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同世代のタレント

2018.03.08 Thursday

+++vol.030 2017年9月19日配信号+++


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
今週も「省エネモード」になります(すみません)。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼風邪を引きました▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
いきなりで大変恐縮なのですが、のっけからお詫びを。
先週に引き続き、今週も省エネモードでお送りします。

「拡大版Q&Aコーナー」をやると予告していたのですが、
「拡大版」どころか「縮小版」になってしまいました。
楽しみにしてくださっていた読者の皆様の、
期待を裏切る形になってしまいましたことを、
お詫び申し上げます。
(「これぐらいの分量が読みやすい説」もありますが。)

メルマガ執筆は毎週、
ウィークデーにちょっとずつ書いて2割〜3割やっといて、
残りを月曜日にぶわーっと一気に書く、
という習慣になっているのですが、
今週は日曜日の東京は異様に寒く、
「なんか嫌な感じがするなぁ」と思っていたら、
やはり風邪を引いてしまいました。
私は虚弱体質なのです。

日曜日の夜ぐらいからちょっと風邪っぽい感じになり、
月曜日は午前中は寝ていて、
午後も昼寝して身体を休めました。

よって執筆時間が取れず、
「休載にしようかな」とも思ったのですが、
自分会議に諮ったところ、
「書けたところまでで送ろう」ということに致しました。

こういうところから
「完全主義を止めていかなければならない」
と思いまして(笑)。
もともとさほど、
完全主義でもないですが(笑)。
完全主義になれるほどの実力もありませんので。

ただ、「やるからには良いものを」
みたいなこだわりはけっこうあったりしますから、
「まぁこのぐらいで良いか」という割り切りは、
私に欠けている要素です。

「不完全なメルマガを発行する」
というのは欠けている要素を鍛える訓練です。
なので今週はいつにも増して誤字脱字が多いかもですが、
月曜日の夜に書けるところまで書きましたので、
おつきあいいただければ幸いです。


▼▼▼同世代のタレント▼▼▼

、、、で、オープニングトークは、
いつものごとく「質問カード」をやります。

質問:
「あなたと同世代のタレントや有名人を教えて下さい。
 そのなかで誰がいちばん感情移入出来ますか?」

自分と同じ年生まれの有名人って、
みなさんは把握しているんでしょうか?
私はなぜか把握しています。

なんだろう?

なぜ知っているのかは思い出せません。
大学時代とかに友人と、
「この人って同い年なんだよな、
 なんかすげーよな」
みたいな会話をしたからでしょうか。

あるいは、
ラジオやテレビとかで、
「●●年生まれの○○さんは、、、」
みたいなのを聞いたり見たりして、
「あ、俺と同じじゃん」
って思ったりした記憶の蓄積でしょうか。

とにかくまずは、私と同じ1977年の有名人、
私が知っている人を挙げていきます。

・安室奈美恵
・香取慎吾
・南海キャンディーズ山里亮太
・中田英寿

香取慎吾と中田英寿は早生まれで、
「学年ではひとつ上」のパターンですが、
この四人は1977年生まれです。

安室奈美恵と中田英寿という、
「カリスマ」が二人もいます。
こう見てみると、「この世代」というのはスポーツ選手や芸能人が、
「ミステリアスなオーラをまとったカリスマ」
として存在しえた最後の世代ぐらいに、
位置しているのかもしれません。

これより若い世代になると、
本格的にインターネットや「炎上」といった現象が際立つ、
2000年代以降のデビューなので、
有名人の「脱神話化」は進み、
「近寄りがたいカリスマ」は登場しにくくなります。
登場したとしてもそれを維持できない。
「失言」や「劣化」や「オワコン」といったディスが、
ネットを通して一瞬で拡散する時代ですから。

香取慎吾は「カリスマ」というタイプではないですが、
彼の「スマップの末っ子」というポジションは象徴的です。
スマップの年齢構成って、完全に「団塊ジュニア」なんです。
「団塊ジュニア」とは、
「団塊の世代」という戦後日本で最も人数の多い、、
現在60代後半から70代前半の世代の子どものことを指します。

生まれ年でいうと1971年〜74年生まれで、
スマップは香取くんを除く4人は全員この世代です。

アイドルだとスマップ、
お笑いだとボキャ天世代の、
くりぃむしちゅー、ネプチューン、爆笑問題、
雨上がり決死隊、さまぁ〜ずなどが、
「ざっくりと団塊ジュニア」だし、
ミュージシャンだとミスチルの桜井和寿も、
「だいたい団塊ジュニア」です。
彼の書いた歌詞に、
「♪団塊の世代が産んだ愛の結晶は、
 今日もwalking in the street」
という、自らの世代を揶揄したものもあります。

こうやって見てくると
「団塊ジュニア」という世代のパワーがうかがえます。
各分野でこの20年ほど時代を牽引してきた世代であり、
これからもしていくであろう世代なのです。

これにはやはり「数」が関係していると私は思います。
彼らの親世代である団塊の世代にも、
まったく同じことがいえるのですが、
彼らの世代はとにかく「数」が多い。
たとえば小学校中学校のクラス数が10クラスも15クラスもあったり、
一クラスの人数が40人とか50人だったり、
「同じ年齢の人の数」というのはそういうところに現れる。

そうすると当然競争も激しくなります。
たとえば同じ早稲田大学に入学するのでも、
団塊ジュニアの世代が一斉に受験する年と、
少子化に悩む最近の世代の受験では、
倍率はまったく異なるわけです。
そんなわけで「日本で受験が一番難しかった時期」に受験したのが、
団塊ジュニア世代だとも言われています。

1970年生まれで一浪して早稲田大学に入学した上田晋也は、
おそらく今なら同じ学力があれば京大か東大に入れたでしょう。
上田晋也が京大に入っていたら、
有田を誘ってお笑いやらないかもしれないですから、
もしかしたら「くりぃむしちゅー」は存在しないかもしれないのです。

今のは余談としても、
「受験」というのは象徴であり、
べつに受験と関わらない人でも、
ありとあらゆる世界で、同い年が多いというのは、
競争が激化するということを意味します。

音楽でも役者でも会社員でも官僚でも美容師でも、
その世代はあらゆる分野で競争が激しい。
だからそのなかで「突出」する人のスケールは、
やはり大きくなるわけです。

それがスマップでありミスチルであり、
現代のテレビを支えているお笑い第三世代なのです。

、、、で、
私と同じ1977年産まれの香取慎吾は「スマップの末っ子」で、
多のメンバーより3〜5歳ぐらい年下です。
これが私と同世代のすべてを現している、
と言って良い。

「すごいお兄さんお姉さん世代を目前に見ながら、
 世代交代したまったく新しいジェネレーションでもない。」
非常に中途半端な世代です。

ジャニーズに引きつけるならば、
「スマップでもないが嵐でもない」
という世代です。



▼▼▼カリスマ、中田英寿▼▼▼

こんな私たちの世代のムードというのはだから、
どこか「斜に構えた」というか「ニヒリスティックな」というか、
競争や世間的な名声や成功や、そういったものから、
「デタッチした」雰囲気を持つ人が多い気がします。
しかし、いわゆる「さとり世代」みたいな達観までは行かない。

ここでもやはり中途半端で、
そうすると、
「今まであったルールを脱構築するような、
 メタ視点を備えた人間」が、比較的多いようにも感じます。
団塊ジュニアが「100メートル走の早さ」で競っていたとしたら、
私たちの世代は「100メートル」って早く言えた人が勝ちにしようぜ、
みたいな感じで、「ゲームのルールを改変してしまう」ような。
(まっっっつたくの印象論に過ぎませんので、
 何ら実証的な根拠は皆無であることを付言します。)

そんな「ルールを変えた」人の代表はなんといっても、
私たちの世代のヒーローでありカリスマ、中田英寿でしょう。

実は日本のプロスポーツ選手は、
「中田以前」と「中田以降」に分かれるというぐらい、
彼がもたらしたインパクトは大きいと私は見ています。

まず「昭和スポ根物語」みたいな、
「努力と根性で押し切る」的な論理をあっさりと否定し、
高校時代からコーチにかけあって、
「意味のある練習以外は無駄だからしません。」
という合理的でクールな視点を持ち込んだ。

そしてJリーグで活躍しているときから、
将来海外に行くために英語とイタリア語を勉強し、
イタリアで活躍しながら、
将来サッカー選手を引退した時のために、
経営学の知識を身に付けた。

マスコミが騒いで自分につける、
「パブリックイメージ」が気に入らないから、
自分でホームページを立ち上げて、
ファンと直接コミュニケーションを取りはじめた。

現役時代に自分のCM出演やメディアでのタレント活動をするため、
「サニーサイドエッグ」という事務所を立ち上げ、
この事務所は後に「タレント活動をするスポーツ選手」の、
プラットフォームとして機能するようになっていった。

彼はNYにビルを所有していて、
現役を引退した今も、
その家賃収入で充分生活していけるらしい。

、、、そして2006年に「電撃引退」をし、
「自分探しの旅」に出かけた。
自らの主催するチャリティーマッチには、
世界中から友人たち(一流選手ばかり)が集まり、
「若き事業家」としてのNAKATAを応援している。

、、、ミラノコレクションに出没し、
日本酒をプロデュースするなどの、
「文化人」みたいになってしまった今の中田を残念がり、
「彼はまだ自分が見つかっていないみたいだ(笑)」
みたいな皮肉を言う人も多いですし、
私も「最近の中田」を積極的に支持するわけではありません。

しかし、それでも、
やはり彼のしてきたことは偉大です。
それまでの「スポーツ選手のイメージ」をくつがえし、
「デファクトスタンダード」を改変してしまった。

スポーツ選手の芸能活動は「契約」である、とか、
根性論ではなく科学的な努力をするとか、
ネットやSNSによる情報発信とか、
「筋肉と同じぐらい頭脳と教養を」とか、
そういったことは今は一流プロスポーツ選手の標準ですが、
「中田以前」には存在しなかった概念です。

縦と横に格子状に道が走っている、
そんな世の中を平気な顔をして、
汗一つかかず、斜めに走っていく、
というような超然としたクールさがあります。

しつこいようですが現在の彼の評価は別として、
私たちの世代というのは彼のような生き方に、
あこがれを抱きます。
少なくとも私はそうです。

彼がヒーローであるというのは裏返せば、
私たちの世代もまた、格子状の世の中を、
縦と横にカクカクと動きながら、
蟻のように地べたを這い回り、
世間の押しつける価値観に逆らいたいと思いながら、
やはり順応するしかなく、、、
みたいな鬱屈と無力さの証左でもあるかもしれないのですが。

「中田を見ることで疑似カタルシスを体験する」
というような。



▼▼▼感情移入できる有名人▼▼▼

、、、質問、何でしたっけ?
そう、同世代の有名人で、
もっとも感情移入できるのは?
でしたね。

実は先ほど挙げた四人は1977年生まれでしたが、
78年生まれ(ひとつ下)にまで拡げますと、
こんな人たちがいます。

(78年生まれ)
・オードリー若林
・劇団ひとり
・長瀬智也

長瀬くんは、
ジャニーズで一番カッコいい人ですね(反論は受け付けない)。
で、TOKIOはジャニーズで一番カッコいいグループです。
(これも反論は受け付けない笑)。
で、城島茂は日本で一番カッコいい「リーダー」です。
(もちろん反論は受け付けない)。

さらに、興味をもって調べてみると、
1977年の私と同学年にはこんな人たちがいるそうです。

・市川海老蔵
・滝川クリステル
・ピース綾部
・アンジェラ・アキ

、、、なるほどぉ。

特にコメントはありませんが(笑)、
みんな、すげーな、と思います。
彼らの眩しさに瞳孔が痛くなるというか、
世代のトップランナーを見上げすぎて、
首が痛くなってきました。

「同世代マラソン」という人生ゲームがあったとしたら、
私は先頭集団からは生まれた時から引き離されており、
多分その差は開くばかりで、
現在は下から数えた方が早いかもしれません。
2年間レースから「降りて」いましたし。

さらに言えば私の勝負は「何位か?」ではなく、
「完走できるか?」にある。
何位でもいいのです。
完走できればそれでいい。
しかし、それもまた素敵な人生であり、
私は満足しております。
いや、ホントに。

、、、で、
今日挙げたなかで「感情移入できる人?」

決まってます。

胸を張って言いますが、
山里亮太と劇団ひとりと、オードリー若林です。
今日挙げたなかで、会って話したら、
話しが合うかもしれないと思うのはこの3人だけです。
(本当に会ったら、
 彼ら成功者を前に私は緊張し、
 ほとんど会話にならないかもですが笑。)

全員お笑い芸人なのは偶然ではありません。

お笑い芸人になる人って言うのは、
何らかの屈託を持っているからそうなのであって、
「悩みのないネアカ人間」に本当に面白いものは作り出せません。
この3人は屈託を抱えています。

なぜそれを知っているかというと、
私は3人ともの著作を読んだことがあるからです。
3人とも相当に屈折し、相当に卑屈で、
相当に人見知りで、相当に病んだ側面を持っています。
、、、そんな彼らに私はもっとも親近感を覚えます。

あと、気付いたけれど、
三人とも文章がめちゃくちゃ上手です。
三人ともいろいろ、あーでもない、こーでもない、
と悩んでいます。

その「悩み」には世代的な特徴もあり、
それは私にも共有できることもある。

特に劇団ひとりは帰国子女な所も私と似ていて、
彼の書いたものを読むと、
通ってきた青春が「まるかぶり」なのです。
見て来たテレビ、読んできた漫画、
やってきた遊び、抱えてきた悩みまで似ている。
なので今日の私の答えは「劇団ひとり」に、
決定いたしました。

、、、という、
「世代論」みたいになっちゃいましたが、
今日のオープニングトークはここまで。

今週は質問にひとつだけお答えして、
そして「読んだ本」という、
ショートバージョンでお送りします。

皆さんの「共感出来る同世代」は誰ですか?



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