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住みたい街ランキング

2019.10.14 Monday

第90号   2019年5月7日配信号

▼▼▼住みたい街ランキング▼▼▼

メルマガ読者の皆様、こんにちは。
新天皇即位のお祝いも、
10連休も終わり、
日常に帰って行く人が多いのでしょうか。

私はあまりカレンダーとは関係ない生活をしていますので、
インドから帰ってきて1日2日身体を休めた後は、
既に通常のルーティーンに戻って仕事してます。

とりあえずリズムを取り戻すことを第一に、
先週は過ごしておりました。

というわけで今週も質問カード、
いってみましょう!


▼質問:
あなたのなかの「住みたい街ランキング【国内版】」
を教えてください。


、、、この手のランキングというのは各種ありますが、
以下のサイトでは、
1位:神奈川県横浜市
2位:東京都世田谷区
3位:東京都港区
4位:北海道札幌市

みたいな感じになってます。

▼参考リンク:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000006408.html


、、、私の場合はそうですねぇ。
いつもどおり3つ挙げましょう。


▼▼▼1位:札幌と福岡

これはねぇ。
やはり札幌好きなんですよねぇ。
というより北海道が好きですね。
からっとした気候と、
広い土地が自分に合っていると思います。
大学時代の6年間を北海道で過ごしたので、
これは実証済みです。

なぜ(大学のあった)帯広でなく札幌か?

2000年代になって、
トーマス・フリードマンという有名なジャーナリストが、
『フラット化する世界』という本を書きました。
これは「インターネットによって、
世界のどこに住んでも変わらず仕事が出来るようになるぜ!」
という楽観的な本でした。

この本を読んだかどうかは不明ですが、
この本に書かれた思想を反映して、
離島や田舎に移住した有名人や起業家もいます。
脚本家の宮本亜門さんが宮古島に住んでいたり、
村上春樹がギリシャの小さな島に住んだりする、
というのはそういった動きのひとつでしょうし、
東京を離れ地方に移住するブロガーやIT社長は、
昨今でも後を絶ちません。

私もそういったことに憧れた時期がありますが、
2年前にリチャード・フロリダ氏が書いた
『クリエイティブ都市論』を読んでから、
この考えに若干の修正がなされました。

『クリエイティブ都市論』でピンク氏は、
「世界はフラット化していない」、
と実証していきます。
むしろ「スパイキーな世界」になってきている、と。
つまり、学術研究、執筆、芸術、起業など、
あらゆる「創造的な仕事」は、
世界全体にあまねくフラットに広がるのではなく、
「局所的に突出したいくつか都市」に、
局所的に集中する傾向が、
21世紀になってむしろ強まっている、
と指摘します。

なぜそうなるのか?

クリエイティブな仕事というのは、
「異なる文化を持つ人との出会い」から生まれるからです。
つまり、その都市に
1.多種多様な文化的背景を持つ人が集まること
2.多種多様な文化を受容するリベラルな気風があること
この二つが必要だというのです。

アメリカならば西海岸沿岸部と東海岸の大都市圏、
テキサスのオースティン、
(ダラスやヒューストンでないところがポイント)、
カナダのバンクーバー、
アジアならば香港やシンガポールや東京などを、
リチャード・フロリダは挙げています。
「クリエイティブな才能」は、
インターネットの時代に偏在化するどころか、
むしろ局所化が進んだのだ、という分析です。

その基準で言うならば、
(平成の大合併以前からの)
日本の100万人以上の都市は、
ピンクの言う「スパイキーな世界」における、
突出したクリエイティブな都市と言って良いでしょう。
この本を読むと分かりますが、
日本はそのような都市の数で、
実はものすごく恵まれた位置にいる、
というのが分かります。

私が「仕事ならなんでもいいよー」。
という人間なら、このような制約は「無視」できたでしょう。
後に挙げる、完全に「住環境が良さそうな場所」に住むのも、
「あり」だと思います。

しかし私は「知的に創造的な仕事」を、
自分の仕事にしていきたいと思っているし、
自分の適性を考えたとき、
それをしないのは自分にとっても世界にとっても損失だと、
(誰も思ってくれないので自分で)思ってるので笑、
まぁやはり「フロリダの言うところのクリエイティブな都市」
に住むのが、少なくとも現役で働いている間は、
必要だろうなぁと思うのです。

そして私たちの世代はおそらく年金はもらえません。
私たちの世代にとって年金は生涯、
「払うもの」であって「貰うもの」ではありませんから、
身体が動く限りは生涯働くことになるでしょう。
とするとつまり、クリエイティブな都市、
というのが選択の条件になる。

、、、という前置きをした上で、
札幌と福岡です。

札幌は先ほど述べたように、
気候と自然が大好きだからです。
あと、「街としての魅力」も、
非常に高い。
面白いモノがたくさんある。
北海道って文化が「リベラル」なので、
分野によっては東京より面白い。

福岡はじつは未知数です笑。
でも、今までの人生で得てきた、
福岡に関するすべての情報を総合しますと、
私は絶対に福岡、好きです。
行くと絶対ハマると思うので、
行っていません。
ギャンブルにハマると分かっている人が、
パチンコ屋に入らないのと同じです笑。



▼▼▼2位:神戸

神戸は何度も行ったことあるのですが、
去年の春に街を歩いて、
やっぱり良いなぁ、と改めて思いました。
神戸って、関東で言うところの横浜であり、
港から外来の文化が入ってくるので、
「文化に対するアンテナ」が立っている場所です。
街行く人はおしゃれですし、
街並みもセンスが良い。

それでいて、「東京のハイソな街」ほど、
「他者を見下す態度」が露骨でない。
物価も家賃も交通渋滞も東京に比べれば良識的だし、
関西ならではの庶民性がある。
あと、横浜や世田谷ほど人々はせわしなくない。

愛知出身、シアトル在住のイチローが、
「神戸に球団があればもう一度日本でプレーしたかも」
と言うほどに惚れ込むのも、納得です。



▼▼▼3位:京都

神戸と同じぐらい面白そうなのは京都ですね。
京都って「よそ者に冷たい」イメージがありますが、
実はそうでもない部分もある。
京都って実は「伝統」と「新規性」のバランスが、
かなり高いレベルで融合している都市なのです。
統計的にもベンチャー企業が多く、
成功したベンチャーの数も多い。
「任天堂」の本社は京都ですし、
ネット印刷の「プリントパック」も京都から始まりました。

「京都の人」と思って貰うには、
孫の孫の代ぐらいまで時間がかかるので、
「一生よそ者と思われ続ける」という覚悟さえあれば、
私のような業種の人間は案外住みやすそうだと思っています。
そもそも私はキリスト者なので、
「この世ではよそ者」と聖書に書いてありますし。
そこで落ち込む必要はまったくない笑。



▼▼▼番外編1:沖縄

これはねぇ。
先ほどのスパイキーな都市、
という意味で、「那覇」は多分入ってくると思うんですよ。
特に台湾やシンガポールやインドネシアなど、
アジア圏の都市を相手に何かの商売や活動をする人には、
那覇ほど適した場所はないと思います。

しかし、私がここで「沖縄」という場合、
それは離島を指します。
さらに宮古島と石垣島を除きます。
この二島はもはや東京の出張所みたいになってしまって、
ちょっとげんなりするからです。

久米島だとか、
さらに小さな島だとか、
そういった島に住むのは、
きっと良いもんだろうなぁ、
と、なんとなーく思っています。
島で生まれ、島で育ち、島で働き、
やがて島のおじーになっていく、、、。
三線(さんしん)片手に泡盛を飲み、
「おじー、おじー」と言われながら、
豆腐チャンプルーを食べる。
そんな人生って素敵だろうなぁ、
とときどき白昼夢を見ます笑。


▼▼▼番外編2:帯広

最後は帯広ですね。
私の永遠の第二の故郷です。
めちゃくちゃ好きな街。
ただ、クリエイティブ都市論の理論だと、
ちょっと厳しそうなんですよねぇ。
もういちど獣医の世界に戻り、
「酪農の世界で生きる」と覚悟すれば、
生活していけるかもしれませんが、
それは人生の初期に「掛け違えた」ボタンを、
もういちど第二ボタンにまで戻って付け直す、
みたいな作業なので、
やはり躊躇するわけですよ。

心理的ハードルで言うと、
会社に40代まで勤めた人が、
「やっぱり帯広で獣医をしたい」
と一念発起して大学に入り直し、
酪農の世界に飛び込む、
みたいな話しです。

あ、そういえば学生時代の同級生に、
「まさにそういう人」も何人かいました。

それほど帯広の吸引力は強いです笑。

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