジューの会衆の、
土曜日(シャバット)に行われる礼拝にも参加したことがありますが、
私はとても素晴らしいものだと思いました。

、、、ではなぜ、
私は日曜日に教会で行われる礼拝に(健康や状況が許す限り)、
極力参加しようと思うのか。

、、、それは私が「教会とは共同体である」ことを信じているからです。
共同体としての教会は、キリストの身体として、
「共にパンを割き、共に祈りをし(使徒2章)」とあるように、
儀式や礼拝や献金や聖書の学びや分かち合いや、、、
そういったものを極力保つ必要があると考えています。

、、そして、都合、現行の日本の多くの教会は、
日曜日の朝に最も多くの人が集まっています。
ですから私は「交わり」のために、
できれば日曜日に教会に集いたいと考えているわけです。
人はひとりで神を信じることはできませんし、
ひとりで歩むことはできませんから。

ここまでいっぱい書いてきましたが、
私は「神学論争」にあまり大きな意味はないと考えています。
「神学的に正当かどうか」を延々と議論するのは私の仕事ではないし、
私の関心でもありません。

むしろ大切なのは、
「神は御言葉を通して何を意図されたのか?」
といういわば「大意」をくみ取ることです。
惑星で言えば「自転の正確な把握」ではなく、
「その惑星がどこに向かっているのか」という、
「公転」の大きな方向性をつかむことです。

2016年に私が読んだケン・シゲマツ師の
「賢者の生活リズム」は、
キリスト教徒として生きることの全体を、
神はどう願っているのか、という大意をつかむうえで、
非常に有益なテキストでした。
シゲマツ師は縦軸に3本、横軸に3本の格子(トレリス)を意識しながら、
キリスト教徒としての生活を構築することを提案しています。
非常にバランスが取れているので紹介します。

縦軸(基礎)
・安息日
・祈り
・みことば

横軸
・関係
・回復
・みことばの実践

、、、先ほど私が「日曜日に教会の礼拝に参加する」
といったときに挙げた理由は上記の6つの要素のなかの、
「祈り・みことば・関係・みことばの実践」に関わることであって、
なんと「安息日」とは無関係です(!)。

シゲマツ師も本書で語っていますが、
キリスト教徒にとっての「安息日」の大意とは、
「心と体をリフレッシュし、
 落ち着いて神に聴けるような24時間を、
 生活リズムの中に組み込む」ことです。

私はキリスト教関係の仕事をしていますから、
日曜日は多くの場合一番忙しいです。
日曜日はまったく「安息日」を守っていません。
(ケン・シゲマツ師もそう言っています。)

牧師にとって安息日を守るとはですから、
(土曜日も説教の準備で大概忙しいですから)、
土日以外の1日を、心と体と霊をリフレッシュするために、
「取り分けておく」ことです。
その24時間はぜったいに仕事をしないし、
仕事の依頼が来ても引き受けないと決意することです。
そしてその日に、何か活動的にがつがつ動き回るのでなく、
自分の心身がいちばんリラックスできることを、
家族とともにすることです。

膨大な量の研究結果が、
「人間は週に1日完全に休んだ方が、
 そうでなかった場合に比べて、
 心身は健康になり、
 こなせる仕事の量も増える」
ということを裏付けています。
休まないよりも、休んだ方が仕事は早く進むのです。
こんなことは研究しなくても、
神様は知っていたわけです。
なんたって、人間の創造者ですから。
「人間は休まないよりも、
 休んだほうがパフォーマンスが上がる」と。

今更医学が「人間は休んだ方が生産性が高まる!!」
と言っているのはですから、「何をいまさら」という話で、
科学が「人間のデザイナー」に追いついてきただけです笑。

▼参考リンク:「賢者の生活リズム」ケン・シゲマツ
http://amzn.asia/hLo4Xtg

、、、というわけでいろいろ書きましたが、
そらさんの今の態度を神様は喜んでいらっしゃるのでは、、、
と私には読み取れました。
というのは、様々な「信仰上の」といいますか、
「教義上の」といいますか「神学上の」葛藤を、
人は抱えながら信仰しています。
それが全くないという人は信仰のダイナミズムが失われている、
ということかもしれませんからむしろ、
不安になった方が良いかもしれません。

、、、で、そういった「教義上の」葛藤において、
私は一番避けるべきは「教条主義」であり、
一番求めるべきは「愛」だと思うわけです。

イエス様も「安息日に仕事をしてはならない」
という教条主義を突きつけられたとき、
病人を癒すという「仕事」をなさり、
「安息日にすべきは良いことなのか、それとも悪いことなのか?」
と自らの糾弾者たちに反駁しました。
そして言いました。
「安息日が人間のために作られたのであり、
 人間が安息日のために作られたのではない」と。

これほど明快な回答はありません。
「教義が人間のために作られたのであり、
 人間が教義のために作られたのではありません。」
そらさんの信仰の歩みがどうか、
実り豊かなものでありますようにお祈り申し上げております。



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陣内が先月観た映画 2017年11月 『アクト・オブ・キリング』他13本

2018.05.24 Thursday

+++vol.041 2017年12月5日配信号+++


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 陣内が先月観た映画 2017年11月

月に一度のお楽しみ、
「陣内が先月観た映画」のコーナー。

タイトルそのまんまの企画です。
先月私がいろんなかたちで観た映画を、
一挙に紹介しちゃうというコーナー。

5本以上観た月だけの限定コーナーとなります。
先月はけっこう観たので、
けっこう紹介できます。

もともと映画を観るほうではありますが、
Amazonプライムのストリーミングで観るようになって、
観る本数が3倍ぐらいに増加しました。
移動中に観れるというのが大きいです。
電車の中やバスの中で本を読むのは少し疲れますが、
映画はノーストレスです。
長時間移動がある月なんかは、
往復の移動だけで4、5本観れたりします。

観るだけではもったいないので、
皆様に紹介しちゃおう、
というのがこのコーナー。

世界一小規模の映画賞、
「月間陣内アカデミー賞」もやります(笑)。

「おもしろそうだな」と思うやつがあったら、
それをレンタルして観てみる、とか、
あとこれを読んで、観たつもりになって、
誰かに知ったかぶりする(笑)などの
使い方をしていただければ、これ幸いです。

「陣内が先週読んだ本」の
140文字ブリーフィングが好評なので、
映画評論も140文字で試みます。

時短は正義(!)ですから笑。

「読んだ本」コーナーと同じで、
140文字はあくまで「努力目標」です。

*どうしても「ネタバレ」要素をいくらか含みますので、
絶対にネタバレしたくない作品がありましたら、
器用に読み飛ばしてくだされば幸いです。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

●コンタクト

鑑賞した日:2017年11月1日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:ロバート・ギメセス
主演:ジョディ・フォスター他
公開年・国:1997年(米国)
リンク:http://amzn.asia/aw8t5ha

▼140文字ブリーフィング:

この映画は大学時代に一度、
知り合いの家でレンタルビデオ(!)で鑑賞したことがあります。
(大学時代、私はテレビを持っていませでしたので)
、、、で、20年ぶりにもう一度見返してみたのですが、
結果、めちゃくちゃ面白かったです。
20年の歳月が経つと、人間は別人になっていますから、
「別人が観る同じ映画」はもはや「違う映画」だ、
ということを再確認しました。
天体物理学者でありSF小説作家のカール・セーガンが原作の本作。
監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキスです。
テーマは「科学と宗教」。
「現代の『超越性』は宇宙と深海にあるんだなぁ byみつを」
と考えながら鑑賞しました。
「宇宙と深海」こそが、まだ人類が「知り得ない領域」、
つまり科学によって「脱神話化」されていない知の領域です。
だから宇宙に関する論争は「神学論争」に近づくのです。

地球外生命体からのメッセージが、
「素数」だったというのもわくわくします。
一定の周波数の信号が、
「1回、2回、3回、5回、7回、11回、13回、17回、、」
と送られてくる。
観測所の研究者たちが、「素数だ!!!」
と叫ぶシーンは鳥肌ものです。

この映画を観ていると、
宗教に引きこもる原理主義のキリスト教徒よりも、
未知のものへの畏敬を覚える無神論の科学者のほうが「敬虔」に見えます。
元祖「リケジョ」の宇宙研究者の主人公(ジョディ・フォスター)と、
カウンターパートの宗教界の異端児が対照的に描かれます。
彼らは、持っている「言葉」は「宗教と科学」で真逆に見えますが、
「真理を知りたい」という求道者であるという点において同類です。
彼らは同じ両面マジックミラーに、両サイドから歩み寄っているのです。

最後に彼が「彼女を信じる」と言ったのは印象的です。
宗教家が無神論者の科学者を「信じる」と表現したわけです。
オッカムの剃刀(=単純な説明が正しい)のくだりも面白かったです。
宗教界の異端児の彼氏に主人公のリケジョは、
「創造者がこの宇宙を作り、
 そのあとに自らの存在証明を消去したか、
 もしくは存在しない神を人間が作ったか、
 どちらが単純な説明かしら?」と聞きます。
彼女の意図は「オッカムの剃刀」に従えば、
人間が脳内で神を造ったと方が妥当だ、という含意があります。
それに対する彼氏の返答は、
「君は証拠がないから神がいないと言う。
 じゃあ、君は亡くなったお父さんを愛してる?」
「もちろん」
、、、「じゃあ証拠は?」

ネタバレになりますが最後に主人公は地球外生命体に出会います。
その出会い方というのは、他者には分からないけれど、
彼女の脳内に地球外生命体がメッセージを送る、
というもので、巨大プロジェクトに関わった人はひとりも、
彼女の「体験」を信じませんでした。

彼女の有罪を決める諮問会で主人公は、
「18時間の主観的な宇宙の旅」を実証するよう迫られ
かつて自分が彼氏に「神の証明」のために用いた
「オッカムの剃刀」にもとづいて問い詰められます。
「一瞬のうちに宇宙人があなたを宇宙に連れ出し
しかもその証明を放棄したか、
もしくはあなたが妄言を言っているだけか?」

主人公は説明を放棄し、
「自分の人生観が変えられたことが証拠だ」とだけ言います。
(*主人公にとって宇宙への希求は、
 自分の夢を応援してくれた死んだ父親を求める旅でもあります)
世間が彼女を見放した後で、
彼氏の宗教家は「私はあなたを信じる」という。
喧嘩別れした宗教と科学が、
「真実の追究」「愛と尊厳」というところで最後に出会える、
という素晴らしいメッセージでした。
名作です。
(1,423文字)



●打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

鑑賞した日:2017年11月2日 (愛知へ行く新幹線で)
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:岩井俊二
主演:奥菜恵他
公開年・国:1992年(日本)
リンク:http://amzn.asia/1VZC3ba

▼140文字ブリーフィング:

今年、アニメ化でリメイクされました。
もともとは45分ぐらいの短編ドラマです。
なんと、監督は岩井俊二。
彼がまだメジャーになる前のテレビ企画です。
敢えて言えば「スタンド・バイ・ミー」的な感じですかね。
面白くない訳ではないですがさすがに古い感じはします。
当時(多分)14歳とかの、奥菜恵のアイドル映画としては、
貴重な映像資料です。
アニメ版、ちょっと興味を持ちました。
(180文字)



●ウッジョブ!神去なあなあ日常

鑑賞した日:2017年11月2日 (愛知に行く新幹線で鑑賞)
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:矢口史靖(しのぶ)
主演:染谷将太、伊藤英明、長澤まさみ
公開年・国:
リンク: http://amzn.asia/eRHrywO

▼140文字ブリーフィング:

「ウォーターボーイズ」の矢口監督による、
「林業」をテーマにした映画です。
期待してなかったけど、相当に面白かったです。
特に伊藤英明が完全にはまり役でした。
都会っ子の主人公が田舎の林業生活で鍛えられて、
だんだん男らしい大人になっていく、
という王道のストーリーですが、
何よりこの映画の素晴らしいのは「林業」という、
農業以上にあまり知られていない職業世界を、
一般の人に丁寧に教えてくれるところでしょう。
木材の「競り」とか、初めて見ました。
ベテランの職人がこう語ります。
「農家なら育てた作物を食べた人が美味しいと言えば仕事の結果が分かる。
しかし林業は、良い仕事をしたかどうか分かるのは自分が死んだ後なんだ」
林業は私たちの工業化された社会とは、
「タイムスケール」が違うのです。
この映画の中の「競り」で、一本80万円で落札された木は、
明治時代に、曾祖父の代に植えられた木でした。
良い作品です。
先週二冊本を紹介したマキタスポーツの演技も味があります。
(430文字)



●クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲

鑑賞した日:2017年11月2日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:原恵一
主演:矢島晶子(しんちゃん)他
公開年・国:2001年(日本)
リンク:http://amzn.asia/cHxrIq4

▼140文字ブリーフィング:

この作品は映画ファンのなかでカルト的な人気があり、
異常な高評価を獲得しています。
私の好きな映画評論家のひとりは言っています。
「これは日本の『アニメ映画史に残る作品』ではない。
 『日本映画史』に残る名作だ」と。
「そんなに言うなら見ようじゃないか」
と鑑賞しましたが、評判通りの名作でした。
原恵一監督、スゴイです。
これが公開されたのは2001年ですが、
この作品が「ALWAYS3丁目の夕日」より前に、
造られていることを知り、2回驚きました。
完全にALWAYS3丁目的なるものへの批判になっています。
「懐古趣味から、未来の選択へ」。
私たちはいい加減昭和を懐かしむことを止めて、
前に進まなければなりません。
平成という元号も終わろうとしている今、
私たちが見返すべき映画のひとつです。
私はテレビ放送も映画も含め、
「しんちゃん」を生涯で1回もちゃんと観たことがありませんでしたが、
この映画にはやられました。
これは「しんちゃん」というフォーマットの力ではなく、
90パーセント以上、原監督の力です。
熱いメッセージを受け取りました。
(454文字)



●クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦

鑑賞した日:2017年11月1日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:原恵一
主演:矢島晶子(しんちゃん)他
公開年・国:2002年(日本)
リンク:http://amzn.asia/ez2U6Np

▼140文字ブリーフィング:

「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」が良すぎたので、
翌年の原監督のしんちゃん映画も鑑賞しました。
こちらもまた名作です。
先の映画評論家曰く、
「日本にある時代劇ドラマ/映画のなかで、」
突出して時代考証がしっかりしている」。
たしかに、食べ物、武器のありかた、
戦のときの人々の振るまい方など、
めちゃくちゃ勉強になります。
「雰囲気で」時代劇を作るのではなく、
資料を読み込んで、当時の人々の生活や行動様式を
研究したうえで作られているのがよく分かります。
また、「説明的」なところがなく無駄なシーンがありません。
原恵一監督の見事さが現れています。
原監督自身が、「子ども向け映画」と侮っていない証拠です。
「子どもだましでは子どもはだませない」というのは、
頭の良い大人なら誰でも知っていて、
「大人でも十分鑑賞に堪えるものを、
 子ども向けにわかりやすくしたときに、
 はじめて子どもにもちゃんと伝わる」のです。
原監督はそのあたりを非常によくわきまえています。
(412文字)



●宇宙人ポール

鑑賞した日:2017年11月5日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:グレッグ・モットーラ
主演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、セス・ローゲン
公開年・国:2011年(イギリス)
リンク:http://amzn.asia/gp16U7F

▼140文字ブリーフィング:

こちらもかなり面白かったです。
掘り出し物でした。
とにかく「痛快」な映画で、
宗教保守派の思考停止批判にもなっています。
笑えるし、様々な映画へのオマージュが気が利いています。
この感じ、私は好きです。
(97文字)



●ロックスター

鑑賞した日:2017年11月1日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:スティーブン・ヘレク(制作総指揮:ジョージ・クルーニー)
主演:マーク・ウォールバーグ、ジェニファー・アニストン
公開年・国:2001年(アメリカ)
リンク: http://amzn.asia/9XyT0TC

▼140文字ブリーフィング:

若かりしジェニファー・アニストンが可愛い映画です。
主人公は「ロックスター」に憧れ、
平日はコピー機を売り、
休日に仲間と組んだバンドのヴォーカルとして、
地元でコンサートをしています。
とあるきっかけで才能を見いだされメジャーバンドに引き抜かれた彼は、
ショービジネスの華やかな世界に飛び込み、
シンデレラストーリーを駆け上がります。
しかしそんな生活をしばらく続けた後、
「判で押したように革ジャンを着て、
 判で押したようにドラッグをやり、
 判で押したように複数の女と寝て、
 判で押したようなおきまりの歌声で歌う。
 、、、なんだ、こんなのサラリーマンと同じだ。
 いや、サラリーマンよりつまらない。」
と幻滅し、夢にまで見たロックスターをやめて、
地元のバーでフォークソングを歌うことを選びます。
最後の場末のカラオケ喫茶で自分を表現し、
大切な人を大切にする主人公はカッコいいです。
(378文字)



●アクト・オブ・キリング

鑑賞した日:2017年11月8日
鑑賞した方法:TSUTAYA DISCUSでレンタルして鑑賞

監督:ジョシュア・オッペンハイマー
主演:ドキュメンタリー映画
公開年・国:2012年(英国・デンマーク・ノルウェー)
リンク:http://amzn.asia/7zMLQSa

▼140文字ブリーフィング:

もうね、これはね、語れません。
言語化不可能です。
衝撃的でした。
今までに観た他のどんな映画とも違います。
一応簡単にだけ説明すると、
スカルノ大統領の時代にインドネシアで軍事クーデターがおきました。
その軍事政権は全国的に「共産党員狩り」と称して、
組織的な民族虐殺をした。
その虐殺に関与した人々は今も既得権のなかでのうのうと生きています。
監督は彼らに、「虐殺を再現する映画を撮って下さい」とお願いするのです。
すると彼らは何と拒絶するどころか、
自分たちを英雄として讃える映画を嬉々として取り始めました。
それをさらに第三者の視点で観察するという「メタ構造」を持った映画です。
あまり万人にお勧めできる映画ではありませんが、
観た人は一生忘れられない映画になるのは間違いありません。
特に、ラスト5分は地獄の深遠をのぞき込むような経験をします。
「地獄からの音」を、ラスト五分で鑑賞者は聞きます。
フィクションでも、やらせでもなく、現実に。
どんなホラー映画よりも怖い。
ただただ、すごいとしか言えません。
圧倒されました。
(434文字)



●苦役列車

鑑賞した日:2017年11月2日 
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:山下敦弘
主演:森山未來、前田敦子、高良健吾
公開年・国:2012年(日本)
リンク:http://amzn.asia/isxqNnf

▼140文字ブリーフィング:

西村賢太の芥川賞受賞作の映画化です。
原作は5年ほど前に弟に勧められて読みました。
そんなに「楽しい映画」とは言えませんが、森山未來のクズぶり、
マキタスポーツの自然さなど、けっこう観ていられました。
私が感想を語るよりも、
Amazonレビュアーの秀逸なレビューがありましたので引用します。
〈生きるすべを学ばなかった青年のお話。
小さい頃に家族も信じる心もなくした貫多(主人公)、
愛を知らない、家族を知らない、友達を知らない、恋人を知らない。
無知故にその日暮らしの堕落した生活を続ける。
人間性もない底辺の生活。
人生の中ではじめての友達も己の卑屈さ故に失ってしまう。
お金もない、知識もない、学歴もない、
根性もない、友達もない、家族もない。
それでも人生という名の苦役列車は日々走り続ける。〉
、、、そういう映画です。
(350文字)



●アウトレイジ ビヨンド

鑑賞した日:2017年11月10日(金)
鑑賞した方法:TSUTAYA DISCUSでレンタルして鑑賞

監督:北野武
主演:三浦友和、小日向文世、ビートたけし、西田敏行、加瀬亮、他
公開年・国:2012年(日本)
リンク:http://amzn.asia/apHP8Mc

▼140文字ブリーフィング:

先月「アウトレイジ」を観てもう私は、
「やられちゃった」わけです。
その魅力に完全に取り憑かれてしまいました。。
アウトレイジが他のいわゆる「ギャング映画」と違うのは、
日本のヤクザの抗争を描くだけでなく、
その行動原理や組織力学を描写したところにあります。
「筋を通す」「大義名分」、「かたちだけだよ」という台詞、
そういったロジックで彼らは、
「『スジ』をめぐるパワーゲーム」をしているわけです。
実はアウトレイジシリーズはヤクザの話でありながら、
これは日本の「カイシャ」の話なのです。
前作で「山王会」の会長を殺害し上り詰めた加藤(三浦友和)が、
不祥事の責任をとり落とし前を付けるために「引退」した直後、
後任の会長に「おい、お前どこ座ってんだ?」と、
怒られるシーンは定年退職後「何者でもなくなる」、
日本のサラリーマンの悲哀を象徴しています。
この映画を観ていると日本の組織のなかで生きることの、
辛さや葛藤や手続きや作法を肌で感じられます。
あと、オフィス北野のたけしの「弟子」、
玉袋筋太郎は東西のヤクザの抗争を描いた「ビヨンド」以降は、
関西吉本系芸人対(主に浅草)関東系芸人の対立、
という構図のメタファーでもあるのではないか、
という「深読み」もしています。
じっさいたけしは漫才ブームのとき、
関西の漫才師がどんどん押し寄せてきてかなり焦った、
と後に著書に書いているので、あながち外れてはいないかもしれません。
アウトレイジシリーズはいろんな楽しみ方が出来ます。
「最終章」が楽しみです。
はやくDVD化されないかなぁ。
(646文字)



●家族はつらいよ

鑑賞した日:2017年11月12日
鑑賞した方法:Amazonプライム特典

監督:山田洋次
主演:橋爪功、妻夫木聡、蒼井優他
公開年・国:2016年(日本)
リンク:http://amzn.asia/1yOM8EV

▼140文字ブリーフィング:

言わずと知れた「男はつらいよ」の山田洋次監督作品。
この作品はなんというか、ポストモダン的二次創作の精神にあふれています。
時系列で説明すると、まず小津安二郎の「東京物語」という映画があります。
面倒なので説明はしませんが、世界中の映画ファンに、
「これまでの映画でどれがベストですか?」と聞くと、
チャップリンの「モダンタイムズ」とか、
ゴッドファーザーシリーズとか、
ヒッチコックの「サイコ」とか、
キューブリックの「2001年宇宙の旅」とか、
黒澤明の「七人の侍」などに並んで、
けっこう多くの人が挙げるのがこの「東京物語」なのです。
それほどクラシックで定番な作品です。
その小津安二郎の東京物語を、
山田洋次が2013年に「オマージュ作品」として、
筋書きはそのまま、時代を現代にして取ったのが、
「東京家族」です。
これは私は愛知に出張中に映画館で観ました。
とても良い映画でした。
この「家族はつらいよ」は、
その「東京家族」の家族構成はほぼそのまま、
役者もそのままで、「別の映画」を二次創作した作品です。
「劇団東京家族」の次の講演、という感じでしょうか。
さらにタイトルに現れているように、
「男はつらいよ」シリーズへのセルフオマージュでもあるわけで、
何重にも自他の作品の「二次創作」になっています。
超ベテラン監督にこんな意欲的なことをされたら、
若手はいったい何をしたら良いのでしょうか。
山田洋次はやはり「上手」ですので、
たいしたことは起こらないのですが、
家族群像劇としてずっと見ていられます。
小津安二郎へのオマージュとしての、
「ローアングル」なカメラワークがハマります。
(673文字)



●レッドタートル

鑑賞した日:2017年11月20日
鑑賞した方法:TSUTAYA DISCUSでレンタルして鑑賞

監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット(スタジオジブリ作品)
主演:なし(サイレント映画のため)
公開年・国:2016年(フランス、日本)
リンク: http://amzn.asia/eQYu0Id

▼140文字ブリーフィング:

この作品は度肝を抜かれました。
貧乏な私が、DVD買おうかどうか迷ってるぐらい笑。
台詞がいっさいないので、全世界の人が同じ映像(と音声)を観ています。
そして、伝わるメッセージも多分どこの国の人であっても「だいたい同じ」。
こういうのを「ユビキタス」というのですが、
これほどに「ユビキタスな映画」を私は見たことがありません。
無人島に流れ着いた主人公の一生を描く本作は、
アダムとイブ、ノアの洪水がモチーフになっており、
「現代の創造神話」という感じです。
「映画は台詞が少ない方が面白い」説を私は唱えたくなりました。
じっさい、スクリーンの向こう側がしゃべらないと、
それと反比例するように、鑑賞者の脳内ではたくさんの自己対話が行われます。
登場人物はいっさいしゃべらず、
「風の音、波の音、虫の声、鳥の羽ばたき、
 主人公の息づかい」だけが聞こえます。
「星がまたたく音」すら聞こえそうな気がします。
そして、自然に身を浸すとしばしば起こるように、
鑑賞者の内部では静かな自己対話が進行します。
すばらしい映画でした。
映画館で観なかったことを悔やみました。
私の好きなテレビゲームに、PS2の「ICO」という作品がありますが、
その世界観にどことなく似ていて、
ゲームをプレイしているような気持ちにもなりました。
(534文字)



●何者

鑑賞した日:2017年11月25日
鑑賞した方法:TSUTAYA DISCUSでレンタルして鑑賞

監督:三浦大輔
主演:佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、山田孝之、岡田将生
公開年・国:2016年(日本)
リンク: http://amzn.asia/b2ukZmN

▼140文字ブリーフィング:

「桐島、部活やめるってよ」の原作者、朝井リョウ原作の映画化です。
先週紹介したマキタスポーツの著書「一億総ツッコミ時代」で、
「自分は何かに没入することなく、
 安全な場所から他者を『評価』して、
 承認欲求を満たす人々」というのが、
リアルに映像化されています。
なので「一億総ツッコミ時代」を副読本として読むと、
この映画は2倍楽しめます。
自分は「評価される側」に回らず舞台に立たず、
人に評価を加え続けるツイッター民の主人公はしかし、
「就職のための面接」という「評価される」舞台に強制的に立たされます。
彼が他者の冷笑的な批判者であることをやめ、
「舞台に立つ覚悟」をしたときにはじめて面接官に評価されはじめる、
というシークエンスはぐっと来ました。
それにしても本作、良い意味で「痛い」作品です。
神経がヒリヒリします。良い意味で。
(358文字)



▼▼▼月間陣内アカデミー賞▼▼▼

世界一小さな映画賞、
「月間陣内アカデミー賞」を、開催いたします。
主催者、プレゼンターは陣内がつとめます。

作品賞、主演(助演)俳優賞、そしてもうひとつ、
という感じで、ぬるーくやります。
皆さんの映画選考の参考にしていただければ幸いです。


▼作品賞
「レッドタートル」

コメント:
先月は良作ぞろいだったので非常に悩みました。
140文字ブリーフィングを書きながら、
「いったどれが作品賞なんだろう?」と、
自分でわくわくしていました。
「それはお前次第だよ!!」というツッコミはごもっともですが、
本当にどれが作品賞になるかは、
この項目を書き始めるまで自分のなかでも分からないのです。
いや、マジで。
具体的には、
1.クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆修
2.アクト・オブ・キリング
3.アウトレイジビヨンド
4.コンタクト
5.何者
6.レッド・タートル
このどれが作品賞になってもおかしくなかった。
しかし、「総合判断」の結果レッドタートルですね。
この6本は全部同じぐらい面白かったのですが、
最後の最後の選考基準は、
「思い出したとき、心があったかくなるかどうか」
で決めました笑。


▼主演(助演)男優賞
小日向文世(アウトレイジビヨンド)

コメント:
「ビヨンド」の面白さはやはり、
小日向文世の面白さだったな、と思います。
彼はヤクザではなくて警察官ですが、
どちらがヤクザか分からないぐらい「怖くてズルい」です。
彼が暗躍することでローカルヤクザの小さなもめ事という、
小さな雪だまが雪山を転がり、
やがて巨大な「戦争」に発展していくシークエンスは快感です。


▼主演(助演)女優賞
ジョディ・フォスター(コンタクト)

コメント:
この映画のジョディ・フォスターはとても良かったです。
「女子力低め」の理系女子(リケジョ)を、
説得力をもって演じています。
そもそも原作が良いのかもしれませんが、
とにかく魅力的な主人公です。
「真理の探究者」という科学者のまっすぐさに共感を覚えます。


▼その他部門賞「問題作賞」
「アクト・オブ・キリング」

コメント:
この映画を忘れることはないでしょう。
忘れたくても忘れられない。
それほどの爪痕をこの映画は残しました。
とにかくものすごい映画でした。
虐殺という本当にあった現実を目の前に、
人間というのは「ここまで」できてしまうんだ、という驚愕と、
その「そこまで」した大量殺人者たちが見せる、
「どこにでもいそうな普通のおじさん感」からは、
「悪の凡庸さ」(byハンナ・アーレント)を見せつけられます。
とにかくすごかった。
あーびっくりした。




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2018.05.24 Thursday

+++vol.041 2017年12月5日配信号+++


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
続・陣内からのお知らせ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼読者登録クラウドファンディング▼▼▼

先週、「このメルマガ、終わります」という告知をしました。
正確には「シーズン1」が終わるのであって、
恒久的な最終回ではありません。
しかし、vol.50を最終回としてシーズン1は一端終わります。

時期としたらあと10回なので2ヶ月半ですから、
2月中旬ぐらいが最終回になる感じでしょうか。
、、、で「シーズン2」は、
「読者登録クラウドファンディング」をしまして、
ある一定数の読者登録数に達し次第、スタートします。

テレビは「みんなのメディア」、
ネットは「俺たちのメディア」、
ラジオやメルマガは「私のメディア」です。
「私のメディア」であるメルマガは、
あんまり他者に宣伝したいと思わないのです。
(私も、自分の聞いているラジオや読んでいるメルマガを、
 知り合いに敢えて紹介したりしません。
 ひとりでこっそり楽しむのが至福なのです。)

、、、しかし、しかしです!

まったく拡がらないのは、それはそれで問題ですし、
「FVI」と「陣内俊を支える会」の広報活動も
兼ねているこのメルマガが広がって行かないと、
私は近未来に経済的な理由で、
「廃業」しなければならなくなるやもしれません笑。

いや、マジで。

そのときはそのときで、
そういう「導き」なのでしょうから、
40歳を過ぎて就職活動をするだけです。
10年前からそのぐらいの覚悟は出来ています。
でもやっぱり、自分がこういう活動形態だからこそ、
出来てきたことがあり、これからも出来ることがあり、
そして私だからこそ出来る働きというのが、
この世にはあると(大胆にも)思っているので、
どうか皆様のご理解と応援のほどを、よろしくお願いします。

、、、というわけで、
「読者クラウドファンディング」、
もう始まっています。

なんと、先週のメルマガを配信してから立て続けに、
6名の新規登録者がありました。
これは多分先週のメルマガを読んだ方が、
「早くシーズン2を読みたい」と思って下さり、
早速隣人に紹介してくださったのかなぁ、
とポジティブに推察しております。

いいですねー、良い流れです。

どうか皆様、引き続き広報活動にご協力、
よろしくお願いします。
ご自身で運営しているホームページなどに、
リンクを貼るのも「フリー」ですから、
許可を取る必要もないので、
どんどんバナーを貼っちゃってください。
(ご一報だけいただけたらなお嬉しいです。)



▼▼▼「読むラジサロン」再告知と、12月の目白押し企画▼▼▼

これも先週のメルマガで告知したことですが、
しばらく再告知させてください。
(先週の再録です)

来年1月(2月?)ぐらいを目途に、
「読むラジサロン」を始めたいと思っています。
まだ具体的なところは詰めていませんが、
メルマガ読者を対象に、「Evernote上のサロン」を開催したいのです。
期間限定の会員制(無料)で。

無料ですが、サロン入会条件として、
「陣内俊を支える会」もしくはFVI「声なき者の友」の輪に、
過去1年に、何らかの形で1円でも献金してくださったことのある人、
という条件をつけさせていただきます。
これはお金を儲けたいからではなくて、
「私の働きに、具体的な形を伴って賛同している」
というひとつの基準として設けさせていただきます。

、、、細かいことはあと10回のメルマガで徐々にお知らせしますが、
1.5名以下の少人数制
2.Evernoteチャット機能を使って様々な分かち合いをする
3.内容は「信仰・政治・経済・職業・読書・人生の悩み・馬鹿話」など各種。
4.目的は「学習する共同体」の生成
5.主旨は、参加者の「社会に役立つ人」としての、
 学びと生き方を深めることの相互扶助
6.期間は(今のところ)2ヶ月を1クールとする
7.原則実名での参加とするが、
 職業、年齢、性別などの基本情報の開示と、
 ペンネームでの参加も認める。
8.参加は強制はなく、途中退会はいつでもできる。
 (逆に途中参加はできない)

というような感じで考えています。
メルマガでは書けないような読書メモを公開したり、
他のサロン会員の一押し本をみんなで読んだり、
ある政治的なテーマについて語り合ったり、
その背景にある思想的な裏付けを一緒に調べたり、
信仰の上での悩みや葛藤を分かち合い祈りあったり、
自分の仕事や家庭での「次の一歩」を、
一緒に考えたり、もしかしたら「オフ会」をしたり、
そんな「私塾」のような場所にしたいと考えております。

サロンについてのご質問も目下、受け付けています。
「質問フォーム」からお寄せ下さい。

、、、あと、最後に、
12月は二つの「特別企画」を予定しています。
それは、、、

1.陣内が読んだ本「年間ベスト10」2017年版

本メルマガのレギュラーコーナー、
「陣内が先週読んだ本」で紹介した、
(たぶん)300冊ぐらいの本のなかから、
「ベスト10」を発表し、解説を加えます。
300冊の頂点が決まります。
永久保存版です。

1週目は10位〜6位まで、
2週目は5位〜1位まで、
という感じで2週にまたがってお送りします。
お楽しみに!


2.陣内が観た映画「年間ベスト10」2017年版

月に一度のお楽しみ、「陣内が先月観た映画」は、
春頃に始まり、100本近くの映画を紹介してきました。
そのなかから「ベスト10」を発表し、解説を加えます。
読んだ本ベスト10と同じで、
1週目は10〜6位まで、
2週目は5〜1位までを発表します。

100本以上のなかの頂点(当社比)が決まる、
注目の企画。こちらも永久保存版です。

、、、本にしても映画にしても、
私は普段、あまり点数を付けたり、
ランキングしたりするのは好みでありません。
(ランキングすると、本当は面白い、
 こぼれてしまうニッチを取り逃しますから)

ですから、この企画は年に一回きりしかしません。
12月の特別企画、再来週から始まります。
どうぞお楽しみに!!



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