カテゴリー

検索

便利な「検索」機能の使い方

上の検索バーに、「vol.○○」あるいは、「●年●月●日配信号」などと入力していただきますと、カテゴリ別だけでなく配信号ごとにお読みいただけます。

また、ブログ記事のアップロードは時系列で逐次していきますが、「カテゴリ別」表示をしますと、「Q&Aコーナー」だけを読む、あるいは「先月観た映画」のコーナーだけを読む、などの読み方が可能です。

スマートフォン

この他の活動媒体

●9年間続くブログです。↓
陣内俊 Prayer Letter ONLINE

●支援者の方々への紙媒体の活動報告のPDF版はこちらです↓
「陣内俊Prayer Letter」 PDF版

自分の家でもっとも落ち着く場所

2019.03.05 Tuesday

+++vol.063 2018年10月30日配信号+++

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 今週のオープニングトーク
今週も質問カードから。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼いちばん落ち着く場所と時間帯▼▼▼

今週も「質問カード」、引いていきましょう。

▼質問:
「自分の家で、
最も落ち着く場所と時間帯を教えて下さい。」


、、、これは、簡単ですね。
私の家は全部で部屋が三つあります。
間取りでいうと「2DK」というやつです。
6畳のダイニング、6畳の寝室、
そして4.5畳の北側の部屋があり、
そして2畳ぐらいのキッチン、
浴室、トイレ、という構成。
総床面積は50平米だったと思います。
かなり良くあるタイプの賃貸マンションの1室に、
家族3人で住んでいます。

以前は1LDKでしたので、
去年引っ越しをして、一部屋増えたことで、
私は晴れて「書斎」を持つこととなりました。
これは私にとって死活的に大事なことだった、
と1年経ってしみじみと思います。
私の仕事の多くは「知的に創造的な作業」です。
そのうえで大切なのは、
「広い机」だったりします。

私たちの団体は事務所をもっていませんので、
私の主な仕事場は私の自宅です。
その環境って結構大事で、
こういった仕事にとってデスク周りの環境というのは、
靴職人にとっての金槌だったり、
大工にとってのカンナだったり、
調理師にとってのキッチンだったり、
ゴーストバスターズにとっての、
背中に背負う掃除機みたいなやつと同じぐらい、
仕事の出来を左右する大切な要素だったりします。

机で大切なのはやはり、「広さ」ですね。
デスクが狭いとなぜか、
思考も小さく縮こまるような感じがします。

まぁ、「気のせいだよ」と言われれば、
そうかもしれませんが。

カール・マルクスは『資本論』を、
移住先のイギリスで、極貧の家族が生活する、
子どもたちが騒ぎまくるキッチンテーブルで書き上げましたし、
村上春樹はデビュー作『風の歌を聴け』を、
当時彼がオーナーだったジャズバーのカウンターで、
すべての業務が終わった深夜に、
ひとりでカリカリ書き上げたそうですから。

必ずしも理想的な環境が、
理想的な作品を生むわけではありません。
しかし、なるべく理想的な環境のほうが、
日々のストレスは減らせる、というのも事実。

私は引っ越しをしてから、
かなり仕事がしやすい環境になりました。
これは喜ばしいことであり、
神に感謝しています。



▼▼▼落ち着く場所と時間帯▼▼▼

、、、話しがそれました。

家の中で私の落ち着く場所と時間帯ですが、
場所は自分の書斎です。
時間は、夜ですね。
晩ご飯を食べてから寝るまでの時間は、
たいてい「読書タイム」と決まっています。
この1時間〜3時間が、
私にとっての一日の最もリラックスしている時間です。

書斎の「読書椅子」に座り、
今読んでいる5〜10冊の本を積み上げます。

知人から1500円で買った、
「iPodとして使っているiPhone4s」に、
Amazonプライムで音楽をたくさん入れていまして、
その中からたいていジャズをかけます。
2回に一回は、ビル・エヴァンスの、
「ワルツ・フォー・デビー」で、
あとはマイルス・デイビスだったり、
アート・ブレイキーだったりのジャズ。
ジャズは読書を邪魔しない、というのが私の経験則です。
邦楽は読書と干渉してしまう。
歌詞が詩的だったりすると、
そちらに聞き入ってしまったりしますから。
気分によってボブ・ディランとか、
ブルース・スプリング・スティーンをかけることもあります。

音楽をかけたら、1章から2章ずつ、
ぐるぐる回しながら読んでいく。
ノートパソコンも横に置いておいて、
重要な箇所はEvernoteに書き写します。
そうすることで、重要箇所を熟読し、
二度読むことになる。
多読のコツのひとつは、
複数のジャンルにまたがって読むことです。
小説もあれば神学書もある。
社会学の本もあれば芸人が書いたタレント本もある。
新書もあれば学術書もある。
経済学の本もあれば童話もある。
伝記もあれば詩集もある。
政治学の本もあればSF小説もある。
古典もあればビジネス書もある。
筋トレに関する本もあれば、読書術の本もある。

こうやって読むことの二つのメリットは、
まずこれらをぐるぐる回すことで、
脳の領野が広く使われ、
疲労が抑えられる(当社比)ことです。
筋トレの「分割法」と一緒で、
脚がオールアウトしても、
肩のトレーニングはまだ出来るわけですね。
(何言ってるか分からない方、すみません)

もうひとつはやはり、
「知識というのは分野横断的に得てこそ、
 初めて活きる」からです。
いつもビジネス書ばかり読んでいる人は、
ちょっと危ういですね。
いつも神学書ばかり読んでいる人も、
その創造性の射程は限られてきます。
小説しか読まない、と言う人は、
知識が相当に偏ってくるでしょう。
あと、分野横断的な読書により、
「読書の総合力」がつきます。
筋トレのメタファーで言いますと、
大腿四頭筋だけをひたすら鍛えても、
スクワットの重量は頭打ちになります。
スクワットは背筋、腹筋、肩、腕の筋肉も関与しますから、
これらすべてを鍛えたときに、
限界を超えることが出来るわけです。
何言ってるか分からない方、すみません(無反省)。

、、、小説をたくさん読むことで、
神学書の意味がより深く分かる、
ということがあります。
社会学の本を一定量読むと、
ビジネス書を読んだときに、
より深く理解できる、ということがあります。
古典を一定数読んだときに、
初めて分かる経済学の本、というのもある。

こういう風になると、
もう、読書というのは、
「永遠に出られない沼」になります。
それも、良い沼です。
私たちの知っていることは全体の1%にも満たないわけですから、
死ぬ瞬間まで「発見の喜び」
「あたらしく理解する新鮮な喜び」
「センス・オブ・ワンダー」にあふれて、
生きることが出来ます。

ガンジーは
「明日死ぬかのように生きろ
 永遠に生きるかのように学べ」
と言いました。

本当に読書が好きな本読みは、
「何かのために読む」ということをしません。
結果として何かのためになる、ということは大いにあるでしょう。
一ヶ月に読む本の冊数と、その人の平均余命には、
正の相関関係がある、という研究結果を最近目にしました。
「本を読む人ほど長生きだ」ということですね。
「まぁ、そうでしょうね」と思います。
しかし、逆説的ですが、
本当に本が好きな人は、
本を読むことで長生きになれるからそうするのではありません。

「読むこと自体が何にも勝る快楽だから」読むのです。
お金のためにする競技者に一流はいますが、
「超一流」の競技者で、お金のためにしている人はいません。
彼らは口をそろえ、その行為をすること自体が喜びだから、
そうするのだ、といいます。
それをしない、ということは私にとって苦しみなのだ、と。
チクセントミハイという人が、
『フロー体験 喜びの心理学』で看破していることです。
読書は私たちの最も身近にある「フロー体験」です。

そんなわけで、
読書椅子に座って本を読んでいると、
気づくとすぐ2時間ぐらい経ってます。

なんか、家の話しではなく、
「読書について」の話しになっちゃいましたが、
今日はここまで。

では、コーナーに移っていきましょう。

この記事のトラックバックURL
トラックバック