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食べられないほど不味かったもの

2019.05.22 Wednesday

+++vol.074 2019年1月15日配信号+++

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■1 今週のオープニングトーク
今週も「質問カード」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

▼▼▼食べられないほど不味いもの▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
今週もまずは、「質問カード」から。
では、行ってみましょう。

▼質問:
食べられないほど不味いものに遭遇したことはありますか?


、、、みなさんはいかがでしょうか?
私は食べ物の好き嫌いはまったくないので、
食べられないほど不味いものと言われても、
ほとんど思い出せません。

子どものころは、
ニンジンが苦手だったりしましたが、
大人になるとまったく好き嫌いなくなるんですね。
食べられないものは、何もないです。
何をたべても、「おいしい」と思います。
これは人間として、幸せなことです。

そんな「何でもおいしいと思う」私ですが、
大人になってから一度、
圧倒的に覚えている、
「食べられないほど不味いモノ」に
出会ったことがあります。

忘れもしません。

5年前、2013年の夏、
ガーナでのことです。

FVIが支援しているパートナー団体を見学に、
私はエチオピアとガーナを訪れました。
ガーナに滞在したのはそのときが初めてでしたし、
その後も一度も行っていません。
FVIがしているような
教会で訓練会をして、
地元の人々の社会奉仕活動などを励ます働きをしている、
クリス・アンパドゥという人に、
いろんな場所を案内してもらいました。

クリスは首都のアクラに在住しており、
アクラでラジオ番組を持っていて、
ときどき西部(コートジボワールの近く)に行って、
現地で農業や学校などの社会事業を始めた人々を励ます、
というようなことをしている人です。

ガーナという場所はとにかく暑く、
気温だけで言えば今までに行った場所の中で一番暑かったかも。
西アフリカの人たちは、
東アフリカのエチオピア人と違い、
肌の色がもう、正月のおせちの黒豆のように黒いのです。
夜に彼等と集合写真を撮ると、
人が何人いるか、歯の数で確認するしかないという笑。

、、、で、
クリスに、ガーナ料理店に連れて行って貰ったときのこと。
ガーナの主食は、「フフ」といいます。
キャッサバという根菜類を粉状にし、
水と混ぜて作った、いわば、
「マッシュポテト」ですね。
「マッシュキャッサバ」です。

エチオピアで言うところの「インジェラ」、
インドで言うところの「チャパティ」ですね。
この「フフ」の食べ方が面白い。

これを手でちぎり、
スパイシーなスープに浸して食べるところまでは、
まぁ、良くあるパターンなのですが、
これを口に入れてからが違う。

ガーナの場合、
口に入れたフフを、
一度も噛まずに呑み込むのが、
正式な食べ方なのです。

クリス曰く、
「喉で味わうんだよ」。

日本の「餅のみ」というのがありますが、
それに似ています。

私は何度かトライしましたが、
上手く出来ませんでした。
クリスは言いました。
「これが出来たら、
 本当のガーナ人の仲間入りだ」

、、、私が語りたい、
「食べられないほど不味かったもの」は、
この「フフ」のほうではありません。
「フフ」は「無」ですね。
普通に食べられる。
インジェラのような「クセ」もないし。
おいしい部類でしょう。

不味かったのは、
フフではなく、スープのほうです。
正確には、スープに入っていた肉のほうです。

「アフリカタケネズミ」という、
モルモット科の生き物がいます。
英語では「グラスカッター」と呼ばれているとか。

▼参考リンク:「アフリカタケネズミ」
https://goo.gl/cvkVqh

これを、ガーナではケージに入れて飼います。
そしてまるまると太らせる。
そして、食べます。

「これがけっこう良いお金になるんだ」
と、数日前、クリスの励ましで始まった、
アクラの貧困地区の、
夫人たちによる「マイクロビジネス」を、
私は見せて貰っていたところでした。
「へぇ、これが食えるんですね。
 美味いんですか?」
「けっこうイケるんだぜ」とクリス。

、、、で、
フフと一緒に何のスープをいただくか、
メニューを見ながら、
クリスが「例のネズミがあるよ」
というので迷わず私はオーダーしました。

▼参考リンク:「頼んだスープ・フフと5年半前の私」
https://goo.gl/jtGYXV

スープの中に浮いている白いやつが、
「マッシュドキャッサバ(=フフ)」です。

▼参考リンク:「スープ拡大」
https://goo.gl/rEnHxc

、、、で、
ここまでは順調だったんですよ。

クリスの、
「一度も噛まずに呑み込む講習会」が始まり、
私も「えー、難しいっすねぇ」
なんつって、楽しくやってたのです。

、、、しかし、この肉を味わった瞬間、
もう戦慄でしたね。

三択問題でいうと、
1.地獄の河原で死んでいる人の肉
2.ドラクエのモンスター「トロール」の肉
3.3日間、相撲部屋の汗につけ込んだ肉
という感じですかね。

「けもの臭い肉」ってあるなじゃないですか。

あれの、「臭さ」を100倍にしたような匂いなんです。
動物の汗の臭いというか。
「うっぷ」ってなる。

出されたものは「美味い」って言うことにしてますから、
「美味い」の口にはなってるんですが、
食べた瞬間、
「うーーー?、

 、、、

 、、、


 うーーーん??、
 ちょっと、苦手かもしれないっす。」
とお茶を濁し、
フフの部分だけ食べて、
あとは残しました。
悔しかったけど。

、、、というわけで、
まるまる太ったネズミの肉は、
相撲部の部室に染みついた汗の臭いがする、
という教訓を私は得たわけです。

おわり。

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