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伊那からの手紙

2017.12.21 Thursday

+++vol.019 2017年6月27日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 紀行文「○○からの手紙」

仕事柄、私はけっこうさまざまな土地を
訪れることが多いです。

紀行文「○○からの手紙」は、
私が自宅を離れて、全国津々浦々、
あるいは海外の各地を訪問したときに、
そこで体験し、考え、触れ、見たことを、
報告するという、そのままの内容。

離れたところから絵はがきを送るように、
海外や国内各地から皆様に、
お手紙を送らせていただきます。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼素晴らしき伊那▼▼▼

今日の紀行文は、「伊那からの手紙」です。
私がはじめて伊那を訪れたのは、
たしか2009年のことです。

今も一緒に働きをしている、
神田師とともに、当時は別の援助団体のスタッフとして、
この地を訪れました。

そのときに空いた半日ぐらいを使い、
牧師の水野先生が車で、「伊那市観光」に、
私たちを連れ出してくださいました。

そのときに直観しました。
「ぼくはこの土地が好きだ。」と。

「日本にはまだまだ私の知らない、
こんな魅力的な土地があったんだ。」と、
私は新鮮な感動を覚えたのです。

北海道、九州、四国、沖縄といった、
「本州以外の島々」の土地をのぞけば、
「私が日本で一番住みたいと思う場所」は、
もしかしたらここかもしれない。

それほどに私は伊那に魅了されています。

信州(長野県)というのは、
そもそも山岳地方で、空気がきれいで、
山に囲まれていて、水が美味しくて、
夏が涼しくて、おしなべて良い場所であるのは、
皆さんもご存じのとおりかと思います。

しかし、伊那というところはその中でも、
他にはない良さを沢山兼ね備えているなぁと、
私は思っているのです。

伊那は長野の中でも南側にあり、
静岡県に流れる天竜川が流れており、
ちょっと移動すれば豊橋からつながっている、
「飯田線」があることからもわかるとおり、
「文化圏」でいうと、静岡とか東三河と、
通底するところがある。

だから文末に「ら〜」がつく、
静岡弁や三河弁とも言葉が似ています。
「言葉は思想そのもの」ですから、
人の考え方も長野県の中では、
静岡や三河地方に近い。
(水野先生もそうおっしゃっていました)

静岡や三河地方というのは、
典型的な温暖海洋性の気質で、
「おっとりのんびりした」人柄で知られています。

私も母親のルーツはそこにありますから、
そういった人柄との相性は良い。
*父親のルーツは九州の佐賀県です。

あと、なんといっても、
伊那の素晴らしいところはその景観です。

伊那は南アルプスと中央アルプスという、
二つの山脈に挟まれた「盆地」です。
日本の太平洋側の多くの地形というのは、
特に愛知県や兵庫県なんかがそうなのですが、
山があってすぐに海があります。
山と海の間に挟まれた三角州や沿岸部の狭い平野に、
密集して居住している、というのが日本の、
「太平洋ベルト」の人々の地理的条件です。

そういった地形というのは、
「山が近い」のです。
海と山がいつも見えているのだけど、
「近い山」なので、少し圧迫感がある。

伊那の場合、ある程度広い平野があり、
かなり離れた場所にアルプスがあるので、
「遠くにある定点としての山脈」がいつも見えている。

それが「人々の暮らしを見下ろす」ような構図になっています。
そういう「定点としての山」に私は非常に安心するみたいです。
なぜかは分からないけど。

北海道帯広に住んでいた頃は、
北に十勝岳、西に日高山系が常に見えていて、
それが私の精神の安定に、深いところで寄与していた、
と今は思うのです。

この安心感は「東京スカイツリー」には、
残念ながらありません。

「スカイツリー」とか、
新宿のビル群って、
逆に人の心に不安を与える作用があるように、
私には思われるのですが、
違うのかな?
あれで安心する人もいるのかな?
よく分かりません。

、、、余談でした。

え?

富士山?

それも違います。

富士山は、やっぱり「見下ろす山」
というのとも違うんだよな。
あれは「見上げる山」です。

、、、私の好きな詩編に、
詩篇121篇1〜2節の、
「私は山に向かって目を上げる。
 私の助けは、どこから来るのだろうか。
 私の助けは、天地を造られた主から来る。」
というのがありまして、
まさに「遠くから見下ろす山」は、
「その向こうに創造主がいる」という安心感を、
私に与えてくれるのです。

「あの山よりも、さらに確実なお方が、
 私を助ける私の神なのだ。
 だから安心して大丈夫だ。」と。

▼参考リンク:信州伊那アルプス街道
http://www.inacity.jp/kankojoho/koen/shinshuinaalpskaido.html



▼▼▼伊那グルメ▼▼▼

、、、さて。

伊那の素晴らしいところは他にもいっぱい語れるのですが、
先を急ぎ、「各論」に入って行きたいと思います。

まずはやはり「グルメ」でしょう。

伊那に到着した先週の水曜日、
水野先生は私たち夫婦に、
「食べ過ぎないことが不可能」なほどに、
美味しいごちそうを用意してくださいました。

ちなみに水野先生が淹れる日本茶は、
「日本一美味しい」です。

これはお世辞とか誇張表現ではなく、本当に。

いまだかつてあれ以上に美味しい日本茶を、
私は飲んだことがない。

飲んだ後「二度見」してしまう日本茶は、
水野先生が淹れたお茶だけです。

なんというかお茶の「コク」があり、
「出汁」にもにたような複雑な味がある。
味が重層的なのです。

あれはマジで美味しいです。

▼参考画像:「お茶」
http://www.fukamushi-cha.com/gp_data02/how_to_010.jpg

(この画像、いるか笑?)


、、、水曜日のごちそうの話しに戻りまして、
その中でも信州の郷土料理として、
私が生まれて初めていただいたのが、
「鯉のうま煮」というものです。

鯉って、あまり食べる魚というイメージがないのですが、
信州地方では昔から食べられていたそうです。
信州は山岳地方なので「タンパク源」は貴重です。
だからイナゴを食べたり蜂の子を食べたりする文化もある。

鯉を含め淡水魚も信州では大切な淡白源ですから、
昔から食べられています。
そして昔から食べられているだけあって、
その調理法も洗練されています。

「鯉のうま煮」は、鯉を縦に三枚に下ろすのでなく、
横に輪切りにして、その空洞に、
鯉の肝臓や卵巣などの内臓がぎっしり詰まっている。

▼参考リンク:鯉のうま煮
https://goo.gl/Lex1jq

、、、これは昔から長野地方では、
赤ちゃんが授かったときに妊婦が栄養をつけるために、
食べていたものだそうで、10月に出産予定の私の妻を気遣い、
水野先生が用意してくださいました。
そのお心遣いに痛み入りました。

味は、端的に、「めちゃくちゃ美味しい」です。
白身の魚なのだけど、いわゆる淡泊な白身とは違い、
しっかりとした「コク」があります。
筋繊維が密なためか歯触りもなめらかかつ「こっくり」していて、
味が濃厚な内臓も込みで、魚というよりも、
「美味しいカニ」を食べているような味わいがありました。

夢中で平らげました。


次なる「伊那グルメ」は、
「駒ヶ根名物ソースカツ丼」です。

元祖のお店がこちら。

▼ソースカツ丼「明治亭」
https://tabelog.com/nagano/A2006/A200602/20009328/

もう一店、有名なところがあり、
それがこちら。

▼ソースカツ丼「ガロ」
https://tabelog.com/nagano/A2006/A200602/20000041/

水野先生に「明治亭」に連れて行っていただき、
そして、別の日に私たち夫婦は「ガロ」に行きました。
どちらも美味でした。

「明治亭」の主軸メニューのカツはロース、
「ガロ」はヒレ肉です。
どちらもパン粉の大きさやカツの切り方、
盛り付け方に個性があり、
それぞれに考えられたオリジナルソースがかかっており、
甲乙付けがたい。

「ガロ」はとにかく量が多く、
「SNS映えする盛り付け方」も相まって、
こちらのほうが行列店らしいのですが、
私も妻ももう一度行くなら元祖の「明治亭」だ、
ということで意見の一致をみました。


、、、あと、長野には、
「すずらん牛乳」という牛乳のブランドがあるらしく、
そこがソフトクリームも展開しています。

これも2度味わいましたが、
めちゃ美味しいです。

牛乳の味がしっかりして、
北海道の牧場とかで売ってるやつに、
匹敵する美味しさです。

▼すずらん牛乳ソフトクリーム
http://www.suzuran-h.co.jp/


、、、おまけ。

今回はまだ味わってないですが、
伊那のグルメは他にもあります。

有名な「いなごの佃煮」。

▼いなごの佃煮
https://goo.gl/MW6rq9

あと、「ざざ虫」という、
岩の裏にくっついている虫や、
蜂の幼虫「蜂の子」なども、高級食材です。
私は虫を食べることはあまり抵抗ありませんので、
いなごなんかは特に、めちゃ美味しいと思います。

スーパーで普通にパック売りしていますので、
買って帰るつもりです。


、、、ソースカツ丼に隠れて、
あまりスポットライトがあたらないのが、
「ローメン」という食べ物です。

焼きそばとラーメンとジンギスカンを、
足して3で割ったような食べ物です。
2009年に来たときにいただいた記憶がありますが、
あまり記憶に焼き付いてはいない(笑)。

美味しかったのは間違いないのですが、、、笑。

▼参考リンク:「ローメン」
https://icotto.jp/presses/346



▼▼▼蛍の群生▼▼▼

先週の金曜日の夜、
水野先生が夜のドライブに誘ってくださいました。
その目的地は、伊那市の隣にある辰野町というところです。

何のため?

じつはここは、「蛍の群生」で有名な町なのです。

▼参考リンク:辰野町「ほたる祭り」
https://goo.gl/FB8JW

町を挙げて「ほたる祭り」というのをやっていて、
伊那市から20分ぐらい車を走らせ、
辰野町の山が見えてくると、
山に「巨大な蛍」が。

京都の「五山の送り火」というのがあって、
山に「大」の字が描かれる映像を、
皆さんも見たことがあるかと思うのですが、
あの「大」が、「蛍の絵」なわけです。
精度には限界がありますから、
下手をするとゴキブ、、、
、、、なんでもないです。

、、、で、それを見ながら、
ワクワクは高まるわけです。

伊那で41年伝道牧会をしてこられた、
水野先生ですら一度も行ったことがなかったそうで、
周囲の人から「あれは一見の価値がありますよ」と、
行くように勧められていたのですが、
なかなかきっかけがなくて行けなかったそうです。

、、、で、私たちという、
「きっかけ」が現れた。

それで実現したのが金曜日の夜のドライブです。
山に現れた「巨大ゴキ、、、蛍」を見ながら、
ワクワクしながら、「蛍まつり」が行われるという、
「群生スポット」に入りました。

平日なのに、駐車場には100台前後の車が止っています。
500円の入場料(蛍の保全のために使われる)を支払い、
私たちは胸を高鳴らせました。

中に入って20メートルぐらい歩いたところで、
いるわいるわ。

蛍が。

どちらを向いても5〜10匹の蛍が光っています。
全長300メートルぐらいあるコース内は、
すべての灯りを消していますから、
とってもきれいに蛍が見えます。

「うわぁ〜、こんな数の蛍、
 今まで見たことないわ〜!」

「本当にきれいだねぇ〜!」
などと感動しながら、
私たちはそこで15分ほど蛍に見とれていました。

「いやー、来て良かったねぇ。
 本当に一見の価値がありましたね!!」
とかはしゃぎながら。

しかし、他のお客さんは誰も、
私たちが感動しているポイントでは立ち止まらず、
「人の群れ」は、さくさくと先を急いで行きます。

「みんなそんなに急がなくても良いのに。」
「ゆっくり見ていけば良いのに。」

と思いつつ、先行く人々に着いていきました。
狭い道を通り抜け、視界が一気に開けるところがあるのですが、
そこに出た瞬間、息が止りました。

信じられないほどの、
おびただしい数の蛍が、
視界一面に拡がっていたのです。

▼参考画像:蛍の群生
https://goo.gl/14zS8q

一応辰野町の蛍祭りで撮影された画像をリンクしましたが、
写真では表現不能です。

映像化不可能。

視界一面、蛍です。
プラネタリウムや田舎の夜空の星のように、
何千、何万という蛍が、視界一面に拡がっている。
足下に沢が流れていてそこに蛍が群生しているのですが、
辰野町はその3メートルぐらい上に「ウッドデッキ」を、
設けているので、足下に「光の川」があるように見える。

本当に。

神戸や香港や函館の夜景を見て、
私たちは魅了されます。

「蛍の夜景」はさらに魅了されました。

その「光の川」は、夜空の星のようでもあり、
香港の夜景のようでもある。
しかし、夜景とも夜空とも違う。

蛍は生物ですから、
何万匹という蛍の点滅は、
「有機的」なのです。

あれは求愛行動ですから、
昆虫の群れは互いに意思疎通しあっていて、
光の川に「波動」があるのです。

東京ドームの観客の「ウェーブ」のように、
パルスのように光の波がが、
視界の右から左へ、順番に「さーっと」光っていく。
「光の脈動」です。

あれは本当に、ずーっと見ていられる。
夜景は10分で飽きますが、
蛍は時間制限がなければ、
私はあそこに2時間は平気でいられたと思います。

私たち3人は言葉を失い、
そこに1時間ほど、釘付けになっていました。

今までの人生で見た蛍の数の、
有に100倍、もしかしたら1000倍の蛍を、
私は一度に見たのです。

圧倒されるとはあのことです。
「一生の思い出」が出来ました。

あの美しさはスマホにも収まりませんし、
高価なカメラを使っても上手く表現出来ないはずです。
つまり、「SNS映え」しない。
だからこのぐらいの客足で収まっているのであり、
これがもし「SNS映え」したら、
シーズンには世界中から何十万人という人が、
これを見るためだけに集まるでしょう。
間違いなく。

それほど「桁外れの観光資源」です。
あれは本当に一見の価値がある。
グランドキャニオンにも匹敵すると私は半ば本気で思う。

、、、でも「SNS映え」しないゆえに、
爆発的に拡がっていない。
世界がまだこのすごさに気付いていない今はチャンスです。
あれを見るためだけに海外から来た人も、
満足して帰って行くすごさがあります。
蛍には「シーズン」(6月いっぱい)があり、
なかなか休みのタイミングが合わなかったりするかもしれませんが、
日本に住んでいるのなら、チャンスがあれば死ぬ前に一度見ることを、
敢えて強くお勧めします。

まったく計算外でしたが、
あの蛍を見られただけで、
「この時期に夏休みを取って本当に良かった」
と思いました。



▼▼▼伊那食品工業▼▼▼

伊那食品工業については、
たしか2009年に初めて伊那を訪れたときに、
水野先生に教えていただき、ブログにも書いた記憶があります。

通称「かんてんぱぱ」とも呼ばれる伊那食品工業は、
伊那市では知らない人のいない企業です。

「世界でいちばん大切にしたい会社」という本がありまして、
日本中の「社員を大切にする」「地域社会に貢献する」、
「障害者が生き生き働いている」といった、
ユニークな経営哲学で社員、顧客、地域社会に満足をもたらし、
なおかつ収益を上げ続けている大小の会社が紹介されており、
ベストセラーになりました。

その「第一巻」に掲載されているのがこの、
「伊那食品工業」です。

▼「日本でいちばん大切にしたい会社」坂本光司
http://amzn.asia/1A49QNn

▼「リストラなしの『年輪経営』:
いい会社は『遠きをはかり』ゆっくり成長」塚越寛
http://amzn.asia/1B00ksm

7年前に私はこの二つの本を読み、
感銘を受けました。

社長の塚越さんは伊那出身の苦労人で、
彼は「いい会社」をつくろう、という理念で、
創立以来「48年連続増収増益」という記録を2008年に達成した
「奇跡の会社運営」は数多くのメディアにも取り上げられています。

塚越さんの「いい会社」の定義は、
「儲かる会社」のことではありません。
・顧客にとっていい会社。
・社員にとっていい会社。
・地域社会にとっていい会社。
・自然環境にとっていい会社。
といった重層的な意味がある。

だから伊那食品工業は社員を大切にしますし、
顧客を大切にしますし、地域社会を大切にします。

その経営哲学が如実に表れているのが、
伊那食品工業の社屋でして、
ここは観光客や市民に対して開かれており、
誰でも訪れることが出来ます。

中では工場見学も出来ますし、
身体測定も出来る。
カフェやレストランもありますし、
「かんてんぱぱ」の商品を買うことも出来る。
地元の芸術家の美術館と常設写真展もあり、
一日楽しむことが出来る。

中の木々や花、芝生などはすべて、
社員によってよく手入れされていて、
まるで「北海道大学のキャンパス」かのような、
心安まる憩いの場となって市民を癒しています。

私たちも芝生でサンドウィッチを食べながら、
気持ちの良い午後を過ごし、
「本社限定のかんてんぱぱ製品」をお土産に買いました。

あと、敷地内をあるいているときに、
塚越社長とすれ違いました。
いろんな本や雑誌で写真を見たことがあったので、
本人を見て感動しました。

こういう経営者が、
日本のビジネス界でさらに大きな影響力を発揮していくことで、
日本の社会はもっと「いい社会」になっていく可能性がある、
と思うと前向きな気持ちになります。

塚越社長は生きながらにして「偉人」の領域に、
片足をつっこんでいる、と思いました。



▼▼▼ローカルテレビ局に取材されました▼▼▼

、、、というわけで、
伊那の魅力を全力でお伝えしてきました。

新宿バスタから3時間半、
片道3,500円で行ける伊那は、
素晴らしい魅力に満ちた場所です。

あと、これはオマケですが、
水野先生が宝剣山という、
駒ヶ根山の「日本一高所にあるロープウェイ*」に、
乗っていく場所に連れて行ってくださいまして、
そこで「ある出来事」が。
*標高2,600メートル。

地元のテレビ局、信州放送の報道番組の撮影をしていて、
そのクルーにインタビューされました。

7月1日(土)に放送される番組で、
「これから来る信州の山の季節の魅力」を伝える、
という主旨だそうです。

その番組がこちら。

▼参考リンク:信州放送:土曜はこれダネ!
https://www.nbs-tv.co.jp/koredane/

なんとその日の夕方のニュースで私たちのインタビューは、
さっそく使われていたらしく、水野先生の親戚のお子さんから、
電話があったそうです。
「おばちゃん夕方のニュースで映ってたね」と。

私と妻はローカル局の女子アナウンサーにマイクを向けられ、
「どこから来ましたか?」
「伊那の魅力は?」
「この景色を見て感想は?」
などの質問をぶつけられましたが、
カメラを向けられると、
人っておどろくほど普通のことしか言えませんね(笑)。

そもそも「面白いこと言う」みたいなのは、
求められていない文脈なので「それが正解」なのですが、
自分でも不思議なほどにありふれた言葉が出てきます。

あと、そこで長尺でしゃべられても困るだろうな、
と思うので、10秒以内にコンパクトに。

テレビに普段出ている人は、
「テレビ用の発言のサイズ」とか考えながら、
こういう気持ちでカメラを向けられているんだ、
という勉強になりました。

なるほどね、と。
難しい世界だなぁ、と。

撮影に協力してくれた「お礼」にと、
プロのカメラマンが私たちのデジカメで、
記念写真を撮ってくれました。

仕上がりを見て「さすがプロ」と思いました。
素人には取れない構図の巧さです。
自撮り棒とはまったく違う。

その写真がこちらです。

▼参考リンク:宝剣山にてプロが取った写真
https://goo.gl/g47Qan

、、、という、
伊那での休暇の前半のご報告でした。
今週末は安曇野に移りそこで奉仕して、
来週のはじめに東京に戻ります。

後半はあまり出かけずひたすら読書する予定ですので、
来週は「紀行文」は多分書きません。

以上、私たちの夏休みの「お裾分け」でした。
私たちは今年は世間より早い時期の夏休みでした。
(あ、でも去年もちょうど今頃だったな。)
皆様も、これからいろんな時期に取られるかとは思いますが、
それぞれ有意義な休暇をお過ごしください。




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