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【Q】ベスト映画を教えて下さい

2018.04.12 Thursday

+++vol.035 2017年10月24日配信号+++

●【Q】ベスト映画を教えてください

ラジオネーム:一番搾り(男性)
お住まいの地域:福岡県

Q.

陣内さんこんにちは。
趣味が映画鑑賞の40代会社員です。
唐突ですが陣内さんのなかで「ベスト映画」は何ですか?
「ベスト映画」をいきなり聞くというのは愚問というのは知っていますので、
「今までに2回以上観た映画」を中心に教えていただけますと嬉しいです。
ちなみに私が2回以上観た映画には、
「ファイトクラブ」
「パルプフィクション」
「羊たちの沈黙」
などがあります。


A.

一番搾りさん、ご質問ありがとうございます。
私が今までに2回以上観た映画は、
かなりの本数があると思うのですが、
パッと思いつくやつを5本挙げます。

1.スタンド・バイ・ミー

これは私の「人生ベスト映画」かもしれない。
何度観ても良いですね。
6回ぐらいは見ているんじゃないかな。

見るたびに思います。
「この映画は完璧だ」と。

上映時間はけっこう短くて確か90分ぐらいです。
この映画は足すことも引くこともできません。
足したり引いたりした人はのろわれます(ウソです)。
聖書の「黙示録」のくだりみたいですね笑。

説明不要ですが、素晴らしい。
何もかも。
「あの少年時代の友情、
 あどけなさ、輝き、無垢さ、、、」
英語ではこれを一言で、
「アドレセンス」というのですが、
その「アドレセンス」を、
完璧な形で真空パックしたのがこの映画です。

かつて(今もあるのかな?)、
「富士山山頂の空気が入った缶詰」という、
意味不明な商品が売られていたことがありましたが、
スタンド・バイ・ミーは、
「少年時代のアドレセンス」を、
本当に缶詰にしてしまった奇跡の作品です。

今は亡きベン・E・キングの歌う主題歌も、
完璧です。

原作者スティーヴン・キングが、
「人物設定」をした時点でこの映画の勝利は決まっていた。

ぜんそく持ちの主人公はちょっと体が弱いですが、
頭が良く文学的センスを持っていて、
後に小説家になります。
ガキ大将は腕っ節が強く大人になると警察官になります。
(そして彼の後日談には泣けます。)
近眼で乱視の「ちょっとヤバイ奴」は、
家庭がめちゃくちゃ複雑で虐待を受けています。
太っちょのいじめられっ子は、
頭も性格もあまり良くないけど憎めない奴です。

「ジャイアン、のび太、スネ夫、しずかちゃん」
というカルテットに匹敵する、
パーフェクトバランスの人物設定です。
あの映画において「死体を見に行く」とか、
実はどうでも良いのです。

この4人が一緒に旅をして、
トラブルに遭遇し、
じゃれ合い、ふざけあい、
夜には互いに弱さを告白し合い、
そして旅によって「大人になる」という、
イニシエーションを経験する、
そういう「巡礼の旅」なのです。
それを疑似体験できる名作です。

メルマガ読者でスタンド・バイ・ミーを未見の人がいたら、
その人は人生を損している、もしくは、
「まだそんな楽しみを先に取っておいている」
という意味で人生を得していると思いますので、
ただちに鑑賞しましょう笑。


▼参考リンク:「スタンド・バイ・ミー」
http://amzn.asia/3VK7Br7



2.素晴らしき哉、人生!

これも4回ぐらいは見ていると思います。
家にDVDが置いてあるだけでなく、
プレゼントできるように複数所有しています。
この映画はクリスマスの日に観ると格別です。

そもそもこの映画を知ったのは、
以前行っていた愛知県の教会の「のぶさん」という牧師が、
毎年クリスマスの日に教会でこの映画の上映会をしていて、
それに参加したのがきっかけです。

のぶさんはこの映画が好きすぎて、
誰ひとり参加者がいなくても意に介さず、
教会のプロジェクタで礼拝堂にこのDVD映像を投影し、
ひとりで涙を流しながらこの映画を観る、
そうクリスマスを過ごすと決めていたのです。

私もあるとき「のぶさんがそんなに言うなら見てみようじゃないか」
と「仕方ないから付き合う」つもりで上映会に参加しました。

、、、結果、まんまと泣きました。

「人間が生まれてきた意義」について考えさせられ、
そしてそれを肯定する、人生賛歌です。
同じテーマでは黒澤明の「生きる」も良いですが、
私はこちらのほうが好きかな。

金融関係の仕事をしている人は、
この映画は余計にぐっと来るのではないでしょうか。
温かい手で「生きろ」と背中を押してくれるような、
そんな映画です。

この映画も未見の人がいたら、
人生を損している不幸な人か、
楽しみがまだ残されている幸せ者のどちらかなので、
DVD(安!!)を購入してただちに見ましょう。

▼参考リンク:「素晴らしき哉、人生」
http://amzn.asia/bB0QPIl



3.ストレイト・ストーリー

デヴィッド・リンチの名作です。
「ゆっくりと、おじいさんが、
 別のおじいさんに会いに行く」
という映画です。
(改めて文字化すると、
 なんなんだこの映画は、という感じですが笑)
筋書きだけ言うと死ぬほどつまらなそうなのですが、
これがいいんだ。

病気中、「音が派手だったりストーリーの起伏が激しかったり、
元気でバリバリ仕事している人の話が出てくる映画」は、
神経に障って落ち込みが激しくなるので見られませんでしたが、
この映画は「セラピー」のごとく、繰り返して見ました。

DVDを買って。
だから10回以上は見ています。

主人公の老人「アルヴィン」の表情と、
アメリカの田園部の自然の風景を見ているだけで、
なんとも言えない幸せで穏やかな気持ちになれます。

先ほど「セラピー」と言ったのはただの比喩ではありません。
主人公は州をまたぐ120キロメートルの「巡礼の旅」を、
改造した芝刈り機で達成するのですが、
その途中、彼の前には家出中の不良少女、
日々の生活に疲れ切った働く女性、
田舎の日常に満足した中産階級の人、
第二次世界大戦のトラウマを50年以上引きずる老人、、、
などアメリカの「群像の一部」としての何人かの個人が、
アルヴィンと出会います。

アルヴィンはとくに気の利いたことを言うわけではありません。
ただ、そこにアルヴィンとして存在するだけです。
しかし不仲の兄弟と会って和解するために、
芝刈り機で巡礼の旅をするアルヴィンじいさんに「触れ」るとき、
人々は何かを発見していきます。
それはとても小さな変化なのだけど、
重要な変化です。

「芝刈り機で旅をするおじいさん」という、
「日常ならざるものの存在」が、
「日常のなかにスタックした人々」を、
文字通り轍(わだち)から外し、
本来の道筋に戻していくのです。

この映画を未見の人は人生を、、、、
もういいか。

見ましょう。


▼参考リンク:「ストレイト・ストーリー」
http://amzn.asia/5koBq3F



4.エンディング・ノート

これはすごかったですね。
人生ベスト号泣映画です。
涙腺崩壊とはこのことです。

監督は砂田麻美さんといって、
是枝裕和監督の「弟子」をしていた人です。
ですからこの映画には是枝監督も少し関わっています。

ドキュメンタリー映画です。
内容は、、、言えません。
とにかく観ましょう。

この映画を観て泣かない人って、
たぶん日本には蛭子能収と東野幸治の二人だけだと思います笑。
もしこれを見て泣かなかったら、
サイコパスの資質ありと考えて見なして大丈夫です。

▼参考リンク:「エンディングノート」
http://amzn.asia/9b4xRGw


、、、という感じで、
複数回観た映画を4つご紹介しました。
他にも、

5.シン・ゴジラ
6.パーフェクト・ワールド
7.バッファロー66’

というラインナップを書いたのですが、
今日は文字数の関係で割愛!
全部名作です!

質問者様は映画好きなので、
全て観ているかもしれませんが、
もし未見のものがありましたら、
観て絶対に損しない作品ばかりですので、是非。

御参考に。



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