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【Q】結婚前に読むべきオススメの本は?

2018.03.08 Thursday

+++vol.030 2017年9月19日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 Q&Aコーナー

皆さんからお寄せ頂いた質問にお答えするコーナーです。

日頃の悩み、疑問、今更誰かに聞けないギモン、、、、
質問の種類は問いません。お気兼ねなくご質問をお寄せください。
ご利用は下記に基づいてご利用いただけると幸いです。

【Q&Aについて】
▼全てのご質問にお答えすることはできません。予めご了承ください
▼いただいたご質問は、ブログ・FVIメディアルームに掲載される可能性があります
▼本名での投稿の場合は「ペンネーム:無し」となります
▼必ず下記フォームからご質問を送信ください

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

【Q&Aコーナー専用フォーム】

▼URL
https://www.secure-cloud.jp/sf/1484051839NyovBkYI

※大変お手数ですが一つの1メール1質問を原則とさせてください。
ご協力宜しく御願い致します。

※頂いたメールはすべて目を通しております。
陣内俊への要望やメルマガの感想、激励などももちろん大歓迎です!

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

●【Q】結婚前に読むべきおすすめの本は?

ラジオネーム:ショウ(男性)
お住いの地域:静岡県

Q.
はじめまして、浜松の教会に通うクリスチャンでショウと言います
いつも楽しく、そして考えさせられながら、読んでいます
毎週のメルマガを通して、自分の中でも
疑いながら考える癖を持つことが出来てきました

今回は質問があり、メッセージ送らせて頂きました
私は来年3月にクリスチャン女性と結婚する事になりました
以前俊さんが紹介してくださった、
YouTubeのメッセージも面白かったですが
他に結婚を前にしてのアドバイスや本の紹介をして頂けると嬉しいです

よろしくお願いします


A.

ショウさん、来年3月にご結婚されるとのこと、
まずはおめでとうございます。
2人のご結婚の祝福を心よりお祈り申し上げます。

そして、ご質問ありがとうございます。
メルマガに関してさまざまなフィードバックをいただくなかで、
「疑いながら考えるクセを持つことができました」
というフィードバックは一番嬉しいかもしれません。

先週のオープニングトークでも少し触れましたが、
このメルマガの狙いの一つは、
「批判的に考えること」「複数の視点で物事を見ること」
が、毎週読むことによって習慣化されていくことだからです。
書く私自身も自分の思考を言語化する過程で、
「批判的に考え、複数の角度からものを見る」ということを、
いちばんに意識して書いていますので、
読者の皆様と共に「批判的思考力」を鍛えるというのが、
このメルマガの隠れた狙いです。

言及してくださったのは、
こちらの動画ですね。

▼参考動画:「結婚前の信仰者が知っておくべき恋愛・結婚に関する25のこと」
https://youtu.be/m9T1C7ug9CY

ちなみにこちらの動画は昨年の春に愛知県の教会の中高生会のために、
私と妻が話したセミナーを動画にしたものです。
そのときの参加者は8人(ぐらい)でしたが、
この動画の再生回数は1,200回を超えています。

8人に向けて話した話しが1,000回以上視聴されているのです。
FVIのYouTubeチャンネルは2015年に開設しましたが、
情報拡散のレバレッジ(てこ)の力を実感しております。
今後もYouTubeチャンネルは充実させていきたいと思っていますので、
是非チェックしておいてください。

、、、結婚を前にしてのアドバイスや、
おすすめの本を教えてくださいというご質問についてですが、
私の結婚の役にたったいくつかのアドヴァイスと、
役に立った何冊かの本をご紹介いたします。

まずはアドヴァイスから。

結婚前、たしか2011年にアメリカに行った時、
私はダロー・ミラーという方とお会いしました。
彼は私たちのNGO「声なき者の友の輪」と同じような働きを、
20年前から米国を本拠地に世界各国で行っている、
Disciple Nations Allianceという団体の創始者のひとりで、
「聖書的世界観」というテーマをライフメッセージとして、
「預言的」な働きをしている人です。
現在の私の思考を形成している原因のひとりと言えます。

▼参考リンク:Disciple Nations Alliance
http://www.disciplenations.org/

2008年に香港で彼に始めて会った時、
私が5分ぐらい英語で話したスピーチを聞いて、
「君は良い質問を問うている。
 問い続けろ。
 そして考え続けろ。
 疑問を抱き考えるのを止めてはいけない。」
と励まして下さいました。

その数年後の2011年にアリゾナでダローと話した時、
なかなかこんな機会はないと思い、質問しました。
「結婚生活を良いものにするために、
 大切なことは何かありますか?」と。

するとダローはこう言いました。
世間は「50:50」とか、「give and take」というが、
それでは上手く行かない。
結婚生活では正しい比率は「100:0」だ。

つまり自分が「0」で、
相手が「100」。
これで丁度良いんだ、というわけです。

この言葉は本当だと思います。

人間というのはみな、
「自己中心バイアス」を持っています。
自分の口の中の唾は汚いと思わないけれど、
シャーレの上に吐いた唾は汚いと感じる。
これは生理学的なレベルの、
「自己中心バイアス」です。
同じ物質であっても、自分の中にあるものはきれいだ、
という脳の認知バイアスが働いているわけです。

だから人間は、
「自分がしてあげた良いこと」や、
「自分がされた迷惑なこと」はいつまでも忘れず、
「自分が他者からしてもらったこと」や、
「自分が他者に迷惑をかけたこと」は、
きれいさっぱり忘れてしまいます。

だとするなら、
「50:50だな」と自分が感じているとしたらそれは、
確実に自分が迷惑をかけた分量が多く、
相手が我慢した分量が多いはずです。

「100:0だな」と自分が感じているときにはじめて、
客観的なレベルで「50:50」なわけです。
それでようやく維持できる。
それが夫婦関係だ、とダローはあのとき、
若い日本人の私に教えてくれたのです。

ですからここでのアドヴァイスは、
「相手がお姫様で自分が給仕だと思って仕えましょう」
ということになります。

聖書にも「キリストが教会に自身を捧げたように」
夫は妻を愛するべきである、とあります。
キリストが教会にしたことは「100:0」です。
ダローのアドヴァイスはだから、
まったくもって聖書に即していたのです。


もうひとつのアドヴァイスは、
「一緒に祈る」ということですね。
「一緒に祈る夫婦は離婚しない」
というのは統計的にも現れています。

以前私はこのことをブログに書きましたので、
以下に引用します。

〈聖書の真理は、
「教会用語」を使わずに説明可能である、
というのが、ぼくの一つの信念になっています。

リック・ウォレン牧師も、
ぼくに同意してくれるでしょう。
彼のメッセージにも、
専門用語は一切出てきません。
彼は山程の専門用語を知っているはずなのに。
そのリックのメッセージを聞いていて、
最近驚くべき統計に出会ったので紹介します。

アメリカでは、
すべての結婚のうち、
2.5組に1組が離婚に終わるそうです。
ここまではまぁ、
「そうだろうな。」
という話です。
何度も聞いてきた話です。
日本もその後を追っているので、
そこまで変わらない数字だろうと思います。
この統計に、
ひとつの条件を付け加えます。

「教会の礼拝で出会ったカップル」
という条件を加えると、
離婚の確率は一気に下がります。

「50組に1組」
というのがその割合です。
この統計に今度は、
もうひとつ条件を付け加えます。

そのカップルが、
毎週礼拝に一緒に出席し、
定期的に一緒に聖書を読み祈る、
という習慣を有していた場合、
この統計はどうなるか。

そのようなカップルが離婚する確率は、
「1,050組に1組」
だそうです。

驚きの数字です。

ぼくは自分が経験したことしか話せませんが、
夫婦が共に神を敬い、
自分の人生を神に捧げている場合、

その結婚は、
本当にすばらしいです。
筆舌に尽くしがたい。

「神なき世界」に、
「素晴らしい結婚」を想定するのは、
土台からして難しいとぼくは考えます。

結婚という制度を設計したのが神だから、
当然、そうなのです。
このためだけにでも、
クリスチャンになる価値がある、
とぼくは思います。〉

、、、いかがでしょう。
統計によると日本の平均的な夫婦が離婚する確率は、
3分の1です。

一方、アメリカの統計になりますが、
「一緒に祈る習慣のある夫婦が離婚する確率」は、
1,000分の1以下です。

一緒に祈らない理由が見つかりません。
けっこう重要なのは、
「結婚前から」一緒に祈る習慣を持つことです。
結婚して2年ぐらい一緒に祈る習慣がなく、
突然「じゃあ祈ろうか」と言っても難しいです。
照れてしまいますから。

付き合ってる時からできないことは、
結婚してもできないですから、
今からやっておくことをおすすめします。


、、、さらに、「おすすめの本」ですが、
3冊ご紹介します。

まず一冊目は、
「『なんでわかってくれないの?』と思った時に読む本」

▼参考リンク:「なんでわかってくれないの?」と思ったときに読む本
http://amzn.asia/bInAguA

これは妻と私が交際期間中に、
二人で読んで学んだ本です。
正確にはこの本に私が出会ったのは、
28歳のときであり、
妻と出会い付き合い始めたのが33歳のときですから、
5年前に私が読んで良かったと思ったコミュニケーションの本を、
二人で学びなおした、ということになります。

著者はトーマ・ダンサンブールという、
たしかデンマークの人で、
心理学の大家、カール・ロジャースの弟子です。

で、この本は本当におすすめで、
夫婦関係にかかわらず、あらゆる側面における、
「コミュニケーション」に役立ちます。
この本に書かれていることを実践すると、
仕事にも夫婦関係にも親子関係にも良い影響が及びますし、
また、「自分という人間を知る」ためにも役立つツールです。


2冊目は、「愛を伝える5つの方法」です。
これも結婚以外にも役立つ本でおすすめです。

▼参考リンク:「愛を伝える5つの方法」ゲーリー・チャップマン
http://amzn.asia/27hm59P

この本には、「人間はそれぞれに愛の言語を持つ」
ということが書かれています。
私がドイツ人に「愛している」と言っても伝わらないわけで、
「イッヒ・リーベ・ディッヒ」と言わなければ伝わりません。
逆に火星人が(もしいたとして)私に、
「愛している」という意味の超音波を送ってきても、
人類である私の鼓膜は感知することができません。

同じことが私たちの日常にも起きている、
というのがチャップマン氏が言っていることです。

愛の言語には5種類ある、と彼は言います。
1.肯定的な言葉
2.スキンシップ
3.贈り物
4.質の高い時間の共有
5.奉仕の行為
の5つがそれです。

Aさんの愛の言語が「贈り物」だとして、
Aさんに対して「すごいねー」と褒めても、
公園ピクニックに誘っても、
肩をもんであげても、
さほど嬉しくないかもしれない。
Aさんには「サプライズプレゼント」が一番嬉しいからです。

逆にBくんの愛の言語が「質の高い時間の共有」だった場合、
Bくんに洋服をプレゼントしても、
「すごいねー」と褒めても、
さほど嬉しくないかもしれない。
Bくんには、「公園で一緒にボートを漕ぐ時間」が、
もっとも嬉しい愛の行為だったりします。

問題なのは人というのは、
「自分だったら嬉しいこと」をしがちですから、
AさんとBくんが付き合った場合、
Bくんは公園ピクニックに誘いがちですし、
AさんはBくんにマフラーをプレゼントしがちです。

お互いの「愛の第一言語」が違いますから、
二人の「愛の行為」は最大の効果を挙げられないわけです。
オー・ヘンリーの短編に「賢者の贈り物」という有名な話しがありますが、
お互いの「贈り物」同士がすれ違い続けると、
「愛情貯金」の目減りが激しく貯蓄の効率が悪いです。

お互いの「愛の第一言語」を知ることが、
とても大切だよ、というのがチャップマン氏の主張です。
この本には「あなたの愛の言語」の、
「第一言語」と「第二言語」は何か、
ということを診断するチェックリストもついていまして、
もし読んでいなければ非常におすすめの一冊です。


最後は内田樹さんの「困難な結婚」。
こちらは以前にメルマガでも紹介したことがあります。
たしか「先週読んだ本」の中だったかな。

この本のメッセージはただひとつ。
「結婚とは困難ベースだ」ということです。

▼参考リンク:「困難な結婚」内田樹
http://amzn.asia/f2vTcww

、、、何カ所か引用します。

→P23-24 
〈だって、婚前にはどのような厳しいハードルをクリアーした人でも、
結婚後もその条件を満たし続ける保障がないからです。
「年収2000万円以上の人」というような条件で結婚相手を絞った場合、
ある年度にはその条件をクリアーしても、
それが次の年も続くかどうかは分かりません。
、、、そのときになって年収が急減したからと行って
「こんなはずじゃなかった」って言っても始まらない。
「あなた、病気になって収入が減ったなんて、約束と違うじゃない。
じゃあ離婚しましょう。」というようなことは言えません。
だって、話は逆だから。
病気になったり、失業したり、
そういう困難に直面したときに支え合うために人間は結婚するからです。〉

→P30 
〈いいですか、勘違いしちゃ駄目ですよ。
配偶者を選ぶときに絶対に観ておかなくちゃいけないのは、
「健康で、お金があって、万事うまく行っているときに、
どれぐらいハッピーになれるのか」のピークじゃなくて、
「危機的状況の時に、どれぐらいアンハッピーにならずにいられるか」
その「危機耐性」です。〉

→P241 
〈自分自身の人生が楽しいと、倦怠期は起きても、
それほど致命的なものにはなりません。
「倦怠している」人たちというのは、
ある種の自己倦怠を病んでいるからなのです。
自分で自分のありようにうんざりしている。
、、、他者に対する好奇心は、自分に対する好奇心に相関する。
これは指摘する人があまりいませんけれど、とてもたいせつなことです。
自分の中にどんな「未知の資質」が眠っているのか、
「未開発の資源」が埋蔵されているのか、
それに対して真剣な好奇心を抱いている人は、
まわりの人に「飽きたり」しません。
だって、自分が変わるごとに
目の前にいる他者の顔のありようも一緒に変わるからです。
自分が変われば、世界が変わる。そういうものなんです。〉

→P262 
〈結婚しているのに他の人を好きになっちゃったのですけど、どうしましょう
というような寝ぼけた質問をしてくる人に僕が申し上げたいのは、
そういう薄っぺらなことを平気で口にできるような人は、
元々結婚生活向きじゃないと言うことです。 
別に結婚しなくても良いじゃないですか。
誰を好きになっても、誰とセックスしても、
誰からも文句言われない気楽な生き方をすれば良いじゃないですか。
なんで「その上」結婚までしたいんですか?
僕にはそれがわからない。
結婚というのは最初に申し上げましたように
「病めるとき、貧しいとき」に
一気に路上生活者に転落しないためのセーフティーネットです。
安全保障です。
相手が病めるとき、貧しいときに支援するという
「社会契約」を取り結んだことによって、
相手もあなたが病めるとき、
貧しいときにお支えしますという事になっている。
、、、いいですか、ここが肝腎なんです。
自分が落ち目の時、です。〉

、、、引用しながら改めて気付きましたが、
P241の「倦怠とは自己倦怠である」は名言ですね。

私たちは何かに飽きるとき、
それは飽きている対象に飽きているのではなく、
その対象に向き合う自分自身に飽きているのです。
よって仕事でも結婚でも趣味でも、
「それによっていつまでもどこまでも、
 新たな自分を発見出来る」という才能のある人は、
「飽きることを知らない」人です。

仕事がとてつもなくできる人や、
結婚生活をいつまでも新鮮な気持ちで楽しめる人、
友情や絆をどこまでも深められる人というのは、
「自己探求力」のある人なのだというのは至言ですね。

「結婚は自分がイエスに似るためのファーム」だというのは、
私の中の結婚の定義のひとつですが、
この話しともどこかでつながっています。


おまけでもうひとつ。

2012年に結婚して間もないときに、
妻と私は札幌の教会が主催する、
「マリッジコース」という、
夫婦関係改善のための宿泊セミナーに出席しました。

これが非常に良くて、
ここで学んだことは今でも「生きて」います。
先ほど紹介した「愛を伝える5つの言語」もコースに含まれていましたし、
ここで習った「マリッジタイム」という夫婦の時間を定期的に取る、
という習慣は今も続いていて、結婚を豊かなものにしています。

▼参考リンク:グレースコミュニティ「マリッジコース」
http://grace-community.or.jp/marriage/

、、、さすがに札幌まで行って参加するのは難しいかもですが、
こちらから動画を見られます。

御参考に。





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