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世の中で「まだ改善の余地がある」と思うこと

2019.06.12 Wednesday

+++vol.076 2019年1月29日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼今週も質問カードです▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週も質問カード、行ってみましょう。

▼質問:
世の中で、「まだまだ改善の余地がある」と思う商品や制度、
仕組みなどがあれば教えて下さい。


、、、商品ではすぐさま思いつくのがひとつ。
制度でもすぐさま思い出すのがひとつありますので、
発表します。

▼▼▼魚肉ソーセージ

、、、私は、魚肉ソーセージを良く食べます。
特に筋トレを始めてからは、
間食も、「高タンパク、低脂肪なもの」を、
志向するようになりますから、
「お魚ねりもの系」は、
結構重宝するのです。

あと普通に魚肉ソーセージの味といいますか、
あのチープ感が私は大好きです。
これは子どものころから一貫してますね。

私が子どもの頃から30年以上が経ち、
世の中は大きく変化しました。
「駅で切符を切る」という行為は過去のものになり、
お菓子の多くは手を汚さず食べられるようになりました。
カセットデッキは姿を消し、小さなMP3プレーヤーから、
ブルートゥースで小さなイヤホンに音を飛ばすようになった。
ヒートテックは日本の冬を快適にし、
和式便所は「文化遺産」の領域に突入している。

それなのに。
それなのに、です。

魚肉ソーセージの剥きにくさは、
なぜいっこうに改善されないんだ!!

▼参考画像:失敗例
https://goo.gl/7NZXQT

もうね、これは魚肉ソーセージを買う度に思うわけです。
「開け口」とかがついて、
開けやすくなってますよ、そりゃ。
対外的に「便利に改善されました(ドヤ)」
というアピールだけはしてくるんです、
あいつらは。

しかし、2回に1回の確率で、
私は紹介した写真のようになります。
そのたびに「ふんぬー!!」ってなります。

クソがぁ!!

何とか出来るだろこれは!!と。
企業努力が足りないと言わざるを得ない。
絶対出来るもん、失敗しないように。

あと、「豆腐」も同じ理由で思いますね。
あの開けにくさは異常でしょ。
絶対改善できると思うんですよね。
なんなんでしょうね?
ああいう「ぶれない不便さ」って。



▼▼▼選挙

これはもう説明不要でしょう。
今の選挙の在り方は、
その在り方自体が、
「シルバー民主主義バイアス」をかけている、
と私は思っています。
日曜日の昼間に、
やたら寒い近くの学校に行って、
やたら薄いスリッパを履かされて、
鉛筆で候補者の名前を書いて、
そして投票する。

こんなの、
「それに慣れてきた」高齢者の投票率が高くなり、
「日曜忙しかったり、そういう習慣のない」若者の、
投票率が下がるのは当たり前です。

絶対にアプリでワンタップで出来るようにした方が良い。
技術的には可能なはずです。

あと、最初の問題と密接に関係してますが、
単純に金がかかりすぎです。
一回の国政選挙に600億円って、
ちょっと異常です。

あれって、「日曜に学校で投票する」
という仕組みと実は密接に関係してます。
選挙管理委員会の「バイト」は、
全員公務員です。
副業禁止の公務員が、
唯一合法的にできる「アルバイト」が、
選挙の手伝いなのです。

私は公務員だったので知ってますが、
あのバイトは、
世の中のバイトのなかで、
最も「おいしい」バイトです。

1日拘束されるだけで、
3万円〜4万円の副収入を得られる。
なんか「○○手当」みたいのが加算されまくり、
そういう明細を見て驚いたことがあります。
(私は2回ぐらいしかやりませんでしたが、
 今となればもっとやっときゃよかった、と思う笑)

時給いくらなんだろ?
たぶん5000円近いんじゃないでしょうか。

その仕事は、
選挙に行ったことがある人ならわかりますが、
すこぶる楽です。
冬は寒いのだけが難点ですが、
膝掛けを持っていけば、
座って、来る人来る人に紙を渡す。
それだけで時給5000円。

一回の選挙に600億円、
というとき、かなりのお金が、
この「公務員のアルバイト代」に消えています。

アプリで出来るようにすれば、
このアルバイトは、最終的にまったく必要なくなります。
(ITガジェットを不所有の1割の人口のために、
 多少は残るのは仕方ないにしても)。
アプリにすれば、「票の集計」も必要ないですからね。
リアルタイムで自動的に計算されていきます。

満員電車で通勤しながら、
スマホで投票出来るようになる、
というのが選挙の理想状態であり、
技術的に出来ない話ではありません。

こういうことを言うと
「不正投票がー!!!」ってすぐ言う人がいるのですが、
不正投票ってアメリカ大統領選の、過去数十年、
10億票のなかの「20件以下」だそうです。
科学の世界ではこういうのを、
「無視できる誤差」と言います。

不正投票を「問題視」して、
ヒスパニック系や貧困層が、
投票しづらくするようなレギュレーションを、
トランプ政権は考えているようですが、
本当に言語道断だと思います。

話しがそれました。

ネット投票も、
「不正投票という微量のヒューマンエラー」と、
「それによる多大な便益性と選挙の公正さ」を、
天秤にかけるのはナンセンスです。


、、、というわけで、
私がこの世の中がもっと「やれる」と思うのは、
「魚肉ソーセージと選挙」です。
どんな取り合わせだ、っていうね笑。

過去一年で「買って良かったもの」

2019.05.30 Thursday

+++vol.075 2019年1月22日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼買って良かったもの▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週も「質問カード」から行ってみましょう。

▼質問:
過去一年に「買って良かったもの」は何かありますか?


、、、かなりオーソドックスな質問ですね。
でも、考えてみると結構難しい。

幸福について研究している、
エリザベス・ダンとマイケル・ノートンと言う人が、
『「幸せをお金で買う」5つの授業』
という本のなかで、
「幸せになるお金の使い方」
ということを語っています。
(この本、メルマガシーズンオフ中でしたので未解説です)

▼参考リンク:「幸せをお金で買う」5つの授業
http://amzn.asia/7j9c8Vu


、、、で、本書のなかで、
共著者の二人は、
「お金でモノを買う」ことによって、
実は人は幸せにならないのだ、
ということを語っています。

ではどうすればお金で幸せになるのか?

キーワードは、「経験」「関係」「貢献」です。
「経験を買う」とき、
モノを買うのと違って、
人は幸せを感じるのです。

だから同じ「モノ」を買うのでも、
「こんな経験をする」ために、
あるいは、「他者との結びつきを豊かにするために」、
買うモノは幸せを与えてくれるが、
ただ所有することのために買った高級車や家は、
最初の3ヶ月だけハッピーになり、
「正常バイアス」により、
その幸福度は3ヶ月後には買う前に戻っている、
ということが分かっています。

また、「他者のために使ったお金」が、
人間を最も幸福にすることが、
幸福学の研究で分かっています。
何かに寄付をしたり、
誰かを応援したり、
プレゼントしたり、ご飯を奢ったりするとき、
人は自分のためにそれらをしたとき以上に、
「脳内の幸福物質」が出るという研究があります。

「受けるより与える方が幸い」という聖書の言葉を、
幸福学はサポートしているわけです。

、、、話しがそれました。

こういったことを踏まえますと、
「これを買って幸せになった」
というものは、
けっこう「それに伴う経験」のことを言うのだ、
というのが分かっていただけると思います。

そんな前置きをしたうえで、
私が「買って良かった」ものを、
3つご紹介します。


▼▼▼SAVASのプロティンシェーカー

▼参考リンク:SAVASのプロテインシェーカー
https://goo.gl/WoU8rP


これは、筋トレアイテムですね笑。
去年、私はこれを何度使ったか。
何日に一回、というレベルではなく、
一日に何度も使っています。
プロテインシェーカーは、
トレーニング中の水分補給にも使いますから、
一石二鳥です。

プロテインシェーカーをこれから買おうと思っている人に、
差し出がましくも、私からご忠告申し上げます。
、、まぁ、どれぐらい買おうとしてる人がいるかは、
謎ですが笑。

シェーカーの「最優先機能」は、
混ぜやすさでも飲み口でも見た目でもなく、
「洗いやすさ!!!!!」
これに尽きます。

洗いやすいことが最も大切です。
へたすると年間1,000回ぐらい洗いますから。

、、、で、
洗いやすさと「液体の漏れにくさ」はたいてい比例しますから、
洗いやすさを基準に選べばまず間違いないでしょう。

そういう意味でSAVASは最適解のひとつだったと思っています。
、、、と言いながら、

この前、百均で、
プロテインシェーカー見つけちゃったんですよね(爆死)。

、、、まぁ見なかったことにしましたけど笑。

たぶん、機能はまったく同じですしね笑。

でも、SAVASと書いてあるだけで、
ちょっと気分がアガる、
という効果はあると思います。



▼▼▼パワーグローブ

▼参考リンク:「パワーグローブ」
https://goo.gl/QmkBfg

こちらも筋トレグッズです笑。
ダンベルやバーベルの高重量を扱うようになると、
手に豆が出来ます。

豆が出来るのは別にいいんですが、
たとえばダンベルフライなどの、
大胸筋に効かせたい種目をやるとき、
ターゲットの胸よりも先に、「手が痛く」なることで、
セットをこなせなくなる、
というのはまったく不毛なので、
パワーグローブのお世話になるわけです。

こちらはノーブランドですので、
1,500円ぐらいで買えるのだけど、
まったく何の問題もなく使えています。
皮などの高級な素材ではないので、
洗濯機で洗えて逆に機能的なのではないかと。

パワーグローブの購入を検討している方が、
どれぐらいいるかわかりませんが笑、
GOLD GYMのやつとかじゃなくても、
全然大丈夫ですよ。

とりあえず、手が保護されれば良いわけなので。



▼▼▼鼻炎スプレー

▼参考リンク:ナロイブブロンNAスプレー30ml
https://goo.gl/7dvuWG

、、、こちらは、薬局で買っています。
私は「寒冷アレルギー」といいますか、
季節の変わり目に必ずくしゃみと鼻水に悩まされます。
今の日本は一年のうち350日ぐらい季節の変わり目なので、
毎日鼻が詰まっているし、
毎日鼻水と戦っているわけです。

仕事にならないほど酷い、
というのは年に1日ぐらいかもしれませんが、
たとえば人前で1時間話す、
みたいなことは私の場合しょっちゅうありますので、
そういうとき「鼻水対策」が必要です。

タレントの壇蜜さんの『壇蜜日記』という、
エッセイが面白くて一時期読んでいました。
(あ、別にエロくないです笑)
ちなみに彼女の文才は相当に凄いです。
そのエッセイの中で、
「鼻炎スプレーの登場を本当に感謝している」
というのを読んだことを覚えていました。
あと、松本人志ファンなら誰でも知っていますが、
彼のポケットにはいつも点鼻薬が入っています。

この二人の共通項は、
テレビに出る、ということで、
テレビのピンマイクの感度を考えますと、
「鼻をすする」というのは、
収録中「御法度」なわけですよ。
彼らが点鼻薬を常備している、
というのは納得です。

、、、で、私も人前で話すとき、
これは使える、と思って、
数年前から点鼻薬を常備し、。
人前で話す前には必ず使用してました。

去年、私は点鼻薬の新しい領域に入ったのです。
それは、寝る前に点鼻する、というやつです。
まぁ、それだけなんですけど。

これによって、睡眠がかなり快適になりました(当社比)。
よく、鼻にテープみたいなやつを貼って、
鼻腔を広げますよ、とか、
口にテープを貼って、
鼻呼吸を促しますよ、とか、
そういった類いの快眠系医薬品が売っていますが、
あんなのより全然効果がある。

睡眠の質の大敵は「いびき→無呼吸」である、
というのは広く知られるようになりました。
睡眠というのは「脳内のお掃除」だということが、
研究によって分かっています。
脳は睡眠中も覚醒時と同じだけブドウ糖を消費していますから。
、、、で、「酸素が足りない」というのは、
その「ブドウ糖代謝」を邪魔すると思うんですよね。
なので、呼吸の質が悪くなるというのは、
そのまま睡眠の質が悪くなると言うこと。

その「最強の解決策」が、
鼻スプレーだというのを私は去年発見したのです。
「何を今更」という人もいるかもですが、
私的には、大発見でした。

30mlの点鼻薬をほぼ毎日使っても、
2ヶ月ぐらい保ちます。
1日5円ぐらいの投資で、
睡眠の質が上がるというのなら、
それは安い買い物だと思いませんか?

高級マットレスよりも、
確実にコスパは良いはずです。

、、、

、、、


「何、このセールストーク?」
誰が得するの?

まぁいいや。

私の、「買って良かったもの」でした。

終わり。

回転寿司の究極の5皿

2019.05.25 Saturday

+++vol.078 2019年2月12日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼回転寿司の5皿▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週も質問カードからいってみましょう。

▼質問:
回転寿司で5皿しか頼めません。
あなたが考えるベストラインナップを教えてください。


、、、今週は軽めの質問ですね。
これって、「どの回転寿司屋さんなのか」
っていうのがめちゃくちゃ大事だと思うんですよね。

「かっぱ寿司」と、
北海道の回転寿司屋「とっぴー」(←めちゃウマい)
では当然、まったく違うわけですよ。
あと、北陸の回転寿司屋も行ったことあるけど、
北海道や北陸の回転寿司を食べると、
「別物」なので、
比較の対象にならないわけです。

まったく別の食べ物、
別の業態と考えた方が良い。
期待するモノがまったく変わってくるわけです。
もちろん「とっぴー」の美味さは異常ですが、
だからといって本州のスシローは駄目かというと、
そういうわけではない。
スシローはスシローで楽しいんです。

なんていうのかな。
そりゃ、ニューヨークのブロードウェイの、
「ライオンキング」は凄いですよ。
人生観が変わっちゃったりするわけです。
小学生が見たら、人生の進路が変わっちゃうぐらい、
桁外れのエンターテイメントなわけですよ
(あ、僕見たことないです。
 そう聞いています、ってだけで笑)。

でも、劇団四季の「ライオンキング」は駄目かというと、
そういうわけではない、ということですよ。
「違う意味で良い」わけです。
(これも観たことないです笑。
 いちど劇団四季の「キャッツ」を観ました。
 普通に良かったです。)

というわけで、回転寿司の世界というのは、
一絡げにするにはあまりにも幅があるのですが、
ここではさしあたり、
「スシロー」「かっぱ寿司」ラインで考えていきましょう。

でも、悩みますね。

2時間頂いて良いですか(笑)?

、、、

絶対に行くヤツは決まってます。

「鉄火巻き」と「あおさ汁」です。

▼参考画像:鉄火巻き
https://goo.gl/NDq53R

▼参考画像:あおさ汁
https://goo.gl/oEVRZY

、、、鉄火巻き好きなんですよね。
手で食べる感じで。
必ず終盤、というよりも「締め」に食べます。
わさびをたっぷり付けて、
辛めにして。

イタリアンの後のエスプレッソショットみたいな感じで、
「うん、食事が終わった!」
というピリオドを打ってくれる感じがある。

あおさ汁は逆に、最初に頼みます。
これは「お茶代わり」と言いますか、
回転寿司のあら汁とかあおさ汁(汁物系)は、
とりあえず一発目に頼みますね。

というわけで「最初と最後」は決まりました。
バスケなら、センターとポイントガードが決まったわけです。

あとは間の3皿に何を挟むか、
という問題になってきます。

そうですねぇ、、、。

1.サーモン
https://goo.gl/PgPg5x

2.ミートボール
https://goo.gl/azCfn6

3.エビ天にぎり
https://goo.gl/hNqkAM

これで行きましょう。
まぁ、サーモンは分かってもらえると思うんですよ。
多分、人気投票をしても、
普通にベスト5に入ってくるネタだと思いますので。

エビ天にぎりは少々説明が必要です。
「かっぱ寿司」はどうか知りませんが、
スシローのエビ天にぎり、
あれがめちゃ美味いんですよ。
カリカリで。
タレが甘くて。
「一口に収まる天丼」を食べているような、
「箱庭感」があって、スシローで必ず食べるメニューです。
お試しあれ。

問題は「ミートボール」ですよ。
多分「ミートボール(笑)」って
思われると思うんですよ。

あと「なるべく原価が高いものを食べた方が得」
という「謎のコスパ意識」を持つ人にとっては、
あり得ない選択肢だと思うんですよね。

しかし。

そのリミッターを一度外してみてほしい。
問題はコスパではありません。
「同じ108円で、どれだけ自分が(主観的に)満足するか」
が、私は全てだと思うんですよ。
原価が高かろうが何だろうが、
自分が満足しなければそのチョイスは失敗だし、
原価率が低かろうが、
自分がそのお金に見合うと思えばそれで良い、
というのが「本当に賢い消費行動」だと思います。

「セールだから買う」
というのが愚か(だと私は思う)な理由はここにあります。
本当に良い買い物は、
「定価だったとしてもほしいような何か」
なはずなのです。
そしてそういった買い物は経験的に、
「自分の中で値崩れしにくい」。
つまり1年経っても2年経っても、
「これは○○円の価値があったな」
と思えるわけです。

話がそれました。

コスパという概念を一旦離れると、
ミートボール、いいじゃないか、
と思うわけです。

そもそもスシローに入っている時点で、
「本格的な寿司の鮮度」などは、
求めてないはずだし、
求めるべきものでもないと思うんですよ。

「えんがわ」なんてさいたるもので、
108円でヒラメの縁側が食べられるわけがない。
実はあれはナイルパーチという巨大な熱帯魚の縁側です。
私は去年小説でそれを知りました。

ことほどさように、
「低価格帯」のものを買うときに、
「高価格な満足度」を求めるのは、
「マクドナルドでヘルシーなメニューを探す」
みたいな行為であり、
最初のボタンと最後のボタンホールが、
「合っていない」わけです。
その「しわ寄せ」が、ナイルパーチなわけです。

と考えますと、
回転寿司におけるスシローというのは、
お菓子界における駄菓子屋みたいなものなので、
そこに「ガトーショコラ的な何か」を求めるのではなく、
「うまい棒的な何か」を求めた方が、
幸せになれるのでは?
と私は思うわけです。

それで辿り着いた答えが、
「ミートボール(笑)」です。
あれ、いいんですよ。
上にマヨネーズがちょっとかかってて、
あれを軍艦にするセンスがそもそも、
「日本文化のエッセンスの塊」って感じがするじゃないですか。
寿司を回転させる発想も日本なら、
魚肉を練ったモノに「ミート」という名前を付け、
照り焼きソースに絡め、
マヨネーズをかけ、
それを「箱庭的」に軍艦にしてしまう。

「宝石箱や〜!」(by彦摩呂)なわけです。

、、、「日本や〜!」

▼参考リンク:彦摩呂
https://goo.gl/tkhMkV


、、、おわり。

食べられないほど不味かったもの

2019.05.22 Wednesday

+++vol.074 2019年1月15日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
今週も「質問カード」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼食べられないほど不味いもの▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週もまずは、「質問カード」から。
では、行ってみましょう。

▼質問:
食べられないほど不味いものに遭遇したことはありますか?


、、、みなさんはいかがでしょうか?
私は食べ物の好き嫌いはまったくないので、
食べられないほど不味いものと言われても、
ほとんど思い出せません。

子どものころは、
ニンジンが苦手だったりしましたが、
大人になるとまったく好き嫌いなくなるんですね。
食べられないものは、何もないです。
何をたべても、「おいしい」と思います。
これは人間として、幸せなことです。

そんな「何でもおいしいと思う」私ですが、
大人になってから一度、
圧倒的に覚えている、
「食べられないほど不味いモノ」に
出会ったことがあります。

忘れもしません。

5年前、2013年の夏、
ガーナでのことです。

FVIが支援しているパートナー団体を見学に、
私はエチオピアとガーナを訪れました。
ガーナに滞在したのはそのときが初めてでしたし、
その後も一度も行っていません。
FVIがしているような
教会で訓練会をして、
地元の人々の社会奉仕活動などを励ます働きをしている、
クリス・アンパドゥという人に、
いろんな場所を案内してもらいました。

クリスは首都のアクラに在住しており、
アクラでラジオ番組を持っていて、
ときどき西部(コートジボワールの近く)に行って、
現地で農業や学校などの社会事業を始めた人々を励ます、
というようなことをしている人です。

ガーナという場所はとにかく暑く、
気温だけで言えば今までに行った場所の中で一番暑かったかも。
西アフリカの人たちは、
東アフリカのエチオピア人と違い、
肌の色がもう、正月のおせちの黒豆のように黒いのです。
夜に彼等と集合写真を撮ると、
人が何人いるか、歯の数で確認するしかないという笑。

、、、で、
クリスに、ガーナ料理店に連れて行って貰ったときのこと。
ガーナの主食は、「フフ」といいます。
キャッサバという根菜類を粉状にし、
水と混ぜて作った、いわば、
「マッシュポテト」ですね。
「マッシュキャッサバ」です。

エチオピアで言うところの「インジェラ」、
インドで言うところの「チャパティ」ですね。
この「フフ」の食べ方が面白い。

これを手でちぎり、
スパイシーなスープに浸して食べるところまでは、
まぁ、良くあるパターンなのですが、
これを口に入れてからが違う。

ガーナの場合、
口に入れたフフを、
一度も噛まずに呑み込むのが、
正式な食べ方なのです。

クリス曰く、
「喉で味わうんだよ」。

日本の「餅のみ」というのがありますが、
それに似ています。

私は何度かトライしましたが、
上手く出来ませんでした。
クリスは言いました。
「これが出来たら、
 本当のガーナ人の仲間入りだ」

、、、私が語りたい、
「食べられないほど不味かったもの」は、
この「フフ」のほうではありません。
「フフ」は「無」ですね。
普通に食べられる。
インジェラのような「クセ」もないし。
おいしい部類でしょう。

不味かったのは、
フフではなく、スープのほうです。
正確には、スープに入っていた肉のほうです。

「アフリカタケネズミ」という、
モルモット科の生き物がいます。
英語では「グラスカッター」と呼ばれているとか。

▼参考リンク:「アフリカタケネズミ」
https://goo.gl/cvkVqh

これを、ガーナではケージに入れて飼います。
そしてまるまると太らせる。
そして、食べます。

「これがけっこう良いお金になるんだ」
と、数日前、クリスの励ましで始まった、
アクラの貧困地区の、
夫人たちによる「マイクロビジネス」を、
私は見せて貰っていたところでした。
「へぇ、これが食えるんですね。
 美味いんですか?」
「けっこうイケるんだぜ」とクリス。

、、、で、
フフと一緒に何のスープをいただくか、
メニューを見ながら、
クリスが「例のネズミがあるよ」
というので迷わず私はオーダーしました。

▼参考リンク:「頼んだスープ・フフと5年半前の私」
https://goo.gl/jtGYXV

スープの中に浮いている白いやつが、
「マッシュドキャッサバ(=フフ)」です。

▼参考リンク:「スープ拡大」
https://goo.gl/rEnHxc

、、、で、
ここまでは順調だったんですよ。

クリスの、
「一度も噛まずに呑み込む講習会」が始まり、
私も「えー、難しいっすねぇ」
なんつって、楽しくやってたのです。

、、、しかし、この肉を味わった瞬間、
もう戦慄でしたね。

三択問題でいうと、
1.地獄の河原で死んでいる人の肉
2.ドラクエのモンスター「トロール」の肉
3.3日間、相撲部屋の汗につけ込んだ肉
という感じですかね。

「けもの臭い肉」ってあるなじゃないですか。

あれの、「臭さ」を100倍にしたような匂いなんです。
動物の汗の臭いというか。
「うっぷ」ってなる。

出されたものは「美味い」って言うことにしてますから、
「美味い」の口にはなってるんですが、
食べた瞬間、
「うーーー?、

 、、、

 、、、


 うーーーん??、
 ちょっと、苦手かもしれないっす。」
とお茶を濁し、
フフの部分だけ食べて、
あとは残しました。
悔しかったけど。

、、、というわけで、
まるまる太ったネズミの肉は、
相撲部の部室に染みついた汗の臭いがする、
という教訓を私は得たわけです。

おわり。

コーヒーに合う食べ物

2019.05.14 Tuesday

+++vol.073 2019年1月8日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
質問カード
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼コーヒーに一番合うと思う食べ物▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
新しい年、2019年が始まり、
1週間が経ちました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

「フリーランス」は、
世間と違う生活リズムで生きていますので、
わりと通常と変わらない生活をしていたりするのですが、
世間の「空気」みたいなものは感じますので、
正月にはちょっとゆるやかな気分になりますし、
正月明けは「よし、やるぞ」みたいな気分になります。

多くの皆様は、
仕事も始まり、
さて、今年もやりますか、
みたいなモードになってきたところなのかな、
と拝察いたします。

、、、というわけで、
通常通り、今日も「質問カード」
いってみましょう!

▼質問:
コーヒーに一番合うと思う食べ物は何ですか?


今日の質問は「小ぶり」ですね。
他愛もない質問です。
この質問、実は私のオリジナルではなく、
私の大好きなラジオ番組、
『東京ポッド許可局』で、
おじさん芸人3人がこれを楽しそうに話してて、
「俺もその話題入りたい!」
と思い、衝動的に質問カードにぶち込んだわけです。

、、、さて。

コーヒーに一番合う食べ物。

、、、


、、、


、、、


さほど思いつかないっていうね(爆死)。


、、、


やはり、芸人のトーク力はすげーな、
と再認識しました。

しかし、勇気を振り絞って、
ベスト3を敢えて発表したいと思います。

▼▼▼第3位:ティムタム

ティムタムは、
最近語ったばかりですね。
たしか「好きな輸入お菓子」
という質問のときに。

ティムタムは、
「カルディ」などに売ってる、
オーストラリアのお菓子です。

▼参考画像:ティムタム
https://goo.gl/AETjUK

、、これの両端をかじって、
ストローみたいにしてコーヒーを吸い上げ、
そして食べる、みたいな、
裏技的食べ方もあります。

確かに、中がどろどろになって美味いですが、
まぁ、普通に食べますね笑。
普通に美味いです。

濃いめのコーヒーが良いですね。
めっちゃくちゃ甘いものと、
めちゃくちゃ苦いものの組み合わせは最高です。

冷たいモノと熱いモノの組み合わせ
(アップルパイとアイスクリーム等)もそうですが、
逆のものの組み合わせというのは、
振り幅が大きい方が美味い。

ティムタムは、規格が海外基準といいますか、
日本のお行儀の良いお菓子メーカーならば、
通常やらないような砂糖の量をぶち込んでると思うんですよね、多分。
コーヒーに合うのはむしろ、
そういう「振り切った甘さ」かもしれないですね。



▼▼▼第2位:スタバのチョコレートチャンククッキー

、、、こちらも「外資系」です。
「日本より海外のほうが美味いもの」ってあります。
逆ももちろんたくさんありますが。

私はその代表は「クッキー」だと思っています。
特にアメリカにおけるクッキーは、
「まったく別物」です。
「みちのくプロレス」と「WWE」のように違います。
「ジ・アルフィー」と「エアロスミス」ほど違います。
アーノルドシュワルツェネッガーと、
なかやまきんに君ぐらい違います。

日本のクッキーは「お茶うけ」というか、
「バイプレイヤー」ですが、
アメリカのクッキーは「主役を張れ」ますから。
だって、近所のお母さんたちが、
各々クッキーを焼いて集まる、
「クッキーパーティ」とかあったりしますから。
完全にメイン扱いです。

本当に。

日本の「小さくさくさくしたクッキー」ではなく、
もっとデカくて、ねっとりとしていて、
がっしりとしていて、
口に入れた瞬間、
脳内麻薬がどばどば出てくるような、
ふんだんに使われたバターと砂糖の濃度が、
脳天を直撃するような、、、
そういうクッキーに日本で出会えるのは、
スタバかコストコだけです。

「カントリーマァム」なんて、
何かの冗談みたいですから。
アメリカのマジのクッキーの、
あの小さめのフリスビーぐらいのサイズ感に比べれば、
大きさは「サンプラー(試供品)」ですし、
中身もスカスカ、パサパサです。

▼参考画像:スタバのチョコチップクッキー
https://goo.gl/Sb8ke5

、、、こういう、ねっとりとしたクッキーに、
いつか日本が出会う日が来るのでしょうか?
「シェイクシャックのハンバーガー」とか、
「ビルズのパンケーキ」みたいに、
いつか「謎のブーム」が起こり、
アメリカンスタンダードのクッキーが、
日本に定着したら、私は個人的に嬉しいです。


▼▼▼第1位:「パーラー江古田」のビスコッティ

一位はこれです。
私は「自分へのご褒美」としてときどきこれを買います。

▼参考画像:「パーラー江古田」のビスコッティ
https://goo.gl/8L3UTh


、、、パーラー江古田というのは、
「パン好き」の人には全国区で有名な、
江古田にあるパン屋さんです。
現在岩手県在住の、
同じ教会の友人のげんちゃんに教えて貰ってから、
私も知るようになりました。

通っている教会から現在徒歩2分のところにあるので、
いつでも行けるには行けるのですが、
わりと高価格なため、私が行くのは年に何回か、
「お使い物」として、
誰かに手土産を買うときぐらいですかね。

、、、そのときに私は、
自分のためにこの「3本150円」の、
ビスコッティを買います。
つまり1本50円する。
けっこう高いんです。

でも、これが他にない感じで美味い。

イタリアの本場ビスコッティが、
本当にこんなに固いのかどうか分かりませんが、
パーラー江古田のビスコッティは、
とにかくめっちゃくちゃ固いです。

硬度でいうと、
ちょうどダイヤモンドと同じぐらいじゃないでしょうか笑。

食えたもんじゃない固さなんですよ笑。
真正面から勝負を挑むと、歯が折れる。
しかし、何かしらの液体にひたすと、
不思議なことに「ちょうど良い固さ」になります。
で、赤ワインかコーヒーが抜群に合います。

これをコーヒーに浸し、
かじりながらコーヒーを飲む。
中にはナッツやドライフルーツがたっぷり入っていて、
全粒粉を使った生地は香りに深みがあります。
至福の時間です。

、、、ナイスコーヒー(copyright東京ポッド許可局)!

読むラジオ的、2019年の抱負と「日々の面倒なこと」

2019.05.07 Tuesday

+++vol.072 2019年1月1日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
久しぶりの質問カード
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼読むラジオ的、2019年の「抱負」▼▼▼

メルマガ読者の皆様、
あけましておめでとうございます。

今年は1月1日が火曜日、
ということで、
元日にメルマガを配信します。
私が厳格なユダヤ教徒で、
今日が元日でなく安息日なら、
メルマガ送信は出来ませんね。

「労働に値する」ので笑。

幸い私は厳格なユダヤ教徒ではなく、
今日は安息日でもないですから、
普通にメルマガを配信します。

8月に始まった「シーズン2」も、
年を越すということは、
4ヶ月続いているということですね。
「シーズン1」は12ヶ月続きましたが、
「シーズン2」はどれぐらいやるんだろう?
とりあえず6ヶ月間はやる予定です。

その後は、、、
まぁ、そのとき考えます。

あと、時期を見計らってしたいことが三つほど。
「新年の目標」というほどではありませんが、
発表します。

ひとつめは、
去年もやった「オンラインサロン」。
これは今年もやりたいんですよね。
去年は2ヶ月でしたが、
今度は3ヶ月間ぐらいやりたいなーと思ってます。
今、内容などを考えています。

あと、YouTubeの動画ですね。
「読むラジオを聴くラジオ(仮)」
というようなタイトルでシリーズ化できたらと思ってます。
もう、それは一周回って「ラジオ」じゃねーかよ、
っていうね笑。
「食べられる食品サンプル」は、
もう「食品」ですから笑。

このメルマガで話しているような内容を、
15分〜30分ぐらい(?)の動画にしたい。
画面には話す私の姿が映ってるだけですから、
ラジオとして聞いて貰うために。
ポッドキャストの方がいい気もするんですが
私自身、ラジオリスナーの一人として
「ラジオのプラットフォーム」として総合評価した場合、
もはやポッドキャストよりYouTubeのほうが、
優れているように思うので、
そちらでやりたいと思ってます。

あともうひとつが、
「読むラジオ」の「オフ会」ですね。
実現可能性がどれぐらいあるか分からないんですが、
このメルマガの読者のための会合を開いてみたい。
会場はどうしても最初は私がいる東京になってしまうのですが、
首都圏にお住まいの方が集まってくれたらいいな、
と思ってます。
会場を抑えて時間を設定し、
蓋を開けてみたら、私と、妻と、もうひとりだけ、
みたいなことになったら怖いので、
「参加者数の見積もり」をどのように事前にするか、
というあたりを考えています。
内容も、今いろいろと考えています。


、、、そんな感じで、
2019年も、読むラジオ、
楽しくやっていきたいと思いますので、
今年もよろしくお願いします。


▼▼▼面倒くさいこと▼▼▼

、、、さて、
年末特別企画(読んだ本、観た映画年間ベスト10)のため、
しばらくやってなかった、
「質問カード」をやっていきたいと思います。

今日の質問はこれ!

▼質問:
一日の行動のなかで最も「面倒くさいなぁ」と思うのは何ですか?


正月早々、
ずいぶん「後ろ向きな質問」です笑。
皆様はいかがでしょうか?

、、、そうですねぇ。

これはベスト3で発表したいと思います(結構あるんかい!)。

▼第3位 ひげそり

、、、毎朝ひげそりしながら、
「人生に無駄な時間なんてない、
 っていうけど、
 この時間は無駄だなぁ」
と思いながら剃っています笑。

パナソニックの1000円のひげそりがあって、
出張の多い私はそれが便利なので使い続けているのですが、
ブラウンとかの10000円以上する電気シェーバー使ったら、
もっと楽に剃れるんだろうか?
と何回も思いましたが、
購入には至っていません。

まぁ、出張のことを考えると、
電池が1ヶ月ぐらい持ち、
紛失してもダメージがない、
パナソニックの1000円ひげそりに勝るものはないので。

髭が薄い人って、
「風呂でときどきカミソリで剃るぐらいだよ」
なんて言いますが、
そんなのは恵まれた人の戯言であり、
私のような「普通〜濃い」人は、
毎日電気シェーバーのお世話になるわけです。

あの時間、なくなれば良いのになぁ笑。
一生涯のあの時間を合計したら、
多分1ヶ月ぐらいのバカンスが楽しめそうです。



▼第2位 パスワード関係、ログイン関係

、、、これは共感してくれる人も多いのでは?

現代社会というのは
「アカウント作成→パスワード→ログイン地獄」
です。

何から何まで、
あらゆるものが、
私に向かって、
「アカウントを作成してください」
「パスワードを設定して下さい」
と迫ってきます。

Amazonとか楽天とか、
良く使う類いのものなら、
まだ我慢が出来るのですが、
もう、1年に一回しか使わないだろ!
というものや、
「いや、一生に一回かもしれないよ」
というものまで、
アカウント作成を要求してきやがります。
クレジットカードにタグ付されていなくても、
単にオンラインで記事を読む(無料アカウント作成)、
図書館で本を予約する(アカウントとパスワード入力)、
にはじまり、
何らかのアプリやソフトウェアを、
タブレットやパソコンにインストールするたび、
そのアプリやソフトの数だけ、
アカウント名とパスワードが増えて行きます(地獄)。

もちろんそれらを記憶するというのは現実的に不可能なので、
私はメモを取っているのですが、
アカウントとパスワードの組み合わせのメモを数えますと、
私の場合150以上あります(爆死)。

ヤバくないですか?

、、、で、あのログイン画面のうっとうしさと来たら、、、
「パスワードがまちがっています」
「ログインに失敗しました」
「あなたがロボットでないことを確認するため、
 上の文字は何と書いてあるか入力してください」
「携帯に送られたメールのリンクから
 ログインを完了させてください(二段階認証)」

死ね!

もうね、こんなもんね、
死ね!と思うわけですよ。

関西風に言えば、
「イー!!!てなる」わけですよ。

関西風に言えば私は「イラチ」ではありませんが、
この一連のログイン関係は、
「世の中は不便になっているのではないか説」
を唱えざるを得ません。

個人を特定するのに必要なのは分かります。
致し方ないんだろうなぁとも思います。
しかしそれにしても、、、というね。

50年後には、こういうのって、
指紋認証、虹彩認証とかで解決するのかな?
どうなんでしょう?
そうなったら人類は一生のうち1ヶ月ぐらい、
時間を得することになるんじゃないでしょうか。



▼第1位 家に帰ってきたときの一連のこと

輝ける(?)第一位は、
「家に帰ってきてからの一連のこと」です。

これは説明が必要ですね。
私たちはほとんど毎日、
どこかへ出かけますよね。

、、、で、家に帰ってきます。

、、、家のドアを開けてから、
「本当に家に帰る」までの一連の作業が、
私は最近めちゃくちゃ面倒くさいと感じています。

これって私だけなのか、
多くの人が感じているのか、
謎ですが。

冬ならばまずコートを脱ぐ。
ハンガーに掛ける。
手袋、マフラーなどを脱ぐ、
タンスに入れる。
ポケットから鍵と定期券と携帯を取り出し、
所定の位置に戻す。
腕時計を外し、所定の位置に戻す。
バックパックを空ける。
中に入っているタブレット、パソコン、
手帳、本などを、所定の位置に戻す。
パソコンはケースから出し、
コンセントにつなぐ。
あと、何か知らないけど、
出先で荷物って増えているので、
それらを所定の位置に戻す。
外出先で何か買って食べたりしたら、
そのゴミは持ち帰りますので、
ゴミをゴミ箱に捨てる。
私はたいてい外出時にポットにコーヒーを入れていますので、
ポットを流しに置く。
買い物などしてきたときは、
冷蔵庫に入れる。
この時点で、アイテム数などが多いときは、
「工程数」でいうと、
20工程ぐらいになってるわけですよ。

、、、まだ終わりません。

、、、スキニーパンツなどをはいているときは、
家だと窮屈なのでジャージに着替える。
私は元保健所職員ですので、
うがい、手洗いをします。
粘膜からも風邪のウィルスは入りますので、
人混みにいたときは目も洗います。

、、、ふぅ。

これで「家にやっと帰れる」のです。

家から離れた時間が長ければ長いほど、
この「帰宅してから本当に帰宅するまで」の間は長く、
工程数は膨れあがります。

一泊以上の出張などだと、
これに、洗濯物を洗濯機に入れる、
ひげそりなどのアメニティを所定の位置に戻す、
コンセント関係を、、、などが加わりますので、
帰宅してから本当に帰宅するまで、
15分ぐらいかかったりします。

マジでこの時間なんなんだ!
俺はどんだけ荷物の数多いんだ!
何で荷物増えてんだ!
家から出るときの準備は2分なのに、
なんで帰ってくるとそれが5分以上に膨れあがる?
計算が合わないじゃないか!

ぶつぶつぶつ、、、

と思いながらいつもやってます笑。

もうね、
一生涯の「この時間」を合計し(以下省略)

続編が読みたいマンガは?

2019.04.16 Tuesday

+++vol.069 2018年12月11日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
「シーズン2」のバックナンバー公開を始めました。
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メルマガ読者の皆様、こんにちは。
「シーズン2」が始まったのは今年の8月。
早いもので、もう4ヶ月も続いていたのですね。
あと何ヶ月続けるかは、
著者の私ですら預かり知らないのですが笑、
まぁ、もうちょっとは続くと思います。
まだ「オンラインサロン」も今回はやってないですし。

、、、で、8月から4ヶ月経ちましたので、
もうそろそろ良い頃合いかな、と思いまして、
8月の記事から順次、
月曜日に、バックナンバーを公開していくことにしました。

過去の記事を読み返したい。
思い出したい。
誰かに紹介したい(紹介してね!)、
という人は、以下のリンクからお読みいただけます。

▼参考リンク:過去記事ブログ
http://blog.karashi.net/


▼▼▼続編を読みたいマンガ▼▼▼

、、、さて、
今週も、「質問カード」を。

▼質問:
続編が読みたいマンガはありますか?(なければ小説・映画でも可)


、、、はい。
いかがでしょうか?

私はマンガも小説も映画もありますので、
全部答えます(横暴)。


▼▼▼マンガ:

これはもう「スラムダンク」以外ないでしょう。
「スラムダンク世代」ですので。

ただ、井上雄彦氏も自分で言っていますが、
あれは「これしかない、という最高の終わり方」
なんですよね。

あれ以外の終わり方はない、
という終わり方をしているので、
続編が書かれることはまずないでしょう。

井上さんは人生で2万回ぐらい、
「スラムダンクの続編」について訊かれているはずです。
私は井上さんの著書やインタビューなど、
様々な媒体を追いかけている、
井上雄彦ウォッチャーのひとりですが、
私の知る限りにおいて、
井上さんが「続編を書く可能性がある」
と言明したことは一度もありません。

「スラムダンクの続きを描く」
というのは、
「モナ・リザ」に筆を加えて、
よりよい絵を完成させる、
という挑戦と同じぐらい、
無謀かつ不遜な試みだと私には思えます。

あのあと、
桜木花道はどうなったのか?
流川楓や沢北栄二はアメリカの大学に行ったのか?
ゴリはインカレで活躍したのか?

宮城リョータキャプテンのもと、
湘北高校は翌年県大会を突破できたのか?

全部、想像の世界の話しであり、
そして想像の世界の話しだからこそ、
キャラクターたちは私たちの中で生き続けている、
とも思うわけです。

ルカが書いた聖書の「使徒の働き」の、
最終章、28章は、
オープンエンドな終わり方をしています。

だからこそ、
この2000年間、
「使徒の働き29章」が、
書かれ続けてきたし、
今も私たちの人生を通して、
それは書かれ続けているのと同じです。



▼▼▼小説:

これはいろいろあると思うのですが、
やはり、
ドストエフスキーの、
『カラマーゾフの兄弟』ですね。

通称「カラ兄」。

カラマーゾフの兄弟もまた、
「オープンエンド」です。

、、、でもカラ兄って、
「未完の遺作」なので、
もう数年ドストエフスキーが長生きしていたら、
続編が書かれていたと言うより、
「完成」していたんですよね。

この未完の続編が、
いったいどのようなものだったのかは、
「ドストエフスキー本人の脳内」
にしか存在しませんでしたので、
後世の私たちには「類推」することしかできません。

じっさい、カラ兄の続編はどのようなものか、
ということを考察するという本は多数出版されており、
ひとつのジャンルを形成していると言って良いほどです。

カラ兄は間違いなくこの200年間に書かれた小説のなかで、
最高峰の一角をなす名作です。
これを超える宗教小説は、
たぶんあと100年ぐらいは書かれないのではないでしょうか。

カラ兄は考察者によってかなり意見が分かれるのですが、
ドストエフスキーは、三男のアリョーシャを、
「もしキリストが現代に生きたら?」
という仮定への答えとして描こうとしていた、
という有力な説があります。

「大審問官」のくだりがあまりにも有名であり、
あそこだけで「神学者の生涯」何回分かの、
神学的滋養と洞察にあふれているのですが、
もし、アリョーシャのその後が書かれていたら、
大げさな話しではなく、
21世紀の神学はもうちょっと早く前に進んでいたかもしれません。



▼▼▼映画:

、、、これを考えるのは面白いです。
過去の古典的名作映画の「続編」が、
近年続々と作られているので。

「エイリアン・コヴェナント」とか、
「ブレードランナー2049」とか、
「マッドマックス 怒りのデスロード」とか、
「クリード チャンプを継ぐ男(ロッキーの最新作)」とか。

私が続編をめちゃくちゃ観たい映画は、、、。

とりあえず今思いつくのは、
『シン・ゴジラ』かな。

観た人は分かると思うのですが、
『シン・ゴジラ』は明らかに、
「続編やるよ」っていう終わり方をしています。
あれが庵野秀明の気の迷いなのか、
観客をもてあそぶブラフなのか、
それとも本当に続編を作ろうとしているのか、
まったく分かりませんが、
庵野秀明で続編をやるのなら絶対に観に行きます。

「あれ」をどう展開させるのか、
マジで想像もつかないのですが。


、、あと映画じゃないけど、
クラウドファンディングやったら、
思い切ってお金を投資しても良いほどに、
続編が見たいものが一つだけあります。

これは署名運動とかあったら絶対に参加する。

『北の国から』です。

これも、田中邦衛さんの健康状態だとか、
倉本聰さんのあの性格とか、
あと役者たちの近況を考えると、
実現可能性は0%に近いのですが、
みたいなぁ。

『北の国から 2020』。

観たい!!

オリンピック中止になってもいいから観たい!!

めちゃくちゃ観たい!!


純は結婚生活を続けているのか?

まぁ、諸般の事情で、
続けていない設定にするしかないけど笑。


蛍と正吉の息子「快くん」は、
20歳を超えているはずなので、
彼がどうなっているのか?

正吉は富良野に帰ってきたのか?

中畑のおじさんは、
死んだ設定にする以外ないので、
(地井武男氏死去のため)
そのあと、中畑家の娘は、
北大出身の熱血男(柳葉敏郎)と結婚し、
どんな家庭を築き、どこに住んでいるのか?

純には子どもがいるのか?

五郎さんがゴミで作ったあの家は、
今どうなっているのか?

そうた兄ちゃんはどうなってるのか?

もうねぇ。

知りたいことだらけです。

『北の国から2020』制作委員会を、
自主的に立ち上げたいぐらい笑。

、、、という、
「続編談義」でした。

今日はここまで。

なくなったら困る外食チェーン

2019.04.09 Tuesday

+++vol.068 2018年12月4日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
質問カード「ver.9」に向けて
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼未来の質問カードを作るプロジェクト▼▼▼

先週も告知しましたとおり、
オープニングトークの「質問カード」は、
現在存在しない質問を、
私が随時つくりだしながら、
それに回答していくという方式をとります。

メルマガの「シーズン2」が終わる頃には、
新しい質問カードが完成している、
というプロジェクトです。

、、、あと、今週は第一週なので、
月に一度のお楽しみ、
「陣内が先月観た映画」のコーナーがありますのでお楽しみに。

、、、では、質問、いってみましょう。


▼▼▼外食チェーンについて▼▼▼

▼質問:
なくなったら困る外食チェーンはありますか?
(スタバなどテイクアウト業態も含む)


、、、はい。
皆様はいかがでしょう?

私はあんまり外食はしないほうなので、
「なくなったら困る」というのは大げさな表現かもしれません。
しかし、年に2回以上行く外食チェーンは複数あります。

・スターバックスコーヒー
・ジョナサン(家から徒歩1分)
・マクドナルド
・バーガーキング(常時使う保谷駅にある)
・サイゼリヤ

ぱっと思いつくのはこのぐらいでしょうか。
基本的に生活圏内にあるところのみですね。
スターバックスコーヒーは、
月に1〜2回行われる、
FVIのミーティングが新宿であるのですが、
そのときに必ず利用しています。

東京の、特に都心部では、
腰を落ち着けて話せる環境というのを見つけるのが、
砂漠でオアシスを見つけたり、
太平洋で小島を見つけたり、
ゴールドジムで痩せ型の人を見つけたりするぐらい難しいです。

スターバックスならどこでもいい、
というわけではありません。
多分新宿駅周辺って、
数えたことないですが、
スタバだけで20店舗以上あるはずです。
そのなかで、落ち着いて話せるスタバは、
1、2店しかない。

都心部って家賃が高いですから、
「客の回転率」が命なので、
席と席の間が狭いこと狭いこと。
椅子の堅いこと堅いこと。
隣の席の人と肩が触れあうぐらい近く、
会話が100%聞こえる、というところもザラです。

席と席の間が比較的ゆるいスタバを、
私たちは数年前に発見しまして、
それ以降、そこをFVIのオフィスとして使っています。
コーヒー代3人分、1000円そこそこの「維持費」で、
事務所機能がまかなえるというのは大きい。

東京に固定事務所を持てば、
年間100万円ではまったく足りないですから。

なので、スタバはなくなると困りますね。


、、、それ以外でいえば、
上記リストのなかでは、
「サイゼリヤ」が頭一つ抜けてるかな。

生活圏内にあまりないので行く機会は減りましたが、
サイゼリヤのコストパフォーマンスは、
ちょっと他のファミレスと次元が違う気がします。
どこかで誰かと会う、
というアポイントがあり、
食事を一緒にするという制約があるときは、
かなりの確率で私はサイゼリヤを指定します。

ミラノ風ドリア、
辛味チキン、
水、
これで決まりです。
サイゼリヤは「コスパモンスター」ですね。



▼▼▼番外編▼▼▼

番外編としまして、
地方都市ではよく見かけるチェーン店や、
地方限定のチェーン店のなかで、
生活圏にあったら絶対に通うだろう、
という外食チェーンをいくつか紹介します。

▼びっくりドンキー

、、、これは、東京にもあるのですが、
家から行きやすい場所にないんですよね。
びっくりドンキーって北海道が発祥なだけあり、
「自動車生活」とセットな感じがします。
広い駐車場があって、
家族連れでも楽々座れるスペースがあって、
メニューが木で出来ていて笑。

あそこの「ポテサラバーグディッシュ」は、
他にはない美味さで、
ときどき無性に食べたくなります。


▼A&W

、、、日本だと沖縄にしかないハンバーガーショップです。
「最高」のひとことですね。
ルートビア、飲み放題サービス。
雰囲気。
ハンバーガーのクオリティ、
全部100点です。

沖縄に行ってA&Wに行かない、
というのは、
ドイツに行ってソーセージ食べない、
というのと同じぐらいもったいないです。


▼ジョイフル

、、、これは地味なのですが、
西日本に多数存在するファミレスです。
ファミレス業界で唯一、
サイゼリヤに匹敵するかもしれないコスパを誇ります。
愛知県にはけっこうたくさんあったので、
愛知在住時はよく利用してたのだけど、
東京に住むようになってめっきり見なくなりました。

ジョイフルは大分が発祥地なので、
大分名物「とり天定食」がオススメです。
めちゃくちゃ美味いですよ。
そして安い!


▼かつさと

、、、こちらは愛知県に行くと、
必ず行きます。
ここより美味いカツ丼(499円)を、
私はまだ食べたことがありません。
出汁がしっかり効いていて、
すばらしいクオリティです。

たしか100円ぐらいで、
「カレートッピング」が出来るのですが、
これがまた美味いのです。

「邪道!」

って思うでしょ。
これが美味いんです。
カレー自体に出汁が効いていて、
カツ丼を邪魔しない。
ロースカツ定食→カツ丼→カツカレー
という、とんかつ三段活用があるとしますと、
「カツ丼とカツカレーの中間」みたいな感じが味わえます。

かつさと、近所にあったら、
絶対に行くんだけどなー。



、、、という、
外食チェーン談義でした。


おわり。

朝のルーティーン

2019.04.02 Tuesday

+++vol.067 2018年11月27日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
新ルールの「質問カード」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼先週のタイトル▼▼▼

誰も気づいてないかもしれませんが、
先週の「読むラジオ」のタイトル(件名)が、
2018年 月 日配信号、と空欄になってました。
疲れのためかぼーっとしてたのか、
よにでしセミナーに気持ちが取られていたのか、
とにかく打ち忘れてました。
正しくは2018年11月20日配信号です。

お詫びして訂正します。


、、、まぁ、誰も気にしてないでしょうけど笑。



▼▼▼質問カード、新ルール▼▼▼

、、、さて。

今週から、質問カードをマイナーチェンジしたいと思います。
まぁ、読者の皆様にはあまり関係のないことですが、
ちょっとした試みをします。

これまではver1〜8までの、
「質問カード」のストックの中から質問を引き、
それに答える形でオープニングトークをしてきたわけですが、
今号からは、「まだ存在しない質問」を、
私が作っていき、それに答えるという形を取ります。

つまり、うしろ向きに過去の質問カードを引くのでなく、
「質問カードver.9」を、
メルマガを書きながら「前向きに」
作っていくというアイディアです。

そして質問のストックが一定数貯まったら、
新しい「質問カードver.9」になるという。
そうすると、
「メルマガ生まれの質問カード」が、
いつか完成するということになります。

面白そうでしょ。

まぁ、100個質問が貯まるのに2年かかるわけですが、
「メルマガとしてはボツ質問」も付け加えながらやりますので、
早ければシーズン2が終わるまでには、
「質問カードver.9」が完成するようなペースを目指します。

、、、では行ってみましょう。
今週の質問はこれ。

質問:「朝のルーティーンを教えて下さい。」

これは、前回やった、
「寝る前のルーティーン」の朝バージョンですね。

まず、起きます。
起床時間はだいたい6時半ごろ。

そして、布団を畳んでクローゼットに仕舞う。
カーテンを開ける。
冬なら電気を付ける。

そしてまずは洗面所に行き、歯を磨きます。
そしてタンスのある部屋に行き、
着替えを取ってきます。
そして、もういちど洗面所に戻り、
パンツ一丁になり、体重を量ります。
それから、着替えます。
寝間着用のTシャツは洗濯物カゴに入れ、
パジャマ(スウェット上下)は、
洗面所の小さな衣装ケースに収納します。
そして、1,080円の電動シェーバーで髭を剃る。
髭ってなんで毎日のびるんだよチクショウ!
と思いながら笑。

ひげそりって、地味に面倒じゃないですか?
髭脱毛に通いたくなる人の気持ちは、
私はちょっとだけ分かります。

通いませんが。

、、、で、顔を洗う。

ここで洗面所から、キッチンに移動します。
キッチンではまず、コップ2杯の水を飲みます。
1リットル近く飲みます。
朝水をたくさん飲むと「代謝のキックスタート」になるので。
そして、ビタミン剤を飲みます。
ビタミンBとカルシウム錠剤とグルタミンサプリを飲んでいます。
これは筋トレを始めてからタンパク質をたくさん取るようになったので、
その分解をうながすビタミン、ミネラルを補給するためです。

そして、朝ご飯を食べます。

朝ご飯は家にいるときは、
毎日決まっています。
プロテインパウダーと、オートミール30グラム(!)です。
なんか、ビルダー食(ボディビルダーの食事)みたいです笑。

これには経緯があります。
あまり朝からたくさん食べたくない派なので、
当初はプロテインだけ入れていました。

しかし、先日、筋トレユーチューバーが口をそろえて愛用している、
オートミールに手を出しました。
オートミールって最後に食べたのが、
9年前のエチオピアのゲストハウス以来だったのですが、
作って見ると案外いける。

30グラムをボウルに入れ、
塩をひとつまみ入れる。
レンジで3分チン!するだけです。
「食べ応えのあるおかゆ」みたいな感じで気に入っています。

気が向いたら牛乳を少し加えたり、
蜂蜜を小さじ1杯加えたりしますと、
やや甘いリゾット的に食べられます。
出汁を加えると和風リゾットにもなる。

オートミールの何が良いかということを語ると長くなるのですが、、、

語りましょう。
オートミールというのは「精製されていない穀物」なので、
米で言うところの玄米にあたります。
つまり白米と違ってミネラル類や食物繊維が豊富に含まれる。
さらに、GI値と言いまして、
血糖値の上がるスピードが白米より圧倒的に低い。
「低GI食品」と呼ばれるのですが、
これらの食品というのは食べてから血糖値がゆっくり上がり、
そしてゆっくり下がります。
一気に血糖値が上がると人間はインシュリンを出し、
血糖値を下げようとしますから、
「高GI」の白米やお砂糖は、
一気に血糖値がピークになり、
一気にそれが下がる。
「シュガーラッシュ」という、
集中力が切れたりやたらハイになったりする病状がありますが、
極端な血糖値の乱高下が原因とされています。

つまり、血糖値グラフが、
極端にいうと、白米は逆Vの字に、
オートミールや玄米は、ハワイのマウナケア火山のように、
なだらかな丘のようなカーブを描きます。

それの何が良いのか?

まず、食べてから数時間、空腹感を感じにくくなります。
食べた瞬間の満足感は白米のほうが上ですが、
3時間後の「空腹感」は玄米やオートミールのほうが低い。
空腹感の正体は低血糖です。
そして「低GI食品」は、
血糖値の下がりかたが穏やかだからです。


、、、質問なんだっけ?
「オートミールの良さを述べよ」だっけ?

、、、いや、違います。
「朝のルーティーン」です。

そう。

オートミールとプロテインの朝食を摂り、
それと同時、またはその後、
お湯を沸かしてコーヒーを二杯分炒れます。
一杯分はマグカップに、
もう一杯分は保温水筒に入れます。

、、、で、マグカップに入れたコーヒーを手に、
書斎に戻ります。

書斎に戻ると、
「祈りの時間」です。

ここまででだいたい、7時10分から20分のときが多いかな。
朝ってなんでこんなに時間が経つのが早いのでしょう。
起きてからもう40分も経ってるんですから。
たいしたことしてないのに。
多分、動きが遅いのかもしれません。
「ナマケモノ」みたいに。
私は特に低血圧ですので、
その傾向が強い気がします。

いずれにせよ、7時台に30分ほど、
「祈りと聖書の時間」を持ちます。
前半はEvernoteに100個ノートがある、
「祈りの項目リスト」がありまして、
そのなかから「今日はこれ」というのを選び、
だいたい8分〜15分ぐらい、
タイマーで時間を計って祈ります。

その後はもう一度タイマーを15分にセットし、
通読している聖書箇所を1章読み、
神から教えられたこと、語られたことを、
Evernoteに記録していきます。
これはブログにアーカイブされます。

こちらがそのブログ。

ブログ:「名もなき信仰者の霊想録」
https://ameblo.jp/smallasmustardseed/

毎朝公開されますので、
「日々のみことば」的なものとして、
読むことも出来ますが、
特に告知もせずひっそりと始めましたので、
訪問者数もあんまり多くないです。
毎日、10人ぐらいとか?

でもまぁ、いいのです。
「公開する」ということで、
自分が継続するということを支えてもらってますから、
半分以上自分のためにやっているので。

「筋トレユーチューバーは、
 必ず(筋肉が)デカくなる。」
というのと同じです。
不特定多数に公開するというのは、
それだけでモチベーションがアップします。
ダイエットを宣言するとか、
「東大に行く!」と周りに言いまくるとか、
そういうのと同じですね。

私はこのデボーションブログを公開する前と、
するようになった後で、
年間のデボーション履行率が飛躍的にアップしました。
以前は60〜70%でしたが、
今は99〜100%です。


、、、続けます。

15分タイマーが終わる前に、
デボーションが終わった場合、
残りの数分を使って、聖書暗記をします。

リック・ウォレン牧師が以前説教で、
「信仰者が身につけることの出来る、
 最も良い習慣を一つだけあげるとしたら、
 それは聖書暗記だ。
 、、、なぜなら、
 あなたが一番聖書の言葉を必要とするその瞬間、
 聖書は手元にないからだ。」
と言っていたのに感銘を受け、
数年前から始めました。

毎日ちょっとずつやっていて、
今は130箇所ぐらいの御言葉を暗記しました。

、、、聖句暗記が終わりますと、
ちょうどおしっこに行きたくなります。
体質なのか何なのか分かりませんが、
私はおしっこがやたらと近いです。
特に午前中は、30分に1回の頻度でトイレに行ってます。

、、、トイレに行った足でキッチンの、
「水筒に入れた方のコーヒー」を取りに行き、
書斎に戻りコーヒー二杯目をマグカップに注ぎます。

そして、
「ラジオをON」にします。
実際は「タブレットをON」なのですが。
一番好きなラジオ番組「東京ポッド許可局」を、
ラジコというアプリで聴いたり、
筋トレユーチューバーの動画をラジオ代わりに聴いたり、
「三四郎のオールナイトニッポン」、
佐藤優の時事ネタ解説などの番組、
あと、ライムスター宇多丸の映画批評を聴いたりします。

これは面白すぎると逆に困ります。
仕事のBGMとして聴いていますから。

、、、ラジオをONしてから、
タイマーで今度は30分を計ります。

そして、「今日のDO LIST」を裏紙に書く。
30分単位でやることをローテーションしながら、
そのやるべきことをこなしていきます。

・メッセージの準備
・メルマガ執筆
・●●という本を読む
・メール返信
・●●さんに電話
・セミナーの準備
・などなど。

みたいなのを、「ひとつにつき30分集中する」
というのを繰り返す。
30分おきに私の場合トイレに行きますから、
その2分ぐらいの休憩を差し挟みながら、
午前中30分×3〜7回ぐらいをまわす。

そうすると、
「1日に出来る創造的な脳の使い方」の許容量を迎えます。
これで私の日々の「ひとりでやる知的生産活動」は、
だいたい終わります。

午後はたいていミーティングなどが入りますから、
あまり集中して何かを生産しない。

、、、というのが、
東京にいるときの典型的な私の、
「朝のルーティーン」です。
このルーティーンって通勤時間やタイムカードがない、
フリーランスならではだと思うのですが、
このルーティーンにたどり着くまで、
私はまる10年を要しました。

「自分なりの仕事のやりかた」を発見することは、
職場に行けば上司がやるべき事を教えてくれる環境よりも、
じつは大変です。

大変ですが、
ハマったときの生産性というか、
出来ることの飛距離は、
組織にはない可能性がありますし、
なによりオーダーメイドの仕事が出来る喜びがあります。

先日紹介した、ダニエル・ピンク著の、
「フリーエージェント社会の到来」
でも書きましたが、
私は10年前に「フリーランス」になって、
本当に良かったと思っています。

つらいときにかけてもらいたい言葉

2019.03.26 Tuesday

+++vol.066 2018年11月20日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
恒例の質問カード
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▼▼▼辛いときにかけてもらいたい言葉▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週も質問カードから、行ってみましょう。

▼質問:
最もつらいときにかけてもらいたい言葉は何ですか?
どう接して欲しい?


、、、なかなかディープな話題ですねー。
ここ最近はポップというか、軽めの話題が続いていました。
輸入お菓子とか、寝る前のルーティーンとか。

なので今回は、
こちらをやってみましょう。

、、、あまり気乗りはしませんが笑。

(なるべく避けているわけではありません。
 でも、辛いときの話しをすると、
 少なからず自分もダメージを受けるのです。
 金網デスマッチの大仁田厚みたいなもので、
 仕事とはいえ、なかなか過酷なのです。
 でもこのことを話し続けるというのは、
 2年前に病気から復帰してから、
 「やる」と決めているので、やります。)


、、、さて。
何から話しましょうか。

これはなかなかに深いテーマなので、
どこから手をつけて良いか悩みます。

まず、「辛いとき」の定義ですね。
病院に行くほどの鬱状態のときと、
仕事でへまをして落ち込んでいるときと、
インフルエンザで辛いときとで、
辛さの種類や程度は異なるわけです。

質問に「最も」とありますから、
まあこれは、電車に乗り遅れたとか、
そういったレベルではなさそうです。
さしあたり、鬱状態に近いような辛さ、
ということにしましょう。

このときにどうして欲しいか?

これは本当にいろいろあるでしょうね。

私は鬱病から仕事に復帰してから、
様々な場所で鬱病の闘病体験を交えて、
メンタルヘルスに関する講演会、勉強会でお話ししてきました。
その半数ぐらいは、私の体験談のあとに、
「質疑応答」の時間を取りました。
30分から60分ぐらい、たっぷりと。

多くの場合、あらかじめ白紙の質問用紙を手渡しておき、
私の体験談を聞く間に、具体的に聞いてみたいことを、
その紙に書いていただいて回収し、
10分間のトイレ休憩のあいだに、
私がそれに目を通し、ジャンル分けをし、
優先順位をつけ、60分間で答えていく、
という方法をとりました。

そのなかで、
「毎回複数人から挙がる質問」というのが、
いくつかあります。
そのひとつが今日の、
「周囲に鬱病で苦しむ当事者がいる場合、
 どのように接したら良いか?
 何と声をかけたら良いか?」
というものでした。

これに関しては私は本が一冊書けるぐらい、
知識と経験のストックがあります。
私は「向こう側の世界」で、
「鬱病の博士課程」を修了したと、
自分で思っていますから笑。
私は「月の裏側に行って返ってきた人」なのです。
そのなかから重要な部分を、
なるべく簡潔に書いてみたいと思います。

まず、鬱病の人に、
「頑張れ」というのは禁句、
というのはかなり世間的にも認知されてきました。

しかしこういうのって、
マニュアルとは違うので、
「頑張れ」という言葉自体を避ければ、
それで良いわけではありません。

「頑張れ」がダメなのね、
なるほど、じゃあ、
「前向きになろうよ」
なら良いって事か。

これは日本政府が戦後、
「敗戦」を「終戦」と言い換えたのと同じで、
物事の本質をはぐらかしているだけで、
まったく意味がありません。
この場合の「前向きになろうよ」が、
「頑張れ」の言い換えである以上、
それは「頑張れ」と言っているのとまったく変わりません。

まったく変わらないどころか、
それによって伝わっている、
「メタメッセージ(言外のメッセージ)」と、
メッセージの内容に乖離が生じますから、
落ち込んでいる人は圧力だけでなく混乱も感じることでしょう。
事態をより悪化させることになります。

「今はしっかり休んで!」
という言葉も、本当にそう思っている人と、
「頑張れ」の言い換えとして言っている人がいるわけです。
落ち込んでいる人というのは敏感ですから、
「メタメッセージ」のほうを正確にくみ取ります。

「頑張らないで良いよ!」
と口では言っている人の目を見て、
「頑張れ」ってことね、
と当事者が感じることだってあるわけです。

逆にこの人からなら「頑張れ」と言って貰っても、
それが本当に慰めになり、
救いを与える言葉となる、
ということだってあります。

では、両者の違いを分けるものは何なのか?

それは、
「コンパッション」の有無だと思います。
コンパッションというのは、語源が神学的です。
「パッション passion」を辞書で引きますと、
「情熱」の次に「キリストの受難」が出てきます。
コン con- という接頭語は、
「共に」という意味があります。

つまりコンパッションというのは、
日本語の「同情」よりもさらに意味が深く、
「その人が受難しているのと同じ苦しみを、
 キリストが十字架を背負われたそのように、
 自分も一緒に苦しむ」ということですから。

鬱病などの当事者にとって、
「頑張れないこと」が目下の悩みなので、
「頑張れ」「前向きに考えろ」と言われるというのは、
ぜんそくの人に「もっと深く息をしろ!」
と言ってるのとまったく同じで、
その苦しみを軽減するどころか、
苦しみを増大させます。

頑張ってなんとかならないからこそ、
本人は苦しんでいるんですから。

この世のほとんどの悩み・苦しみというのはそもそも、
がんばってもなんとかならない事ばかりです。
「努力は必ず報われる」というのはフィクションで、
努力してもどうにもならないのが世の中なのです。
では、「どうしようもならない苦しみ」を前に、
私たちは何が出来るのか?

ただ、「共に苦しむ」ことぐらいしか出来ないのです。
泣いている人がいたら、一緒に泣くことぐらいしかできない。
痛んでいる人がいたら、自分も痛いような気持ちになり、
傍にいることぐらいしか出来ない。
鬱病で苦しむ人がいたら、「苦しいだろうなぁ」と、
うなり声を上げることぐらいしかできないわけです。
「いや、苦しみを和らげるどころか、
 そもそも俺は、
 この人の苦しみを理解することすら出来ないじゃないか。」
と、自らの想像力や共感力のなさに肩を落とします。

そうするときに、鬱病当事者の傍にいる介助者は、
「自分自らの非力さ」を感じ、
「自分自らの限界」に打ち震え、
「自分自らの無力さ」に直面します。

はい、来ました。

ここまで来たとき、
それは「鬱病の人の無力感」と、
その人は「同じ」になることができます。
「同情すら出来ない」という無力感に直面して初めて、
逆説的ですがその人は、
「コンパッション」の状況に最も近づきます。

この「降りていく人」の在り方が、
最も落ち込んでいる人に接する介助者の在り方の、
ひとつのあり得べき正解なのではないかと、
私は思っています。

「自分は上いて、
 その人を引っ張り上げる」
という心理的な立ち位置から発せられる、
「もっと休んでいいからね!」
よりも、
「その人の痛みを理解すら出来ない自分に打ち震える」
というところまで降りた人の発する、
「・・・・頑張れ・・・」
のほうが、当事者にとってどれだけ救いになるか。

「古くて新しい」、新約聖書の言葉はこう言っています。
「喜んでいる者たちとともに喜び、
泣いている者たちとともに泣きなさい。」
(ローマ書12章15節)

「牢につながれている人々を、
自分も牢にいる気持ちで思いやりなさい。
また、自分も肉体を持っているのですから、
虐げられている人々を思いやりなさい。」
(ヘブル書13章3節)


、、、現代において「牢につながれている」人とは、
文字通り拘置所や刑務所にいる人もそうかもしれませんが、
現代社会の困難のなかで一歩も動けなくなってしまった、
きっとあなたの職場にもいる誰かかもしれません。
「自分もそうなった気持ちで、、」
というのは簡単ですが、そんなことは出来ないのです。
だって、私はその人じゃないんですから。

そのとき、
「あぁ、俺は人の気持ちが分からないなぁ。
 想像すらできないなぁ。
 無力だなぁ。」と思う。

そのとき、あなたは「牢につながれた誰か」に、
最も肉薄しているのです。


、、、質問、何だっけ笑?

そうです。
最も落ち込んでいる時に、
どんな言葉をかけて欲しいか?
どう接して欲しいか?

この質問に「唯一の正解」はありません。

なぜならその言葉や行動の背後にある、
「メタメッセージ」こそが大事であり、
その「メタメッセージ」を決めるのは、
実際に接していないときのその人の態度だからです。

たとえ「何もしない」が答えだったとしても、
その背後にあるのが「負け犬を見下す」なのか、
「単に無関心」なのか、
「下手に何か言って後で責められたくないから」なのか、
「本物のコンパッションを通過した結果、
 祈るような気持ちで『何もしない』」なのかによって、
その人は絶望のどん底にも突き落とされるし、
あるいは地獄のなかで清涼なコップ一杯の水を飲むような、
救いを感じることだってあるのです。

鬱病闘病中の2年間、
私のある友人は「大丈夫や!」と言ってくれました。
ある友人は、いっさい何もなかったかのように、
普通に接してくれました。
そして多くの友人は、「何も出来ないなぁ・・」
という無力感を感じながら、連絡をとらず、
そっとしておいてくれました。
何よりも、私はそれを月の裏側で見てきたかのように、
「知っている」のですが、彼らは、
無力さに打ち震えながら、
「無力な私と同じになって」祈ってくれました。
それぞれに接し方は違ったわけですが、
彼らは深く自分も傷つき、
ある人は目に涙をため、ある人は泣いてくれました。
彼らの「コンパッション」にどれだけ救われたか。
今自分が生きているのは彼らのおかげだと思っています。

だから自分は世の中に「返すべき恩」がある。
私にもう一度与えられたこの人生は、
「オマケの人生」であり「ボーナスステージ」です。
だからこの一生は自分のためにあるのでなく、
「報恩の一生」と思っています。
この点において私は使徒パウロに同意します。
自分の人生はもはや、自分のためにあるのではない、と。

あなたの周りに、
「コンパッション」を必要とする人がいるのなら、
是非そうしてあげてください。
その人はもしかしたら「未来のパウロ」かもしれず、
あなたが「コンパッションする(共に十字架を負う)」とき、
それはこの世界を祝福しているのですから。
たとえ今はあまりに無力に思えたとしても。

寝る前のルーティーン

2019.03.19 Tuesday

+++vol.065 2018年11月13日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
いつも通り、質問カードから
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▼▼▼寝る前にすること▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週も質問カードからいきましょう。

▼質問:
「寝る前に必ずすることは何かありますか?」

これは簡単に答えられます。
まず、歯磨きとフロスです。

あと、「記録類」があります。
Evernoteに2種類、
手書きの手帳に1種類。
全部で3種類の記録です。
全部で5分〜10分ぐらいかかり、
地味に面倒なのですが、
得られるメリットも大きいので、続けています。

そして「布団を敷く」
→「鼻スプレー」
→「電気を消す」
→「くりぃむしちゅーオールナイトニッポン」を2時間タイマーにセット。
→寝る。

という感じです。

ひとつずつ説明していきます。

歯磨きとフロス。
これはまぁ、普通ですね。
私は歯間が狭いため、
歯間フロス選びが大変です。
いままでで一番良かったのは、
アメリカ土産で買ってきてもらった、
たしかデンマーク製かなんかの細いやつ。
日本では入手困難なので、
妥協案として日本製の一番細いやつを使ってますが、
使用中にけっこう切れてしまいます。
親知らずを抜いたらマシになるかもですが、
今のところ抜く予定はありません。

痛そうだし。

怖いし。

いつか松田優作のように、
役作りのために抜くことがあるかもしれません。

、、、いや、ないな。

次に記録。

Evernoteの1種類目は、
「フードログ・運動ログ」というもので、
Evernoteの「ノートブック」があります。
そこには現在184個のノートがあります。
ノートひとつにつき1週間分ですから、
三年ほど続けてきたことが分かります。
1週間分の「フォーマット」があり、
そこには朝測った体重、昨日の睡眠時間、
朝、間食、昼、間食、夜、夜食、
という食事のリストがあります。
その下に合計カロリー(概算)と、
合計タンパク質を記録する箇所があります。
そして「運動」という箇所が最後にある。

まず、体重についてはそのまんまです。
土曜日には「一週間の平均体重」を算出し、
それを翌週の最初に貼り付けます。
そうすることで、体重の日ごとの変化だけでなく、
週ごとの変化を追い、より正確に、
自分の体重の変動を知ることが出来ます。

睡眠時間を記録するのは、
「寝過ぎないように」ではなく、逆です。
「たくさん寝られるように」です。
メルマガで何度も書いていますように、
私は一日平均9時間の睡眠時間が確保できないと、
一日の脳の認知負荷によって生まれたエントロピーが、
元に戻りません。

私の場合、病気の前後で必要な睡眠時間は2時間延びました。
睡眠の研究によりますと必要な睡眠時間は個人差が多きく、
7時間から9時間の間が一般的らしいです。
なので、「日本人の平均睡眠時間は7時間以下だから、
自分もそれぐらい」というのは「ナンセンス」です。
「日本人の平均的な食事量がこれぐらいだから、
 私もこれぐらい食べる」って言ってるのと同じですから。
身長140センチの人と身長200センチの人で、
必要な食事量が同じわけがありません。
睡眠時間も同じように、その人の「脳の個性」によって、
必要な量が長くなったり短くなったりします。
あと、「睡眠の量を質でカバー」みたいな本がたくさん出ていますが、
私はほとんど真に受けてません。
とにかく、私の経験上、睡眠は量、量、量がものを言います。
「睡眠を圧縮して、、」みたいな虫の良い考えは捨てた方が良い。
無理をして鬱病などの脳のクラッシュをしたときの損失を考えると、
「一日9時間の睡眠」なんて安すぎる投資だと、
今は心から思います。
(病気になる前はそう思ってませんでしたが。)

次に食事の記録。
これは「レコードダイエット」の要領で、
記録していきます。
食べたものとカロリーを書く。
春に筋トレを始めてからは、
タンパク質の量も記録しています。
筋トレをすると筋繊維が破壊されるため、
タンパク質が不足すると同化作用がうまく働かず、
筋トレの効果がなくなってしまいます。
なので、トレーニーは、
体重×1.5〜3グラムのタンパク質を取る必要がある。
体重70キロですと、100〜200グラムぐらいは取りたい。
これがやってみると簡単ではない。
ブロック肉100グラムに含まれるタンパク質は約20グラムです。
肉だけで200グラムのタンパク質を取ろうとすると、
毎日1キロの肉を食べなければならない。
精神的にも経済的にもきつすぎます。
なので、プロテインパウダーに頼ることになります。
あと、筋トレはじめてから「間食(おやつ)」が変わりました。
スナック菓子的なものはほとんど口にしなくなり、
今の私のおやつはもっぱら「ゆで卵」です。
1パック100円で小玉の卵が売られているときに大量に買い、
鍋でゆで、皮を剥き、袋に入れ、めんつゆを流し込みます。
これで冷蔵庫で1週間ぐらいは保ちます。
めんつゆを入れるのは、「味玉」みたいで美味しいのと、
塩分による防腐作用があるためです。

本当は「PFCバランス」といって、
タンパク質、脂質、炭水化物のマクロ管理が出来れば良いのですが、
いまのところそこまでには至っていません。
食事を記録する習慣はもう何年もあるので、
いつかやり始めるかもですが。

「運動」に関してはそのまま。
筋トレをしたらその内容を書くし、
たくさん歩いたらそう書くし、
プールで泳いだらどのぐらい泳いだか記録するし、
縄跳びや腹筋運動などをしたら書きます。
そういったことが何もない日は、
「運動:なし」と書きます。

次に、Evernoteの記録2つめ。
「今日の感謝」と、「神からの啓示」を、
書き記します。
これには3分以上時間をかけないように簡潔に。
毎日3つぐらい、
神の恵みを数える、という意味で、
神に感謝したいことを書き出します。
そして、神の声に耳を傾ける。
そのときは意味が分からないが、
後に、「ああいうことだったのか」と分かることもある。
まったく自分の脳内の気まぐれだったこともある。
「占い」とは違い、それによって、
運命を決めているわけではありません。
そんなにシリアスにならず、
「練習」だと思って、
神に聞く時間を一日の終わりに1分〜2分もちます。
なんにも聞こえないこともあるし、
「あ!あれを忘れていた!」と思い出すこともある。
「あれは重要じゃないと思っていたが、
 とてもたいせつに思えてならない」と、
自分の考えが流れを変えることもある。
重要なのはそこで「明確なガイダンスを得る」ことではなく、
「自分の理性や直観以上の何かがある」という前提で、
人生をすすめていくことを練習することだと思っています。

最後に、手書きの記録。
これは、岡田斗司夫氏の、
「あなたを天才にするスマートノート」
という本に書かれていた手法をそのままやってます。
その日の行動を5項目で書き出し、
それぞれの「点数」を書き記す。
これも2年ぐらい習慣にしていて、
後で振り返ると役に立つ。
ある日にいやーな時間帯があったとします。
実はそれが前日あまり寝ていないことと関係していたりする、
というのが振り返ると分かるからです。
人間というのは自分で思ってるほど賢くないですから、
自分の快・不快の因果関係を取り間違えます。
「何をしたときに自分が良い状態になり、
 何をしたときに逆になるのか」
というマクロな動きを客観的に把握することで、
自分を不快にする不毛な行動を避け、
自分を幸せにする良い習慣を強化する効果がある、
と思います。

▼参考リンク:「あなたを天才にするスマートノート」岡田斗司夫
http://amzn.asia/3LI0JDt


ふぅ。



書き疲れた。



あとちょっと。



布団を敷きます。
昨年9月に子どもが生まれてから、
私は自分の書斎で寝ております。
妻の授乳が夜中に3時間おきにあったため、
別に毎回起きても何かができるわけではないので、
別の部屋で寝させて貰っています。
良く出来た妻の優しさですね。
今は授乳期間が終わったので、
どこかのタイミングで一緒に寝るようになるかもですが。
ただ、マットレスがあまり大きくないので、
一緒に寝た場合、
私の寝相が悪くて子どもを圧殺してしまわないか不安です。
じっさい私は幼い頃、酔っ払った父の下敷きになり、
圧死しそうになったと母から聞きましたから笑。
気がついたら顔が青白くなっていたそうです。
もしあのまま「逝っていた」ら、
私は今頃天国から2018年の世界を見下ろしていることでしょう。


、、、で、「鼻スプレー」ですね。
私は季節の変わり目に「寒冷アレルギー」みたいな感じで、
鼻水が止まらなくなります。
現在の日本は一年のうち350日ぐらいが季節の変わり目なので笑、
私の鼻は350日間詰まっているわけです。
起きているときは気にならないのですが、
寝ると鼻呼吸が疎外されるのは、
けっこう良くないんじゃないか、と思い始め、
今までは講演のときとかだけ使っていた鼻スプレーを、
寝る前にしてみたのです。
そうしたら非常に「具合が良かった」。
なんか、眠りの質が良くなったように感じた。
眠りは量!とさっき力説した舌の根も乾かぬうちに、アレですが。

でも本当にそうなんです。

眠る前に必要なのは入眠剤ではなく鼻スプレーだった!
というのは大きな発見でした。
それ以来毎日やってます。
薬局で500円ぐらいで買える安いやつで十分です。

▼参考リンク:鼻スプレー
http://amzn.asia/d/8ECCWz2


最後に、
タブレットに録音してある、
「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」を、
タブレットのタイマー機能でかけます。
小さな音で、耳元で。
これが鬱病闘病中から、かれこれ4年ぐらい、
私の「子守歌」になっています。
鬱病期間中は切実な理由がありました。
「何かを自律的に考える」状態を作らない、
ということが死活的に大事だったからです。
自律思考が始まると、
鬱病の症状により「自罰感情」や、
「自己否定感情」が暴発します。
ひどいときは「希死念慮」に至る。

何度も繰り返しますが、
これは単なる「ネガティブ思考」とは違うので、
「気の持ちよう」でなんとかなるものではありません。
セロトニンが枯渇した事による脳の器質的異常がもたらす、
「病気の症状」です。
鬱病の人の希死念慮に「もっとポジティブに考えろよ」
というアドバイスというのはナンセンスというか、
まったく的外れです。
病気の症状なのだから。
ぜんそくの発作でヒーヒーいっている人に、
「もっとポジティブに息をしろよ」と言ってるのと同じです。
そのアドバイスはまったく役に立ちません。

大切なのは、適切な治療と休息、
症状を軽減する具体的な行動です。
私は闘病中に、寝る前の「自罰感情の暴走」が辛すぎて、
何か「思考を停止させる手段」を考えねば、
という必要にかられ、
「くりぃむオールナイト」を枕元で聞き始めました。
「1ミリも役に立たない」二人の馬鹿話を聞いていると、
少なくとも自分の思考はストップします。
それによってどれだけ救われたか。

私の妻は私の闘病中、
有田哲平宛てに感謝の手紙を書き、
くりぃむの事務所宛に送ろうとしたぐらいですから。

病気が治ってからもその習慣は途切れず、
今は「入眠剤」として聞いています。
人間の脳が眠りに入るとき、
「ランダムな情報」が一番良いというのが、
最近の研究で分かってきているそうです。
「羊が一匹、羊が二匹、、」もそうですし、
「子守歌」もそうです。
脳というのは端的に言うと、「秩序器官」です。
エントロピーを減少させる(無秩序を秩序に変える)のが、
脳の働きです。
エントロピー保存の法則というのがありますから、
起きている間に作られた「秩序」の裏で、
同じだけの「無秩序」が脳のなかに生まれます。
その「無秩序の掃除」をしているのが睡眠だ、
と脳科学者の養老孟司は言っています。

なぜそう思うのか?

脳は起きている間と寝ている間で、
まったく同じだけエネルギーを消費しているからです。
寝ている脳は「休んでいる」のではありません。
パソコンの「デフラグ作業」のように、
意識活動によって生まれた無秩序を片付けているのです。

何が言いたいか?

脳に「無」を作ろうとすると、上手く行きません。
秩序器官である脳は、その「無」を、
秩序で埋めていこうとしますから。
だから布団に入った暗闇で、
「何も考えまい、考えまい」
とすると、そこから秩序的連想ゲームが始まってしまうのです。
この意識活動を、寝ている状態に誘うのは、
「ランダムな連想」だというのが、
最近の脳科学の研究結果なのです。

、、、くりぃむオールナイトは、
「ランダムな連想装置」として優れています。
二人の会話の断片の単語が、
脳に「ちょうど良いランダムさ」を生みます。
なので、これを聞いてると、
5分か10分ぐらいで、
私は自然に寝ているのです。

別にくりぃむオールナイトである必要はないのだけど、
「ランダムな連想装置」というのは、
不眠で悩む人にとって、ひとつのソリューションになり得る。
スマホアプリでそういうのも出ているらしい。
「海・・・兎・・・ステーキ・・・椅子・・・」
みたいに何の脈絡もない単語を一定リズムで放り投げてくれるアプリが。
これって私がくりぃむオールナイトでやっていることとまったく同じです。
「羊が一匹、、、」の進化形ですね。

、、、以上が私の「寝る前のルーティーン」です。

めっちゃ説明が長いので、
寝る前にどんだけのことをしてるんだ、
と思うかもですが、じっさいの所要時間は15分以内です。
寝る前にスマホやテレビをずっと観てる人より、
短時間ですんなり寝ているはずです。

別に参考にする必要はまったくありません。
こういうのは「人それぞれ」であり、
自分なりにたどり着いた答え、
というのが最適解なのですから。
私も試行錯誤しながら日々バージョンアップしてますので、
1年後は違うルーティーンになってるかもしれませんし。

好きな輸入お菓子

2019.03.12 Tuesday

+++vol.064 2018年11月6日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
今週も質問カードです
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▼▼▼輸入お菓子の話し▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週も早速、質問カードから行ってみましょう。

▼質問:
「輸入お菓子」で、
美味しいと思うものがあれば教えて下さい。


、、、これは、いっぱいありますよ。
輸入お菓子、楽しいですよね。
「KALDI」などの輸入お菓子が売ってる店に、
ときどき入ってうろつくのは好きですし、
アメリカなどに行くと近くのウォルマートのお菓子コーナーで、
小一時間楽しめます。

ですので際限なく語れるのですが、
長くなりすぎないように、
ぱっと思いつくかぎりで、1位〜5位までをご紹介します。

▼▼▼5位:
ティムタム(オーストラリア)

▼画像(ティムタム):
https://bit.ly/2zgl1OL

これはカルディに必ずありますから、
食べたことある方も多いんじゃないでしょうか。
オーストラリアのお菓子、TimTamです。

振り切った甘さと、
ねっとりした感じが、
日本にはないセンスで、
年に1度ぐらい食べたくなります。

本当か嘘か知りませんが、
ティムタムって、本場オーストラリアでは、
角をかじって、コーヒーにつけて、
ストローみたいに熱いコーヒーを吸う、
と聞いたことがあります。
そうすると中のチョコレートが溶けて、
焼いたマシュマロ的な味わい方が出来る、と。

じっさいやってみたことがあります。

どうだったか?

、、、

まぁ、普通に食べたらいいんじゃないでしょうか笑。
ティムタムがコーヒーで溶けたような味わい(そのまま)です。

普通の食べ方に飽き足りなくなったら、
やってみるのも一興かもしれません。
ただ、多分このお菓子、
確実にカロリーがえげつないので、
飽きるほど食べるというのは恐ろしいです。



▼▼▼4位:
テリーズチョコレート オレンジ(イギリス)

▼画像(テリーズチョコ)
https://bit.ly/2PC7Sti

、、、これは、思い出のお菓子です。
大学時代にこのチョコを食べて感動してから、
カルディなどにときどき置いてあると、
買っちゃうことがあります。
結構高いんですけど。

今ではあまり珍しくないですが、
私が大学時代にこのチョコに出会ったときは、
オレンジフレーバーのチョコというのが、
まず新鮮だったし、
あと、口のなかでネトっとする感じが、
なんとも言えず美味しくて衝撃だったのです。
あと、まんまるい形と、
それがオレンジのようにバラバラになる、
という面白さも好きです。

イギリスは物価が高いので、
きっとこのお菓子は現地では、
子どもが普通に食べてるのかもしれませんが、
日本人の私には「高級品の部類」です。



▼▼▼3位
サワーパンチ(アメリカ)

▼画像(サワーパンチ)
https://i.ebayimg.com/images/g/Ls4AAOxylhxRF5Ey/s-l640.jpg


、、、これは、日本でもときどき見ます。
カルディにも類似品がありますが、
サワーパンチそのものを見たことはないかも。

ひたすらに酸っぱいグミキャンディですね。
梅干しの3倍ぐらい酸っぱいです。
なんでこんな酸っぱい思いをして、
食べなきゃ行けないんだ、、、

、、、


、、、


、、、


もう一本!


という、マゾヒズム食品です。
アメリカに行ったとき、
セブンイレブンとかガソリンスタンドのレジ横で、
けっこう買っちゃいます。



▼▼▼2位
リーセスチョコ(アメリカ)

▼画像(リーセス)
https://bit.ly/2CT5LKZ


、、、これは日本では、
運が良いときしかお目にかかれないレアキャラです。
西友がウォルマートと提携していたときは、
ときどき西友に置いてありましたが、
どうやらウォルマートは撤退したそうですので、
今後さらに見かけなくなるかも。

私は無類のピーナツバター好きです。
それも、ピーナツバターそのものがというよりも、
ピーナツバターを使ったお菓子が好きなのです。
ピーナツバタークッキー、最高です。

アメリカではときどき、
ピーナツバターのm&m'sとか売ってたりして、
そういうときは5袋ぐらい買って持って帰ります。

リーセスはチョコの中にピーナツバターが入っている、
という夢のようなお菓子です。

日本人はピーナツバターを、
もっと再評価すべきだと私は主張したい。
パクチーみたいに、
意味不明に流行ればいいのに。



▼▼▼1位
ジャックリンクスのビーフジャーキー・テリヤキ味(アメリカ)

▼画像(ビーフジャーキー)
https://bit.ly/2CWWh1x


、、、最後は、「お菓子」と言えるかどうか微妙になってきましたが、
すべての輸入食品のなかでも、
私はこれが一番テンションあがるかも。

ビーフジャーキー大好き人間です。
BSE発生以降、アメリカ土産に、
これを頼めなくなり、さらに希少価値が上がりました。
そんで、日本で買うと高いこと高いこと。
アメリカで買ってもそこそこ高いですが。

小さいとき、
「大人になったらラムネをお皿に山積みにして、
 わしづかみにしてボリボリ食べるのが夢だ」
みたいな話しを友達とした記憶があります。

じっさいに大人になると、
実現可能性は高まります。
今すぐにでも出来る。
問題は大人になると、
それをしたいと思わなくなることです。

大人の「大人の夢」として、
私が夢見るのは、
もし際限なくお金が使える身分になれたら、
ジャックリンクスのビーフジャーキー・テリヤキ味を、
キロ単位で買って、皿に山積みにして、
2リットルのコーラを片手に、
朝から晩までゲームをして遊びます。

なんか、
最後は「バカさ」が爆発していますが、
今日はそんな話しでした。

以上。

皆様のお勧めを、
よろしければ教えて下さい。


自分の家でもっとも落ち着く場所

2019.03.05 Tuesday

+++vol.063 2018年10月30日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
今週も質問カードから。
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▼▼▼いちばん落ち着く場所と時間帯▼▼▼

今週も「質問カード」、引いていきましょう。

▼質問:
「自分の家で、
最も落ち着く場所と時間帯を教えて下さい。」


、、、これは、簡単ですね。
私の家は全部で部屋が三つあります。
間取りでいうと「2DK」というやつです。
6畳のダイニング、6畳の寝室、
そして4.5畳の北側の部屋があり、
そして2畳ぐらいのキッチン、
浴室、トイレ、という構成。
総床面積は50平米だったと思います。
かなり良くあるタイプの賃貸マンションの1室に、
家族3人で住んでいます。

以前は1LDKでしたので、
去年引っ越しをして、一部屋増えたことで、
私は晴れて「書斎」を持つこととなりました。
これは私にとって死活的に大事なことだった、
と1年経ってしみじみと思います。
私の仕事の多くは「知的に創造的な作業」です。
そのうえで大切なのは、
「広い机」だったりします。

私たちの団体は事務所をもっていませんので、
私の主な仕事場は私の自宅です。
その環境って結構大事で、
こういった仕事にとってデスク周りの環境というのは、
靴職人にとっての金槌だったり、
大工にとってのカンナだったり、
調理師にとってのキッチンだったり、
ゴーストバスターズにとっての、
背中に背負う掃除機みたいなやつと同じぐらい、
仕事の出来を左右する大切な要素だったりします。

机で大切なのはやはり、「広さ」ですね。
デスクが狭いとなぜか、
思考も小さく縮こまるような感じがします。

まぁ、「気のせいだよ」と言われれば、
そうかもしれませんが。

カール・マルクスは『資本論』を、
移住先のイギリスで、極貧の家族が生活する、
子どもたちが騒ぎまくるキッチンテーブルで書き上げましたし、
村上春樹はデビュー作『風の歌を聴け』を、
当時彼がオーナーだったジャズバーのカウンターで、
すべての業務が終わった深夜に、
ひとりでカリカリ書き上げたそうですから。

必ずしも理想的な環境が、
理想的な作品を生むわけではありません。
しかし、なるべく理想的な環境のほうが、
日々のストレスは減らせる、というのも事実。

私は引っ越しをしてから、
かなり仕事がしやすい環境になりました。
これは喜ばしいことであり、
神に感謝しています。



▼▼▼落ち着く場所と時間帯▼▼▼

、、、話しがそれました。

家の中で私の落ち着く場所と時間帯ですが、
場所は自分の書斎です。
時間は、夜ですね。
晩ご飯を食べてから寝るまでの時間は、
たいてい「読書タイム」と決まっています。
この1時間〜3時間が、
私にとっての一日の最もリラックスしている時間です。

書斎の「読書椅子」に座り、
今読んでいる5〜10冊の本を積み上げます。

知人から1500円で買った、
「iPodとして使っているiPhone4s」に、
Amazonプライムで音楽をたくさん入れていまして、
その中からたいていジャズをかけます。
2回に一回は、ビル・エヴァンスの、
「ワルツ・フォー・デビー」で、
あとはマイルス・デイビスだったり、
アート・ブレイキーだったりのジャズ。
ジャズは読書を邪魔しない、というのが私の経験則です。
邦楽は読書と干渉してしまう。
歌詞が詩的だったりすると、
そちらに聞き入ってしまったりしますから。
気分によってボブ・ディランとか、
ブルース・スプリング・スティーンをかけることもあります。

音楽をかけたら、1章から2章ずつ、
ぐるぐる回しながら読んでいく。
ノートパソコンも横に置いておいて、
重要な箇所はEvernoteに書き写します。
そうすることで、重要箇所を熟読し、
二度読むことになる。
多読のコツのひとつは、
複数のジャンルにまたがって読むことです。
小説もあれば神学書もある。
社会学の本もあれば芸人が書いたタレント本もある。
新書もあれば学術書もある。
経済学の本もあれば童話もある。
伝記もあれば詩集もある。
政治学の本もあればSF小説もある。
古典もあればビジネス書もある。
筋トレに関する本もあれば、読書術の本もある。

こうやって読むことの二つのメリットは、
まずこれらをぐるぐる回すことで、
脳の領野が広く使われ、
疲労が抑えられる(当社比)ことです。
筋トレの「分割法」と一緒で、
脚がオールアウトしても、
肩のトレーニングはまだ出来るわけですね。
(何言ってるか分からない方、すみません)

もうひとつはやはり、
「知識というのは分野横断的に得てこそ、
 初めて活きる」からです。
いつもビジネス書ばかり読んでいる人は、
ちょっと危ういですね。
いつも神学書ばかり読んでいる人も、
その創造性の射程は限られてきます。
小説しか読まない、と言う人は、
知識が相当に偏ってくるでしょう。
あと、分野横断的な読書により、
「読書の総合力」がつきます。
筋トレのメタファーで言いますと、
大腿四頭筋だけをひたすら鍛えても、
スクワットの重量は頭打ちになります。
スクワットは背筋、腹筋、肩、腕の筋肉も関与しますから、
これらすべてを鍛えたときに、
限界を超えることが出来るわけです。
何言ってるか分からない方、すみません(無反省)。

、、、小説をたくさん読むことで、
神学書の意味がより深く分かる、
ということがあります。
社会学の本を一定量読むと、
ビジネス書を読んだときに、
より深く理解できる、ということがあります。
古典を一定数読んだときに、
初めて分かる経済学の本、というのもある。

こういう風になると、
もう、読書というのは、
「永遠に出られない沼」になります。
それも、良い沼です。
私たちの知っていることは全体の1%にも満たないわけですから、
死ぬ瞬間まで「発見の喜び」
「あたらしく理解する新鮮な喜び」
「センス・オブ・ワンダー」にあふれて、
生きることが出来ます。

ガンジーは
「明日死ぬかのように生きろ
 永遠に生きるかのように学べ」
と言いました。

本当に読書が好きな本読みは、
「何かのために読む」ということをしません。
結果として何かのためになる、ということは大いにあるでしょう。
一ヶ月に読む本の冊数と、その人の平均余命には、
正の相関関係がある、という研究結果を最近目にしました。
「本を読む人ほど長生きだ」ということですね。
「まぁ、そうでしょうね」と思います。
しかし、逆説的ですが、
本当に本が好きな人は、
本を読むことで長生きになれるからそうするのではありません。

「読むこと自体が何にも勝る快楽だから」読むのです。
お金のためにする競技者に一流はいますが、
「超一流」の競技者で、お金のためにしている人はいません。
彼らは口をそろえ、その行為をすること自体が喜びだから、
そうするのだ、といいます。
それをしない、ということは私にとって苦しみなのだ、と。
チクセントミハイという人が、
『フロー体験 喜びの心理学』で看破していることです。
読書は私たちの最も身近にある「フロー体験」です。

そんなわけで、
読書椅子に座って本を読んでいると、
気づくとすぐ2時間ぐらい経ってます。

なんか、家の話しではなく、
「読書について」の話しになっちゃいましたが、
今日はここまで。

では、コーナーに移っていきましょう。

プレヤーレター秋号など

2019.02.26 Tuesday

+++vol.062 2018年10月23日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
プレヤーレター秋号・質問カード
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▼▼▼プレヤーレター秋号▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週もメルマガ書いてます。
結構、やることが増えてきて忙しいのですが、
メルマガ執筆は続けます。

感覚的なことをいいますと、
定期的にこれぐらいの分量の文章を書くと、
生活(仕事)が「構造化」されるような気がします。
「骨格を与えられる」ような感じというか。
「自分が何をしているか」
という問いが日常に埋もれがちなのが、
忙しい現代人に共通する傾向だと思うのですが、
メルマガを書くようになって、
「あぁ、今、自分はこういうことをしているなぁ」
というのが意識化されるようになったと感じます。
さらにそれを後で検証する事も出来るし、
何より、記憶に焼き付きます。

メルマガ執筆中に読んだ本、観た映画のほうが、
メルマガ書いていないときに読んだ本、観た映画よりも、
確実に記憶の中に焼き印のように残っているのです。
この「残っている」という感覚がとても大事だと、
私は思っています。

私たちが何か新しいものを生み出す作業というのは、
既知の何かを、今までにない組み合わせで組み合わせることだ、
と脳科学者はいっています。
誰も「ゼロ」から何かを創造することは出来ないのです。
では、他の誰も思いつかないような、
「何かと何か」を結び合わせるためにはどうすれば良いか?
つまりそれは換言すると、
「創造的である」ために必要なことは何か?

それは、
「脳内に膨大な情報の蓄積をもっている」
ということです。

こう言っちゃうと、
身も蓋もないのであまり誰も言いませんが、
これは、そうなのです。
最も新しいアイディアを生み出す人が、
しばしば古典を研究するのは、
これが理由です。

、、、で、
この「膨大な情報の蓄積」というのは、
1.自分の血肉になっている。他人に今すぐに教えられる。
2.脳内で完全に再生可能なほど明瞭に焼き付いている
3.うつろに覚えている。きっかけがあれば思い出せる。
4.インプットしたことすら忘れそうになっている。
5.知っているが理解していない。
6.知らない。
ぐらいのレイヤーに分かれます。

「新しいシナプスの発火点」に達するのに大切なのは、
上記の「1」と「2」を増やすことです。
羽生善治名人が最強なのは、
「1」と「2」に、無限に近い将棋盤の戦局のパターンが、
インプットされているからです。
彼はそのために日々インターネット上にある差し手や、
AIの指し手すらも追いかけて、
研究に研究を重ねています。
インターネット将棋の世界で、
やたら強い人がいると思ったら羽生名人だった
(本人は言明しないが、かなり信憑性がある)
という逸話があるぐらい。

「インターネット上の知識=検索知」の問題点は、
「3」とか「4」とか、
酷い場合には「5」とか「6」のカテゴリの情報ですら、
ちょっとググって、20分ぐらいネットをうろつき、
あるテーマに関してそれらをコラージュすると、
「人に講釈をたれる」ぐらいには
「知っているポーズ」を取ることが出来る。
ネット上に掃いて捨てるほどあるフェイクニュースの類いや、
SNSで他者に「これがソースだ」「完全に論破」とかいって、
他者にマウンティングしているネトウヨの言説は、
こうして作られます。

しかしそれらは本質的に、
「創造的な行為」ではないため、
情報としての価値はゼロですし、
人を本当に動かす訴求力はありません。

、、、私はキュレーションサイト的な情報ではなく、
「本物の情報」を手作業で作っていきたいと思ってますから、
「1」と「2」を増やしたいわけです。
それも、専門分野以外にも届くような、
裾野が拾い「1」と「2」を持つことが、
他との差別化において大切です。

ひとつ問題があります。

私は、記憶力ということに関しては、
平均よりかなり低い能力しか持ち合わせていないのです。
だから、普通の人がするように普通にインプットすると、
「3」と「4」の引き出しがどんどん増えて行く。
それを「1」と「2」の引き出しに入れ替える作業のひとつが、
「アウトプット」です。

このメルマガはだから、
私自身のためにも書いています。


ん?


何の話し?


そうです。


メルマガ、今週も書きます。
時間を捻出して。

今週はまず、
私の働きを祈り支えてくださっている支援者の方々へ、
3月に一度の頻度で出している、
「プレヤーレター」を発行しましたので、
そちらのリンクをご紹介します。

メルマガ読者の中には、
レターを郵送させていただいている方も多いですが、
まだ読んだことない、という方はお読みいただけますと幸いです。
活動のために、祈り応援していただけますと、
さらに幸いです。

▼参考リンク:プレヤーレターのリンク
http://karashi.net/resource/NL/jinnai/2018_0709.pdf



▼▼▼質問カード▼▼▼

さて。
今週も「質問カード」です。

▼質問:
「今電話が来たら一番嬉しいのは誰ですか?」


、、、そうですねぇ。
私は実は、「電話は苦手」です。
というより、コミュニケーションが苦手なのかも(爆死)
「電話が得意」っていう人なんて、
本当にいるんだろうか?
と疑ってるぐらいですから。

私はスマホをもっていませんが、
スマホを持たない理由は、
もちろんお金の問題もあるのですが、
それ以外にももっと大きな理由があります。

スマホなんてもったら、
そしてLINEなどをやり始めたら、
「知り合いが増えちゃう」と思ってるからです。
私にとって、
「新しく知り合いがひとり増える」ことと、
「本を10冊読む」ことが、
だいたい同じ「認知負荷」です。

これは、マジで。

私にとってちょうど良いのは、
「なるべく知り合いが増えないように生活しても、
 それでも必然的に増えてしまった、
 ぐらいのペースで知り合いが増えて行く」ことです。

本質的なところで極度に内向的なので、
これは致し方ない。
現代世界では「外交的な人のほうが何かと得」ですので、
髪型を変えるように簡単に性格を変えられれば良いのですが、
性格は髪型とは違います。

あと、私の内向性は、
実は私がこうして長い文章を書けたり、
他者に対して「物事を分かりやすく説明する」
という能力に長けていたり、
知的に創造的な行為が(多分)他者より得意だったりすることの、
「裏返し」になっています。
私の「内向性」という角を除角しますと、
私のコアコンピテンスが失われると思います。
諺で「角を矯めて牛を殺す」というのがありますが、
そういうことが起きると思うわけです。

私が外交的なパリピになったら、
「すっからかんなパリピ」になる、
ということです。
そんな自分には出会いたくない。

自分の短所(トラウマ・スティグマ)は、
たいてい自分の「生きる力」の源泉とつながっていますから、
「短所を直す」ということに対し、
人はもっと慎重になるべきだと、
私は思います。

これは、アドラー心理学の核心です。
「活きる力の源泉は、
その人のトラウマやスティグマからやってくる」。
アドラーは小さい頃くる病で上手く歩くことが出来ず、
同級生からいじめられていましたが、
そのくる病がなければ自分は臨床心理学者になっていなかっただろう、
と彼が気づいたとき、この理論が生まれました。

、、、


、、、


あれ?


何の話し?


そう。


電話。


だから、私は電話、
得意じゃないです笑。

なるべく早く切りたい笑。

電話って、緊張するから。

なので今日の質問には、
「回答不能」です。

敢えて言えば、
ファンタジーな話しになりますが、
死んだ父(陣内学)から電話が来たら嬉しいですね。
17年前に「長いさようなら」をしてから、
私が社会人になり、結婚し、父親になった、
という人生の物語を語って聞かせたい。
それに対する父の応答を聞いてみたい。

私が23歳のときに父が死んでから、
結構、人生の折々に触れ、
「父ならどう言うかな?」
と思いながら過ごしてきたんだなーと、
書きながら思い至りました。
私は早くして父を亡くしましたが、
父がもし生きていたとしても、
これほど頻繁に、
「父ならどう言うかな?」
と思ってないかもしれない。

父は死んだからこそ私の中で生きています。

聖書の「死んでこそ生きる」っていう話しって、
こういう意味も含まれてるんじゃないかと、
私は最近思います。
遠藤周作もいつか同じ事を書いてました。

、、、


今日は「テーマ無視」で、
語りたいことを語りました。
世迷い言におつきあいいただきありがとうございました。
では、コーナーに行きましょう。
今週は隔週の「陣内が先週読んだ本」です!

給食の思い出

2019.02.19 Tuesday

+++vol.061 2018年10月16日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
今週も質問カード
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▼▼▼給食の話し▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
最近は毎週質問カードですねー。
最近メルマガを読み始めた方のためにご説明しますと、
「質問カード」とは、
私が開発した「会話を豊かにするための最強ツール(自称)」です。
100枚1セットで、すべてのカードに、
質問が書かれています。
参加者が順番にその質問に答えていくだけ、
という単純なルールなのですが、
これが良い。

こういった市販のツールを、
私は買って使っていたこともあったのですが、
なんせ質問のクオリティに不満がある。
「なんじゃその、『ぼんやりとした問い』は?」
「もっと角度付けて質問せえよ!」
と、私は市販のカードにツッコミを入れていました。
、、、あるとき、
「じゃあ、自分で作ればいいじゃん」
と思って、8年前から作り始めました。

去年はメルマガの影響もあり、
けっこう、「売れ」ました。
家内制手工業で生産していますので、
時間と手間と材料がかかります。
中国の工場で生産すれば、
1セット108円で販売出来るでしょうが、
その場合、最低でもロット数を1万とか作らなきゃ、
商売にならない。

皆様もご存じのとおり、
私はダイソーの経営者ではありません。
ゆえにそこまでの販路を持ち合わせていませんので、
「手作り」です。
よって、手間賃と材料費で、
1セット500円いただいております。
でも、それぐらいの価値はあると確信しております。
スタバのトールラテ1杯よりも、
「会話の質の向上」において、
まったく負けていない、と思っています。

興味のある方は質問フォームから、
お問い合わせ下さい。



、、、さて。
では、質問カード、
引いていきましょう。

▼質問:
「学校の給食での思い出を
 教えて下さい。」


、、、皆さんはいかがでしょうか?
そうですねぇ。

特にないですねー(爆死)。

なんだろうなぁ。

いや、いろいろありますよ、そりゃ。
でもこの「最大公約数」がデカすぎて、
どんな思い出を語っても、
たいてい、「ほとんど皆経験していること」
になっちゃう気がします。

「小学校三年生のとき、
 給食を食べていたら、
 スープで溺れている小人を見つけて、、、」
ぐらいのインパクト強いエピソードを持ってれば良いのですが、
残念ながらそういったものは持ち合わせていません。

ちなみに私は、
小学校1年〜4年までは愛知県知多市、
5年〜6年が岡山県倉敷市、
中学1年〜3年も、岡山県倉敷市の、
市立(公立)の小中学校に通いました。
この9年間が私の「給食ライフ」のすべてです。

でも、なんだろうなぁ。
小学校高学年のときは、
「早食い」が流行りましたね。
誰が一番早く食べ終わるかを、
毎食、競争していました。
流行りすぎて「禁止令」が出たほど笑。

あのときは牛乳とか5秒で飲んでましたね。
で、パンを口に詰め込んで、
スープで流し込む。
ときどき、心臓発作かというほど、
鉛で圧殺されるように胸が痛くなります。
ああ、こうやって小学生は、
つまらない理由で死んだりするんだろうな、
と今では思います笑。

基本的に小学生の男子というのはバカですから、
そういうことをするのです。
自分で言うのもアレですが、
小学校のとき、私は勉強は出来ました。
でも「アイツは勉強できる」というイメージは、
クラスメイトは持ってなかったと思います。
宿題関係がだらしなかったので、
テストは毎回100点でも、
あんまり尊敬されないのです笑。
やたら先生に怒られているというのが、
クラスメイトのイメージで、
実はテストで95点以下は取ったことないのだけど、
あまりそういところは誰も見てません。
小学校の人気者の定番、
「足が速い、ドッジボールが上手い」
も私にはありませんでした。
さほど足も早くないし、
さほどドッジボールが上手いわけでもない。

私は中学三年生で、
一気に「思春期の二次成長」が訪れまして、
そのときに身長も20センチとか伸びて、
足もいきなり早くなって、
球技もいきなり上手くなりました。
あれが小学校のときだったら、
私の小学校時代も、日陰で虫をつかまえているだけでなく、
クラスの「ポピュラーな存在」になれたのに、
と思います。

そうしたら今の私の性格も、
ちょっと違っていたかも。
パリピになって、都心のクラブで騒いでいたかも。
IT社長になって、東京湾をクルージングしていたかも。
裸に白シャツ(襟がデカい)から、
金のネックレスをちらつかせていたかも。
ドルチェ・アンド・ガッバーナのボクサートランクスを履き、
日焼けサロンに通い、家にDJを招いて、
テキーラショットを飲み明かしていたかも。

全部、悪夢みたいな出来事なので、
想像するのも忌まわしいです笑。
あー、二次成長が遅くてよかった!

わずかなボタンの掛け違いで、
人間の一生は変わったりするのですね。

、、、話しを戻しますと、
小学校の中でモテる、
そして同性の同級生に尊敬される三大要素
勉強が出来る、足が速い、ドッジボールが強い、
のうち、何一つ秀でていなかったので、
私は「早食いならいけるかも」と思ったわけです。
そして、PRIDEのリングに上がる桜庭和志のごとく(古い)、
私はクラスの早食いに参戦しました。

ところが、世の中には上には上というものがあります。
私が牛乳を5秒で飲めば、
牛乳を2秒(体感)で飲む奴がいる。
私がスープでパンを流し込む前に、
もう飲み込み終わっている奴がいる。
早食いの世界にも、
ヴァンダレイ・シウバやヒョードルがいるのです。

高田延彦ならいうでしょう。
「あー、強いわ。
 やっぱシウバ強いわ。」

、、、で、
私は早食いでも頭角を現すことが出来ず(出来なくて良い)、
「早食い禁止令」のあと、
「牛乳口に含んで笑わし合い」という、
新しい文化をクラスに広めることにしました。

それはかなり流行ったのですが、
流行って1週間で禁止になりました。
理由は推して知るべしです。

総じて言いますと、
給食はやはり楽しかったよな、
ということです。

おわり。

ストレスからの回復法

2019.02.12 Tuesday

+++vol.060 2018年10月9日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
今週も質問カードです
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▼▼▼「ストレスからの回復法」▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週も、「質問カード」から、
行ってみましょう。

▼質問:
「あなたの『ストレスからの回復法』は何ですか?」


はい。
皆さんは、いかがでしょうか?

これは、いろんな人がいるでしょうね。
カラオケで思い切り歌うという人もいれば、
ドライブ、という人もいるでしょう。
買い物をしまくるという人もいれば、
暗闇で人形を殴る、という人もいるでしょう(怖い)。

私の場合は、
1位、睡眠
2位、睡眠
3位、睡眠
4位、料理
5位、筋トレおよび水泳
6位、靴磨き、トイレ磨き
ぐらいですかね。


1位〜3位は、
断然睡眠です。

それも長時間の。

私の現在の睡眠時間は約9時間ですが、
これでも、鬱病から回復してから3年で、
ずいぶん短くなりました。
2016年に仕事に復帰してから、
最初の二年は毎日10時間〜11時間寝ていましたから。
それぐらい寝ないと、脳が破壊されるような怖さを覚えました。
鬱病というのは脳の器質的ダメージですから、
身体で言えば、大腿骨や胸椎などの大きな骨を骨折した、
みたいなダメージなわけです。
回復してもしばらくは骨や筋肉にダメージは残るため、
杖をついたりびっこを引いたりします。
私の脳にはそれと同じ事がきっと起きていて、
発病前の睡眠時間(平均7時間)から、
2時間も延びました。

そして、「睡眠という万能薬」を、
私は一生服用していくと決めました。
私にとってこれは死活的に重要なので。

仕事が忙しくなり、
睡眠と仕事以外、
何も出来なくなったとしても、
睡眠を取ります。
読書やテレビや趣味や遊びよりも、
断然、断然、断然睡眠が重要なのです。

これがないと脳が動かないんですから。
なので、忙しくなればなるほど、
私は長く寝るようになりました。

「今週は忙しいから、
 8時前には布団に入ろう」と。

そういう週は本も読まないし、
テレビも見ません。
(テレビは普段から一分も見ませんが。
 クソほどつまらないので。)

なぜか日本は「ガンバリズム社会」なので、
「寝てない自慢」という謎の習慣があったり、
「睡眠時間がとれないほど忙しい」
ことを誇らしげに語る話法が横行していますが、
私からするとナンセンスです。
長く眠ろうが短く眠ろうが、
「意味あるアウトプットが出来ているかどうか?」
が大切なのです。
仕事においては、結果がすべてです。

上司に「がんばります!」という言葉は間違っています。
上司からすれば、
「あなたががんばったかどうかに私は興味がない。
 やれば、いい。」
というのが本音というか、正論なのですから。
「別に、がんばらなくていいよ。
 やればいい。」

こういうことを言う人はなぜか日本では白眼視されますが、
こういうのが堂々と言える社会になると、
無駄な残業も減るんだけどなぁ。
優秀な人ほど早く退社する職場、
すばらしいじゃないですか。
日本ではなぜかこれが逆になっています。
優秀な人ほど残業が増え、
出来ない人は定時に退社する。
そりゃ、優秀な人ほど会社やめたくなるよね。
「ぶらさがり得」であり、
「貢献損」なわけですから。
インセンティブが逆立ちしてるわけです。

あ、話しがそれました。

それでもやはり、
「休めない国、ニッポン」で、
空気として蔓延している、
長く寝ることの罪責感も、
私にはもはやありません。
糖尿病の人がインシュリンを服用することに、
罪責感を抱くでしょうか?
同じ事です。
「長時間の睡眠」は、私の常備薬ですから。
これを服用しないと、
私は病気になり、
もっと大きな迷惑を、
家族や社会にかけてしまうことを、
骨の髄まで深く知っていますから。


というわけで、
私は「睡眠」がストレスからの回復、
ダントツの第一位です。

「人生の99.9%の問題は睡眠が解決する!」

、、、なんか、
野比のび太の哲学みたいになってきました。



、、第四位(実質第二位)は、料理です。
料理はストレス解消になります。
今の私の仕事は都市化した現代社会のご多分に漏れず、
「知識集約的な労働」の比率が高い。

文章を書いたり、
何かを考えたり、
プレゼンや講演の準備をしたり、
メールなどでいろんなやりとりをしたり、
といった、「創造的な仕事」というのは、
大脳新皮質の前頭葉というところを酷使します。

、、、で、
料理や掃除など、
手を使う作業というのは、
この前頭葉の前頭前野という場所を刺激する、
ということが分かっています。
筋肉のメタファーで考えると、
創造的な仕事によって使った同じ脳の領野を、
料理や掃除でもう一度使うと、
筋肉疲労が倍加して疲れるんじゃないの?
と直観的には思うのですが、
実は逆なのです。

脳というのは複雑な組織なので、
その「シナプスの使い方」が、
料理や掃除などの手を使った仕事と、
いわゆる机仕事、つまり「情報処理」とで、
活動範囲が著しく異なります。
単純に考えて、
空間把握力を使い、、
身体の知覚神経の大部分が集まっている、
右手、左手を使い、
色覚、聴覚、嗅覚、味覚、
あらゆることを使う「料理」という作業は、
かなり「複合的な脳の使い方」なのです。

脳を広く使う。
シナプスのいろんな場所にまたがり動いている。

そうするとどうなるか?
これは比喩的な表現になりますが、
「脳の凝りがほぐれる」わけです。

机に座ってずーっと考えていると、
前頭葉の特定の部分ばかり使いますので、
「脳が凝って」きます。
スマホを見続けると、
僧帽筋が緊張して肩こりになるのと同じです。

料理や掃除をすると、
脳全体を使いますので、
その凝りがほぐれるわけです。
コンパウンド系の筋トレ種目をやると、
肩こりが治るのとまったく同じです!!
(同じか?)
 
間違ってても、責任は取りません(キッパリ)!


、、、というわけで、
スムーズに、5位の「筋トレ」に。
4月頃から私は筋トレを始めました。

ひっそりと。

あまり自分から言うのはかっこわるいと思っているので、
あくまで、ひっそりと。
聞かれれば話しますが、
自分からは話しません。
「筋肉が語る」ようになるまで、待つつもりです笑。

、、、で、この筋トレ、
正直、めちゃくちゃ楽しいです。
これが「ストレス解消」なのかというと、
厳密には違うかもしれませんが、
でも、「今日はしっかり効かせるトレーニングが出来た」
と思いながらプロテインを飲み、
シャワーを浴びるときほどの「至福の瞬間」は、
世の中に他にないんじゃないかと思うほどです。

「ショーシャンクの空に」のDVDのパッケージの状態になります。

▼参考画像:「ショーシャンクの空に」
https://eiga.k-img.com/images/movie/45573/photo/3dfc1ef20f3a317c.jpg?1469167946

私は毎週1回か2回、
筋トレ後のシャワー室で、
この快感を味わっているわけです。
脱獄の快感。
解放のカタルシス。
至福の瞬間。

あまり教えたくなかったんだけど、
言っちゃいました。

すんごいものを、
見つけちゃいました。
これを私に教えてくれた友人には、
日本的な表現を借りるなら、
「一生、足を向けて寝られない」ぐらいの、
大きな借りが出来たと思っています。
命の恩人です。


、、、水泳もまた、
気持ちいいですね。
最近はHIIT(高強度インターバルトレーニング)
という方法で、私は水泳をしています。

どうやるか?

100メートル(50メートルでも良い)を、
全力でクロールして泳ぎます。

それにかかった時間と同じだけの秒数、休みます。

また全力で同じだけ泳ぎます。

また同じだけ休みます。

これを4セット〜8セット繰り返します。
30分から60分かかりますが、
へとへとに疲れます。

これによって、
漫然と1000メートル泳ぐよりも、
格段の心肺機能の向上が期待されるそうです。

興味ある人はお試しあれ。



、、、6位の、靴磨きとトイレ磨き。
これに関しては「料理」で話したのと同じです。
前頭前野がほぐれます。
靴磨きに関しては私はくいっぱくれたら、
最後は靴磨きで生計を立てようか、
と思ってるほど好きだし上手です。

どんなにへたった革靴でも、
見事に復活させる自信があります。
靴をもってきてくれたら、
ご依頼承ります笑。


、、、以上、ストレスからの回復特集でした。


風邪引いたときに食べたくなるもの

2019.02.05 Tuesday

+++vol.059 2018年10月2日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
今週も「質問カード」から。
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▼▼▼風邪引いたとき食べたくなるもの▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。

今週は「月に一度のお楽しみ」の、
「陣内が先月観た映画」のコーナーです。
その前に、オープニングトーク、
行ってみましょう。

では、質問カードから。

▼質問:
「風邪を引いたとき食べたくなるものは何ですか?」


そうですねぇ。
私は虚弱体質のため、
よく風邪を引きます(泣)。
それでもこの数年は、
年に2回か3回ぐらい(?)で、
まずまず少ないほうかなぁと思っています。
鬱病からの復帰後は、
「良く寝る」事を特に気をつけているからかなぁ、
と自己分析しております。

風邪を引いたときというのは、
あんまり何も食べたくないものだと思うのですが笑、
敢えて言えば、食欲が出てきたときに食べたいものと言えば、
という話しですと、
まぁ、ベタに「プリン」とかですかねぇ。

風邪の最中は、
私は何も食べず、ポカリスエットしか飲みません。
ポカリスエットを大量に飲み、
布団をたくさん重ねて汗をかくと、
普通の風邪は1日で治ります。

、、、で、治ってきたころに、
食欲が復活するわけですが、
そのときには「プリン」とか「アイス」とかを食べます。

コンビニのスイーツ類は高く付くので、
普段あまり買って食べることはないのですが、
風邪を引いたときだけは食べます。
近所のファミマに行き、
プリン、アイス、ロールケーキ、チョコレートケーキの類いを、
買ってきて食べます。

「柔らかくて、冷たくて、甘くて、
カロリー過多なもの」を、
きっと弱った身体が欲しがるのでしょう。

ちなみに定番の「雑炊」は、
私は料理するほうにおいて自信があります。
自分が作る雑炊は相当にレベルが高いのでは、
と密かに思っています。

自分が風邪引いているときは、
雑炊作るよりコンビニに走るほうが楽ですし、
お客さんが家に来たとき、
雑炊を提供するわけにも行かないので、
いかんせん作る機会は非常に限られているのですが、
私の「卵雑炊」は美味いです。

作り方はシンプルです。
ご飯茶碗半分(ぐらい)と、
水(250mlぐらい)と、
白だし(大さじ1.5〜2)を、
小鍋で煮ます。

沸騰して30秒ぐらいしたら、
溶いておいた卵(砂糖をひとつまみ入れるのがコツ)を、
菜箸を伝わせながら鍋に入れていきます。
そのとき、鍋を揺らすと良いです。
卵が「ダマ」にならず、
上手な中華スープのように、
細かく分かれてくれます。

すぐに火を止めて、
器に盛り、海苔を手でちぎって散らし、
最後にポン酢をお好みの量かけて、いただきます。



、、、



、、、どちゃくそ上手いです。

やってみてください。



飼ったことのある生き物

2019.01.29 Tuesday

+++vol.058 2018年9月25日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
今週は、タイのチェンマイからお送りします。
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メルマガ読者の皆様、こんにちは。
いま(25日朝)はタイにいます。
昨日の夜DNAアジアギャザリングの会場のある、
チェンマイに到着しまして、
一晩ぐっすり、9時間寝ました。

DNA(Discple Nations Alliance)というのは、
FVIがその理念を共有しながら働いている世界のネットワークのことです。
こちらがDNAのホームページになります。

▼参考リンク:Disciple Nations Alliance
https://www.disciplenations.org/

団体名は「国を弟子とする」という意味で、
世界中で同じような理念で様々な働きが行われているので、
何年かに一度、こうして集まるわけです。

この団体は性質からして、
トップが方針を決めてそれに皆が従う、
という形ではなく、この理念に賛同する人が、
様々な文脈で様々な働きをする、
という形なので、働きの多様性が大きいのです。
農村で開発の働きをしている人もいれば、
学校を作っている人もいる。
教会の牧師もいれば、
政府に働きかけている人もいる。
絵を描いている人もいれば、
ビジネスの世界で働きをしている人もいる。
私たち、日本のFVIのように、
何やってるかわからないけど、
でもいろいろやっている人たちもいる。
なので、こうして集まる意義が大きいと感じています。

昨日は「移動デー」です。
機内では映画を観たり、
メルマガを書いたりしていました。

チェンマイに来るのは初めてですが、暑いです。
バンコクよりは涼しいそうですが、それでもやはり。
自然が豊かで、日本の昔の農村の風景に似ているという理由で、
退職後に移住する日本人も多いと聞きます。
夜にはおびただしい数の虫の鳴き声がし、
早朝にはいたるところで鶏が鳴いています。
あと、ヤモリの鳴き声もします。

良い感じです。

それから、地域エリア判定によって、
タブレットで視聴するYouTubeの広告が全部「タイ語」になりました。
いったいGoogleのアルゴリズムとビッグデータは、
私に何を買わせたいというのでしょう。
買わせたいその商品が何なのかすらも解りません。

、、、というわけで、今週も始めて行きましょう。
まずは質問カードから。



▼▼▼質問カード▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週も「質問カード」から。

▼質問:
飼ったことのある最も大きな生き物と、
最も小さな生き物を教えてください。


、、、この質問は、なかなか面白いですねぇ。
飼ったことのある最も大きな生き物と、
最も小さな生き物、
みなさんはどうでしょう?

私は小さい頃から動物・昆虫・は虫類大好き人間でした。
まぁ、獣医になろうと思う人って、だいたいそうです。
大学生が動物を飼うというのは、
けっこう珍しいことだと思うのですが、
獣医学科の学生の動物飼育率の高さは異常でしたから笑。
私は飼ってませんでしたが。

ペットOKの賃貸アパートを探すのは、
家賃の安い帯広市とはいえ、
なかなか大変なので。

今も東京に住んでいて賃貸なので、
なかなか「ペットを飼う」、
というところに踏み出せません。
本当は飼いたいんですけど。
娘と犬や猫を遊ばせてあげたい。
「動物と子ども」って基本的に相性が良いですから。

2歳とか3歳のころ、
私はすぐ親の目からいなくなる子どもでした。
何をしていたかというと、
何時間もアリのあとを追いかけて、
森のなかの深いところにある巣穴にたどり着き、
そこで行われているアリの社会の営みを、
何時間も観察していたのです。
運が悪ければ私は、
スーパーボランティアの尾畠さんに、
捜索されていたかもしれません。

就学前の私の愛読書のひとつは、
「ファーブル昆虫記」でした。
そこに何が書かれているのか、
当時あまりよく分かっていなかったと思うのですが、
今考えてみますと、
自分と同じような感性(昆虫を朝から晩まで見ていられる)を持つ、
ファーブルという人物がいた、
ということに、興奮と感動を覚えていたのだと思います。
「このおじちゃん、かっこええええぇ〜!!」と。

虫取りもめちゃくちゃ上手でした。
蝶でもトンボでもトカゲでもカマキリでもバッタでも、
4歳、5歳のころの私は、
「無の心境」で昆虫に近づき、
背中から「ふわっ」と指で捕まえることが出来ました。
コツは「自分は虫だ。自分は虫だ。」と思い込むことです。

あのころの私のいた境地は、
かの宮本武蔵が到達していた境地に近いのではないかと、
自分では思っています笑。
、、、大人になると出来なくなりましたが。

邪念が混じるのです。
大人になると妖精さんが見えなくなる話しが、
古今東西さまざまありますが、
それは、「そういうこと」なのだろうな、と思います。

あの頃の私は、
もう少しで昆虫と会話が出来るとすら思ってましたから笑。

そんな幼少期を過ごしていましたから、
当然いろんなものを飼育しました。
クワガタ、カブトムシはもちろんのこと、
ザリガニ、カマキリ、バッタ、蝶、セミ、
アリジゴク(当然、アリを餌にする)、
カメ、トカゲ、タガメ、
ヤゴ(トンボの赤ちゃん)、
オタマジャクシ→カエル(シン・ゴジラ的に形態を変える)
メダカ、金魚、ハムスター、
文鳥、雑種犬(中学以降の一時期)、などなど。

私は幸せなことに、
幼少期を自然豊かな場所で過ごしましたから、
(まぁ、つまりド田舎ということですね笑)
周囲にいる捕まえられそうな生き物はことごとく捕まえ、
飼えそうな生き物はことごとく飼育しました。
「クワガタ図鑑」「水生生物図鑑」「は虫類図鑑」などの、
「○○図鑑」は私の座右の書でした。

そんな私が今までに飼育した一番小さな生き物は、
多分「ミジンコ」ですね。
「細菌培養」は私の仕事でしたが、
あれは「飼育」とは言いませんから笑。

ミジンコは、たしか、
「学研」という教材がありまして、
それを小学校の校門で売っているおばちゃんがいたのです。
めちゃ昭和な風景です。
今もあるんだろうか、、、?

で、その附録が「飼育関係」だと、
私は俄然欲しがりました。
親にねだって買ってもらいます。
「教育」という大義名分がありますから、
ねだるほうもねだりやすいのです。
学研のおばちゃんはそのへんを良くわきまえています。
「漫★画太郎」の「珍遊記」は飼って貰いにくいですが、
表紙に「理科・三年生」と書いてある、
「じっさいはおもちゃ」は、親の目を欺きやすいのです笑。

で、ある回の附録が「ミジンコ」でした。
プラスティックの小さな容器に、
「粉A」と「粉B」を入れます(じっさいは卵と養分ですね)。
そうすると、数日間で、
容器の中にミジンコが発生します。
それを附録のルーペで観察する、
という教材(じっさいはおもちゃ)です。

▼参考画像:ミジンコ
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0726/3808304320/nrn_20180726013_thum630.jpg

大きさは0.5〜2mmです。
だいたい、人間のフケぐらいの大きさでしょうか。
あれがピヨピヨ泳いでいるのを見て、
「かわいいなぁ」と思った小学生の私でした。

そんな変わり者でしたから、
「人間界」のことにはあまり興味がありませんでした笑。
相当にイカれた小学生だったと思います。
今だと特別なクラスに入れられるかもしれない。
いろんな生物を育てる私は、
親には育てにくい子どもだったに違いありません。


、、、続いて、一番大きな生き物。

これはねぇ。

ポニーです。

なかなかこれを超える人はいないんじゃないでしょうか。
私が大学の獣医学科で、繁殖学教室に属していたことは、
先日のメルマガでお話しました。
牛の世話を毎日していたので、
牛も「飼っていた」といえばそうなのですが、
あれはむしろ「管理をしていた」に近い。
飼育ではない。

飼育と言うことですと、
繁殖学教室が所有するポニーを飼育していました。
このポニーの目的は「学生が卒論を書くための実験用」です。
たとえば血液寒天培地という微生物培養のための採血をしたり、
あと、ホルモンの時間ごとの変化を追うために採血をしたり、
それから、実験用の血清を摂るために採血をしたりしました。

つまり、「採血要員」です。
馬(ポニー)の採血って、牛と比べるとめちゃ簡単です。
ちなみに馬は牛と比べて皮膚が薄く、
そして毛が剃りやすいので、
頸動脈にアプローチするのがとても簡単なのです。
剛毛で皮が分厚い牛は逆に頸動脈は難度が高いため、
しっぽの付け根にある動脈(尾動脈)からの採血が一般的です。
注射針は医療関係の人なら解ると思うのですが、
「18ゲージ」という、
人間ではあまり聞いたことのない太さの針を使います。
だいたい、焼き鳥の串ぐらいの太さがあります。
それでもポギーからすると、
「サシバエに刺された」ぐらいの痒さを感じてたと思いますが、
慣れているので、さほどいやがりません。
「はいはい、採血ね、ほら。」
みたいな感じでやらせてくれます。
(採血が下手な下級生が来ると警戒レベルを上げますが。)

このポニーには「ポギー」という名前がありました。
誰が付けた名前なのか、誰も知りません。
きっと卒業したOBの先輩が付けたのでしょう。
研究室に入ったときにはすでにいたので、
「ポギー」と私たちも呼びました。

先日のメルマガで、
年中無休の朝の農場作業の話しをしましたが、
繁殖学教室のもうひとつの「当番制のルーティーン」は、
「ポギーの餌やりと散歩」でした。

朝の農場(5時起き、6時集合)とは違い、
ポギーの散歩と餌やりは、
一日のうちどこかの時間でやれば良いので、
授業の合間とか授業後に、
気楽な気持ちで行うことが出来ます。

なので、週に1回か2回当番が回ってくる、
この「ポギーの世話」は、
けっこう楽しみながらやっていました。

ポニーは、交配のさせ方によって、
大型犬ぐらいの小ささにもなるし、
馬とそこまで変わらない大きさのものまでおり、
かなりサイズがまちまちです。

われらが「ポギー」はと言いますと、
ポニーのなかでは大きな方で、
体高(背中の高さ)が、
だいたい人間の胸ぐらいの大きさがありました。

これぐらい↓です。

▼ポギーのサイズ感
http://blog-imgs-56.fc2.com/a/z/t/aztkhs/IMG_7716.jpg


なので、大人でもギリ乗馬が楽しめます。
10分とか乗ってるとヘタってきますが、
5分ぐらいならポギーも気分良く乗せてくれます。
ポニーは散歩が好きなのです。

散歩は大学の敷地内を10〜15分ぐらいさせるのですが、
そのうち5分ぐらいは鞍なしの乗馬を楽しみ、
悠々自適な気分を味わいました。

家族が本州から遊びに来たときには、
休日にポギー当番を入れて貰って、
乗せてあげたりもしました。
あれは楽しかったなぁ。

実はこのポギーにまつわる、
真冬のマイナス10度のなかの大事件があるのですが、
それはまた別の話。

今日はここまでにします。
ミジンコより小さな生き物、
ポニーより大きな生き物を飼育していた読者の皆様は、
ぜひご一報を!

最後にした外食

2019.01.22 Tuesday

+++vol.057 2018年9月18日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
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▼▼▼最後にした外食(執筆時:9月11日時点)▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週も、質問カードから始めて行きたいと思います。
では引きます。

▼質問カード:
「一番最近した外食はなんですか?」


、、、どうでしょう?
そうですねぇ。
あらためて聞かれると、
思い出すのに結構時間がかかるというね。

、、、そうだなぁ。
北海道では、
たくさんの思い出深い外食をしたので、
語り尽くせません。
それを語っていたら文字数が足りない。

8月末に北海道から東京に戻りまして、
これを執筆時点(9月11日)までの外食、、、。

そうだ!

思い出しました。

ショッピングモールです。

私たち家族は、
「東京における家族の安息の場所」を求めて、
先日、ショッピングモールに行ったのです。
「ららぽーと立川立飛」というところ。

▼参考リンク:ららぽーと立川立飛
https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/tachikawa/shopguide/

00年代以降の日本というのは、
「家族で週末に行く場所」の定番が、
「大型ショッピングモール」になった時代、
と評することができるのではないでしょうか。

どんな地方都市にも、
巨大なホワイトベースのような、
イオンショッピングモールがそびえ立ち、
週末になるとそこは家族連れであふれるようになった。

特に首都圏よりも地方都市でその傾向は顕著で、
ショッピングモールのない家族の週末など、
もはや考えられなくなっているのが、
今の日本なのではないでしょうか。
あくまで「私見」にすぎませんが、
多分そんなに間違っていません。

東京というのはそういう意味では、
「ショッピングモール」によって、
ローカル経済圏が駆逐されていない、
「最後の楽園」なわけで、
商店街ロケが東京都内(および大阪の一部)ばかりなのは、
偶然ではありません。
嘘だと思うなら、
地方都市の週末の駅前商店街に行ってみて下さい。
ほとんど誰もいないから。
(あくまで東京の基準から言うと、
 という話しですが。)

平成という時代に、
日本人は「駅前商店街」から、
大型ショッピングモールへ、
民族大移動を遂げたわけです。

、、、で、
私も成人したのが1997年であり、
経済的に親から自立し、社会生活を送るようになったときには、
もうすでに社会は「大型ショッピングモールの洗礼」を受けた後でした。
東京に住むようになって10年間、
私は未だに「適応不全」です。
きっと生涯東京とは「水が合わない」のだと思いますが、
その理由のひとつは、
大型ショッピングモールの不在に象徴されているのかも、
と思いました。

実は私が「地方都市が好き」というときそれは、
自動車に乗ることを当然の前提としています。
以前誰かに、「地方に住む方が良いっていうけど、
もし車を運転できなかったらどう?」
と聞かれて、考え込んでしまったのを思い出します。

車を運転できない地方生活と、
(当然)車を運転しない東京生活。
私からすると、
「うんこ味のカレーと、
 カレー味のうんこ」
みたいな選択ですが(各方面にめちゃくちゃ失礼)、
この究極の二択の私のチョイスは、
「東京のほうがマシかもしれない」でしたから(爆死)。

地方都市に生活していて楽しいのは、
実は「自動車でいろんなところへ行ける」
というのが大前提になっていたのでは、、、
と私はそのとき初めて気づいたのです。

これは例えばアメリカなどに住むときも同じです。
アメリカで自動車に乗れないって、
もうね、それは「障がい者」に近い生活を強いられます。
じっさい、バリアフリーが進んでいるアメリカでは、
車いすに乗っているが自動車を運転できる人と、
どこにも身体的障害がないが自動車に乗れない人、
どちらが「不便」か、甲乙付けがたい気がします。

アメリカで車に乗れないとは、
「そういうこと」なのです。
実際経験したことがあるのですが、
家から見えているハイウェイ越しのウォルマートに、
歩いて行けないんですから。

見えてるのに、到達できない。

なぜか?

「人間が歩いてそこまで行く」ようには、
都市自体が設計されていないからです。
特に中西部ともなると、
アメリカというのは、街全体が、
「高速道路」みたいなもので、
よって商店や病院や銀行などの生活インフラはすべて、
「サービスエリア」や「パーキングエリア」のような、
設計のされ方になってます。

これも本当です。

嘘だと思ったら、
アリゾナで1ヶ月、徒歩と自転車で生活してみてください。
死にますから。
すべてが遠くて死にます。
あと、普通に焼け死にます。

、、、何の話し?

そう、ららぽーと立川立飛の話しです。
私は東京に来て10年間、
なんか「しっくり来ない」感覚を味わい続けているのですが、
そのひとつの理由は、「大型ショッピングモール」に代表される、
「圧倒的な広さの欠如」です。
手を広げてぐるぐる回っても、
誰にも迷惑かけない広さ、
っていうのは、東京ではほとんど味わえません。

地方都市や海外にいって、
心からせいせいする瞬間というのは、
半径10メートルに誰も人間がおらず、
ぐるぐるその場で回ろうが、
突然踊り出そうが、
小さめの奇声を発しようが、
誰にも迷惑をかけない、
という安心感なのです。

そう。

「パーソナルスペース」というのは、
私という人間にとって死活的に大切なのです。

、、、で、先日、
前から気になっていた、ららぽーと立川立飛に行きました。
家族3人で。

私はフリーランスで、
土日はほとんど働いていますから、
逆に平日の任意の日に休みます。
その平日の日中ならば、
東京とはいえ、ショッピングモールには、
「パーソナルスペース」があるのではないか?

私はそう類推したわけです。

、、、結果、
どうだったか?

見事予感は的中しました。
私たちが行ったその日はかなり空いていて、
まるで地方都市にいるかのような解放的な気分を味わうことに成功しました。
私も妻も娘もその「すがすがしいまでのパーソナルスペースの広さ」に、
テンションが上がり、4時間滞在しました。
東京都心に赤ちゃんを連れて4時間外出するというのは、
単なる悪夢ですが(笑)、
ららぽーとは「天国」でした。

むしろ家よりも快適かもしれない。
「ららぽーと」は、とにかくファミリー層に、
分かりやす過ぎるぐらいターゲットを絞りまくっています。
キッズスペースは各所に点在しているし、
おむつ交換や授乳スペースも充実している。
「西松屋」というベビーグッズの店もあるし、
ニトリも入っている。
あらゆる場所に、子どもと一緒でも大丈夫な配慮がある。
とあるツィートのように、
「スタバにベビーカーで入ろうとしたら、
 入店拒否された」
みたいなことにはならないのです。
(私はそもそも、
 子ども連れでカフェに入ろうとは思いませんが。
 ギリ「ファミレス」はアリです。)

、、、話しを戻します。
そうです。
外食の話しです。

その「ららぽーと立川立飛」で、
JSバーガーという、
ハンバーガーのお店に入りました。
首都圏および神戸・大阪に、
フランチャイズ展開されているようです。

▼参考リンク:「JSバーガー」
http://burgers.journal-standard.jp/


、、、ここ、かなり良かったです。
ハンバーガーは、なかなか美味い。
パテのクォリティは、
まだまだ上には上が当然あるわけですが、
ビーフ100%で、一定の水準は満たしている。
フレンチフライも美味い。
何と言っても、ランチはサラダバーが付きます。
ドレッシングは手作り。
そのセットが1,000円前後で食べられます。
しかも「ららぽーと」内のこのお店は、
店舗面積が広く、
子ども連れでも、
「すみません、やかましくて」みたいな顔を、
周囲にも店員にもする必要がありません。

最高です。

100点です。

素晴らしい。

さらにここまで、
電車を一度乗り換えて家からアクセスするのですが、
私たちの住まいとこの場所は、
「都心から離れる方向」にあるので、
電車が混みません。
これも素晴らしい。

「また来ようねー」
と妻と話し合いながら、
家族の休日を楽しみました。

娘も、1時間300円の、
赤ちゃんを遊ばせる「ミニ遊園地」みたいなやつがあり、
そこで遊んでご満悦でした。

、、、あ、そうそう。
最近まったく娘が登場してなかったですが、
娘の「かなえ」は、もうすぐ1歳になります。
9月21日が誕生日です。

そんな、「ミニ遊園地」で遊ぶ娘の写真を載せておきます。

▼参考画像:もう少しで1歳の娘
https://bit.ly/2QrJIzt


1歳の娘も「パーソナルスペース」が大切なようです。
ご機嫌でした。

、、、というわけで、
最も最近した外食の話し(9月11日時点)でした。
この質問は、来月したら、
また答えが変わりますね。
質問カード、面白い!

では、今週は久しぶりの、
「Q&Aコーナー」に続きます!

生涯で好きなテレビ番組、第二位、第一位

2019.01.15 Tuesday

+++vol.056 2018年9月11日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
生涯ベストテレビ番組
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

メルマガ読者の皆様こんにちは。
今週も「質問カード」から行ってみましょう。

では、引きます。

質問:
「生涯で好きなテレビ番組」第一位と第二位を
教えて下さい。
(現在放送中でも、過去のものでも可)


、、、これは良い質問ですねぇ。
この質問に対する答えで、
だいたいどんな人か、人柄が出ますからね。

「テレビ見ません」(キリッ)
という人もいるでしょうし。
「そうですねぇ、
 『NHKスペシャル』かな」
という人もいるでしょう。
昔やっていたアニメを挙げる人もいるでしょうし、
テレビドラマを挙げる人もいるでしょう。

きっとこの質問は、
「どの番組か?」という内容よりも、
「答えたのがどのジャンルか?」のほうが、
実は重要な質問です。

ちなみに私は知識人・教養人ですので、
ジャンルは一位も二位も、
「娯楽バラエティ番組」です(キリッ)。

誇りを持って言いますが、
両方とも、脳の栄養で言えば
正真正銘の「ゼロカロリー」です笑。

ではご紹介していきましょう。



▼▼▼第二位:「銭形金太郎」▼▼▼

これは私が愛知県で市役所勤務時代に放映されていた、
「神バラエティ」です。
たしか「生活応援バラエティ」というキャッチコピーで、
全国の様々な貧乏さんを応援する、
という趣旨なのですが、本当に面白かったなぁ。
深夜番組時代から見てました。

優勝すると10万円の賞金がもらえるので、
全国から様々な「貧乏さん」が応募してきます。
その貧乏さんのところに、
「銭金サポーター」と呼ばれる、
お笑い芸人たちがリポートに行く。
それを「審査委員長」の堀内健(ホリケン)が、
「審査」して、優勝者に10万円を手渡す、
というシンプルな構成です。

銭金サポーターの写真はこちらです。

▼参考画像:「銭金サポーターたち」
https://bit.ly/2QlYkAu


、、、写真を見れば一目瞭然ですが(そうでもないか?)、
全員「ボキャ天世代」と呼ばれる芸人たちです。
くりぃむしちゅー、
ネプチューン、
土田晃之、
東貴博、
びびる大木、
といったメンバーたち。

彼らのロケは「最強」でした。
「銭金サポーターベスト3」を決めるのは非常に難しい。
でもやっぱり「くりぃむしちゅー」は突出していた記憶があります。
皆面白いのだけど、やはり上田と有田は「すごい」と、
あの時代から思っていました。

私は現在「好きなお笑い芸人は?」と聞かれると、
3回に2回ぐらいは「くりぃむしちゅー」と答えますが、
その下敷きを作ったのはこの番組です。

有田や上田の素人貧乏さんたちとの「絡み」は、
本当に素敵でした。
貧乏さんたちは「個性しかない」みたいな人たちなので笑、
無茶な球を投げてくるわけです。
彼らがバッターだとしたら、
プロではあり得ない悪球を投げてきます。
普通の人なら「デッドボール」ですが、
彼らはそれをホームランで返す。

見事です。

▼参考画像:「リポートをする有田哲平」
https://bit.ly/2O52meJ


、、この番組というのは、
世間にネットやスマホが完全に普及する前の、
テレビが牧歌的だった時代の、
「最後の傑作」という感じがします。

今の時代、この番組は、
あのクオリティでは「成立」しない気がします。
すぐにネットで炎上したりするから。
貧乏さんの住所が特定されたり、
彼らの過去が暴かれたり、
貧乏さんへの「愛ある強めのツッコミ」が、
その部分だけ切り取られて文字おこしされ、
そしてサポーターのタレントが批判にさらされたり、、、


あー、やだやだ。

そういうのは見たくないです。
銭金また見たいなぁ。
DVD化されないかなぁ。

もしくはAmazonプライムとか、
Netflixとかがやらないかなぁ。
彼らはコンプライアンスに「ビビってない」ので。
最近のテレビ局は本当にチキンですから。



▼▼▼第一位:「発明将軍ダウンタウン」▼▼▼

これは、「思い出補正」も入ってますが、
私が中学生から高校にかけての番組です。
もう30年ほど前の番組になりますから、
もはや「伝説の番組」と言って良いでしょう。
番組風景はこんな感じ。

▼参考画像:「発明将軍ダウンタウンのシーン」
https://bit.ly/2N5SB3G


、、、この番組は、
スタジオに「発明家」が来て、
自らの発明を紹介するという、
「発明応援バラエティ」です。

当時のダウンタウンというのは、
もう「カリスマが服を着て歩いている」
ような状態で、
今の明石家さんまとビートたけしと、
嵐とAKB48とヒカキンをあわせたような人気でした。

いや、マジで。

もうね、天下を取る、
って、ああいうことを言うのです。
中学校に行っても、
ダウンタウンファン以外いないんですから。

その時代の中学生たちが、
今のM-1優勝者のほとんどです。

当時、ダウンタウンの番組って、
めちゃくちゃあったわけです。
もはや「古典」の域に入った、
「ダウンタウンのごっつええ感じ」もありましたし、
「ダウンタウン汁」、
「ワールドダウンタウン」などなど。
全部とがっていて、
「発明将軍ダウンタウン」はゴールデン枠でしたので、
とがり方はまだ小さい方でした。

構造的には。

しかし、ドクター中松を考えたら想像できるように、
「発明家」たちのとがり方が凄いのです。
「ボケ」を「凶器」に喩えるなら、
彼らは「全身凶器」です。
武器を持たぬテロリストなわけです。

それを松本、浜田が、
ものすごい「お笑い変換能力」で、
すべて笑いに変換していく。

それはそれは、
ゴジラVSキングギドラのような、
夢の組み合わせです。

あれは、素人さんとの即興のやりとりなのですが、
もはや「完成されたコント」のようにも見えてきます。
そういえば、発明家たちのとがった発明品たちは、
「コントの小道具・大道具」にも見えてくる。
腹痛いぐらい笑ったなぁ。

あれは素晴らしい番組でした。
高橋さん、元気かなぁ。



、、、というわけで、
今日は「テレビ番組」の話しでした。
みなさんの「生涯ベスト番組」は何ですか?

骨を拾う

2019.01.08 Tuesday

+++vol.055 2018年9月4日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
骨を拾う
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼ブログ記事を掲載します▼▼▼

今回は、久しぶりに書いた、
「ブログ記事」を掲載します。

▼参考リンク:「陣内俊Prayer Letter」
https://ameblo.jp/shunjinnai-kingdomcome/

ブログとメルマガって、
ちょっと違うんですよね。
佐藤優が「文体は思想だ」って言っているのですが、
文体が変わると、「人格」もちょっと変わります。
メルマガでは一人称を「私」にしています。
これはメルマガを開始した理由が、
「ブログとは違う内容のことを書きたい」と思ったから、
敢えて文体を変えるために一人称を変えたのです。

今回はブログ記事なので、
一人称は「私」ではなく「僕」です。

内容も、
いつものオープニングトークとは違うと思います。
文体が違いますから。

あと、最初に言っておきますが、
この記事「長い」です。
マジで長い!

「シーズン2」は分割送信はやめようと思ってたのですが、
文字数オーバー(1通30,000字以内)につき、
今回はやむなく分割送信になってます。
反省しない男!
どうしても長くなっちゃうんです。
30分番組が1時間番組になっちゃいました。
ラジオでいえば、今回はスペシャルということで笑。

お時間のない方、
長い記事を読むのが嫌いな方は、
どうぞ躊躇なく、
今回のオープニングトークは飛ばして、
2通目の「陣内が先月観た映画」から読んで下さい。

では、ブログ記事を収録いたします。
(ブログ更新は本日18時の予定)



▼▼▼ブログ記事「骨を拾う」▼▼▼

どうも僕です。
久しぶりのブログ更新です。

更新が滞っていたのは、
特に深い理由はないのです。
なんとなく「ブログな気分」ではなかった、
というだけで。

たしか今年の3月のことだったのですが、
週に1、2回はブログを更新する流れができていたとき、
出張中のどこかのカフェで、
1時間近く「不確実な世界で生きる(確か)」というタイトルで、
ブログ記事を書きました。

なんだかそのときは「上から文章が降りてくる」かのように、
筆が進みまして、1時間ひたすら、
この数ヶ月考えていたこと、
みたいなことを書いたんです。
確か「ハイゼンベルクの不確定性原理」から、
なぜ今の社会では我々は生きづらいのか、
みたいな話しにまで飛びまして、
それはそれは、
「ブラジルで蝶が羽ばたけば、
 テキサスで竜巻が起こる」
みたいな勢いのある文章が書けたのです。

そんな奇跡みたいな瞬間が、
凡庸な才能を持つ僕にも、
年に一回ぐらいは訪れるのです。

ところが。

そんな奇跡みたいな瞬間というのは往々にして、
マイナスの奇跡みたいなこともセットで起きるものでして、
さて、このブログ記事を更新して、
カフェを後にしようか、と思った瞬間、
なんの不手際か、
オンラインで編集していたその記事が、
あっけなく消えてしまいました。

それ以来ですかね。

半年ほど、このブログは更新してません笑。

深い理由、
ちゃんとあるじゃねーかよ!
っていうね笑。


さて。

そんな余談はさておき、
深い心の傷を負った僕は、
子どもに石を投げられた野生動物が、
しばらくその場所に寄りつかなくなるように、
ブログ近辺から遠ざかっていたわけですが、
久しぶりに、なんだか「ブログな気分」になったのです。


といいますのも、
先日僕は北海道に行っておりました。

そのとき、
「あぁ、なんだかこれは書いておきたいなぁ」
と、ふと思った次第なのです。

北海道ではとにかく、
いろんな人のご厚意に与り、
とても楽しく過ごしました。
美味しいものをいただいたり、
美味しいものをいただいたり、
美味しいものをいただいたりしました。

ラーメンだとか、お寿司だとか、
インドカレーだとか、美味しいコーヒーだとか、
お魚料理だとか、ホタテの焼いたやつだとか、
何を食べても美味しくて、幸せな気持ちになりました。

前半は札幌に、
後半は道東と旭川に行ったのですが、
道東と旭川へは、
友人が車を貸してくださいまして、
それでかなりの長距離をドライブさせていただきました。
なんと、
「ETCも使って良いよ、
 FVIへの献金ということで」
と言っていただき、
高速道路を使って僕は、
久しぶりに道東にドライブをしたのです。

ブログを読んでくれている人は知っているかもですが、
僕は大学時代の6年間を道東の帯広市というところで過ごしました。
道東のなかでも「十勝」というのが僕の過ごした場所です。
今回は「共働学舎」というキリスト教の理念に基づく、
牧場を経営しながら障がい者のコミューンを形成するNPOを、
見学させていただきました。

2時間ほどかけて、
丁寧に農場、牧場、牛舎、チーズ工房、
生活スペースなどを見せていただきました。
彼らの理念というのは、
「現代の世界で生きづらさを抱える障がい者というのは、
 未来の世界の生き方を伝える預言者なのだ」
というものです。
この信念に基づき、
彼らは一緒に生活をし、
一緒に農作業をして暮らしています。

ジャン・バニエの
「ラルシュ共同体」だとか、
北海道浦河にある、
「べてるの家」などの実践に通ずるものがあり、
とっても勉強&参考になりました。

僕もいつか、ああいった活動に加わるのだろうか?
それは神のみぞ知るのですが、
なんというか、今、こういうものを見ておいた方が良い、
という直観が働いたので見学に行った次第です。

その日は芽室町というところにある、
国民宿舎(!)に宿泊しました。
国民宿舎、っていう響きがもう、昭和ですよね。
そんな昭和な施設に、昭和な気分で宿泊し、
昭和な気持ちで次の日は旭川に向けてドライブを楽しみました。

僕にとって十勝は、
「かつてホームだった場所」なので、
めっちゃくちゃ懐かしくて泣きそうになりながら、
やたらと直線な道を、
時速70キロぐらいで丁寧に走りました。
車内エアコンの穴からこぼれてくる、
十勝の牧場の、酪農家曰く「田舎の香水」を嗅ぎながら。
(あ、要は牛糞の臭いのことね)

、、、で、
清水町・鹿追町と言われる当たりにさしかかったとき、
僕はひとつのことを思い出したのです。

これは、どこから説明しようかな。

僕は16年前に大学を卒業してから、
たしか5年目(?)に開催された同窓会には参加しましたが、
それ以来は一度も同窓会というものに参加していません。

なんていうのかな。

僕の同級生40名は当然みんな「獣医師」でして、
僕はそのなかでも「首席入学」でしたから、
ちょっと一目置かれていたのです。
入学してから3ヶ月の間限定でしたが。
3ヶ月後には、高校で生物を履修しておらず、
さらに数学や英語は得意だが、
暗記科目が絶望的に苦手、
という、獣医学科にとってはハンディキャップしかない、
自らのスペックのクソさが露呈しまして(笑)、
クラスでも勉強のできない筆頭にあげられるまでになりました。

再試験、再々試験、再々再試験などになると、
だいたい10名→5名→3名みたいな感じで人数が減っていくのですが、
たいてい僕はその中に残っていたのです。
Zeebra風に言うならば、
「頭悪そうな奴はだいたい友達♪」
だったのです笑。

、、、話しを戻しましょう。
なぜ、僕が同窓会に参加してこなかったか。
そして(今のところ、今後も多分)参加しないのか。

それはねぇ。

やはり、「獣医師」というのは職能集団でして、
「獣医師である」ということが絆になっています。
なので、僕は10年前に「獣医師を実践する」という、
職業から足を洗ってしまって、
NGOとかキリスト教の仕事をしていて、
もう同級生からしたら、
「もうマジでアイツなんなの?」
と思われてるだろうなー、
きっと顔を合わせても、
何しゃべっていいかわかんないだろうな、向こうが。
場の空気を乱すのもあれだから、
ちょっと参加するのは遠慮しておこう、
となるわけです。

あと、5年前に大きな病気をしたことも大きい。
2年間鬱病で社会的には「死んで」いましたから。
「一回死んでいた人」って、
多分向こうからすると、
何しゃべっていいか分からなくて気を遣うだろうなぁ、
きっと戸惑わせるだろうな、
気を遣わせるだろうな。
だから、参加は遠慮しておこう、
となるのです。

僕はだから、
「2重のスティグマ」を抱えていまして、
同級生を自分が困らせてしまうのではないか、
という恐れから、同窓会を敬遠しています。
あと、「病気の経験」も、
「獣医師をしていない」という物珍しさも、
自分の側にもそれなりに負担だったりします。
相手と「半音ずれる会話」しかできなかったりするだろうから、
そうすると、自分がへとへとに疲れてしまうだろうなぁ、
というのも想像できるのです。

特に病気で体力が落ちているので、
大人数のところで、
病気の事実も、獣医じゃなくて、
何やってるか分からない職業だということも、
いろいろ埋めるべきギャップがある状態で、
コミュニケーションを成立させる。

、、、脳内シュミレーションの結果、
「GAME OVER」という文字が浮かぶのです。
「あ、無理だわそれは」と。

2人、3人ぐらいの、
同窓生の集まりみたいなものなら、
なんとか対応できるかもですが、
20人とかなるともう「パニック」でしょうね。
病気を再発します。
なので、同窓会は行きません。

みんなのことは、嫌いじゃないです。
むしろ、大好きなのだけど。
わりと頻繁に、あの子はどうしてるかなぁ、とか、
あいつは何してるかなぁ、とか考えるのだけど。


、、、さて。

時間を戻しまして、
先週の火曜日、
僕は十勝地方をドライブしていました。
清水町・鹿追町というところにさしかかったとき、
そんな同級生のひとりのことを思い出したのです。

獣医科の大学というのは、
4年生で「研究室」というものに所属します。
その「研究室」が、医学部卒業後の研修の、
「外科」「内科」「小児科」などの分野の分岐に似ているところがあります。

帯広畜産大学の場合、
小動物臨床に行きたい人は内科学教室とか、
基礎研究系に行きたい人は生理学教室とか、
大動物臨床の場合は繁殖学・外科教室とか、
そんなふうになんとなく決まっていました。
(もちろん内科を卒業して大動物も「あり」なのですが、
 研究室が就職前の「ギルド」の役割を果たしていたのは事実です)

、、、で僕は大動物志望でしたので、
繁殖学教室に所属しました。
繁殖教室というのは、
かなりの「変わり者の集まり」という触れ込みがありまして、
実際所属してみるとそのとおりでした笑。

大学にかれこれ11年ぐらいいる先輩とか、
当時僕が22、23歳ぐらいのとき、
28歳の「同級生」がいたり、
先生が「生存確認」をしなければならないほど、
「やばめの人」がいたり、
突如消えたかと思うと、
3ヶ月インドを旅して帰ってくる同級生がいたりしました。

その繁殖学教室に、
「スーパー優等生」がいました。
その子は聞くところによると、
入学時には僕に次ぐ成績でした。
「陣内君が入学式に来れなかった場合、
 あなたが新入生代表の挨拶して」
という電話が学生課からあったと聞きましたから。
彼女は一歩目からつまづいた僕とは違い、
すべての単位で一発合格をし、
「優」の成績を収めました。

僕が、
「頭悪そうな奴はだいたい友達」
だとしたら、彼女は、
「頭良さそうな奴はだいたい友達」
でした。

何度か再々再試験の前とかに彼女に、
「ちょっと悪いんだけど、
 ノートなぞ貸してもらえるかな?」
と無心したこともあります。
ろくに授業に出てない自分が悪いのは分かってますから、
あり得ないほどの低姿勢で。

彼女はゴミクズを見るような目で僕を見、
そして、寛大なことに、
いつもノートを貸してくれました。

また、繁殖学教室には、
「朝の農場」という、
お盆も正月も休みのない作業があります。
僕達繁殖教室の4年と5年の全部で7名ぐらいが、
帯広畜産大学が飼っている乳牛約150頭の、
「種付け」を担当していたのです。

乳牛(ホルスタイン)は牛乳を出すのですが、
人間と同じく、子どもを産まない限りお乳は出ません。
ですから、子どもが生まれない期間が1年以上続くと、
お乳が出ない期間が生まれます。
そうすると農家はその期間の水・飼料・農場のメンテナンス費など、
すべてが「捨て銭」になります。
なので、経営が上手な酪農家というのは、
ホルスタインを上手に途切れなく妊娠させる酪農家でもあるのです。

知ってました?

「知るかよ」という話しですよね。
僕も高校生までは知らなかったですから。

、、、で、
僕達繁殖学教室は、
帯広畜産大学の乳牛の、
繁殖時期を管理し、
その卵巣や子宮の状況を、
直腸検査やエコー検査という検査手技で調べ、
そして「人工授精」という方法によって、
乳牛を妊娠させる、という仕事をしていたのです。
人工授精で使用する「凍結精液」というのは、
だいたい一本3000円〜5000円しますから、
一回「外す」と、それだけの損失が出ますし、
卵巣のサイクルが1周する約20日〜28日間を、
一回「外す」と、日数×一頭当たり牧場維持費の損失が出ます。

そんな重大な役割を、
7名ぐらいの学生が一手に担っていたのです。

今考えると凄いなぁと思います。

、、、で、この「牧場での作業」は、
当然のことながら朝が早い。
授業が始まる8時半にはすべての作業&着替えが
終わっていなければならないので、
毎朝6時半に農場に集合して作業をしました。
ということは繁殖学教室に入った時点で、
2年半は「朝5時起床」が運命付けられていたのです。

ところが僕は、
めっぽう朝が弱い。

良く寝坊しました。

農場の作業は土日も正月もお盆も関係ありません。
「牛の発情」は待っていてくれませんから。
週7日間の朝6時半集合のうち、
僕が本当に6時半に農場に集合できたのは、
週のうち4日〜3日で、
残りの日は30分遅刻だとか、
あと、2週間に1回ぐらいは、
「現れない」日もありました。

その次の日の、
研究室に行くのの辛いこと辛いこと。
「針のむしろ」とはこのことです。
全員で7名と言いましたが、
そのうち2人ぐらいは「生存確認組」で、
あと1人〜2人は帰省していたり、
実習だ部活の遠征だで都合が悪いので、
実質は3人〜4人で切り盛りしているのです。

そのなかで、「1人欠席」はけっこう応える。
僕はそんななか、わりと遅刻・欠席を多くして、
穴を空けては研究室で、
「昨日は、ごめんね。」
と気まずい挨拶をするのでした。

そんなある日、先ほどの優等生、Kちゃんが、
「チッ」と舌打ちするのを僕は聞きました。
人間、自分に向けて舌打ちがされるのを聞くって
なかなかないものですが、
あのときは「チッ」って聞こえたのです。
ハッキリと。

「ホントスミマセン。
 使えなくて。」
まぁ、能力ではなく心がけの問題ですので、
もう、「誠実さ」とかそういうところが問われてくるのです。
僕は信仰者だと自称しながら、
そんな体たらくをさらして、
Kちゃんに舌打ちされながら農場作業をしておりました。

あ、そうそう。
ご紹介が遅れました。
先ほどからの優等生の繁殖教室の同級生、
さしあたりここでは、Kちゃんと呼びます。
実際はまったく違う名前です。

すべての単位で「優」を取るKちゃんは、
僕の記憶している限りでは、
2年半の間、一度も農場作業に遅刻しませんでした。

完璧に作業をしました。

そして、彼女は農場で作業するだけではなく、
酪農家のところでバイトもしていました。
実習と同じことをアルバイトでもする。
それだけ、動物が好きだったのです。

僕は実習では毎日つなぎを着、
ウンコの臭いにまみれていましたから、
せめてバイトはクリーンが良い、と、
家庭教師のバイトを2〜3つかけもちしていました。
自分にできるもっとも効率の良い稼ぎ方をするという、
Kちゃんに比べると風上にも置けない心根です。

もちろん一生懸命やりましたし、
人に何かを教えるのは僕は得意なので、
もれなく生徒の成績は上がりましたが。

しかしながら、
そんなKちゃんに農場でいつも怒られ、
ゴミクズを見る目で再々再試験を助けられ、
遅刻しては冷ややかな視線を浴びせられ、
研究室の仲間とくだらない冗談を言っては「死ねば?」という、
声にならない非難の声を浴びせられながら、
僕はどこかKちゃんのことを「危うい」と感じていました。
「どの口が言うんだよ」という話しですが、
それでもやはり、そう思ったのです。

勉強も完璧、
農場実習も完璧、
何もかも完璧でした。
しかし、どこかいつも自分と人を追い詰めるような、
そんな空気感からは、
ある種の危うさを感じました。

聞けば、たしか四国の方に住むという、
Kちゃんの実家の両親は学校の教師だそうです。
世の中の「模範的な態度」「厳しい規範」を、
あまりにも深く内面化し、
その「最も模範的な位置」にいないと不安であるような、
それが彼女を駆り立てているような、
そんな雰囲気を感じて、どこか心配でした。

僕はわりと真面目(!)とはいえ、
けっこうこういう感じですから、
ゆるいところはゆるいのです。
不真面目な部分を自分の中にかなり多く持っています。
Kちゃんは何度か僕に、
「じんじん(当時クラスメートからそう呼ばれていました)は、
 いいなぁ。
 人を傷つけないから。」
としみじみと言いました。

僕が主催していた、
聖書研究サークルにも、
何回か参加してくれました。
そのときは僕の友人の留学生たちと話し、
普段は見せないような笑顔を見せたりしてくれました。
そんなとき僕は、ホッとしました。
「あぁ、こんな風に笑うんだ。」と。

そうです。

彼女はほとんど笑わなかったのです。
家にテレビとかなかったんじゃないかな。
極度に、非常に、とても、彼女は真面目でした。
その「真面目」のネジを締めすぎて、
ねじ山が壊れて結果的に崩壊してしまうのではないか、
と思うぐらい、それほどに真面目な彼女が、
僕はいつも心配でした。

僕は農場実習に遅刻した朝も、
毎朝神に祈る、という習慣は持っていました。
Kちゃんからすると「祈る前に農場来いや!!」
という話しですが。
そして、ごもっとも、です。

でも、その祈りの時間、
僕は毎日、クラスメートや研究室のメンバーのために、
祈っていました。
その習慣は就職してからは職場の同僚のために、
今も教会のメンバーや家族のために祈る、
という形で継続されています。

僕はそして、
特にKちゃんのために祈りました。

何かいつも内面に大きな不満というか、
怒りというか、やり場のない深い悲しみというか、
そんな言いようのない感情を抱えていて、
それを必死で押さえ込んでいるような、
勉強やバイトや農場作業という形で、
「良い子」でいなければ自分が崩壊してしまうという恐怖と、
いつも戦っているような、
そんな彼女がいつか、
「自分は不真面目でも受容されている」
「自分はありのままで愛されている」
という感情を味わって欲しい。
そう心から願いました。

そのような「自分は愛されている」という感情は、
僕にとっては、信仰をもったときに、
神がくださった恵みとして与えられたので、
どうか彼女もそのような恵みに、
与ることができますように、と。

今はきっと苦しいだろうなぁ。

いや、彼女はずっと苦しかっただろうなぁ。

そう思ったからです。

なぜそう思うのか。

心当たりがあるからです。

僕の両親は典型的な「教育ママ」ではありませんでしたが、
それでも、住んでいた地区が全員学歴高めの地区で、
学業の競争が激しい地域だったので、
やはりその親同士のせめぎ合いといいますか、
「自分の成績を親はかなり気にしている」
という雰囲気は、子どもはバカじゃないから気づいちゃうのです。
そして、運良く勉強が好きに生まれた10人に1人ぐらいの、
ラッキーな逸材を除くと、
全員が「自分はダメだ」と思い始めます。

勉強の競争とはそういうものです。
だって、常に上には上がいますから。

僕のように早いところドロップアウトし、
母親に教科書を投げつけ、
意味もなくタバコを吸い、
意味もなくカマキリハンドルの自転車にまたがり、
意味もなく改造された学生服を着、
ブルーハーツと尾崎豊を聞き、
部屋にジェームス・ディーンのポスターを貼り、
矢沢永吉の「成り上がり」を読み、
「大人たちに褒められるようなバカになってたまるか!」
と反抗できた人は、実は「運が良い」のです。

そうなれない人もいる。
そうなれない人もいるのを、
僕はイヤと言うほど見てきました。
僕の友人にも、もっと近い身近にも。

そうなれない人はどうなるか。
あるときに、自分であることを辞めます。
考えることを合理的にストップします。
そして「勉強マシーン」になります。
そして優等生になる。
模範的な生徒になる。
大人に褒められる。
褒められるとさらにそれが万力のように、
ぎりぎりと「真面目でなければならない」という強迫観念を強める。
この無限のポジティブフィードバックにより、
「ある種の優等生的な人間」が生まれます。

経験的に、女性のほうがこうなりやすく、
男性の場合、また違った現れ方をする感じがします。

職場ならば「お局(おつぼね)」的な人になるし、
学生ならば、そう、Kちゃんのようになります。

Kちゃんの周りにいると、
いつも何か「自分はダメだ」と言われているような気がしました。
何か不完全な自分が責められているような気持ちです。
きっとそれは僕だけじゃなく、
研究室の他のメンバーが、
同じ事を言うのを何度か聞きました。

でも、僕はいつも思っていました。
僕が思っているのの10倍、
24時間、Kちゃんは自分自身を責め続けているのではないか?と。

根拠があります。
まず、彼女はおそらく摂食障害でした。
これはいくつかの徴候から、
かなりの確率で当たっています。
彼女の体重は30キロ台だったと思いますし、
彼女が美味しそうに健全な食事をするのを、
同じ研究室であれほど長い時間を過ごしていながら、
ほとんど見たこともなかったですから。

また、彼女には自傷癖がありました。
これもおそらく当たっています。

周囲はそんなこと分かっているのだけど、
でも、誰も何もしてあげられなかった。
僕は大学の時のもう一つのあだ名(陰口)が、
「預言者」でしたから笑、
ときどき、ホントに年に何度かなんだけど、
めちゃくちゃ切羽詰まった状況に陥った人から、
「じんじん、実は、、、」
と打ち明け話をされ、
「祈ってもらえるかな?」
と依頼されることがありました。

今考えれば、
それだけ「秘密を守る」と信頼され、
「アイツが祈ると何かあるかもしれない」
と思われていたと言うことですから、
凄いことです。
僕は「クラスの祭司」だったのです笑。

1回か2回、
Kちゃんのために祈ったことがあります。
留学生のフィリピン人の信仰者と一緒に。
涙が出ました。

なぜかは分からないけれど。

神がどんな気持ちで、
彼女のことを思っているかと思うと、
理由の分からぬ涙が出ました。

、、、

時は経ち、6年生にもうすこしでなるというとき、
僕の父親が癌で他界しました。
そのとき、2週間ほど農場作業を休みましたが、
そのときはもちろん「チッ」とは言われませんでした。
「じんじん、もう2週間ぐらい休んで良いんだからね。」
と彼女は言ってくれました。

優しい人なのです。

さらに時が経ち、
僕達クラス40名は獣医師国家試験というハードルを超え、
各々就職していきました。
北海道で大動物臨床の獣医師になる者、
研究者になる者、
動物病院に就職する者、
実家の動物病院を継ぐ者、
地元に帰って公務員になる者、
様々な道を、それぞれが選びました。

僕は愛知県で公務員として働く道を選びました。
多分、父親が死んだことと無縁ではありません。
北海道で大動物をやる、というのが当初の計画でしたから。

Kちゃんはというと、
彼女は清水町か鹿追町というところにある、
「S牧場(都合により匿名)」という、
個人経営の酪農家のところに就職しました。
たぶん有限会社みたいな形の経営で、
わりと大規模だけど、
数名の従業員はほとんど住み込みの家族経営というところ。
彼女が学生時代バイトしていた農場でした。

彼女はほとんど首席みたいな成績で卒業しながら、
なんと「獣医師免許を使わない」職場を選んだのです。
おそらく卒業時点では、
彼女は最も変わったキャリアを選びました。
(現在は僕が一番変わっている思いますが笑)

彼女がなぜそのような選択をしたのか、
ついぞ聞く機会はありませんでした。
社会人になって最初の同窓会が、
たしか5年目に開かれたのですが、
そのとき彼女は十勝温泉の大広間で、
ベロベロに酔って僕のところに来ました。
そして言いました。

「じんじん、
 父親が今年死んだ。
 あのとき、じんじんはこんな気持ちだったんだね。
 それなのにあんなにきつく当たってごめんね。」

僕はまったく「きつくあたられた」という記憶はないし、
むしろ農場作業を遅刻してごめん、
とずーっと2年以上思い続けていたわけなので、
まったくピンと来ず、
「いやいや、きつく当たられてないよ。
 全然優しかったじゃんか」
みたいな会話を交わしました。

当時も彼女は、S牧場で働いていました。

それから2008年に僕は、
獣医師の職場を退職し、
海外の開発援助をするNGOの仕事をするようになりました。
記憶によればその最初の年か、その次ぐらいに、
Kちゃんは自殺しました。

「S牧場」の住み込み従業員用の離れで、
首を吊って死んでいるのを、
牧場主のSさんが発見したと、
僕は帯広時代の別の知人から聞きました。

彼女が何に追い詰められていたのか、
どうしてそこまで追い込まれていたのか、
今となっては知る術もありません。
誰か近くに相談できる人がいなかったのか?
なぜ、彼女ほど有能で頭の良い人が、
酪農家の敷地内の小さなプレハブ小屋で、
ひっそりと自死しなければならなかったのか、、、。

当時は自分自身も激動の日々を過ごしていたこともあり、
それについてじっくりと「消化」する時間もなく、
時は過ぎました。

気がつけば「あれ」から10年が経ちます。
その間、僕は結婚し、病気になり、
病気から回復し、そして子どもを授かりました。

そんな先週のことです。
彼女が卒業後の7年ほどを、
酪農家に住み込み従業員として過ごした、
S牧場がある鹿追町近辺をドライブしたのは。

「人の死」というのは、
それが突然であればあるほど、
それを受け容れ、咀嚼し、そして「腑に落とす」には、
長い時間がかかるものです。

僕の父が52歳で他界したのは2000年のことですが、
自分の中で父が「本当に死んだ」のは、
2008年のある日のことでした。
父が亡くなった名古屋大学付属病院前の、
鶴舞公園を歩いているとき、
不意に「そこに父がいる」ような気がして、
そのとき、父が死んだことについて、
僕は初めて涙を流して泣いたのです。
そのとき、本当の意味で、
僕の中で父は死に、
逆説的だけれど、
そのときから、
「僕の中で父が生き始めた」
と言う風にも思ったりします。

先週、十勝地方をドライブしているとき、
Kちゃんが「そこにいる」ように僕は感じました。
念のため言っておきますと、
これは「心霊とかオカルトの類い」の話しではありません。
そうではなく、鹿追町の牧場の風景を見ながら、
10年前までそこで働いていた彼女のことを思い出したとき、
繁殖学教室で交わした会話、
同窓会での彼女の父の死の告白、
そして、知人から聞いた突然の訃報、
そういった「Kちゃんにまつわる記憶の輪郭」が、
すぐ傍にあって、手に取って触れるような、
そんな不思議な感覚を味わった、ということです。

言葉にするのは難しいですが。

水木しげるや、やなせたかしといった、
戦中世代の伝記を、
僕はこの数年で立て続けに読みました。
彼らに共通するのは、
「戦争に行って帰ってきてから、
 彼らは変わった」ということです。

どのように変わったか?

それは、
「一回死んできた」としか言えないような、
そんな変化です。
彼らは口をそろえて、
今生きているこの人生は「オマケ」みたいなもの、と言います。
だから、何も怖くない。
「死ぬこと以外はかすり傷」ぐらいに思っています。
いや、死ぬことすらたいして怖がっていないような、
そんな境地に彼らは生きていた、
というのがその伝記を読むと分かります。

なぜか。

もちろん、
戦地で死んでいてもまったくおかしくなかった、
ということもあるでしょう。
九死に一生を得たのだから、
この人生は「オマケ」なのだと。

でもね。

もう一つ、もっと重大な要素があるのです。
それは、彼らは戦地で「親友たち」を失っているのです。
これが、彼らを変えた最も大きな要素だというのは、
彼らが書いたものを読むと分かります。
「あいつも死んだ、
 あの気の良い男も死んだ、
 あの酒癖の悪い奴も死んだ、
 あの悪友も死んだ。
 、、、
 、、、
 俺は、生きている。」
という、狐につままれたような感覚というか、
「なぜ俺だけ死ななかったんだ?」
という宙に浮いた疑問というか、
そして名づけ得ない罪責感、
そして、そこはかとない「負い目」のようなものが、
彼らの後の人生を支配していた、
という風に僕は彼らの伝記を読みました。

パウロは「私はこの世界に大きな負債がある」
と新約聖書に書いていますが、
戦中世代の彼らもまた、
「あいつも死んだ、
 あいつも死んだ。
 生かされたこの俺は、
 このオマケみたいな人生を、
 世間に恩返しするために生きよう」
というすがすがしい諦念に包まれています。

ドライブしながらもう一つ思い出しました。

村上春樹が、「ノルウェーの森」を書いた動機を、
どこかで「あれは鎮魂歌だ」と言っていたことです。
あまり多くは語りませんが、
彼もまた、大学時代の友人や近しい人を、
複数人「自殺」という形で失っています。
そういう目で村上春樹の小説を読むと、
彼の小説の多くが、
「死者に手向ける言葉」
として紡がれているのが分かります。

Kちゃんは自死しました。
彼女の「農場での空白の7年間」を想像し、
大学での「いつも自分を責めているような研究室での彼女」
の記憶を辿るとき、僕は思ったのです。

なぜ僕じゃなかったのか、と。

僕とKちゃんは、多分、
その「生育歴」みたいなものが、
わりとよく似ています。

親が高学歴で、周囲から「良い子」であることを期待され、
「優等生であることは当たり前」だから誰も褒めてくれない。
周囲の不真面目な友達は要領よく楽しそうにやっているが、
どうやったらそんな生き方ができるのか、
「最も身近な親というロールモデル」が、
本質的に生真面目なので、
どうやったら上手く立ち振る舞えるのか分からない。

「自分は不十分だと責める」ことで成績を上げてきたので、
それが深く内面化しすぎて、自らを赦すこともできない。
完璧主義なので失敗が怖くて、
本当の意味で「社会という野生に出る」こともできない。
偏差値で高い値を出す以外の何の能力も訓練できなかったので、
社会に出て「偏差値以外にも大切なことがたくさんある」
と言われても、感覚としてそれが分からず、
フリーズしてしまう。

「そうでない」多くの「普通の人々」には、
想像もできない世界だと思いますが、
そんなかわいそうな人たちが、
日本には一定数いるのです。
「そういう世界」を深く知りたい、
という人は、佐野眞一の「東電OL殺人事件」、
あるいは柚木麻子の「ナイルパーチの女子会」を、
読んでみて下さい。
「生まれたときから酸素が薄い世界に暮らす、
 圧倒的な偏差値優等生の味わう地獄」を、
垣間見ることができます。

でもきっと、
「僕やKちゃんみたいな生育歴を持つ人間」
というのは、日本に案外たくさんいます。

その幾人かは僕のように運良く生き延び、
その幾人かは、Kちゃんのように自死を選び、
その幾人かは、精神病棟で入院しており、
その幾人かは40になった今も、
家から一歩も出られずにひきこもっているのではないか。

僕はただ単に、
運良く生き延びたに過ぎないのではないか。
そういう感覚を、僕は鹿追町をドライブしながら味わいました。
そして、思いました。

やなせたかしや水木しげるが、
文字通り戦友たちの「骨を拾った」ように、
村上春樹が自死した友人たちの物語を紡ぐことで、
象徴的に彼らの鎮魂をしたように、
僕もまた「Kちゃんの骨を拾う」立場にあるのではないか。

レイテ島の前線で、戦友と自分は2メートル離れた場所にいた。
その「場所が違った」だけで、
戦友は地雷を踏んで死に、自分は助かって、
戦友の見られなかった「戦後の日本の繁栄」を見ている。
そういった気持ちが戦中世代にはありました。

僕とKちゃんは、
同じ戦場で闘っていたように、
一方的にかもしれないけれど、
そう思うのです。

僕が死んでもまったくおかしくなかった。
僕が統合失調症になり、閉鎖病棟にいても、
まったくおかしくなかった。
僕が大学時代に人知れず首を吊って死んでいるのを、
Kちゃんが発見する側だったとしてもおかしくなかった。

僕はなぜか、天の恵みに与り、
親や学校や世間の「優等生たれ・模範的であれ」という、
圧倒的な心理的なプレッシャーに「NO」ということができた。
「不良」のレッテルを貼られたが、
それは「命がけの抵抗」だった。
「あれ」があったから僕は信仰を持つようになり、
その信仰に根ざした、自分にしかできない仕事を見つけ、
信仰を共有する妻と子どもに恵まれ、
「自分は日本で最も恵まれた人間のひとり」
と今、Kちゃんのいない世界で、
僕は主観的には思っている。

でも、なぜ僕は、
「こちら側」にいて、
Kちゃんは「あちら側」に行ってしまったのか。

「Kちゃんが弱かったから」
では、決してない。
むしろ、Kちゃんは強すぎたのだと思う。
Kちゃんは「逃げたから」死んだのではない。
逃げなかったから死んだのだ。
そう僕は思っている。

僕は「ヘタレ」だったら生き残れたし、
弱かったから生きている。
嫌なことから逃げたから、今がある。

農場での作業を「バックレる」ふてぶてしさが、
Kちゃんにもあったなら。
授業をさぼり、再々再試験で、
教授の温情によって合格させてもらい、
胸をなで下ろす、
そんな不真面目さを、Kちゃんが持っていたなら。
牧場でいやなことがあったとき、
「このクソが!」と農場側に三行半をつきつけ、
あっさり高収入な仕事に転職し、
そんな自分を自虐したりできる不真面目さが、
もしKちゃんにあったなら、、、。

先ほども言ったように、
Kちゃん以外にも、
僕の周囲には、
病気やひきこもりや精神疾患など、
様々な事由により、
今は社会に出られなくなってしまった、
「かつてのスーパーウルトラ優等生たち」
を、ひとりならず知っている。

彼らの未来が明るくあって欲しい、
と、僕は誰よりも強く願う。

しかし、Kちゃんのように、
もはやこの世にいなくなってしまった「戦友」たちもいる。
僕にできることは、
せめて彼らの鎮魂を祈り、
「向こう側の世界での幸せ」を祈ること。
そうして象徴的に彼らの「骨を拾う」ことだと、
そう思う。

鹿追町をドライブしながら、
僕は気がつけば祈っていた。
祈りながら、僕は今、
Kちゃんの骨を拾っているのだ、
そう思った。

僕はなぜ生きているのか?

そんなことは分からない。
分からないけれど、
Kちゃんのような戦友の死も、
そして彼らの「生」も、
意味あらしめるために、
僕は「グリコのおまけ」みたいな人生を、
2年間の闘病を経て、
なお与えられているのだと思う。

「人間原理」という考え方がある。
いま人間が地球に生きていることは、
天文学に詳しければ詳しいほど、
「奇跡」というほかない。

地軸の傾き、
ビッグバンのときの水素原子の比率、
核力の係数、
宇宙を構成する数字のどれひとつが、
今とちょっとでも違っていれば、
地球に水は存在しないし、
よって人間も存在しない。

人間には意味があるのか?

科学はこれに答える言語を持たない。
しかし、人間がいまここにいる、
という奇跡は、何かを考えるきっかけにはなる。
カナダの哲学者ジョン・レスリーは、こう説明する。

あなたが死罪になり、銃殺刑に処されることになった。
刑執行の当日、20人の兵士が20丁のライフルを、
後ろ向きに立つあなたに一斉に狙撃した。
20発の発砲の音を、あなたは聴いた。
しかし、あなたは死ななかった。
すべての弾が外れたからだ。
あなたは思う。
「なぜ、私は生かされたのだろう?」
「人間原理」というのは、そういうことなのだよ、と。

僕もまた、
「なぜ、自分は生きていて、
 そして生を与えられ続けているのだろう?」
と思う。

心のなかで戦友の骨を手にしながら、思う。
「だとしたら、
もはや自分の人生とは、
自分だけのものではない」
と。

数年ぶりの十勝を運転しながら、
そんなことを考えた晩夏の日だった。



、、、という、
長い長いブログ記事でした。

最後までお読みいただいた方、
ありがとうございました。
こんな身の上話を聞かされても、
何の役にも立たねーよ、
というご批判は甘んじて受け容れます。
でも、こんな世迷い言を、
そっと心の引き出しのどこかにでも、
しまっていただければ幸いです。



三度の飯より●●

2018.12.31 Monday

+++vol.054 2018年8月28日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
今週も「質問カード」です。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼三度の飯より、、、▼▼▼

今回は(というか最近毎回ですが)、
文字数が逼迫しているので、
さっそく行きます。

▼質問:「三度の飯より●●」。
    あなたにとって●●とは?

この質問は難しいですねぇ。
そもそも、「三度の飯より●●」というときそれは、
あくまで仮定の話です。

本当に三度の飯が食えなくなったら、
三度の飯よりも大切なものなどないのです。
これは心理学者のアブラハム・マズローが、
「五段階欲求説」で看破しています。
「低次の欲求が満たされるまでは、
 高次の欲求へと人は向かわない」と。

、、という理屈は置いておくとして、
あくまでレトリック、つまり「言葉のあや」として、
三度の飯よりも大切かもしれない、
と思うような、自分にとって大切なものは何か?

皆さんはいかがでしょう?

これはね、私はもう決まってるのです。

それは「睡眠」です。

私にとって睡眠より大切なものは、
あまりなんじゃないかと言うぐらい、
睡眠を大切にしています。

病気になってから、
これはもう確信に近いのですが、
私という人間にとって、
一番大切なのは「長い睡眠」です。
「睡眠負債」とか言われる前から、
もう私はずっとそうなのです。

私は環境が許す限り、
毎日8時間〜9時間、
長いときは10時間とか11時間寝ます。
うつ病療養を経て、
その前後を比べると、
1時間〜2時間ほど、睡眠時間が長くなりました。

これは、たぶん、「体が変わった」のだと思います。
大きな病気をすると、
その後にがくっと体力が落ちることがありますが、
私の脳は大きな病気をしましたので、
「脳の体力」ががくっと落ちたのです。

私がここで言う「脳の体力」とはつまり、
「一回の睡眠によって回復した思考力が、
 持続する時間と、それが回復するまでに要する、
 睡眠時間の長さ」という風に定義したいと思います。

そうしますと、私の場合、
普通の一日の場合、
朝の時点で「10」あった思考力が、
午前中にもう「5」ぐらい使い尽くされ、
そして午後はさらに「4」ぐらい使うので、
夜はもう「1」ぐらいしか残っていない。

うつ病になる前は、
朝「15〜20」ぐらいあった感じですね。
なので夜になってもまだ何かを考える余裕があった。

今はそんな感じなので、
夜は何も考えない、
もしくは本を2時間ぐらい読んだ後、
9時台には布団を引いて寝る用意をします。
テレビなんていっさい観ません。
そもそも最近のテレビは絶望的につまらないですし。
テレビより寝るほうが絶対大事ですから。

たくさん寝て思考力を回復しなければ、
私の脳は使い物になりませんから。
「寝るのは仕事のうち」なのです。

本当に私はテレビを見ません。
お笑い番組は全部録画して、
見識のために「勉強」しています。
誇りをもって言いますが、
私はお笑い知識人ですから笑。
お笑いの見識で他者に負けるわけにはいかない。
それは恥ずかしいことです。

よってテレビは私は、
アクティブ・ウォッチング(能動的視聴)はしますが、
パッシブウォッチング(受動的視聴)は、「ゼロ」です。
そんな時間の無駄をするぐらいなら、

寝ます。

圧倒的に、寝ます。

「睡眠は金(きん)」なのです。
「勉強は銀」です。

それほどに私は睡眠を大切にしています。
これは、体質ということもありますから、
万人にお勧めするようなものではないですが。

「運動は金」という人もいれば、
「食欲は金」という人もいるでしょう。
「テレビは金」という人もいるかもしれないし、
「おしゃべりは金」という人もいるでしょう。

大切なのは、
何が一番、自分の回復にとって必要なのかということを、
よーく知ることです。
2年間の療養の大きな収穫の一つは、
「自分は睡眠が一番大事なのだ」
と深く知ったことでしょう。
どんな高価な薬よりも、
私にとっては睡眠が最善の万能薬なのです。

万能薬とは、中国の谷底深くに眠る燕の巣や、
深海に眠るという幻の一角獣の角から作るのではありません。
また、シリコンバレーのマネーで作られた、
巨大な宇宙基地のような医療研究所の研究から作られるのでもない。

「最強の万能薬」は、
自分で見つけるものなのです。

私の場合それを見つけるのに、
愚かにも37年の年月と、
2年間の生死の境をさまよう闘病を必要としました。

もっと簡単に見つける人もいますが、
私以上に苦労して見つける人も多いです。
それほど「自分の身体」って、
分かったようで分からないものなのですね。

そりゃそうです。

人間の身体は、70兆個の細胞と、
100兆個以上と言われる微生物が共生する、
いわば「小宇宙」なのですから、
探索には一生という時間がかかるのです。

しかも悪いことに、
今の時代は「情報過多」ですから、
健康に関する情報が、気が遠くなるほど数多くあふれています。
健康に関する情報収集を本気ですると、
副作用でノイローゼになります。

ある本は「納豆を食べればすべて解決!」
と言い、あるサイトは「納豆は絶対食べるな!」
という。
ある医者は「牛乳は万能食」といい、
あるヨガ講師は「牛乳は絶対に口にするな」という。
「3時間睡眠でぴんぴんしています」という医者がいるかと思えば、
毎日8〜11時間は寝ますね、というメルマガ著者もいる(笑)。

もうね。
「健康に関する正解」を追いかけるのは、
健康のために辞めた方がいいですよ、
と私はアドバイスしたい。

いや、マジで。

それよりも、
自分の身体に耳を澄ました方が良い。
身体は正直ですから、
「打てば響く」のです。
スマホやテレビや雑誌やインターネットにあふれる、
いろんなノイズが邪魔になって聞こえないだけで、
ちゃんと耳をすませば、身体は語ってくれるのです。

何を食べたときに調子が良いのか。
どれぐらい運動したら翌週どれぐらい疲れ、
その翌週どれぐらい超回復しているのか。
酒はどれぐらい飲んだら良いのか。
ある種の友達と談笑したあとは気分も体調も良いのに、
ある種の人と会話をした日は、夜にぐったり疲れるのはなぜか。
人の悪口を言った後は、なぜ気分だけでなく体調も悪くなるのか。
日光を浴びると睡眠の質はどう変わるか?
いろんなことを面倒がらずにしゃきしゃきと身体を動かすと、
どれぐらい体調は上向くのか。

身体に対して何か「コール」をすると、
身体はちゃんと「レスポンス」してくれています。
それに従うと、「自分にとっての最強の万能薬」が何か分かる。

ある人は年に一回の旅行かもしれない。
ある人はボーナスの後の買い物かもしれない。
ある人は逆に、買い物をやめることかもしれない。
ある人は適度な飲酒かもしれないし、
ある人は酒を完全にやめることかもしれない。
ある人はジョギングかもしれないし、
ある人はゆっくり近所を歩くことかもしれない。
ある人はテレビゲームを死ぬほどすることかもしれないし、
ある人はゲーム機を捨てて太陽の下運動することかもしれない。

全員、違うのです。

「定型的な健康法」は疑った方が良い。

自分の身体が一番正直です。

「イタリアの小さな離島では100歳以上の人口が世界最高」
ということで、それが論文になったことがあります。
彼らの食生活を調べた結果、
大量のオリーブオイルとか、
赤ワインとか、
クスクスとかを食べていた。
ということは、
そういった「地中海食」というのが、
どうやら長寿の秘訣らしい!
と世界の様々なメディアが報じました。
日本でもいまだに地中海食が
長寿の秘訣と紹介されることがあります。

しかし、この話しには、
「アフターストーリー(後日談)」がある。
その後の詳細な調査研究の結果、
二つの「盲点」が明らかになりました。

ひとつめは、地中海の人々が、
オリーブオイルなどによって健康なのは、
彼らの「腸内細菌叢」とセットなのであって、
もし日本人やアメリカ人のような、
彼らとまったく違う腸内細菌叢を持つ人が食べても、
「同じものを食べたことにはならない」のです。
これが、身体が小宇宙である、
ということの意味です。
「複雑系では入力と出力の因果関係が分からなくなる」というのは、
「ブラジルで蝶が羽ばたくとテキサスで竜巻が起きる」
というメタファーで有名ですが、
人体もまた複雑系なので、
あさはかな「ああすればこうなる」
という機械論的なアプローチが多くの場合間違います。

もうひとつは、
その地中海の島は、
ギリシャ正教のしきたりで、
年に何度か断食をするという習慣があります。
じつは長生きの秘訣はオリーブ油とかワインではなく、
この「断食」なのではないか、ということを言う学者が現れまして、
今はそちらのほうがどうやら本当なようだ、
と支持する人が多くなっています。

しかし、これは「拡散」しません。
メディアがそれを報道しないからです。

なぜか?

断食は「売れない」からです。
お金にならない。
オリーブ油やカッテージチーズやワインは売れます。
お金になる。
だからスポンサーが付くので、
雑誌やテレビやメディアで取り上げられる。
しかし、断食が流行しても、
だれも儲かりません。
だからこの調査研究は報道されません。

健康に関する情報というのは、
ことほどさように、
かなり歪められていると考えた方が良いでしょう。

そんなものを収集するよりは、
テレビを消し、ネットを遮断し、
「情報断食」をして、
自分の身体に耳を澄ます訓練をしたほうが、
1000倍健康に良いのです。

、、、


、、、


、、、


、、、


っていうか、
なんだこの「健康メルマガ」!!!!!

こんな話しをするつもりではなかったのですが、、、。

今日のレッスン:
「三度の飯より○○」
の質問への答というのは、
あなたにとっての「最強の万能薬」を見つける、
ヒントになる質問かもしれない。


あなたの○○は何ですか?

これまでで最高のラーメンは、、、

2018.12.24 Monday

+++vol.053 2018年8月21日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
久々のオープニングトーク
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼最高のラーメンは、、、▼▼▼

今週は久しぶりに、
「質問カード」やりたいと思います。
では、はい、引きます。

▼質問:
「生涯に食べた中で最高のラーメンを教えて下さい。」



、、、最高のラーメン。

、、、皆さんはいかがでしょうか?

この種の質問は、
「現在最高だと考えるラーメン」を問われているか、
それとも「生涯最高のラーメン」を問われているか、
によって、大きく答えは変わってきます。

前者は純粋に、味の話をしているのですが、
後者は「思い出補正」が入ってくるからです。
「思い出バイアス」と言っても良い。

人間というのは、過去の自分の感情と共に、
味覚を覚えていますから、
「学校の購買で買った、
 焼きそばパンほど美味いものはこの世にない。」
などというとき、
それは純粋に「味の話」ではなく、
そのときの思い出によるバイアスが強くかかっているので、
「トータルな経験」の話をしているわけです。

部活の仲間との内容のない馬鹿話、
好きだった女の子の後ろ姿、
輝いていた文化祭の準備、
思春期の底なしの食欲と空腹感、
黒々と抜けるような青い空、
そういったものがいろいろミックスされて、
「購買の焼きそばパン」は最高なのです。

30代や40代になった現在のあなたが、
気が重くなる会議の前に、
会議室で当時の購買とまったく同じ、
焼きそばパン(×3個)を提供されても、
「もっと腹の足しになるものもってこいよなー」
「幕の内弁当とかだろうが普通はー。
 パサパサじゃんよこのパン。
 三つも食えねーよ。」
「チッ」
「牛乳はねーのかよ」
「っていうか、早く会議終われよ」
などと、内心毒づくだけです。

、、、という「思い出補正」の話しをした上で、
今回聞かれている質問はあくまで、
「生涯最高のラーメン」ということなので、
「思い出補正込みの最高」を聞かれている、
という認識で回答していきたいと思います。



▼▼▼ラーメン・生涯ベスト5▼▼▼

、、、最高、と言いつつ複数挙げるのはルール違反ですが、
オープニングトークの尺を埋めるために、
つまり文字数を稼ぐために、
ベスト5(多!)で紹介していきたいと思います。


▼第5位:倉敷「喜楽園」
https://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33000767/

これはもう、完全なる「思い出補正」です。
私は小学校5年生から高校3年生までの7年間、
倉敷市の連島という地区に住んでいました。
ここは水島という、
全国有数のガラの悪い地区と隣り合わせで、
小中校生が外出するとき、
もっとも気をつけるべきは、
交通事故でも変質者でも毒蛇でもなく、
「ヤンキーによるかつあげ」でした。

いや、マジで。

水島周辺在住の中高生で、
過去に一度も喝上げにあっていない人は
珍しいんじゃないでしょうか。

日本にそんな場所あるの?
って思うでしょ。
あるんです、それが笑。

中学生のころはだから、
お金を持ち歩くときは、
小銭は財布のなか、
お札は靴下の中と決まっていましたから。

「金出せやコラ!
 ぶちくらわすぞ(和訳:思い切りぶんなぐるぞ)!!」

「え、、、持ってないです。」

「ワシのことナメとんのかコラ?
 ジャンプしてみぃ。」

「え?」

「ジャンプしてみぃゆーとんじゃコラ!!
 張り回すぞ(和訳:殴ったすえにその辺を引きずりまわすぞ)!!」

(ジャンプする)
(ポケットの中の小銭がジャラ・ジャラ)

「やっぱ金もっとんじゃろが!!」
(ボコッ!)

(殴られた上に金を取られる)
(泣きながら帰宅)

みたいなことが、
結構「日常」です。

嘘ついてると思うでしょ?

これ、ホントなんです。
お笑い芸人「千鳥」の二人に聞いてみてください。
本当だと証言してくれますから。

大悟「それ、ホンマなんかノブ??」
ノブ「そりゃホンマじゃぁぁ〜!!
「むしろお前ははりまわす側じゃぁ〜!」

(↑これは私の脳内創作です)


、、、あれ??

何の話し?

あ、ラーメンです。
あまりにも遠い思い出すぎて、
この店が「あの店」だったのかどうか、
正直自信がありません。
2割の確率で別の店と勘違いしています。

しかし、食べログのマップの位置関係と、
私のおぼろげな記憶によると、
私が中学生のときに良く通ったラーメン屋は、
「これ」です。
探偵ナイトスクープに確認を依頼したいぐらいです。

仮に正しかったとして、この「喜楽園」は、
今思い出しても、ちょっぴり涙が出ちゃうぐらい、
思い出が濃いラーメン屋ですね。

このラーメン屋、当時、
ラーメンがたしか350円、
餃子も200円以下という感じの低価格で、
中学生の私と弟が月1,500円とかの小遣いで行ける、
唯一の「外食店」でした。

弟を連れて、良くここに行ったのを思い出します。
なんだろうなぁ。
弟と二人、「外食」している。
その「背伸び感」とか、
大人への階段を上っている感とか、
わくわく感とか、
あと、中高生のときの、
上手く社会と付き合っていくことのできない、
鬱屈とした青臭さとか、
そういう感情が濃密に詰まっていて、
もはや咀嚼不能、分析不能になり、
思い出すと泣けてくるのです。

ここのラーメン、美味かったなぁ。
チャーハンをひとつ、
ラーメンを二つ頼んで、
弟とチャーハンをシェアしたなぁ。

書きながら泣きそうです。



▼第4位:帯広「ロッキー」
https://tabelog.com/chiba/A1205/A120503/12000770/

やばい。
もう泣いています。

涙でスクリーンが見えなくなってきました笑。

、、、というわけで続いての第四位は、
帯広「ロッキー」です。

「喜楽園」が中高生のときの思い出補正だとしたら、
「ロッキー」は明らかに大学生のときの思い出補正です。
北海道はラーメンのレベルが異常に高いですから、
そのなかでチェーン店であるロッキーは、
見下されている部類です。

道産子(北海道生まれ)の人に、
「好きなラーメン屋はロッキー」と言えば、
「あぁ、ロッキーね(笑)」という、
半ば見下したリアクションが返ってくるでしょう。

なんていうのかな。

東京で言うと、
「好きなラーメンは幸楽苑です」、とか、
「好きなピザ屋はサイゼリヤです」、とか、
大阪で言うと、
「好きなお好み焼き屋は風月です」とか、
博多で、
「好きなラーメン屋は一風堂です」とか言うと、

「ああ、そういう類いの人ね(笑)」
というリアクションが返ってくることでしょう。
アンジャッシュの渡部的な食通からは、
多分ゴミクズを見るような目で見られると思います。

私もじっさい、
6年間帯広にいたころは、
「好きなラーメン屋はロッキー」なんて、
一度も言ったことがありませんし、
そんなこと思ったこともありませんでした。
もっと帯広の人が好むコアな店を挙げていたし、
そちらのほうが美味しいと思っていました。
そして、じっさいそちらのほうが美味しいのでしょう。

しかし、しかしです。

帯広を離れて10年以上が経ち、
なぜかいつも思い出すのは、
「ロッキー」なのです。

あの、大味というか、
やぶれかぶれの濃い味付け、
ヘタすると甘いだけの北海道味噌、
バターとコーン、
洗面器のような器のデカさ、
謎の肩幅の広いクマ(?)のロゴマーク、
人口調味料やケミカルな材料をふんだんに練り込んだ、
やたらと黄色くて太い縮れ麺、
そのすべてが、北海道への郷愁を誘うのです。

「北の国から」に、
「子どもがまだ食ってる途中でしょうが!!」
という、日本ドラマ史に残る名シーンがあります。
純が泣きながらすするあの味噌ラーメンが、
「やたらと美味そうで、
 同時に不味そう」という、
奇跡的なバランスの上に成り立っているのですが、
あの味は私の脳内では「ロッキー」ということになっています笑。

なんと、ロッキーは、関東にも進出しています。
私の家から自転車でも行ける「大泉学園」という場所に。
私の通う教会の横田牧師も「帯広経験者」ですので、
何度か一緒に「ロッキー大泉学園店」に行きました。
「懐かしいなぁ」「美味いなぁ」と言いながら。
しかしやはり、大泉学園店と帯広店は違います。
窓から白樺の木が見えているかどうか、とか、
外の気温とか、店内にいる人の中に、
つなぎを着た酪農家がいるかどうか、とか、
そういったディテールが違いますから。

ちなみに、
「子どもがまだ食ってる途中でしょうが!」
について調べてたら、こんなの出てきました。
北海道の読者で食べた人いるんでしょうか?
興味深いです。

▼参考リンク:
https://stat.ameba.jp/user_images/20160607/12/hiro-speech-coach/87/94/g/o0550038613666549867.gif



▼第3位:新宿西口「麺屋武蔵」
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13001013/

やばい。
四位、五位で飛ばしすぎて、
文字数が足りなくなってきました。
悪い癖です。

こちらは新宿「麺屋武蔵」。
たしか行ったのは、
2002年か2003年ぐらいだったと思います。
当時私は社会人になったばかりで、
テレビで「ガチンコラーメン道」という、
クソほど面白い番組をやっていました。
(なんでああいう面白い番組が今はなくなっちゃったんだろ)

ラーメンの鬼・佐野さんが、
(確か)今泉さんとう脱サラした
うだつの上がらないおじさんの頭の上で、
ぞうきんを絞るシーンは記憶に焼き付いています。

そんな番組に象徴されるように、
当時、世の中は空前のラーメンブームでした。
テレビではラーメン屋ランキングがゴールデンタイムで放送され、
ラーメン関連の本や雑誌が書店には平積みされていました。
そんな雑誌やテレビのランキングで、
いつもトップ3に君臨していた、
「ラーメンブームの火付け役の一端を担った名店」が、
この「麺屋武蔵」です。

当時愛知県に住んでいた私は、
「麺屋武蔵」なんていうのは、
雲の上の世界の話し、というか、
別世界の話しで、
たとえばイスラム教徒がメッカについて考えるような、
あるいはキリスト教徒がイスラエルについて考えるような、
そんな「良く話題には上るけど実物を見たことはない」
という、神話のような存在でした。

あるとき何かの用事で東京を訪れたときに、
「麺屋武蔵に行こう!!」と、
友達と計画をして入った記憶があります。

聖地巡礼です。

当時のブームの影響で、
ラーメン屋の人気店の行列は2時間待ちなんていうのもザラで、
たしかそのときも、1時間以上並びました。

で、噂に聞いていた「麺屋武蔵」のラーメンを食しました。
うまいんだ、これが。
地方のラーメン屋にはない「洗練」というか、
「完成度の高さ」「調和」がそこにはありました。
鰹、にぼしの魚介系スープと、
鶏ガラ、豚骨の動物系スープの、
「二刀流スープ」。
(ん?だから武蔵なの?今更だけど。)
感動しました。

そもそも地方のラーメン屋というのは、
東京のトップの店を味見した地方の店主が、
それになるべく近づけるようにして作っています。
これが有名な「ラーメントリクルダウン」です。
(嘘です。今私が作った造語です。)
なんにせよ、ファッションで言いますと、
東京のラーメン屋のトップの店というのは、
「パリコレクション」とか、
「ミラノコレクション」なわけです。

それを模倣したのをさらに模倣した、
「地方のジャスコのファッション」しか知らなかった田舎者が、
パリコレクションを見たようなものです。
感動しますよ、そりゃ。

、、、そんな私も、
「今、麺屋武蔵のラーメンが食べたい」
と思ったら、
運が良ければ電車と徒歩で、
1時間以内に食べられる環境に住んでいます。

こういう環境にいると、
案外行かなくなりますね笑。

最後に食べたのは10年近く前だから、
また行ってみよっかな、麺屋武蔵。



▼第2位:札幌「信玄」
https://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010702/1006208/

記憶によれば「信玄」にはじめて行ったのは、
たしか2010年のことだったと思います。
北海道のJECAという教会連合があり、
夏に中高生のキャンプの講師として呼んでいただき、
3日間の奉仕をしました。

その札幌滞在の時に、
キャンプのスタッフをしていた20代の青年たちが、
「俊兄さん、美味いラーメン屋ありますよ。」
みたいな形で連れて行ってくれたのが、
この「信玄」でした。

5位〜3位は、かなり「思い出補正」が入ってますが、
「信玄」に関しては2年ほど前にも行っていますので、
自信を持って「美味い!」と言えます。
思い出補正なしに。

普通に、美味いです。

味噌ラーメンの完成形のひとつだと思いますね。
味噌ラーメンは東京だと、
池袋の「花田」がかなりレベル高いですが、
やはり札幌は発祥の地だけあり、
本当に美味しい味噌ラーメン屋さんがいっぱいあります。
「すみれ」という名店もありますし。

「信玄」もそのひとつ。
上品なラーメンというよりは、
野性味あふれる、勢いのある味噌味という感じです。
コクが強く、深みがあります。
「信玄」と比べると、
「ロッキー」はずいぶん恥ずかしいですね笑。
「デパートのフードコート感」がありますから。



▼第1位:江古田「天下一品」
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13002405/

これは、思い出補正の部類ですね笑。
みんな大好き、天下一品。

10年前に東京に住むようになってから、
常に私の視界には「江古田の天下一品」がありました。
というのは、私が所属する練馬グレースチャペルの目の前に、
この天下一品はあるからです。

10年間の節目、節目で、
この天下一品は登場します。
弟と行ったこともあるし、
牧師と行ったこともあるし、
友達と行ったこともあるし、
妻と行ったこともあるし、
ひとりで行ったこともある。

いつも「こってり+ランチ半ライスサービス」を頼みます。

店の雰囲気も、ラーメンの味も、
床やイスのヌルヌル感も、
テーブルに置かれた「たくあん」と「辛子にんにく」も、
バンダナを巻いたおばちゃんも、
なぜかジャージを着ている常連客も、
すべて、時が止まったかのように、
「同じ」です。

関西人にとっての「吉本新喜劇」のように、
愛知県民にとっての「喫茶店のモーニング」のように、
古代エジプトを旅するノマドのにとっての、
夜の北極星のように、
時が経ってもそこだけは変わらず存在してくれるものというのは、
人生の羅針盤となってくれます。

東京というのは特に変化のスピードが速く、
町並みも人間模様も風景も、
すべてが流転していきますから、
「変わらないもの」は貴重なのです。
「江古田の天下一品」は、
東京のなかで変わらないもののひとつです。

ヘラクレイトスは「万物流転」といいました。
彼は言外に「真理は不変」と言っているわけですが、
ヘラクレイトス流に言えば、
「万物流転・天一不変」なのです。

私の「ベスト天一」はと言いますと、
2009年、2ヶ月間エチオピアに行っていて、
帰ってきた日に食べたときの江古田の天一が、
「ベスト天一」です。
その後8時間寝たと思ったら16時間寝ていたほどに、
内臓も筋肉も脳も、すべてが疲労困憊していたわけですが、
その「寝落ちの寸前」に食べた、
2ヶ月ぶりの日本の食べ物が、天下一品でした。

あのときの天下一品は天下一品でした。

「南極料理人」という映画が私は好きです。
南極に1年間住み込んで調査研究をする、
という仕事があります。
主人公の堺雅人はそれに抜擢され、
1年間日本を離れます。

この映画は料理がやたらと美味そうです。
映画館では生唾を飲む音が聞こえていたことでしょう。

映画の最後の最後に、
堺雅人は家に帰り家族と再会し、
上野動物園だかどこかに妻と息子を連れて行きます。
そこで、フードコートの不味そうなハンバーガーを買います。
それを一口食べたとき「美味っ」と彼は呟きます。

実はこの「美味そうな食べ物のオンパレードの映画」
のなかで、登場人物が「美味い」と口にするのは、
その最後の最後の一度だけなのです。

これが、食事の本質ではないでしょうか??
本当の食通とは、
「一緒に食べられる愛する人」を持っている人です。
それがたとえ、サービスエリアの不味いラーメンだったとしても。

、、、という、なんか綺麗に着地した風になってしまいましたが、
以上が私の「過去に食べた最高のラーメンの話し」でした。
なんか、「半生記」みたいでしたね。
駄話にお付き合いくださりありがとうございました。

シーズン2開始!半年ぶりの「観た映画」

2018.12.10 Monday

+++vol.051 2018年月6日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
半年ぶりの「陣内が先月観た映画」のコーナーです。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼「シーズン2」遂に始まりました!▼▼▼

いよいよ始まりました。
陣内俊の「読むラジオ」、シーズン2!!
まぁ、7月の助走期間がかなり長く、
ほぼ毎週配信していましたので、
「既に始まってた」という感覚の人が多いかとは思いますが。
「シーズン2」もどのぐらいの期間やるか分かりませんが、
最低半年は続けてみたいと思っています。

「シーズン2」も、配信は火曜日の夕方とします。
まぁ、いつでも良いと言えば良いのですが、
一週間に一度同じような時刻に届くと、
「時報代わり」といいますか、
時間の経過の目印になりますし。
「今日は月曜日かぁ。
 あ、ジャンプの日だ!」みたいな。
私はフリーランス的に不規則営業なので、
土日も祝日もゴールデンウィークも関係なく仕事していますし、
逆にド平日に平然と休んでいます。
しかし私の経験に基づきますと、
多くの社会人にとって、
火曜日、木曜日あたりが、
一番「ダルい」のではないかと拝察します。
体も気持ちも。
その「ダルい」日に、ひとつでも楽しみが増えたら、
生活が豊かになるのではないかと、
そんな気持ちを込めての「火曜日の夕方」配信です。

「シーズン1」からの読書の方も、
「シーズン2」から読み始めた人も、
どうぞ毎週配信される駄文に、
末永くおつきあいください。

さて、今週は半年ぶりに、
「先月観た映画」のコーナーをやります。
皆様の映画選びの一助としてくだされば幸いです。
(Amazonプライム特典の映画に著しく偏っていますが笑)

7月は、8本の映画を観ました。
Amazonプライムに入会してからというもの、
月に平均すると10本ぐらい映画を観ています。

ただ、私はテレビはほぼ1分も観ないので、
仮に一ヶ月につき映画を観ている時間が20時間だったとして、
「毎日2時間テレビを観る人」の月60時間と比べたら、
たいして観ていないのです。
(*何度も言いますが週に2〜3本観る、
 お笑いのネタ番組は別です。
 あれはお笑い知識人としての「情報収集」ですから。
 ニュースキャスターが新聞を読むのと同じです。)

さらに観るときは、
タブレットにダウンロードして、
移動中に観ています。
なので、
「隙間時間だけで、
月に10本も映画が観られるんだ!」
ということに自分で驚いています。
これは車社会ではない東京に住んでいることの、
数少ないメリットのひとつですね。

遠くに出かけたりして、
移動時間が長い月は、
その分映画の本数も分かりやすく上がりますから。

以前の私の移動時間はKindleで読書と決まっていたのですが、
移動中ってあんまり集中力がないので、
能動的な読書があまりできないんですよね。
部屋での読書の集中度を10としたら、
新幹線や飛行機などの理想的な環境でも9ぐらい。
在来線の電車やバスになると、
座れたときで6、座れずに立って読むと4ぐらいの集中度しか得られません。
その分読むスピードも落ちる。

その点映画は良い。
集中してようがしていまいが、
映画の進むスピードは同じですから。
「電車の中で集中していなかったから、
 2時間の映画が10時間かかったわー」
ということにはならない。

すばらしい!



▼▼▼この半年に良かった映画3選。▼▼▼

という私の映画ライフの話はこのぐらいにして、
今月の映画も興味あるけど、
2月からメルマガシーズンオフだった期間に観た映画で、
面白かったやつを教えて欲しい!
という方もいらっしゃるかもしれません。

年末に「陣内が観た映画ベスト10」
という形でご紹介するつもりですが、
一年の折り返しに、
2018年上半期で特に印象に残った3本を、
オープニングトークにて特別にご紹介したいと思います。

この3本は年末のランキングに入る可能性が高いですが、
入るかもしれませんし、入らないかもしれません。
では、ご紹介します。


▼▼▼『三度目の殺人』是枝裕和監督

これはもう、圧巻の面白さでした。
私は是枝監督がとても好きで、
公開作品はほぼすべて観ています。
(現在公開中の『万引き家族』は未見です。
 何らかの形で必ず観ますが。)

こちらはAmazonプライム特典ではないので、
Amazonビデオ(新作)で500円課金して、
ちゃんと観ました。
(「ちゃんと」っていうのもおかしな話ですが)

素晴らしいの一言です。
100点の映画でした。
映画の面白さがぎっしり詰まっている。
是枝監督の最高傑作かもしれないと思いました。
(『万引き家族』を観たらそれは更新されるかもですが)
少なくとも個人的に、『そして父になる』とか、
『奇跡』とか『海街diary』は超えていると思いました。

ちなみに本作、タイトルからも推察されるとおり、
非常に暗い作品です。

芥川龍之介の「藪の中」を、
黒澤明は『羅生門』として映画化しました。
それを現代最高の映画作家が作るとこうなる、
というような作品としても鑑賞可能です。
「羊たちの沈黙」へのオマージュ要素もある。
福山雅治、広瀬すず、役所広司の演技も、
素晴らしかったです。



▼▼▼『恋の渦』大根仁監督

これはねぇ。
Amazonプライム特典で観ました。

二回観た。

紹介するかどうか迷ったんですよね。
メルマガには載せずに、
「観なかったことにしよう」かとも思った。
歴史から抹消しようかと。
口をぬぐって、しれっと「なかったこと」にしようかと。
なんせ「ゲスい」作品ですから。

ゲスくて下品なのが嫌いな人は、
観ないことをお勧めします。
あと、「陣内のくせに、
そんなゲスい映画を観るとは何ごとだ!」
と、石を投げる準備をしている方。
「知らねーよ」としか言いようがありません。
私は自分が見聞きするものについて、
神の前以外に責任を負っていませんので。
その処罰感情はどうかご自分で処理なさってください。

いや、でもね。

途中で観るの辞めようと思うぐらい下品でした。
しかしこれがどうして、面白いんだ。
悔しいけれど。

大根仁監督は、『モテキ』『バクマン』などの監督でもあり、
「撮り方・見せ方」が上手、という印象です。
毎回新しいことに挑戦していて、
編集や構成が秀逸です。

本作品は予算がめちゃくちゃ少ないそうです。
なんと100万円以下!!

まじか!

「そんなんで映画って撮れるの?」
と思うでしょ?

「面白いの?」
と思うでしょ?

面白いんだ、これが。
悔しいけど。

登場人物が全員「ゲスいDQN」です。
「アウトレイジ」のキャッチコピーは「全員・悪人」ですが、
本作のキャッチコピーを作るとするなら「全員・DQN」です。

*DQNとは「ドキュン」を表すネットスラングで、
 反知性主義的な田舎のマイルドヤンキー的存在のことです。
 (都会にも存在するが、彼らのマインドは田舎的である)
 男はエグザイル寄り、女はキャバ嬢寄りの外見をし、
 往々にしてなぜかキティちゃんのサンダルを履いています。
 会話の内容は恐ろしくスカスカで、
 底知れぬ無知ゆえに「日本最高!!地元最高!!」とか、
 すぐ言っちゃうわりには自らが「日本の暗部」であり、
 周囲の人にはイタいと思われている人の総称(陣内調べ)です。
 サッカー日本代表戦がある日の渋谷スクランブル交差点や、
 田舎の休日の河原などに行くと、
 たくさん実物を観察できます。
 彼らが歩いた後にはおびただしい数のタバコの吸い殻と、
 「ストロングゼロ」の空き缶、コンビニ弁当の食べ散らかしが、
 残されると伝えられています(陣内調べ)。

、、、で、
この「恋の渦」は、
そのような「DQN性」を本当にリアルに再現しています。
「多分、日本にこういう人たちって、
 500万人ぐらいいるんだろうなー。」
と思わせる、「圧倒的実在感」がある。

その「実在するDQN」である彼らが織りなす人間模様の中に、
ゲスさがあり、裏切りがあり、偽物の友情と本物の友情があり、
そして人間くささがあり、「愛」がある。
「人は見かけではない」と思わせてくれるところと、
「人は見かけ通りだ」と思わせてくれるところがある。

そして彼らの「尊厳」というか、
尊さのようなものもある。
そこは泣いちゃう。

でも全体として「いい話」では決してない。
そんな話です。

2回観ちゃう、という意味は、
1回観たら分かります。



▼▼▼『T2 トレインスポッティング』ダニー・ボイル監督

これは、TSUTAYAでレンタルして観ました。

90年代に一斉を風靡した、
『トレインスポッティング』という映画の続編です。
「1」が撮られた20年後に、
全く同じキャストで、「2」が撮られたのです。

「1」はイギリスで大ヒットしましたから、
これを知らないイギリス人はいないと言います。
なので「2」にイギリスは沸き立ちました。
連日映画館は満員だったそうです。
イギリスでは「社会現象的なカルト映画」です。

『トレインスポッティング』を観たのが、
私はわりと最近(数年前)だったので、
「1」を復習することなく「2」を観ることができた。
「1」があまりにもサブカルカルト的な人気映画で、
ある意味「神格化」されてしまっているので、
当然「2」は賛否両論ありま
す。

しかし、私は普通に、というか、
めちゃくちゃ面白かったです。
音楽も映像も台詞回しもめちゃくちゃオシャレで、
スタイリッシュです。

『パルプフィクション』という、
クエンティン・タランティーノを世界に知らしめた、
「おしゃれ映画」がありますが、
あれをアメリカでなくイギリスのセンスでやると、
こうなる、という感じですかね。
筋書きよりも、台詞の小気味よさや、
編集の面白さ、音楽や映像効果の心地よさを楽しむ、
というタイプの映画です。

ストーリーはと言いますと、
田舎の「親友と悪友の間」ぐらいの、
仲間5人組の「青春群像劇」です。
これが「2」になると「中年群像劇」になる。

スコットランドの田舎に生まれ、
麻薬と犯罪の日々を送る彼らは、
寂れていく田舎を見限り、
ロンドンで一旗揚げようとして都に行きます。
そこでいろんなことが起こり、、、
というのが「1」のあらすじ。

「2」はその続編です。

これは本当にすごいことで、
たとえば日本ならば、
90年代に「未成年」という野島伸司のドラマがありましたよね。
あれを今年、続編をとる、というような話です。
キャストそのままで。
40代になった反町隆史、香取慎吾、いしだ壱成、
グレートチキンパワーズの人、河相我聞で。
40代になった反町隆史が、
「そういえばあいつら何してるかな、、、」
と、地元に探しに行き、
一人ひとりの未来を描く、、
みたいな話です。

ニュアンスはちょっと違うけど、
「たとえば」そんな話です。
面白かった。

映像技術の粋が詰まった作品なので、
ブルーレイで観ることをお勧めします。

「シーズン1」最終号

2018.07.24 Tuesday

+++vol.050 2018年2月6日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
「シーズン1」、今回が最終回です。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼一年間、ご愛読ありがとうございました!▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
予告していたとおり、今回がこのメルマガも「最終号」です。
「さみしい!」と思ってくれる人がどれぐらいいるのか分かりませんが、
「惜しまれながらも」
(と言うことに一応しておきます)、
約一年間続いた「シーズン1」もこれにて終了です!
メルマガ「ロス」になる人が果たしているのかどうか分かりません。
少なくとも私は誰からもそのような、
フィードバックはいただいていません。
「終わるんだね」とも言われませんから、
もう誰も読んでないのかもね笑。

まぁ、いいんです。
1年間、書きに書きましたね。
最初は試験的な取り組みとして始めました。
「あんまりしっくり来なければ、
 2ヶ月ぐらいで止めようかな」ぐらいに思っていました。
そんな不埒な気持ちで始めたメルマガも、
私のルーティーンとしてすっかり定着し、
一日30分〜1時間の執筆は毎日の日課になりました。
そういう意味では私自身が一番メルマガ「ロス」なのかもしれないです。

何にせよ当初の目的であった、
こういうペースで、こういう文字数で書く、
ということを私は体得しましたし、
「メルマガというメディアの特性や可能性」も、
うっすら見えてきましたので、
最初の目的は十分に果たしたと言えます。

なので、いったん、
ルーティーンを「破壊」するために、
「シーズン1」を、今号をもって終了いたします。
「破壊なくして創造なし!」と、
プロレスラーの橋本真也も言っていましたし。

お知らせにも書きましたように、
「シーズン2」は、読者数の増加に応じて、
開始時期を早めたいと思います。
いつ始めるかは、今のところ未定ですが、
2018年中には必ず再開する予定ですので、
楽しみにお待ち下さい。
次はさらにバージョンアップしたメルマガをお届けする予定です。



▼▼▼シーズンオフ中の号外の配信(質問募集!)▼▼▼

シーズンオフ中は何をするかと言いますと、
病気療養中から現在にかけて、
足かけ5年ぐらいまったく手を付けてこなかった、
SNSを含めたいろんなコミュニケーションを、
再開するかもしれませんし、
もうひとつのブログを充実させるかもしれませんし、
翻訳中の本を完成させて出版できるように頑張るかもですし、
その他のインプットに集中したり、
今までしてこなかったような活動を始めるかもしれません。
あるいは、この全部、口だけで、
実際はできないかもしれません笑。

今月から始まった「読むラジサロン」は、
2ヶ月間やっていきます。
これもどんなものになるか分かりませんが、
活動内容を皆様に「号外」にてお知らせします。

そう。

シーズンオフ期間中は、
「号外」を、時々配信します。

号外の内容は、
1.陣内からの告知
2.読むラジサロン活動報告(次期参加者募集も?)
3.Q&Aコーナー
4.その他、どうしても配信したい内容があったとき

という感じで考えています。
「Q&Aコーナー」は、
ですのでシーズンオフ中も、
質問を受け付けます。
質問がなければ配信もありませんので、
どうぞ、どしどしご応募ください!

最終号ですが、
オープニングトークは短めにして、
早速本編に入ります。
どうぞ、最後のメルマガをお楽しみください!


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