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陣内が先週読んだ本 2017年4月第三週 成長の限界 他9冊

2017.10.19 Thursday

+++vol.010 2017年4月25日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■4 陣内が先週読んだ本 
期間:2017年4月第三週 4月16日〜22日
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

先週私が読んだ本(読み終わった本)を紹介していきます。
一週間に一冊も本を読まない、
ということは、病気で文字が読めなかった数ヶ月を除くと、
ここ数年あまり記憶にないですから、
このコーナーは、当メルマガの
レギュラーコーナー的にしていきたいと思っています。
何も読まなかった、という週は、、、
まぁ、そのとき考えます笑。

ただ紹介するのも面白みがないので、
twitterに準じて、
140文字で「ブリーフィング」します。
「超要約」ですね。
(どうしても140字を超えちゃうこともあります。
 140文字はあくまで「努力目標」と捉えてください笑。)

忙しい皆さんになり代わって、
私が読んだ本の内容を圧縮して紹介できればと思います。
ここで紹介した本や著者、テーマなどについて、
Q&Aコーナーにて質問くださったりしたら、
とても嬉しいです。


●自分の小さな「箱」から脱出する方法

読了した日:2017年4月17日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:アービンジャー・インスティチュート
出版年:2006年
出版社:大和書房

リンク: http://amzn.asia/4zmUkS3


▼140文字ブリーフィング:

挿話形式の「自己啓発書」です。
わりとよく出来ています。
翻訳が上手なのと、テーマが絞られているのが、
この本の成功の要因かと思われます。
テーマは「相手を攻撃し自分を正当化する、
相手と自分を隔てる心理的な『箱』から、
どうやって出ることが出来るのか」ということです。
主人公が管理職として採用されたザグラム社では、
この「箱の研修」を、全員が受講している、、、
さて、その秘密とはどこにあるのだろう、という筋書き。

参考になったのは「ハードなアプローチかソフトなアプローチか」
が問題なのではなくそのさらに深層にある、
「相手に対して箱の中にいるか外にいるか」
つまり「相手を一個の人格として認めているか」が重要、
ということです。

相手を人格として認めていれば、失敗した部下に
「失敗はよくあるよ。次がんばろう」と言っても、
「君の仕事に私は失望した。次からこのようなことのないと信じてるぞ。」
と言っても、どちらも相手にやる気を起こさせる。

逆に相手を人格として認めず自己正当化を行い、
問題は相手にあるのだという心理を持った上で、
コミュニケーションスキルを磨いたところで、
相手は「自分を操作しよう」という意図をちゃんと感じるので、
それらは意味がないのだ、と。

中間管理職の立場にある人などは、
本書から多くの示唆を受けるのではないでしょうか。
(554文字)





●人間 現代の闘争の中におけるキリスト教人間像

読了した日:2017年4月17日
読んだ方法: 図書館で借りる

著者: ユルゲン・モルトマン
出版年:1973年
出版社: 新教出版社

リンク: http://amzn.asia/cEgN4lj

▼140文字ブリーフィング:

ユルゲン・モルトマンは、現代に生きている神学者のなかで、
「最大の大物」と言っても過言ではない。
「2000年間のキリスト教の歴史で重要な神学者を30人挙げよ」
と言われたら、トマス・アクィナス、マルチン・ルター、
カール・バルトなどと共に、彼はその30人の中に入ります。
「希望の倫理」という4,000円する彼の神学書を先月購入しました。
これを読むために「複読書」としてこれを図書館で先に借りました。
彼の思考の「鋳型」を理解するために。
モルトマンはマルクス、フォイエルバッハなど、
現代の哲学者や心理学者や経済学者の「無神論的人間観」から出発し、
その功績を認めた上で「批判」を行い、最後に、
「十字架による希望」を語る、というロジックを多用します。
バルトの「弁証法的な神学」の系譜に正統につらなる人、という感じがします。
「希望の神学」を読むのが楽しみです。
(372文字)





●だいじょうぶだよ

読了した日:2017年4月17日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:晴佐久昌英
出版年:2001年
出版社:女子パウロ会

リンク: http://amzn.asia/jjf4xr4

▼140文字ブリーフィング:

晴佐久神父は、神父であると同時に「詩人」なんだなぁ、
ということがよく分かります。
星野富弘さんだとか、水野源三さんなどを思い出しました。
合理主義の時代だからこそ、論理を超えた「詩」には力があります。
この本には代表作「病気になったら」はじめ、
10以上の詩が収録されています。

「掟破り」ではありますが、
「病気になったら」を全文引用、収録したいと思います。
名作だと思います。

〈「病気になったら」
病気になったら どんどん泣こう
痛くて眠れないといって泣き
手術がこわいといって涙ぐみ
死にたくないよといって めそめそしよう
恥も外聞もいらない
いつものやせ我慢や見えっぱりを捨て
かっこわるく涙をこぼそう
またとないチャンスをもらったのだ
自分の弱さをそのまま受け入れるチャンスを

病気になったら おもいきり甘えよう
あれが食べたいといい
こうしてほしいと頼み
もうすこしそばにいてとお願いしよう
遠慮も気づかいもいらない
正直に わがままに自分をさらけだし
赤ん坊のようにみんなに甘えよう
またとないチャンスをもらったのだ
思いやりと まごころに触れるチャンスを

病気になったら 心ゆくまで感動しよう
食べられることがどれほどありがたいことか
歩けることがどんなにすばらしいことか
新しい朝を迎えるのがいかに尊いことか
忘れていた感謝のこころを取りもどし
この瞬間自分が存在している神秘
見過ごしていた当たり前のことに感動しよう
またとないチャンスをもらったのだ
いのちの不思議を味わうチャンスを

病気になったら すてきな友達をつくろう
同じ病を背負った仲間
日夜看病してくれる人
すぐに駆けつけてくれる友人たち
義理のことばも 儀礼の品もいらない
黙って手を握るだけですべてを分かち合える
あたたかい友達をつくろう
またとないチャンスをもらったのだ
試練がみんなを結ぶチャンスを

病気になったら 必ず治ると信じよう
原因がわからず長引いたとしても
治療法がなく悪化したとしても
現代医学では治らないといわれたとしても
あきらめずに道をさがし続けよう
奇跡的に回復した人はいくらでもいる
できるかぎりのことをして 信じて待とう
またとないチャンスをもらったのだ
信じるよろこびを生きるチャンスを

病気になったら 安心して祈ろう
天にむかって思いのすべてをぶちまけ
どうか助けてくださいと必死にすがり
深夜 ことばを失ってひざまずこう
このわたしを愛して生み 慈しんで育て
我が子として抱き上げるほほえみに
すべてをゆだねて手を合わせよう
またとないチャンスをもらったのだ
まことの親に出会えるチャンスを

そしていつか 病気が治っても治らなくても
みんなみんな 流した涙の分だけ優しくなり
甘えとわがままを受け入れて受け入れて自由になり
感動と感謝によって大きくなり
友達に囲まれて豊かになり
信じ続けて強くなり
自分は神の子だと知るだろう
病気になったら またとないチャンス到来
病のときは恵みのとき〉
(1,169文字)


▼参考リンク:「恵みのとき 病気になったら」晴佐久昌英
http://amzn.asia/7Oq0qph





●そして生活はつづく

読了した日:2017年4月17日
読んだ方法:Kindleで電子書籍購入

著者:星野源
出版年:2013年
出版社:文春文庫

リンク:http://amzn.asia/7PopiV4

▼140文字ブリーフィング:

友人に勧められ、Kindleで電子書籍を購入して読みました。
下痢、近眼、コインランドリーでブラジャー間違えて持ってくる、
など、身近な出来事を自虐を交えて、軽い文体でユーモアに昇華する、
というのは相当に頭の良い人にしかできません。
先日紹介した著者、細谷功さんも言っていますが、
「自虐ネタ」をちゃんと笑いとして成立させられるというのは、
「メタ思考」のできる人のひとつの明確なサインです。
彼の活動はマルチなので、ラジオも、演技も、歌も、ファンは多いでしょうが、
最も「濃密でコアなファン」は彼の読者にいるのでは、と思いました。
(259文字)





●ノット・ワーキング 結び合う人間活動の創造へ

読了した日:2017年4月17日
読んだ方法: 図書館で借りる

著者: ユーリア・エンゲストローム
出版年:2008年
出版社: 新陽社

リンク: http://amzn.asia/5DaWFcR

▼140文字ブリーフィング:

ユーリア・エンゲストロームという、
フィンランドのヘルシンキ大学の教授は、
「ノット・ワーキング」という活動理論を提唱した有名な学者です。
ITが普及してから「ネットワーキング」が盛んに言われましたが、
それをさらに前進させ深化させる、
「ノット(結び目)」ワーキング、という概念を、
エンゲストロームさんは提案しているわけです。

本書はエンゲストローム自身によるテキストは一部だけで、
その他の部分は日本の複数の研究者らが、教育現場や、
災害支援、限界団地の再生、医療現場などで、
この活動理論を実践した、という研究報告になっています。

「まえがき」のエンゲストローム自身による、
「ノットワーキング」の概念の説明がわかりやすいので引用します。

→P1
〈ノット(結び目)という考え方が指し示そうとするのは、
行為者や活動システムは弱くしか結びついていないのに、
それらの間の協働のパフォーマンスが急遽、脈打ち始め、分散・共有され、
部分的に即興の響き合いが起こってくる、ということである。
協働でなされる仕事の中で、ノットは結ばれたりほどけたりするが、
特定の個人や固定された組織がコントロールの中心になるわけではなく、
ノットをそのような存在に還元することは出来ない。
主導権のありかは、一連のノットワーキングにおいて、
刻々に変化していく。〉
(553文字)





●ただしい疲労回復術

読了した日:2017年4月18日
読んだ方法:Amazonプライム特典の月一冊Kindle無料本

著者: 木村健治
出版年:2016年
出版社: ラポム舎

リンク: http://amzn.asia/bRMurYS

▼140文字ブリーフィング:

Amazonプライム会員になると、月に一冊Kindle本を無料で読めます。
当初はこれにも期待していたのですが、思いの外良い本がないので、
限定された品揃えの中毎月「選ぶのに苦慮」しています。
この本は、病院の待合室にある冊子のような、
通り一遍のことが書いてあって「面白い」という訳ではないのですが、
現在の医学的知見に基づき、極めて常識的な内容が書いてあって、
参考になりました。
少なくとも「長生きしたけりゃ今日から納豆を食べるな!」
みたいな、
「タイトルだけで売ろうとしているのが丸わかりの、
中身スッカスカの極論健康本」よりは有益です。
ちなみに同タイトルの横には別の著者による、
「納豆を食べれば万病が治癒する」
みたいな本があったりします笑。
どっちだよ、と笑。
私は獣医ですので医学的知識に基づき「マジレス」しますと、
どちらも絶望的に間違っています笑。
「穏当な内容の本」が正解なのですが、
「穏当な内容の本」は売れないのです。
医学的知見と、市場原理は食い合わせが悪いわけですね。
まったくの余談ですが、
Kindleを開くたびにこの本の表紙が目に入るのですが、
毎回「おびただしい疲労回復法」と見間違えて、
「何だこのタイトル!!」とびっくりします。
逆に「おびただしい疲労回復」なら売れるのかな?
何なんでしょうね笑。
(547文字)





●成長の限界 人類の選択

読了した日:2017年4月19日 途中とばし読み
読んだ方法:図書館で借りる

著者: ドネラ・H・メドウズ+デニス・L・メドウズ+ヨルゲン・ランダース
出版年:2005年
出版社:ダイヤモンド社

リンク: http://amzn.asia/gXWu1gH

▼140文字ブリーフィング:

友人とのEvernoteチャットで、
「ローマクラブ」の「成長の限界」の存在を知りました。
「ローマクラブ」というのは識者連合によるシンクタンクの名前です。
人類の経済成長がこのまま進むと、環境というボトルネックによって、
必ず成長が止る(止らざるを得ない)限界点を迎える、
という「予言」をしました。
膨大な科学的、数量的なデータに基づいたシミュレーションを元に、
彼らが「成長の限界」という本で世界に警鐘を鳴らしたのは1972年で、
この本は全世界に多大な影響を与えました。
この本はその「続編」にあたります。
「、、、でも、冷静になれよ。
この何十年も、オゾンホールだとかCO2だとか、
みんな騒いでいるわりには何も破局的なことは起こってないじゃん。
ああいうのはでっち上げで、成長をこれからも続けていけばいいんだ」
という論を唱える人が時々いますがそれは間違いです。
その人は「等比級数的増加(乗数曲線)」の原則を理解していない。
環境負荷というのは人口増加にせよ経済活動の肥大にせよ、
有害排出物の排出にせよ漁獲量の増大にせよ、
一次関数の「線形モデル」ではなく、
等比級数的に増加します。

等比級数モデルの恐ろしさを説明するために、
この本では「池の中の睡蓮」を例に挙げます。

池の表面に睡蓮(スイレン)がある。
第一日目には肉眼では確認できないほどの小ささだ。
第二日目にそれは倍に増える。
第三日目にはさらにその倍、、、
という風に増えたとします。
29日目に池の半分をおおった睡蓮が、
池の全面をおおうのに、あとどれぐらいの時間が必要か?
おわかりですね?
そう、あと24時間です。
この比喩には続きがありまして、
では、第25日目の睡蓮はちなみに、
池の何%を覆っていたでしょうか?
、、、
答えは、なんと3%です。
21日目には、0.2%です。

私たちが「オゾンとかCO2とか、
マグロが減ったとか、
たいした問題じゃないじゃん」
と言っているのは、
じつは25日目の「3%」を見て言っているかもしれないし、
21日目の「0.2%」を見て言ってるかも知れない。

いずれにせよ確かなのは、
池の半分をおおったのを私たちが目撃したときには、
もはやすでに時遅し、という事であり、
破局を免れることはできません。

大切なのは「1%」に達する前に、
何らかの対策を講じることです。
ローマクラブはかの「京都議定書」にも影響を与えましたが、
このようなシンクタンクは100年後の地球を左右する、
重要な役割を担っています。

まぁ、今の米国の大統領は不動産屋さんですから、
四則演算しか理解出来ず、「等比級数」は無視するでしょう。
睡蓮が池の半分をおおっても、
「あと半分も大丈夫じゃないか、ディールだ」とか言って、
資源を使い尽くすタイプに見えますから、
世界の先行きはあまり明るくはなさそうです。
(1,148文字)





●パチンコに日本人は20年で540兆円使った

読了した日:2017年4月19日
読んだ方法: 図書館で借りる

著者: 若宮健
出版年:2012年
出版社: 幻冬舎

リンク: http://amzn.asia/bZUJyVn

▼140文字ブリーフィング:

著者はパチンコ依存症により経済破綻し、
自殺してしまった友人がいて、
そこからパチンコの「闇」について調べはじめた人です。

よく知られているように、
パチンコの「三店方式」と呼ばれている換金方式は、
明確な賭博行為であり、パチンコ以外の業界でこれをやると、
確実に逮捕されます。

ではなぜ、パチンコだけが例外的に「お目こぼし」をされているのか。
それは、パチンコの関連団体(例えば新台の許可を出す財団法人など)が、
警察組織の大口の天下りに先になっているからです。
これらの団体の主要ポストの9割ぐらいは、
警察OBで占められており、
警察は「三店方式は賭博行為」という判断をすると、
自らの食い扶持を失うことになるので、
ダブルスタンダードを放置しています。

マスコミもまたパチンコ関連団体からの広告収入がありますので、
「パチンコ批判はタブー」です。

私が驚いたのはパチンコの売上高です。引用します。

→P29 
〈アジアを代表するカジノ大国であるマカオは、
2007年にラスベガスを抜いて世界一の売り上げを達成した。
筆者は2011年5月に久しぶりに当地を訪れたが、
まさにカジノ・バブルの様相を呈していた。
 しかし、そのマカオでさえ、
売上高は日本のパチンコ市場に遙かに及ばない。
マカオの2010年の売り上げは1兆8834億円、
日本のパチンコ19兆3800億円の10分の1にすぎない。〉

あとがきにもありますが、
パチンコは年間20兆円を売り上げ、
これは本の売り上げの2兆円の10倍です。
「こんな国に未来はあるのか」
と著者が絶望するのも無理はありません。

酒税やたばこ税のように、売り上げの1割で良いので、
「パチンコ税」として徴収すればそれだけで、
年間2兆円の税収になり、これは消費税1%の税収分と同じです。

ただ、「パチンコ税」を取るとなると、
それが賭博行為であるかどうかの白黒はっきりつけなくては、
前に進めないため、警察組織とパチンコ業界から献金をもらっている、
政治家が反対するため法案は否決されるでしょう。

私はカジノを日本に作ることは意味があると思いますし、
賭博行為をすべてこの世から一掃すべきだという論には与しませんが、
法律が白昼堂々破られているのが、恣意的にお目こぼしされている、
という状態が最も「気持ちが悪い」です。
三店方式は全部オッケーにするか、
全部ダメにするか、法の運用を公正にして欲しい。
それだけです。
(仮にオッケーにすると
バカラなどの賭博で逮捕され
オリンピックに行けなくなった人たちは、
いったいなんだったんだ、と思うでしょうが。)
「法治国家」としての基本が抑えられていないというのは、
いろんな形で国家の根を腐らせていきますから。
(1,092文字)





●1st Annual National Convention for the Values Restoration Officers 記念誌

読了した日:2017年4月20日
読んだ方法: 友人にいただく

著者: Council for the Restoration of Filipino Values
出版年:2015年
出版社:Council for the Restoration of Filipino Values

リンク:http://www.crfv-cpu.org/vrp.html

▼140文字ブリーフィング:

これは「書籍」というよりも、
なんというか、「学会の冊子」みたいな記念誌です。

英語で書かれたこの冊子を私が今週なぜ読んだかと言いますと、
来月、私が仕事で5月8日〜16日にフィリピンの、
バギオというところに行くことになっていることと関連があります。

今回私がフィリピンを訪問する目的は、
この冊子の「会議」を主催している、CRFVという団体と、
FVIのパートナーシップ構築の可能性を探ることです。
彼らはキリスト教系のNGOとして、
「公務員の倫理向上」という働きを担っており、
私たちの「国をキリストの弟子とする」というビジョンに、
共鳴してくれています。

読んで驚いたのですが、この大会に寄せて、
当時のフィリピンの大統領と、
当時のバギオ市長がメッセージを寄せています。

来月、どんな出会いがあるのか、楽しみになりました。
以下にバギオ市長と大統領のメッセージ(私訳)を掲載します。


▼大統領のメッセージ:

〈『第一回・公務員 倫理向上のための全国大会』開催にあたり、
CRFVの皆様にご挨拶申し上げます。

我が国はかつて経験したことのないほどの
活況と発展を目の当たりにしていますが、
それが始まったのは私たちがまっすぐな義の道を
断固として歩むと決意したときでした。

政治家による不正利得や
少数の既得権益者による近視眼的な蓄財という
くびきからとき放たれたとき、
フィリピンという国にはどれほどの潜在的な力があるのか、
ということを私たちは知ったのです。

CRFVの皆様におかれましては、過去20年間、
フィリピンの道徳的価値観の改革運動家として活躍され、
5年前からは社会の中にそれらの価値観が浸透していくために
具体的な働きを続けてこられました。

政府の中に誠実、責任感、高潔な職業意識という価値観が
充満していくことに対する皆様の確信とその献身的活動によって、
官僚組織は変革され、国民は恩恵を受けてきたのです。
ここに感謝を申し上げます。

私の願いは、私たちが去った後も、
私たちのチームが支持するこのリーダーシップ理念が広がり、
高貴な道徳理念と良心への市民的なうねりが
国内に生み出されていくことです。

Daang Matuwid党の歩みが続く限り、
私たちは社会の包括的発展への熱意と確信を持ち続ける所存です。

実り多き大会となりますよう祈願しています。

2015年12月8日
ベニグノ・アキノ三世 
フィリピン共和国大統領


▼バギオ市長のメッセージ:

〈バギオ氏のMagsaysay通りにあるシュプリームホテルで開催されます、
第一回・公務員倫理向上のための全国大会を開催されるCRFVの皆様に、
私の家族とバギオ市職員を代表してご挨拶とお祝いを申し上げます。

 よく知られているように、皆様の団体の本市における活動は、
公務員が高貴な価値観の体現者として市民の模範となることに寄与し、
国家における行政サービスの質的向上にも影響を与えてきました。
私たちはこの活動を推薦しています。

皆様のスローガン「変革の体現者、模範であれ
(Be the manifestation. Be the demonstration. Be the transformation )」は、
たいへん時機に叶い適切です。なぜなら、
すべからく政府および自治体の職員は、
国民および市民への奉仕というその仕事において、
良き価値観の体現者となり、
行政の質的向上を目指すべきであるからです。

志を同じくする職員たちと共に、
行政組織における価値改革のために歩むべき
正しい道のりを前進して参りましょう。

重ねて、皆様に温かいご挨拶と
お祝いのことばをもってご挨拶に代えさせていただきます。

Mabuhey tayong lahat!
(タガログ語で、どうもありがとうございます、の意)

市長 マウリシオ・ドモガン>
(1,529文字)



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