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陣内が先週読んだ本 2018年1月第四週 『死ぬほど読書』丹羽宇一郎 他4冊

2018.07.17 Tuesday

+++vol.049 2018年1月30日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■4 陣内が先週読んだ本 
期間:2018年 1月第四週 1月21日〜27日
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

先週私が読んだ本(読み終わった本)を紹介していきます。
一週間に一冊も本を読まない、
ということは、病気で文字が読めなかった数ヶ月を除くと、
ここ数年あまり記憶にないですから、
このコーナーは、当メルマガの
レギュラーコーナー的にしていきたいと思っています。
何も読まなかった、という週は、、、
まぁ、そのとき考えます笑。

ただ紹介するのも面白みがないので、
twitterに準じて、
140文字で「ブリーフィング」します。
「超要約」ですね。
(どうしても140字を超えちゃうこともあります。
 140文字はあくまで「努力目標」と捉えてください笑。)

忙しい皆さんになり代わって、
私が読んだ本の内容を圧縮して紹介できればと思います。
ここで紹介した本や著者、テーマなどについて、
Q&Aコーナーにて質問くださったりしたら、
とても嬉しいです。


●良心をもたない人たち 25人に1人という恐怖

読了した日:2018年1月23日
読んだ方法:

著者:マーサ・スタウト
出版年:2006年
出版社:草思社

リンク:
http://amzn.asia/dLZ9CM1

▼140文字ブリーフィング:

心理カウンセラーである著者は、
PTSDに苦しむ人々のケアをしてきました。
その当事者たちのあまりにも多くの人が、
「サイコパスの被害者」だといことに驚きを持った著者は、
彼らから身を守る方法を考えるほうが大切、
と考えるようになり、本書を記しました。

アジアではもうすこし割合が低いそうですが、
欧米では良心を持たないサイコパスと言われる人が、
「25人にひとり」の割合で存在します。
これは著者によると「衝撃的な多さ」で、
他の疾病や障害や個性よりも、かなり多く、
私たちが人生で「良心を持たない怪物」に遭遇する確率は、
かなり高いといって差し支えない。
そして彼らは魅力的にみせるのが非常に上手なので、
外側からは分からないのがさらに危険だ、という。

多くの優秀で善良な人が、「良心を持たない怪物」によって、
食い物にされ、人生をめちゃくちゃにされてきた、
というわけです。
著者はその被害者たちの無残さを見て確信します。
「サイコパスは森で出会う熊のようなもので、
 見かけたら直ちに逃げる以外の方法はない。
 大事なのは早く見分けることだ」と。

著者によればサイコパスは短期的には成功することがあります。
じっさい歴史上の「英雄」とされている人の中にも、
偉大な事業を興した人の中にも、
おそらくはサイコパスだっただろうと思われる人がたくさんいる。
しかし、心理学の研究が告げているのは、
サイコパスが長期的に幸せになることは不可能だということです。
なぜなら「幸せ」とは愛することでしか得られないものであり、
サイコパスには「愛する能力」が欠如しているからです。
(651文字)



●カムイ伝 第一部 (2)

読了した日:2018年1月23日
読んだ方法:図書館で借りる。

著者:白土三平
出版年:1967年
出版社:小学館

リンク:
http://amzn.asia/a3rXCiU


▼140文字ブリーフィング:

先週から読み始めたマンガです。
第二巻でなんとカムイは死にます。
「死ぬんかい!」と思ったら、
死んだのはそっくりの弟であり、
彼の兄の物語がそこから始まります。
「後書き」が面白く、作者の白土三平の父は、
「プロレタリア画家」でした。
つまりプロレタリア文学者であった小林多喜二らと一緒で、
当時の大政翼賛的な監視社会のなかで、
思想犯として弾圧された人です。
作者自身もは「アカの子」として屈辱的な幼少期を過ごしました。
カムイ伝のルーツはそこにある、と後書きの筆者は言います。
そう見ると、「カムイ伝」は江戸時代の被差別部落の話ではなく、
完全に、「現代社会のメタファー」なのだと言うことが分かります。
「一億層中流社会」が過去のものとなり、
OECD加盟国の中でも貧富の格差が最も大きい国のひとつとなった、
「新しい階級社会(とそれを覆い隠したい政府)」に暮らす私たちこそ、
この物語を読むべきだと思わされます。
(393文字)



●死ぬほど読書

読了した日:2018年1月23日
読んだ方法:図書館で借りる

著者:丹羽宇一郎
出版年:2017年
出版社:幻冬舎新書

リンク:
http://amzn.asia/2Xd1Bfn

▼140文字ブリーフィング:

今週の「私の読書論」で詳しく論じたので割愛します。
「教養を育てるのは仕事と読書」とか、
「読書は無知の量を増やす」とか、
「空気を読むのか、本を読むのか」とか、
名言がちりばめられていました。
また、ネット社会を生きる現代人の、
「正解主義」がもたらす思考の浅薄化への警鐘も、
非常に共感を覚えました。
(145文字)



●キリスト教思想史入門 歴史神学概説 第一章〜第二章

読了した日:2018年1月24日
読んだ方法:新宿オアシスブックセンターで購入

著者:アリスター・E・マクグラス
出版年:2008年
出版社:キリスト教新聞社

リンク:
http://amzn.asia/cuJsSgj

▼140文字ブリーフィング:

この本は2年ほど前に、
新宿にあるキリスト教書店で買いました。
最初の10ページぐらい読んで放置していたのですが、
「こういうのはやはり、意識的に読まなきゃ駄目だ」
と思って、先月ぐらいから、
「キッチンタイマー法」を使って読んでいます。
キッチンタイマー法とは、私が発明した読書法で、
タブレットのタイマーアプリを使い、
30分をカウントダウンします。
そのタイマーが鳴るまで、
「歯ごたえがあるハードな本」を集中して読む、
という、ただそれだけです笑。
読んでいて止まらないような趣味の本は、
タイマーなんて使う必要がないのですが、
今の自分の知力では、けっこう集中して読んでも、
理解が8割ぐらい行けば良い、みたいな本に関しては、
こういった「時間設定」がないと集中して読めません。
筋トレをするときに回数とか時間を決めるのとまったく同じです。
毎日30分ずつ読んで、一月でやっと半分まで読めました。
著者のアリスター・マクグラスは他の著書で、
「過去の神学的議論を踏まえていない人は、
 現在の神学論争に加わる資格を持たない」
と書いています。

当たり前の話です。
これは自然科学でもそうです。
過去の研究成果を知らない人は、
新しい論文を書く資格を持ちません。
、、、で過去の神学論争を知ると、
本当に面白いことが分かります。
というのは、だいたい現在の論争というのも、
「過去の議論の焼き直し」というか、
過去の議論がかたちを変えて再燃している、
というものが非常に多いからです。

今一番ホットな教会での議論があったとします。
それは実は、2世紀の神学者たちがした議論を、
別の言葉で言い換えているに過ぎないことがあるわけです。
「だから答えが分かるってこと?」
というのはバカ、、、あ、間違えた。
現代の「正解主義」の弊害です。
こういった事は、考える弁証法的プロセスにこそ意味があり、
その中からこそ社会を変える思想や実践が出てくるのです。
「神学をどこかで学んだことがある」ということと、
「神学する生き方」を生きるというのは違うんだ、
と尊敬する牧師先生から教えてもらったことがあります。
私はプロパーな教育機関で神学を学んだことがありません。
だからこそ、真剣に「神学する生き方」を追求していきたいと、
思っています。

関係ないですがこの本、
買ったときは9,000円でした。
義理の母からいただく「書籍献金」を貯めてあったのを、
「えいや!」っとはたいて買ったのは2年前。
現在絶版となっているこの本は30,000円します。
あのとき買っておいて良かったぁ。
この種の本ではよくあることです。
良い神学書は買えるときに買っておけ!
というのは我が家の家訓にしたいと思います。
(1,092文字)



▼▼▼リコメンド本「今週の一冊」▼▼▼

陣内が過去一週間に読んだ本の中から、
「いちばんオススメだったのは?」という基準でリコメンドします。
「いちばん優れていた本」というよりも、
「いちばんインパクトの大きかった本」という選考基準です。
皆さんの書籍選びの参考にしていただけたら幸いです。


▼今週の一冊:『死ぬほど読書』

コメント:

「私の読書論」でも紹介しましたが、
読書する意味を再確認してくれる良書でした。
ページ数も文字数も少なめですので、
普段読書し慣れていない人でも、
1週間もあれば必ず読了できる「軽さ」も魅力です。
オススメします。



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